蔓延防止等重点措置が21日で全域解除

政策

蔓延まんえん防止等重点措置って、意味あったの?

「まん延防止」21日で全て解除 約2か月半ぶり適用地域なくなる

2022年3月17日 19時17分

東京や大阪、愛知など18都道府県に適用されている新型コロナ対策のまん延防止等重点措置について、政府は、すべての地域で今月21日の期限をもって解除することを決めました。 重点措置は、1月8日以来およそ2か月半ぶりに適用地域がなくなります。

政府は17日夜、新型コロナウイルス対策本部を持ち回りの形式で行いました。

そして、東京や大阪、愛知など18の都道府県に適用されているまん延防止等重点措置について、すべての地域で今月21日の期限をもって解除することを決めました。

「NHKニュース」より

これを記事として取り上げる意味があったのかどうかは悩ましいが、まあ、取り敢えず打ち切りにするようだ。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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意義のよく分からなかった蔓延まんえん防止等重点措置

日本の感染状況は落ち着きを見せ始め

正直、個人的には3回目の接種の必要性について若干懐疑的である。何のために接種するのか?といえば、感染した場合に重症化を防ぐという目的があるとされているが、今回、オミクロン株の重症化率は0.35%程度で、年代別では高齢者のリスクは相変わらず高いものの、それ以外でのリスクはさほど高くないのだ。

これは福岡県の年代別死亡率で、全国の場合はもう少し違うデータなのだが、それでも50代以下の致死率は0.03以下という状況である。こうした考え方の人が多いのか、別の理由なのかブースター接種もあまり進んではいない。

一方、ワクチン接種率は8割ではあるが、ブースター接種は3割程度となっていて、スタートが遅かった面も足を引っ張っているがここから8割近くまで接種が進むには3ヶ月程度の時間を有するだろうと思われる。

陽性判定者数も減ってきているしね。

リバウンドは警戒されるが

さて、そんな中で蔓延防止等重点措置の解除がアナウンスされた。

尾身会長「感染対策の継続を」 “重点措置”全面解除について専門家了承

17日 13時54分

政府は18の都道府県に適用されているまん延防止等重点措置について、すべて解除する方針を専門家に示し、了承されました。

専門家などでつくる分科会で了承されたのは、東京や大阪など18都道府県への重点措置について、期限の今月21日で全面解除する方針です。

基本的対処方針分科会 尾身茂会長 「感染のリバウンドがかなりあり得るのでしっかりと注意をしていく必要がある」

「TBS NEWS」より

分科会の尾見氏は「感染リバウンド」に関する言及をしているが、正直、蔓延防止等重点措置に意味があるのか、あったのか、は疑問である。

理由は色々あるのだが、開始されたのが1月21頃からで、2ヶ月ほどの長きに渡って実施されている。

今回、第6波のピークは2月9日頃。蔓延防止等重点措置開始から感染状況が鈍化していった様子はない。潜伏期間が3~5日程度に短くなったと言われるオミクロン株に対して蔓延防止等重点措置が効果がでたならば、2月末にはピークを迎えていても不思議はないのだ。

もちろん、リバウンドを警戒することは大切ではあるが、そもそも蔓延防止等重点措置とは無関係に感染拡大、収束するのではないかという疑いが強い。

そして、次の感染の波もまた来るだろう。

リバウンドの事例

なお、とんでもない感染状況を迎えていたアメリカは、今は収束状況にある。

とはいえ、未だ1日3万人というレベルなので、これで大丈夫という話ではないのだろうが。問題は似たような時期に感染拡大したイギリスである。

なんと、リバウンドっぽい動きになっているのだ。

英、コロナ規制を24日に全廃 扱いインフルと同様に

2022年2月22日 5:06 (2022年2月22日 5:14更新)

ジョンソン英首相は21日、新型コロナウイルスとの共生策を発表した。人口の大半を占めるイングランドで感染者の隔離を不要とし、法的な規制を全廃する。新型コロナの重症化率が低いためで、インフルエンザと同様に扱って通常の生活に近づける。規制の全面的な解除は主要国でははじめてとみられる。

「日本経済新聞」より

皮肉にも、感染の谷間となったのが2月24日で、武漢ウイルス規制を全廃したのも同日になっている。多分偶然だが、イギリス首相のジョンソン氏の支持率はかなり低くなってしまっているようだ。

ちなみに、イギリスのブースター接種だが現在57%程度まで進んでいるようだ。アメリカがブースター接種率が3割程度の事を考えると、かなりブースター接種まで進んでいるのにもかかわらずリバウンドしてしまっているイギリスのことをどう考えるべきだろうか。

