支那、大連市で武漢ウイルス感染拡大が発覚

支那

常々不思議に思っていることがある。それが、支那における武漢ウイルスの感染拡大状況である。

中国大連市、コロナ集団感染拡大 移動制限など対策強化

2021年11月12日2:42 午後UPDATED 9時間前

中国北東部の港湾都市、大連市では新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)が拡大している。中央政府が感染沈静化を急ぐよう指示したことを受けて、市当局は市外への移動制限、学校の対面授業削減、文化施設の閉鎖を行うなど、対策を強化している。

「ロイター」より

このニュースも、11日に確認された大規模市中感染を伝えるもので、10日に21人の感染が確認され、翌日には倍以上の52人の感染が拡大されたという内容だった。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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感染者は殆どいない

少なすぎる市中感染

一般的には支那共産党指導部による強力な対策が功を奏している、という理解がなされているのだが、いくら徹底的な管理体制にあるからと言って、他国の感染症の広がり方を考えれば、第1波を乗り切った後はほぼゼロに抑えられているというのは、いくらなんでも不合理である。

感染症の場合は、いくら小さくとも複数回の波が訪れるのが普通だからだ。

いくらなんでもコレは無理のあるデータだ。

中国では10月17日から11月11日の間に、合わせて1149人の市中感染者が報告された。海外の多くの国と比べると感染者数は極めて少ないが、中国政府が「ゼロコロナ政策」を堅持する中、地方当局は感染抑制に向けてあらゆる手段を講じている。

中国国家衛生健康委員会は11日、大連で開いた会合に触れ「流行を短期間で沈静化し、製造業や人々の生命への影響を最小限に抑えるため、対応策を迅速に導入するとともに、その質を高めるべき」とした。

大連市当局は、公共交通機関の運行に制限を掛けたほか、不必要に市を離れることのないよう市民らに指示。運輸関連の当局者によると、市外に移動する人の数は96.5%減少し、1日当たり平均で918人となっているという。

「ロイター」より

確かに、取られている過激な対策は、他国では考えられない数字である。大連市の人工は市区人口で390万人、広域市全体の人口で600万人弱とされているが、1日当たり平均918人しか出歩かないというのは唖然とする数字である。

96.5%の移動人口の減少というのは伊達ではない。

だが、ここまでやったとしてもすでに広まりつつある武漢ウイルスは、それなりの数、感染を拡大させるというのが常識的な理解なのだが、支那の場合はこれがピタッと収束してゼロになる。

武漢ウイルスゼロ政策の恐怖

移動する人の数が96.5%減少というのが何を意味しているのか、で、興味深い記事があったので紹介しておきたい。

一方で中国政府は、新型コロナを国内からほぼ完全に駆逐する「ゼロコロナ」戦略を堅持する。入国時の厳しい隔離措置により水際対策を万全のものとするほか、国内での感染者発生の際には厳格な対応を取っている。しかし、市民生活への影響は甚大だ。

米公共ラジオのNPRは、中国南西部の雲南省瑞里の町が昨年3回もロックダウン対象となったと報じている。ある女性は45日間の隔離生活を命じられ、その間十分な食糧の供給も受けられなかった。

別の夫婦も、不衛生で湯も出ないホテルの一室に突如隔離され、食事も不十分だったという。家には4歳と14歳の娘だけが取り残された。隔離費用は自己負担となり、ホテル代を賄えない人々は貨物用コンテナでの生活を強いられる。

都市部でも厳しい対応が続く。10月30日には、感染者1名が上海ディズニーランドを訪れていたことが判明した。翌夜、警察の部隊がパーク全体を突如として封鎖した。滞在中だった3万人以上の入園者が深夜まで帰宅を許されず、寒さのなか保健所職員による全数検査を待った。

「Newsweek」より

支那共産党が、人民の「人権」の存在を信じていない様子がよく分かるが、しかしそれにしたって食料品の供給など、人の出入りをゼロにはできない以上、感染拡大のリスクは孕んでいる。

