宮古島の弾薬庫に弾薬が搬入され、激怒する活動家の皆さん

防衛政策

弾薬庫に弾薬が搬入されるのは、当たり前の話だろう。何を言っているんだ。

宮古島の弾薬庫 ミサイルとみられる弾薬搬入 市民50人余が抗議

2021年11月15日 2時00分

陸上自衛隊のミサイル部隊の配備に伴って新たに宮古島に建設された弾薬庫に14日、ミサイルとみられる弾薬が運び込まれました。宮古島の港や弾薬庫の前では、ミサイルの搬入に反対する市民合わせて50人余りが抗議の声をあげました。

「NHKニュース」より

そもそもここに登場してくる「市民」というのは、一体どんな方々なんですかねぇ。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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平和とは一体……

宮古島平和ネットワーク

どんな方々が抗議の声を上げていたのかと調べたら、こんな記事が。

陸上自衛隊、弾薬搬入に抗議 宮古島平和ネットワーク

2021/11/14 09時04分配信

複数の市民団体から成る宮古島平和ネットワークは13日、宮古郵便局前で14日にも平良港周辺から陸上自衛隊への弾薬搬入が予定されていることへの抗議集会を開いた。亀濱玲子、下地博盛、下地朝夫の3共同代表らに加え参院議員の伊波洋一、高良鉄美の両氏など島外から多くの弁士が駆けつけ搬入反対を訴えた。各団体の関係者ら約60人が参加した。

「宮古新報のサイト」より

抗議集会に参加しているのが政治家ばっかりというのはどういうことだ?

  • 亀濱玲子:元沖縄県議会議員 → 宮古島平和ネットワーク共同代表
  • 下地博盛:元宮古島市議会議員 → 宮古島平和ネットワーク共同代表
  • 下地朝夫:元沖縄県職連合執行役員 → 宮古島平和ネットワーク共同代表
  • 伊波洋一:沖縄県選出参議院議員
  • 高良鉄美:沖縄県選出参議院議員

いや、政治屋というべきだろうか?

どんな方々かよく分かるのがこちら、共同代表のうちの一人、下地博盛氏が議員出場表明をした際にこんなことを述べられている。ネタかな?

宮古島への新たな軍事施設の配備は不必要というのが多くの人々の意見です。有事は国と国の確執の果てに起こりますが、そうであってもこの小さな島の人々がまきき込まれないような最大限の配慮をするのが為政者(特に市長)のつとめではないのか。第一、住民は逃げ場がない。弾薬庫やミサイル発射訓練などがおこなわれる隣で安心・安全な生活をと言われてもそれは無理な話ではないのか。鉱山から近くの民家までは直線距離にして200メートル程度だし、近接する保良集落で308名・178世帯、七又集落で48名29世帯が暮らしている(平成29 年4月現在)。

中国脅威論がとり沙汰されるが、何を目的として中国が宮古・八重山諸島を侵略または攻めてくるというのか。私たちにそのような切実な懸念などない。  ともあれ、私(私たち)は、宮古島へのこれ以上の軍事施設の配備に反対し、拒絶する。そのことが島民の安心・安全を保証する手だてだと思っています。

「本人サイト」より

全文はサイトで読んで頂いていただくとして、「支那が宮古・八重山諸島を侵略してくる切実な懸念がない」というなんとも驚きの感覚でいらっしゃる模様。沖縄ではその他の地域と違うニュースが流れているんだろうか。

撤回要求を叫ぶ

この団体は、基地建設そのものから自衛隊活動全般についても反対しているようで。ちょいと前の記事だがこんなニュースがあった。

「国に声届けて」 陸自反対の市民団体 弾薬庫配備の即時撤回を求め沖縄県に要請

2021年6月9日 19:17

宮古島への陸上自衛隊配備に反対する市民団体「宮古島平和ネットワーク」の下地博盛、下地朝夫両共同代表らは8日、県庁を訪ね、住民合意がされていない弾薬庫配備の即時撤回を国に求めるよう要請書を玉城デニー知事宛てに提出した。対応した金城賢知事公室長は「より一層丁寧な説明や、地元の安心安全に十分な配慮を求めたい」と述べた。

