トンガに支援の手を!日本政府はこれまでの日本とトンガの関係を大切にすべきだ

オセアニアニュース

タイトルに言いたいことは全部書いたので、短く行こう。

トンガ、日本に正式に支援を要請 松野官房長官「豪やNZと連携」

2022/1/18 18:50(最終更新 1/18 18:50

松野博一官房長官は18日の記者会見で、大規模な海底火山噴火の被害を受けた南太平洋・トンガから、正式な支援要請を受けたと明らかにした。具体的な支援内容や輸送手段などは「今後、トンガ政府と詳細に調整する」としている。

「毎日新聞」より

トンガが未曾有の大災害に見舞われたことについては既に触れているが、この影響は年単位で長期化するだろうと予想される。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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トンガ、海底火山爆発

被害は甚大

さて、先ずはリンクを貼っておこう。

こちらの記事では、日本にどのような影響があるか?といった観点で記事を書いているが、トンガにとっては直接的な自然災害を被るだろうと予想されている。

トンガ噴火 3人死亡 多くのけが人 津波は最大15m 政府が声明

2022年1月19日 5時15分

南太平洋のトンガ付近で発生した大規模な火山の噴火で、トンガ政府は18日夜、被害の状況などについて初めて声明を出し、これまでに3人の死亡が確認され、多くのけが人が出ていると明らかにしました。噴火で発生した津波の高さは最大で15メートルに上ったとしています。

「NHKニュース」より

最大15mの津波というのが頭で想像が出来ないのだが、壊滅的な被害を受けたようだ。

また、15日の噴火で発生した津波の高さは最大で15メートルに上り、首都のあるトンガタプ島など、各地の島の西側の海岸が被害を受けたということです。家屋の被害も深刻で、すべての家屋が倒壊した島や2棟を残して倒壊した島があるとしています。

インフラの面では、火山灰によって水の供給に大きな影響が出ていて、安定的な飲み水の確保に努めているとしているほか、通信は18日の時点で国内の一部にかぎって通話や衛星電話の利用ができる一方でインターネットは使えず、復旧作業が行われているとしています。

「NHKニュース”トンガ噴火 3人死亡 多くのけが人 津波は最大15m 政府が声明”」より

被害の全容すらハッキリしていないのだが、外界との通信がし辛いというのが一番大きなダメージであると思うので、主要な施設との通信インフラの復旧は迅速に行うべきだろう。

また、飲み水確保などにも苦慮しているようだ。日本の得意分野でもあるので、早急に対応出来ると良いと思う。

これはトンガにあるファファ諸島の様子とメディアで説明されているが、火山灰で灰色一色になっている様子が分かる。

噴火のあったトンガの火山島フンガトンガ・フンガハアパイは吹き飛んでしまって跡形も無いようだ。

トンガの首都ヌクアロファがあるトンガタプ島は滑走路が津波の影響で覆水したようで使えない模様。滑走路の復旧には、火山灰の撤去や浸水部分の補修などが必要であるようだ。

迅速に行動したニュージーランド

トンガに近いニュージーランドは、この災害に迅速に対応することを決めたようだ。

ニュージーランド(NZ)政府は18日、救援物資を積んだ軍の輸送機をトンガに派遣する予定だった。しかし、トンガの空港に積もった灰のため着陸できず、出発を見合わせた。代わりに物資を搭載した海軍の船が出航し、支援要請に直ちに対応できる準備を整えた。灰などによって水が汚染された恐れがあり、飲料水の供給が急務となっている。

トンガでは海底ケーブルが一部で切断され、外国との電話がつながりにくい状況が続いている。マフタNZ外相は「通信問題によって、今回の災害対応が特に難しくなっている」と語った。

「時事通信」より

哨戒機や輸送船が既に派遣されているようだが、支援が動き出すにはもう少し時間が必要である様に思われる。

トンガの空撮写真を公開、火山灰降り積もる NZ哨戒機が17日撮影

2022年1月18日 12時11分

南太平洋のトンガ諸島で起きた海底火山の大規模噴火で、ニュージーランド国防省は18日、トンガ上空に飛ばした哨戒機が17日に撮影した写真を公開した。

「朝日新聞」より

短期的には飲み水の確保が出来るような海水濾過装置や食料・衣類などが重要になるだろうが、長期的には農地の回復やインフラの再整備などを行わなければならないと思う。

地球規模で考えると100年に一度の規模の噴火で、トンガにとっては1000年に1度のレベルの出来事であるとのことだ。

当然ながら各国の支援は不可欠だろう。オーストラリアやニュージーランドも動き出していると言うから、日本としても早急に支援を表明すべきだろう。細部を決定していくのはその後で良い。

日本は恩を返すべきだ

さて、日本とトンガの関わりが深いことは前の記事でも少し触れたが、最近の話をすると東日本大震災の時に義捐金を頂いている。

額は少額ではあるが、GDP規模を考えると巨額の支援を頂いたことは、この表からも分かるだろう。ケチな隣国とはその心意気が違うのだ。

トンガの大使館のTwitterで義捐金の送り先などに関するtweetが出ていたが、こうした災害時にはおかしな義援金募集の話があちらこちらに出るので、みなさまは注意されたい。