11月4日付の同記事は、「ゼロコロナ政策の維持は高くつくが、廃止はさらに高い結果を招くことに」と題するものだ。記事は一部でゼロコロナへの批判が聞かれるとしたうえで、「私は彼らに反対する」「私が出会った人々のほとんどは、中国のダイナミックなゼロ感染者政策を支持している」と主張する。

「Newsweek」より

このような厳格な方針は、支那人民に支持されている事になっているが、どうにも歯車が噛み合わない気がするのである。

ニュースでは感染者が発生したアパート1棟を即時閉鎖したとか、扉を溶接して封鎖したとかいう話(写真)も出回るなど、「厳格」という言葉が当てはまるか怪しい話もチラホラと聞く。

これ、感染者が出た村の入り口が封鎖された写真なのだそうだ。

が、デマ情報も多く、いまいちどれが本当なのかはっきりしないのが支那を取り巻く情報の現状でもある。

ニュージーランドの苦悩

話は少し変わって、Newsweekの記事でも触れられているニュージーランドのケースだが、以前、このブログでも触れている。

9月の段階で強力なロックダウン推進で感染者ゼロを実現してきたニュージーランドだったが、9月時点ですでに方針転換を迫られていた。

img

こんな状態であったが、一般的には感染者はゼロに近いと言っていいだろう。だがこの状態でもロックダウンを行っていたと言うから恐れ入る。

が、これが、こうなる。

ワクチン接種を強力に進めてはいるが、11月11日の時点で2回目接種率は66%となっている。

NZ、ワクチン接種率9割でロックダウン解除へ

2021年10月22日 14:56

ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は22日、新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)措置解除に向け、ワクチン接種率90%を目安とする方針を発表した。

「AFP」より

9割接種を目指すとしていた首相のアーダーン氏だが、あまりに頑固すぎるだろう。

NZで反コロナ規制デモ 3000人が議会まで行進

2021年11月9日 17:10

ニュージーランドの首都ウェリントンで9日、新型コロナウイルスの感染防止策に抗議し、約3000人が議会まで行進した。

参加者は徒歩やバイクで議会を目指したが、マスクを着用していない人が多かった。

「AFP」より

流石に「もう耐えきれない」という人も増えてきたのだろう。ニュージーランドは裕福な国ではないが、強力なロックダウンに対してそれなりの補償をしているようだ。だが、それでニュージーランドの経済がどうなるのかは、説明するまでもない。

ニュージーランドの急速な感染拡大は、国民に恐怖心を植え付ける。しかし、数字を見ればわかるが、たかだか1日199人程度の話で、慌てるような状況でもないのだ、実際は。

支那のワクチン接種率は100%?

支那での感染者ゼロの状況は一体何によってもたらされていたのか?国内で開発したワクチンのおかげだろうか?

実は、支那でのワクチン接種回数は2回目を累積カウントしていると思われ、22億回を突破している。支那の人口は14億人だとされているので、ワクチン接種はほぼ完了しているはずの状況である。接種率はまだ伸びているのだが。

来年には北京オリンピックを控えているハズだったが、これ、どうするんだろうか。

入念な感染防止対策にもかかわらず、局地的なアウトブレイクが中国の広い地域で繰り返している。ブルームバーグは、中国は過去5ヶ月ほど第4波に見舞われており、半数以上にあたる20の行政区で新規感染者が報告されていると報じている。日ごとの新規感染者数は全土で100人前後と大きくないものの、ゼロコロナへの道は険しい。

「Newsweek」より

一応、記事を読むと100人前後に感染者が確認される散発的な波は確認されているらしい。あ、そうそう、支那の場合は「無症状者」は陽性判定にカウントされないため、実数はもっといるのは確実であるが、武漢ウイルスは無症状でも感染を広げる厄介な感染症である。

ワクチンの追加接種という話も耳にしたが。

中国、新型コロナワクチン「ブースターショット」本格化

10/12(火) 12:29配信

来年2月に北京冬季五輪を控えた中国で、新型コロナワクチンの追加接種(ブースターショット)が本格化している。中国の累積ワクチン接種回数は22億回を超えた。  

官営「グローバルタイムズ」は11日、「北京五輪開幕が4カ月余り先に迫る中で、中国防疫当局が必須人員に対する追加接種の速度を上げている」として「地域レベルの追加接種もはずみをつけている。東部の安徽省と福建省、東北部の黒龍江省、中部の河北省、南部の広西チワン族自治区と海南省など中国全域31カ所の省級地域(省、市、自治区)のうち9カ所の地域ですでに追加接種が始まった」と伝えた。