「沖縄タイムス」より

即時撤回ねぇ。

だから、弾薬庫に弾薬入れてなかったら、それは一体何のための施設なのか。「合意が得られていない」から「反対」って、活動家の皆さんに合意をえるなんて不毛な仕事は流石に公務員でもやらないだろう。

そうすると、彼らの目的は「活動しています」アピールだろうか。反対することに意味があると感じられているのだろうか。

活動の影には日本共産党

そして、赤旗にもこんな記事が。

ミサイル搬入強行

2021年11月16日(火)

防衛省は14日、沖縄県宮古島市の陸上自衛隊ミサイル基地の保良(ぼら)弾薬庫へのミサイルなど弾薬の搬入をトラック15台で強行しました。住民合意も得ず、説明責任さえも果たさず強行する国に対し市民らは抗議を行い、同基地・弾薬庫の配備撤回実現のために、たたかいを継続・強化する決意を新たにしました。

~~略~~

「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」は同日午後に市内で抗議市民集会を開きました。同会事務局長の清水早子さんが、島の平和な未来のため、たたかいは続くと強調しました。

マイクを握った女性(41)は「ミサイルでは平和はつくれない」と述べ、島を戦場にしないよう「みんなで力を出して変えていこう」と訴えました。抗議行動には日本共産党の上里樹市議も参加しました。

「しんぶん赤旗」より
  • 上里樹:現宮古志摩市議
  • 清水早子:宮古島ピースアクション実行委員代表(7年前に宮古島に移住)

登場人物はなかなかすごい。この清水氏はバリバリの活動家のようで各地で講演活動もなされているようだ。

宮古島・南西諸島への自衛隊配備をとめよう!

これは連帯ユニオンのサイトである。

とまあ、このようにメディアに出ている名前をピックアップしているが、どなたも積極的な活動家といって差し支えないだろう。

集会には市内の市民団体の他、本島から沖縄平和運動センターのメンバーや伊波洋一、高良鉄美の両参院議員も参加した。  市民団体代表や議員らが次々とマイクを握り「島にミサイルはいらない」と怒りの声を上げた。宮古島平和ネットワークの下地博盛共同代表は「明日には弾薬を積んだ車列が市街地を通ることになる。それを見て、こんな量の軍備を本当にこの島に置いていいのか考えてもらいたい」と市民に訴えた。

「琉球新報」より

なんというか、ギリギリ島民の方もいるようだが、多くは活動家の皆さんであるようで。

港にはミサイルの搬入に反対する市民およそ20人が集まり、車両が港から出ないように立ちふさがるなどしましたが、警察が強制的に排除しました。

その後、車両は保良地区にある陸上自衛隊の弾薬庫へと移動し、市民およそ30人が抗議の声をあげるなか弾薬が運び込まれました。

「NHKニュース」より

それも人数は重複カウントされているような印象もある。ニュースにすること事態が活動の一部なのだろう。そういえば、NHKの中にも活動家の方がいらっしゃったっけ。メディアもきっと協力体制にあるのだろう。全部ではないのだろうけれど。

宮古島になぜ弾薬庫が必要なのか

地対艦ミサイルの配備

さて、根本的な疑問ではあるが、そもそもなぜ宮古島にミサイルが搬入されたのだろうか。

関係者によりますと、今回運び込まれたのは地対艦ミサイルとみられるということです。

「NHKニュース」より

地対艦ミサイル、即ち、地上から船を狙うためのミサイルである。

陸上自衛隊が保有する地対艦ミサイルといえば、12式地対艦誘導弾だろうと思われ、その射程は百数十Kmであるとされている。

Type 12 Surface-to-Ship Missile.jpg

こういった車両にミサイルを積んで移動し、敵性船舶に向けて狙い撃つという運用になると思うのだが、その射程範囲はこんな感じである。

青い円が100kmで水色の円が200kmとしている。お分かりいただけるだろうか。宮古島と沖縄本島との間には最短でも喜屋武岬 – 東平安名岬間で約266kmの距離がある宮古海峡と呼ばれる海峡がある。ここは距離的に公海となる場所があって、そこを多くの民間船や軍の船が通行する。