なお、アメリカも今年1月には規制は緩和していているため、規制緩和したからイギリスはリバウンドしたんだという判断もしにくい。

日本の蔓延防止等重点措置は緩いのに、リバウンドもなにもないとは思うんだ。無理な抑制をしてリバウンドするというのならば分かるのだけれど、緩い措置で殆どの人の生活に影響がなかったことを考えると、折角の岸田君の決定だけれども、大勢に影響は無いような気がするよ。

コメント

  1. 良くも悪くも感染者数がコンテンツビジネス的に「美味しい」あるいは「鉄板」ネタになっているので、やらなければ怠慢と煽られ叩かれれる。
    注意喚起と不安感の軽減程度には意味があったものと思いますが、それ以上ではないですね。
    蔓延防止で済んでよかったな、という感じです。

    ブースター接種は……まぁ、そもそも初期の接種予約の困難さを考えると、伸びが鈍いのはやむをえないところですね。

    悪い意味で聖域化してしまい、指定分類引き下げの議論すらまともにできそうもないのが悩ましいところですが。

    • 感染情報がビジネスコンテンツですか。
      確かにそうですね。
      ブースター接種は、日本政府が積極的に推進しているようですが、あれ、3回目を打ったとして、4回目はどうするんでしょう。5回目は?
      少々不安に思いますよね。

  2. 木霊様、皆さま、今晩は

    蔓延防止処置に効果があったのかどうかは、正直なところ分かりませんが、私は「それなりの効果はあった」と思っています。この処置があったから「この程度で済んだ」という見方ができるからです。

    ○○屋で一杯・・・え~、夜8時まで? 終日酒類は提供しませんだと。じゃあ酒買ってきてウチで一杯やるか。てな事になります。感染する危険が大きい場面に遭遇する機会は減りますよね。
    でも、国民の命と経済とを勘案しなければならない、となるとどうなんでしょうね。既にリタイアして年金を貰っている私としては「経済だぁ?関係ねぇ」「物価が上がって年金が目減りしなければいい」(思いっきり経済に関係していますが、感覚的には【関係ない:)なんですが、政府としてはそうは行きませんよね。

    ところでワクチンの効果なんですが、情報が少ないと思います。私が知りたいのは

    ・ウィルスを1個吸い込んでも(多分)感染しない。10個だっらら?100個だったら?1000個だったら(このあたりで危険かな)

    ・仮にウィルスを1000個吸い込んだら危険、500個だと感染する事がある、300個以下ならば大抵大丈夫、だとします。そしてワクチンを接種していれば感染リスクが半分になると仮定します。

    ・ワクチンを接種した者がウィルスを2000個吸い込んでしまった場合のリスクは、未接種者が1000個吸い込んでしまった場合のリスクと比べてどうなんでしょうか。ワクチンの効果が「作られる抗体の量」だとして、抗体の量が少ないと大量のウィルスを吸い込んでしまうと「多勢に無勢」。抗体さん、頑張ったんだけどねぇ。あえなく討ち死。になるんでしょうか。

    もし抗体があっても敵が大軍だと感染リスクが高くなるならば、蔓延防止処置には一定の効果があると思います。そうではないならば・・・私、単なるバカかもしれませんね。

    • そうですか、それなりの効果ですか。
      正直、個人的には無駄だったのでは?とは思っています。
      思っていますが、それはさておき、緊急事態宣言の効果と、蔓延防止等重点措置の効果の検証、これは早急にすべきだろうと思います。お金のかかる政策ですから、その評価をするのは当然ですよね。単純に数値化できるものではないと思いますが、政策を実施する以上は効果の確認が必要なんだと思います。

      https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0097.html
      ワクチンの効果については、大雑把に入院予防効果、重症化予防効果、死亡に対する予防効果が確認されています。ご指摘の内容、「抗体があっても敵が大群だと感染リスクが高くなる」は、その通りなのでしょう。だからこそ三密を避けるということなのだと思います。ただ、蔓延防止等重点措置は無意味だとは言いませんが、効果に対してかける負担が大きすぎると思います。その辺りが、僕が「意味が無いんじゃないのー」と思う理由なのですけれどね。政策は、メリットとデメリットのバランスがとれてこそだと思いますから。

  3. 木霊さん 音楽大好きさん みなさん こんばんは!