「yahooニュース」より

もはや意味がわからないな。ワクチン接種回数は更に累積されていくらしい。とことん、統計情報の当てにならない国である。

きっと、大連市の感染も力技で抑え込むのだろう。この状況でまだ恙無く同じ対策を続けることができるというのが不思議でならない。そもそも、この対策にどれほどのコストを掛けているのだろうか??

追記

情報があまり出てこないので、大連の状況がどうなったのかは定かでは無いが……。

面白い記事があった。

大連で新型コロナ感染拡大、港湾や冷凍・冷蔵物流への影響が深刻化

2021年11月15日

中国の遼寧省衛生健康委員会は11月11日、大連市内で新型コロナウイルスの新規感染者52例、無症状感染者5例を確認したと発表した。大連では4日に新規感染者が1例確認されて以降、11日までの8日間の累計感染者135例、無症状感染者が80例となった。省政府当局が全市民のPCR検査を始めている。

7日までに確認された新規感染者のうち14人は、大連・庄河市の低温倉庫の従業員。冷凍・冷蔵倉庫から感染が広がるケースは2020年7月と12月に続いて今回が3回目だ。

「JETRO」より

低温倉庫、冷凍・冷蔵倉庫からの感染拡大なんだそうな。

そういえば、WHOの報告でも冷凍食品から感染が広がったとかいう意味不明の話があったが、それと関係があるのか無いのか。

大連市はコールドチェーンを利用した水産品の全国最大の輸入港で、国内輸入量の約70%が同港で検査手続きを受け、輸入されている。同時に低温倉庫を擁する輸送基地でもあり、容量は計40万5,000トンで国内最大。コールドチェーンを通じた感染拡大を防止するべく、2020年12月以降、輸入食品は最初に省政府が指定する8カ所の低温倉庫に搬入することを義務付けている(2021年1月29日記事参照)。指定倉庫では消毒やPCR検査など厳格な監督管理を実施しているが、今回感染が確認されたのは、その指定倉庫の1つだった。

今回の感染拡大を受け、大連市市場監督管理局は11月8日、コールドチェーン輸入関連の指定倉庫、食品生産企業や販売企業、飲食業に対し、営業の一時停止を通告した。大連の水産品関連企業によると、現時点では大連港の通関や荷役は機能しているようだが、省政府が指定倉庫の出入庫を停止しているため、輸入が事実上ストップしているもようだ。既に流通している輸入貨物もあることから、突然の営業停止命令に対し、大連市水産国営大手企業・遼漁集団をはじめ、複数の関係者が抗議を行っているという。

「JETRO」より

うーん、どうやら外国から輸入した冷凍食品に武漢ウイルスが付着していたという分析らしく、ここから感染拡大に繋がったという理解で良いようだ。

そんな事があるのだろうか?

そうそう、別口でこんなニュースもあった。

【新型コロナ】中国・大連市が大学生数万人の移動制限、感染急増で

2021年11月15日 7:00 JST 更新日時 2021年11月15日 14:20 JST

中国の大連市は14日、市全域で新型コロナウイルス検査を開始した。国営新華社通信が伝えた。感染急増を受け、市内では数万人の大学生がキャンパス内でロックダウン下にある。大連は中国の新たな感染ホットスポットとなっており、13日の全国の新規感染者57人のうち40人は同市で報告された。

中国の10月の小売売上高は、一部地域でのロックダウンや全国的な旅行制限にもかかわらず、予想を上回る伸びとなった。

「Bloomberg」より

12日に53人の感染者(支那では無症状者はカウントされないことになっているハズなので、ココでは本当に症状が出ている人が対象)で、13日には40人の感染者が出ているようだ。