だが、この周辺海域で支那の艦船が通行するということは、国防上よろしくない話となる。もちろん、無害通航することは認められているわけだが、「狙っているよ」「なにかするなら分かっているね」というメッセージを出すことは必要である。

防衛的観点から言っても、舐められるわけにはいかないのだ。

これの一体何が問題なのか。

宮古島周辺海域は騒がしい

中期防衛力整備計画の図の方がわかり易いかな。

実は沖縄本島と宮古島の間は、随分と支那の艦船だけではなく戦闘機や爆撃機が通過している。ちょうど、支那から太平洋へ出ていくための玄関口に当たる場所だから、このような状態がずっと続いている。

それなのに?驚異を感じない?そんな方々が議員などをやっているのだから手に負えない。

宮古海峡を防衛しているというメッセージを出すことが、支那に対してどれだけの牽制になるのかはわからない。が、やらないよりはマシだろう。

中国が海洋進出を強めていることを背景に、陸上自衛隊は南西諸島の防衛強化のためとして、宮古島や石垣島などにミサイル部隊の配備を進めています。

このうち宮古島には、去年およそ200人の部隊が置かれ、ことし4月からは新たな弾薬庫の使用が始まり、すでに少量の弾薬が運び込まれていました。

「NHKニュース」より

しかし、「少量の弾薬」が運び込まれたくらいでこの騒ぎか。ミサイル部隊を配備したところで支那に嫌がらせする程度になるかもしれないが。それに反応した活動家のみなさんがお出ましになるとはわかり易いな。

これは昨日の話にも通ずる問題である。

そう、台湾問題である。台湾有事に発展させないためにも、日本がいざとなれば即応できる体制を構築してあることこそに意味がある。

「平和」だ?クソくらえだ。少なくとも、仲良く譲り合うことが平和ではない。そして、相手は毛ほども譲る気はないのだから尚更である。

コメント

  1. 沖縄の惨劇は積極的に教えられる一方で、北方の惨劇は忘れ去ろうとしている。これが、そのツケ。なんでしょうかねぇ…
    それにしても、ミサイル云々以前に、怒りという感情も平和からは遠いよなぁ…と、自称平和主義者達を眺めてて不思議に思うところであります。事態の鎮静化に、怒りを使う人たちの思考回路程に暴力的なモノも無い。とも思うのですけれど。

    • 「平和」を謳う方々は、積極的に平和を希求する気はないように思えるのですよね。
      ヨハン・ガルトゥングが提唱した平和学というものがありがたがられているようで、僕も手にとって読んでみたことがあるのですがさっぱり理解できませんでした。多分僕の理解力不足故なのでしょうけれど、なんというか、小難しく書いているのですが、机上の空論のようにしか思えなかったのですよね。
      彼らの掲げる平和と言うやつは同じ匂いがしますよ。

      • 私はヨハン・ガルトゥングの「日本人のための平和論」というのを読みました。
        https://seisenudoku.seesaa.net/article/478741425.html

        間違いだらけですが、彼の主張はあっち方面の人にもろフィットするのでしょう。

        「力頼みの安全保障によって平和を得ることはできない。平和によって安全保障が得られるのだ。」

        これは、”はじめに”にある一文ですが、すげー人だなと思いました。

      • 僕が読んだ著書は「構造的暴力と平和」という本だったように記憶しています。
        緑色のやつだったので多分間違いないと思いますが、図書館で手にとってその場で目を通して数分で挫折。
        借りて帰って苦労して読んだ記憶があります。

        日本人のための平和論という本は寡聞にして知りませんでしたが、Amazonの批評など見ても結構高評価なんですよね。
        ただ、リンク先で解説いただいている内容を読む限り、どうにもどこかから資金援助を得て書いている感じがしました。機会があれば手にとってみたいと思います。