岸田氏はお見舞い

冒頭の記事は、岸田氏のお見舞いメッセージと関連して出されたのだと思う。

トンガにお見舞い 岸田首相

2022年01月17日21時42分

岸田文雄首相は17日、南太平洋の島国トンガ沖で起きた海底火山の大規模噴火を受けて、同国政府に対し「大変心を痛めている。復旧・復興のため、できる限りの支援をしたい」とのお見舞いのメッセージを送った。

「時事通信」より

岸田氏の欠点は迫力のないことで、このメッセージもイマイチ相手国にも自国民にも伝わっていない気はするが、外交で大切なのはメッセージの出し方である。

そして、実際にどのような支援が出来るのかは当事者に確認して行うのが望ましい。だから、官房長官の松野氏の発言は正しいのだが、もっと支援をする気持ちを前面に出して行くとなお良いように思う。

日本も大変な時ではあるが、こういった事はできる事を積極的にやっていくべきである。

佐藤正久『トンガ火山噴火と緊迫するウクライナ情勢』
本日の外交部会では、以下の事案について議論した。1、トンガの火山噴火の最新状況と政府の対応について2、ウクライナ国境周辺地域における露軍増強について (米露協…

自民党外交部会は積極的に動き出しているので、こうした動きを取り入れてトンガに支援をして欲しい。

コメント

  1. 木霊さん、今晩は。

    本当に早くトンガが一番必要とする初期的な支援をまず決めて欲しいですね。

    東日本大震災でも義援金を送ってくれているようですし、その額は些少といえども心のこもった精一杯の支援だったと思います。
    続けて長期的なインフラ回復などの国家レベル支援も、今から十分に練っておくべきと考えます。

    >岸田氏の欠点は迫力のないことで、このメッセージもイマイチ相手国にも自国民にも伝わっていない気はするが、外交で大切なのはメッセージの出し方である。

    ごもっとも!! 外務大臣を長くやらせてもらったのに外交センスの無さには呆れてしまいます。

    「歴史的にも大切な友好国、日本がやれる事は全てやるつもりであり、関係省庁に強い指示を出すからトンガの皆さんの安全を願う。」
    せめてこれくらい言えばいいのにね。

    • 岸田政権にも動きはあったようですね。
      しかし、まだ「検討」段階の話が多い模様。

      バーンとメッセージを出して頂ければ、国民としても気持ちよく支援の気持ちを出せるのに。

      • 木霊さん、おはようございます。

        100万ドル無償支援・飲料水等緊急支援物資提供・自衛隊派遣...、初期段階でやるべき事は決まったようです。
        岸田内閣もヤル気は出しているので少し安心しました。

        支援物資を空輸できればいいのですが近寄れない場合もありそうなんで、海自の輸送艦・補給艦の派遣も検討というか準備に取り掛かっていいと思う。

        そして安全を考えると今すぐは無理でしょうが、1日でも早く医療チームや復興作業支援チームが派遣できるよう祈っています。

      • 一安心ですね、岸田政権の方針を見て。
        現状できる事を、しっかりやれていると思います。
        このブログでは「早く意見表明をしろ」と書きましたが、良くも悪くも自衛隊幹部などの経験者からの意見をしっかりと集めた結果なのでしょう。

        ……日本政府も、専業の広報官を置く必要があるんじゃないですかね?どうにもアピールが上手いこといっていない気がします。まあ、ちょっと欲張りだったかもしれませんね。

  2. 滑走路の復旧に時間かかるそうなので、護衛艦&LCACとかでの上陸輸送でしょうかね…豪州との合同演習とかで出てる艦があれば良いのですが…とにかく現地。特に飲料水は心配ですよね…

    • 現状、現地の状況が日本側で掴めていないのが実情です。
      そう言う意味で、近くにいるオーストラリアやニュージーランドと協力して連携をしながら必要なモノを持ち込むという判断は妥当なんでしょう。
      まずは、先発隊を出して現地の拠点構築からかなぁ。

  3. 「100万ドル以上の緊急無償資金援助を実施する」
    「飲料水や火山灰撤去のための用具なども提供する」
    「我が国として復旧・復興のためにできる限りの支援を行う」

    「派遣に備えるよう自衛隊に指示。統合幕僚監部から連絡調整員3人をオーストラリアに送る」

    グッジョブ!!! >政府

     空港も港も使用難しい、何が困っているかも不明事項多し。 「検討」段階よしじゃなないですか。

     あと私たち個人に出来ることは義援金ぐらい。街頭募金は90%詐欺だし、赤十字とか、連合みたいな大きな組合とか経由   いつでも準備しとこ。

    • 欲を言えば岸田氏にはもっと迅速に強いメッセージを出して欲しかったところですが、結果論であります。
      そして、出した案は現実的な路線で、良くも悪くも「人の話を聞く首相」という側面がしっかりでています。そこが頼りなく映るのは、残念な事であります。
      ここは政府の決定を素直に称賛したいと思います。

      個人にできる事ですか。個人的には赤十字経由で義捐金を出す予定にしていますよ。