支那の対策というのはこの数字の増え方を見ても「徹底的」ということを感じさせる。しかし、大学生数万人の移動制限ねぇ。「キャンパス内でのロックダウン」って大学生はキャンパスから外に出られないことになっていそうだな。

コメント

  1. 木霊様 皆様

     支那の統計の0人は、確かに怪しいですよね。 ただ、日本からの支那向け自動車輸出等が特異的に大きく回復したり、支那防疫がある程度成功しているのは事実と個人的には思います。 どうしてもゼロコロナに拘るのは、爆発した場合、抱える人口からしてとんでもないことになる、計算があり、現状ギリギリで賭けに勝ってる状況なのかと、、

    大連での感染拡大、特区に海外大企業が多すぎてさすがに支那式防疫の徹底が難しいということなのですかねぇ (https://ja.wikipedia.org/wiki/大連市#経済)

    >来年には北京オリンピックを控えているハズだったが、これ、どうするんだろうか。

    まったくですね。不活化ワクチンは効果が低い(かつニセモノ多い?)のは支那政府だって解ってるでしょうから、ブースター増やしても効果あるのか?

     想像予想

    北京オリンピックは 無観客開催とし、かつ

     ①会場周辺住民には、ブースターとしてスプートニクVを打つ
    (ファイザー・モデルナ今更余ってないし、、スプートニクVなら韓国さんが工場抱えてても輸出できず、恐らく物量ダブらせてますし、、、、しかしスプートニクVは1,2回目のベクターが異なる、技術的にはアストラ、J&Jより高度なワクチンで韓国さんよく量産化できた、、侮れない、、、、、、アレ?大連にはファイザーが、ワクチン工場持ってるのかな?)

     ②会場周辺住民を強制疎開させ、オリンピック会場周辺を無人とする。
     ③選手以外のスタッフは、エボラ救済医師団みたいな防護服で出てくる。
     ④更に何かしでかして自由諸国がボイコットするように仕向ける。

    う〜ん。②③すると世界の嘲・怒を買うし、④はさすがに気が狂ってるし、①はBOOK得意の妄想に近いし、、、

    • 支那のゼロ武漢ウイルス政策の柱は以下のようなものであると考えています。
      ・ 徹底的な行動制限
      ・ PCR検査でのスクリーニングによる感染者の特定
      ・ 無症状者は感染者としてカウントしない

      感染力の強いウイルスを徹底的な行動制限によって封じ込めるというのが彼らのやり方だと思いますが、問題は長期間徹底的な対策をやっていると、何処かに綻びが出るハズなので、それをどうリペアしているのか?という辺りがよく分からないのです。

      さておき、その対策があたって「功を奏している」という可能背はあると思います。人権はどこにもありませんが、人民が納得しているうちは問題がないでしょう。

      五輪関連の予想、ありがとうございます。
      日本がやったバブル方式を徹底することである程度はコントロールできるのでは?と、その様に考えています。ボイコットの線は無理でしょう。それは習近平氏にとっての失敗を意味しますからね。そうなると、とにかく選手の健康管理を徹底して、怪しい人は入国させない。出国までには一定期間留め置くという措置をするのでは無いかと思います。見た目は恙なく済ますのでは無いかなと思いますよ。

  2. おっと感染極小の台湾の状況を、WHO Coronavirus (COVID-19) Dashboard https://covid19.who.int/ で調べしようとしたら、Chinaの一部として出て、データ参照できないことに気がついた。 分かってはいたけどWHOとことん腐ってますね。

    (台湾の状況を見るには、https://news.google.com/covid19/map?hl=ja&mid=%2Fm%2F06f32&gl=JP&ceid=JP%3Aja 又は https://github.com/CSSEGISandData/COVID-19(ジョンズホプキンス:からリンクされてる)http://www.nhc.gov.cn/xcs/yqtb/list_gzbd.shtml(台湾政府発表)

    • 台湾も波は1回しか来ていませんし、ほぼゼロに押さえ込んでいますね。
      支那のデータが信用出来ない、でも、台湾のデータは信用出来る、というのは一見ダブスタに思えますが、支那のデータ、リアルタイムで出てこないし、時々数字が修正されているようだし、そんなのを「信用しろ」と言われても困りますよね。