      • プロ市民の幹部はそうかも知れませんが、扇動されてる側が聞かされるリクツはもっと単純なのではないかと
        例1)日本は一般人が銃を持てないから凶悪犯罪が少ない
        例2)マハトマ・ガンジーの非暴力・不服従

        しかし活動家さん達の主張は
         近くで暴力団が銃撃戦をしてるのに、警察官に武装解除しろ、と言ってる
        ようなものですぐに矛盾が露呈しますね。

      • 理屈があるかどうかも怪しいですね。
        冷静に考えられる人であれば、平日の昼間におかしな活動に参加したりしませんから。

        弾薬庫に弾薬があったら「爆発するかも知れない」「市民の安全が脅かされる」って、バカも休み休み言えという話なんですよ。
        そうそう、マハトマ・ガンジーといえば、彼は「軍事力は国に必要だ」というようなことを言っています。
        Wikiから引用しておきますが、
        「わたしの信念によると、もし、臆病と暴力のうちどちらかを選ばなければならないとすれば、わたしはむしろ暴力をすすめるだろう。インドがいくじなしで、はずかしめに甘んじて、その名誉ある伝統を捨てるよりも、わたしはインドが武器をとってでも自分の名誉を守ることを望んでいる。しかし、わたしは非暴力は暴力よりもすぐれており、許しは罰よりも、さらに雄雄しい勇気と力がいることを知っている。しかし、許しはすべてにまさるとはいえ、罰をさしひかえ、許しを与えることは、罰する力がある人だけに許されたことではないだろうか。」
        真っ当に文章が読めれば、防衛力を肯定していることは明白なんですが、あまり知られていないんですよね。

  2. 木霊さん、今晩は。

    もう無茶苦茶なただ反対ありきの暴挙が宮古島だけでなく、八重山諸島&沖縄&馬毛島と続いていますね。

    ミサイル基地にミサイル搬入反対って、生身の人である自衛隊員を田んぼの案山子とでも思っているんでしょうか。

    こういう連中にいくら誠意を尽くして説明しても自分達の主張は絶対曲げず、所詮はどこまでも平行線ですからそろそろ政府も毅然と対応するアウトラインを決めていいと思う。(秘密裏でもOK)

    そして、やっぱり法的な縛りが必須ですから、その一丁目一番地はスパイ防止法を成立させる事でしょう。
    破防法と合わせて道路占拠違反・警察の公務執行妨害なども上手く絡めて欲しい。

    そして難しく高いハードルがあると思いますが、国の専権事項(特に安全保障に関わる事案)では地方自治法に強力な制限を規定すべきでしょう。

    経済安全保障・国防の安全保障は総選挙の目玉でしたが、もはや時間はないのにまだまだ手間取りそうなのが憂鬱になっちゃいます。

  3. 木霊様、皆さま、今晩は

    もはやカルト宗教のレベルのように思えます。

    「我々は○○であり、XXは断固阻止する」だとして、○○には耳当たりの良さそうな言葉(平和主義だとか脱原発、脱二酸化炭素)などを入れ、XXには良さそうではない言葉、(帝国主義とか軍国主義、人種差別主義など)を入れて下さい。

    何のことはない。自分にも相手にもレッテルを貼って自分たちが「悪と規定した」相手を攻撃しているだけなんですよね。多くの場合、レッテルが示す意味も理解されていないようですけどね。

    デモとか抗議行動をすると「高揚感」があるし、警官隊がいくらかでも後退すれば「達成感」もある。自分たちは正しく、相手が悪いと決めてかかるのだから、思考停止。考え悩む事もない。こういう活動家って、ある意味、幸せでしょうね。

    こういう事案に対して街宣車を出したりする連中も同程度か。
    極論すれば、原理主義過激派と大差ない、と思ってしまいます。

  4. こんにちは。

    記事冒頭画像見て思ったのですが、活動家の皆さん、隣国のTHAADの一件を成功体験だと思って、同じ事しようとしているのでは?
    現に、普天間移設工事では近い状況になってますから……