【CLP問題】CLPに噛みつく人々

報道

なかなか興味深い展開になっているな、CLP問題は。

是枝裕和監督「納得できないことばかり」 立憲民主党から資金提供受けたCLPに落胆…説明求める

2022年1月8日 13時47分

映画監督の是枝裕和さん(59)が8日、自身のツイッターを更新。国会議員や有識者が議論を行うインターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」が立憲民主党から「番組制作費」として約1500万円の資金提供を受けていたことに関し「正直納得できないことばかり」などと不満をつづった。

「東京中日スポーツ」より

映画監督の是枝氏といえば、「万引き家族」の監督として有名になったが、カンヌ国際映画祭で最高賞・パルムドールを受賞し、それに対する文部科学大臣からの祝意を辞退したことでも有名になった人物だ。その時の発言がなかなか面白くて、「公権力から距離を置きたい」だとか。

所がこの監督、文部科学省からの助成金は貰っていたらしい。祝意より金をくれと、そういうことらしいな。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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政治とネットの問題

CLPとは一体何か

まあ、是枝氏の人間性はさておき、作品は多分素晴らしいのだろう。寡聞にして僕は是枝作品を鑑賞した事は無いが、作品名は知っているよ。

そして、この件について言っていることは真っ当のようには思える。

是枝監督はCLPメンバーから独立前に相談を受けるなどしていたとした上で「正直落胆が大きいです」と心境を説明。問題を巡ってはCLPの公式サイトで経緯説明の文書が公開されるなどしているものの、是枝監督は「声明文や、立憲民主党の担当者の説明、CLPのホームページに掲載された文面を読んでも正直納得できないことばかりで、放送局にいては出来ない公正な報道を担うと話していた彼らのきょう持はいったいどこへ?と思います。きちんと自分の言葉で説明されるのを待っています」とばっさり。CLPメンバーによる詳細の説明を求めた。

「東京中日スポーツ」より

ふーん。

ところで、そもそもCLPとは何なのだろうか。CLP(Choose Life Project)は、YouTubeなどで発信を続けるメディアという立ち位置らしい。

Choose Life Project
「Choose Life Project」は、テレビの報道番組や映画、ドキュメンタリーを制作している有志で始めたプロジェクトです。理念を共有するデザイナー、また著名な方々などの協力を得て、国政選挙などに合わせた「投票呼びかけ動画」を配信することから始め、現在は、その時々のニュースに関する生討論番組、国会”解説”動画、裁...

ふーん、右派だと虎ノ門ニュースというDHCが協賛するYoutube番組があるが、これの左派版といった位置づけのようだ。視聴回数は少々残念ではあるけれども、それでも最新の動画(12月28日付け)で、1.2万回の再生回数を稼いでいて、チャンネル登録者数は6.75万人(1月11日時点)となっているからなかなかのものだろう。

ところが、先日こんなニュースが。

立憲民主党「Choose Life Project」への“支援”認める。「1000万円以上の資金提供」と出演者が抗議、詳細は調査中

2022年1月6日

SNSやYoutubeなどインターネット上で動画配信などの活動を続けている「Choose Life Project(CLP)」(佐治洋・工藤剛史共同代表)が一時、野党の立憲民主党から番組制作費として1000万円以上の資金提供を受けていたとして、出演者から抗議を受けていた問題。

「BuzzFeed News」より

立民から1500万受領 ネットメディア認める

2022/1/6 22:13

インターネット報道番組を制作、配信する「Choose Life Project(CLP)」は6日、立憲民主党から広告代理店などを通じ、「番組制作費」として約1500万円を受け取っていたとホームページ上で発表した。

「産経新聞」より

1000万円なのか、1500万円なのかがハッキリしないが、とにかく巨額の資金提供を受けていたのは事実である。

歯を食いしばってでも「おかしいことはおかしい」と伝え続ける/Choose Life Project・佐治洋
テレビ報道の現場にいたメンバーで、選挙や国政に関する動画を制作・発信する「Choose Life Project」。今、求められているメディアのあり...