    ワクチン3回目の目的
     打ってきました。理由は①自分がコロナに羅漢したくない②身近な高齢者に移したくない。

    政府・行政の目線では②が重要で、私の目的が身近な人、に対し、政府目線なら全国民となり、みんながコロナワクチンに強くなりた集団免疫に少しでも早く近づくことが大切です。

    私の母の命を守るためにも、みな様にも3回目打って頂きたいのが個人的願いです。

    余談  スピードで言った場合、ワクチン(100万/日&無料)同等のスピードを罹患で目指なら50〜100万人/日を許容する必要があり、リスクが高すぎる。 個々人の命を守るため、例えば狂犬病ワクチンだと自費で十分

     ワクチンのメカニズムと効果の定量値
    メカニズム
     論文読める知識バックグラウンドなしでわかる簡易解説は結局例え話で、殆どは、メカニズム〇〇だから△△のはず、という推論・議論に耐えるものではありません。 ギリギリ正しいのは、ワクチン受けるとウイルス増殖を抑える力(免疫力)を高まる。だけです。

    効果定量値の意味
     厳密に測定された定量効果は「発症予防」だけです。ワクチンは免疫力を高める事実から導かれる効果として「発症予防」「重症化予防」「死亡予防」がありますが厳密測定されているのは発症予防だけと言うことです。

    2回目3回目の効果実績
     第5波のときウォッチしていましたが、(ワクチン接種 陽性者)/(全陽性者) ≒5-10%で、日本ではファイザー・モデルナの能書き90-95%通りの数値でした。
     3回目の効果ですが、上述の信用できるデータは「オミクロン変異ウイルスへのワクチン効果は?」
     https://news.yahoo.co.jp/pages/20210122の図https://s.yimg.jp/images/contentsdept/issue/pl/vaccine/omicronveuk.pngとなります。オミクロンに対する効果は2回だけだと接種20-24周で10%まで落ちますが、3回目接種で70-75%まで回復し、集団免疫≒人間の壁の効果が高まります。 みんな打って欲しいなあ、

    海外事例に見る、3回目ワクチン効果発揮の条件

     第5波のときウ日本ではファイザー・モデルナの大規模治験データとほぼ同じ90-95%通りの数値でした。
     しかしこういう国は少なく、理由の分析が新宿会計士さんのバイオ専門家さんの投稿としてところにありました。https://shinjukuacc.com/20211101-02/
     分析結果から、そもそもmRNAワクチンは温度管理以外にも非常にデリケートでしっかり攪拌、だけどショックだめとか、あり、ドラッグストアで打てる某超大国とかケンチャナヨ精神の某近隣国の結果は参考にならない。
     ここから私見ですが、日本では2回目までの結果がファイザーモデルナの集団治験結果とほぼ一致しているのだから、同様に3回目接種も意義あり。と私は考えます。

    余談、4回目
     ファイザー等の集団治験でも約50%(とは言ってもインフルエンザワクチンと同程度で意味がないとは言えないですが)技術的には可能という、デルタ、オミクロンへの効果スペクトルを広げた、新型ワクチンにならんもんなんですかねぇ。

    • 僕は2回目までは接種しましたが、3回目はどうしようかと迷っている状況だというのが正直なところだと文中には書きました。
      感染拡大局面で接種というのは分かるのですが、次ぎのピークは3ヶ月後、つまり6月前後ではないかと予想されます。したがって、それに備えて接種すると良いのかなと、勝手に考えています。4月頃に接種しようかと、そんな感じですね。
      ただ、子供が接種すること関しては悩ましく、副反応のリスクの方が大きいように思われますので、もうちょっと様子を見ておきたいと思います。

      ワクチンの有効性は疑いようが無いのですが、ワクチンの効果を最大限に引き出すためには、やはりある程度周期を見ながら接種を進めていく必要があるのではないかと、そんな風に思います。
      あと、治療薬がどうなるのやら。
      4回目はどうなのか、という点も含めて、考えなければならない事が多いですよね。

  4. 木霊様、BOOK様、皆さま、今日は

    感染した人の再感染が報告されていますね。ワクチンで出来た抗体よりも、本物のウィルスで出来た抗体の方が強力なのでは? と思いますが、それを突破して感染となると、ウィルスの型が変わると抗体の効果は発揮されない・・・となると、集団免疫が獲得できても一時的な効果しかない事になりますね。

    流行初期に、ウィルスが変異するたびに新しいワクチンが開発されて、定期的にワクチン接種とか書き込んだ覚えがありますが、そういう事態になりかねない気がします。現在ワクチン接種は無償ですが、毒性が低くなった時点で有償に切替えられるのでは? などと思ったりもします。

    それにしても「新型ワクチン」の話は聞きませんね。各研究所等は必死に研究しているのでしょうが、変異の速さ、予想外の変異などに追いつけないのでしょうか。

    • 感染者の再感染というのは、個人的には衝撃でした。
      もちろん、予防接種をした方が感染するブレイクスルー感染があったのですから、当然起こりうる話であるとは思うのですが、再感染は厄介ですよね。
      再感染にあたって、どの程度の期間が空いたのかとか、色々な面で検証されて行くと思います。そうした情報を踏まえて、防疫政策を進めて欲しいですよね。