クラウドファンディングでも資金を集めていて、かなり巨額の費用を集めて番組を作成していた実態が浮かび上がってきている。

何が問題なのか、左派の怒り

しかし、民間団体が資金援助を受けてネット番組を作ったところで、何か問題になるかというと特に問題にはならないはずである。それが特定政党からの資金援助があったから、ということであってもだ。

とこがこの問題は炎上してしまい、左派からも右派からも叩かれる事になってしまう。

左派の番組が左派から叩かれた理由はこちらの記事に詳しい。

「Choose Life Project」への立憲民主党資金提供は何が問題なのか

1/7(金) 15:22

「Choose Life Project」への立憲民主党の1000万円以上の資金提供が問題になっている。「詳細は調査中」とのことであるが、ネットニュースとしてこれは根本を揺るがすような深刻な問題だ。

なぜ、この問題がそれほど重大なのか?テレビの報道とネットニュース両方に関わる筆者が、なぜ「ニュースとしてこの資金提供が許されないのか」を、報道現場の視点から解説してみよう。

「yahooニュース」より

記事で説明されている問題は3つ。

  • 資金の出所が立憲民主党である事を隠していた
  • 当初の運転資金の大半は立憲民主党からの資金で賄われた
  • 出資者の立憲民主党の議員を良く出演させていた

細かい指摘はあるが、要は公正中立を謳いながら、立憲民主党の資金で番組を作っていたことを隠していたことが問題であると言うことだ。

冒頭に紹介した是枝氏も、この点を問題としているのである。是枝氏がお金を出したかどうかは知らないが、番組製作について協力したことは事実のようだ。それが「裏切り」だと、その様に指摘しているのである。

クラウドファンディングにおいても、公正中立の立場で番組を作ると発信していたようなので、こちらは詐欺同然の話となる。まあ、厳密に言うと本人が公正中立を目指していると謳っているモノの、その内情は番組を見れば分かるので、左派から資金が出ていたんだろうとは思うから、詐欺罪が成立する事は無いと思うが。

右派からの突っ込み

さて、左派からの問題提起は上記の通りであるが、右派からは違う意味での突っ込みがなされていた。

Dappiめぐる裁判はじまる、発信元の企業は争う姿勢。立憲議員、産経新聞と作家も提訴

2021/12/10(金) 15:51配信

Twitter上で野党批判を繰り返し、不正確な情報や誹謗中傷が問題視されていたアカウント「Dappi」の発信元の回線契約者が、東京都内のWEB制作会社だった問題。立憲民主党の小西洋之・参議院議員と杉尾秀哉・参議院議員が「Dappi」のツイートで名誉を毀損されたとして、WEB制作会社とその社長ら役員2人に計880万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が12月10日、東京地裁(小川理津子裁判長)であった。会社側は請求の棄却を求め、争う姿勢を示したが、当日は誰も出廷しなかった。詳細については「追って調査」するとしている。

「yahooニュース」より

実は、夏頃に問題となったDappi問題と話が重なるのである。

個人的にも引用したことのあるTwitterアカウントDappiは現在利用停止という状態になっている。このアカウントの問題は別にあると思うが、立憲民主党の議員・小西氏は名誉毀損で裁判を起こしている。

このDappiアカウントは、右派のネット番組とされる虎ノ門ニュースや、国会の動画を切り取ってTwitterに投稿するといった行為によって、17万人のフォロアーを獲得していた。

フォロワー数17万人以上と、拡散力の大きいTwitterアカウント「Dappi」。プロフィールには「日本が大好きです。偏向報道をするマスコミは嫌いです。国会中継を見てます」とある。

主に野党やマスコミ批判の文脈から、国会答弁を編集した動画や、DHCテレビ「虎ノ門ニュース」の動画、インフォグラフなどを公開。その発信内容には不正確な点や誹謗中傷と批判されるものもあり、問題視されてきた。

「yahooニュース”Dappiめぐる裁判はじまる、発信元の企業は争う姿勢。立憲議員、産経新聞と作家も提訴”」より

個人アカウントと思いきや、会社組織でTwitterに投稿しており、自民党からの資金が提供されていた疑いがあると問題になったのである。

「Dappi」関与疑惑のウェブ会社に昨年も自民都連が78万円支出 ツイート指示は否定

2021年11月17日 22時27分

うそのツイートで名誉を傷つけられたとして、立憲民主党の参院議員2人から損害賠償と削除を求めて提訴されたウェブ関連会社が昨年、自民党東京都支部連合会から政治活動費計78万円の支出を受けたことが、都選挙管理委員会が17日公表した政治資金収支報告書の記載で分かった。

「東京新聞」より

この東京新聞の記事の作り方はフェアではなく、Dappiアカウントを所有するIT企業がウェブサイトや広告宣伝の企画や制作、コンサルティング、イベントの企画運営を手掛けていて、仕事の一環として自民党から依託を受けて賃金を支払った形となっている。

そのこととDappiアカウントで自民党寄りのtweetを繰り返していたことは、無関係とは言わないまでも業務の一環といえよう。立憲民主党としては、これが自民党のネット工作にあたるのだと批判していたのだが、実はもっと大規模に自らもネット工作をやっていた事が明らかになってしまった。

右派からは主に「ブーメランだ」と批判されたのである。

ネットは公正中立ではない、既存メディアも中立ではない

自らのブログを顧みても、正直、公正中立とはとても言えない。自民党の批判はやっているが、立場的にも共産主義に対しては敵視しているため、意見に偏りが出ていると言われても仕方が無いと思う。

僕としては出来るだけ公正に物事を見ようと努力はしているが、どちらかに寄ろうという意図はない。結果的に右側寄りに見えるというご指摘であれば、そこは甘んじて受け容れる次第ではあるが。

弊ブログを取り上げて「ネットは公正中立ではない」と言うのはかなり恥ずかしいのだが、既存メディアは総じて左寄りで、右派であると言われる産経新聞でも、時々怪しい。

正直、外国でやっているようにメディアが支持政党や立ち位置を明らかにしてくれれば、別に問題だとは思わないのだが、中立ですよと言うような顔をして偏向するから文句を言われるのである。

分かりきった話なんだけれども、テレビも新聞もネットも程度の差こそあれ、偏りがあるのだ。受け取る側が賢くならねばならないのだが、あっちでもこっちでも同じ調子で報道されると判断を誤る結果にはなるよね。

まあそういった話しを踏まえて、冒頭の是枝氏や、これに付いて批判している左派の方々、「解っていたんじゃないの?」という気がしてしまう。

ブルージャパンと立憲民主党の怪しい関係

ただ、この話は、こうした左派の欺された人の話だけでは終わらない。

立憲事務局のドン「秋元雅人」の火種

2021年9月号 DEEP

秋の政治決戦を控えた立憲民主党で新たな火種がくすぶり始めた。「立憲事務局のドン」と呼ばれる秋元雅人事務局長が定年を迎え、党から億単位の資金が流れる「ブルージャパン」という、得体の知れない会社に転身するというのだ。秋元氏は過去に左翼運動に関わった経緯があり、公安筋も野党第一党と謎めいた会社を結びつける「赤い糸」に関心を寄せている。

「FACTA」より

ちょっと話は変わるが、「ブルージャパン」なる会社が存在する。その会社は、立憲民主党との繋がりが強いと言われているのだが、どうやら公安もその辺りに注目しているのだとか。

そして、この広告代理店ブルージャパンは、色々と暗躍しているというした気がこちらの山本氏の指摘である。

資金の関連はこちらの指摘を参考にして欲しい。

そして去年夏の立共合作という選挙戦最大の汚点を考え合わせていくと、なかなか政治的にもきな臭い感じの事実が浮かび上がってくる。資金的に苦しい共産党が立憲民主党に手を差し伸べ、選挙資金を節約した、僕はその様に前回の選挙を理解していたが、立憲民主党が巨額の資金源を握っていたとすると、もっときな臭い事を意味するのではないか。そしてこれが反日活動をしているのだから、公安も注目せざるを得ないと。

これ、あくまで合法の範囲内の話なのだろうけれど……、CLPに噛みついている方々は何処まで理解して噛みついているのやら。

あ、「合法」と書いたけれども、政治資金規正法にはもしかすると引っかかる事案かもしれないね。

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