イカコイン?詐欺師が2億円超稼いで逃亡

国際ニュース

あー、仮想通貨(暗号資産)が仮想だったと、そういう話ね。ちょっといつもとは違う毛色のネタなのだけれど、息抜き用に用意してみた。

「イカゲーム」に便乗した仮想通貨、開発者が2億円超を稼いで逃亡

2021年11月05日 12時21分

残念ながら、仮想通貨の取り引きでは、往々にして勝者より敗者の方がはるかに多い。

その最新の事例として、世界で大ヒットしている韓国発のNetflixオリジナルドラマ「イカゲーム」の人気に便乗して利益を得ようとした仮想通貨「$SQUID」がある。

「C-net Japan」より

コメントを頂いて探していたら「イカコイン」って別の絵がヒットしたんだが……。

右側のこれ、イカコインで間違い無いよね?

スポンサーリンク
同カテゴリーの人気記事

この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

<同カテゴリーの人気記事>

スポンサーリンク
スポンサーリンク

ゲームに勝利した開発者

暗号資産詐欺

数字だけの世界である。

仮想通貨とか暗号資産とか呼ばれるが、電子マネーとはちょっと正確の違う電子化された決済手段である。電子マネーは単なる決済サービスで、通貨との紐付けがなされているのに対して、暗号資産は独立した価値を有している事になっている。電子マネーはその国の通貨と1対1の比率で交換されるのが前提なのだけれど、暗号資産はそうじゃないんだよね。

$SQUIDは米国時間10月26日、同ドラマの制作者らとは無関係のグループによって売り出されたが、これこそが最初の危険信号だった。時にミームコイン(ネット上でネタにされる通貨)がそうであるように、$SQUIDも爆発的に値上がりした。12セント(約14円)で売買が始まった後、11月1日の早朝には一時2800ドル(約32万円)の高値を付けた。

その後、これもミームコインによくある現象として、$SQUIDは大暴落した。

「C-net Japan”「イカゲーム」に便乗した仮想通貨、開発者が2億円超を稼いで逃亡”」より

記事にあるようにミームコインの亜種だったようで。

暗号資産の特徴として、基本は何処かの国の政府が発行する(例外あり)ものではないため、その信用というのは基本的にはブロックチェーン技術によって担保されるわけだが、国境を跨いだブロックチェーンが何処に帰属するのかというのは定義できない。

それ故に、メジャーとなったビットコインやイーサリアムはそれなりの信用を獲得しているものの、何処の馬の骨とも分からない暗号資産というのはその信用はかなり怪しいと言って差し支えない。

実際に、$SQUIDという資産は、ドラマのイカゲーム人気に肖って「SQUID(イカ)」というネーミングを付けて発売。

あっという間に高騰し、そして価値がなくなる

で、まあジェットコースターのような結果になったと。

10月26日に発売されて、一気に高騰して、11月1日には2800ドルの値を付けていたが、そこから一気に急落。

$SQUIDはそもそも詐欺だったようだ。仮想通貨の業界では「ラグプル」として知られるやり口で開発者は約210万ドル(約2億3900万円)相当を売り抜けたとみられ、仮想通貨ウォレットの匿名性の力を借りて行方をくらました。

「C-net Japan”「イカゲーム」に便乗した仮想通貨、開発者が2億円超を稼いで逃亡”」より

稼ぐだけ稼いで開発者はトンズラと。

スゲーよ!

ネットフリックスは関係性を否定

で、こんな一行が書かれていたが……。

ネットフリックスはCNNの取材に対し仮想通貨との「関係はない」と否定しています。

「yahooニュース」より

そりゃまあ、関係は無いよね。

そもそも名前がイカだからって、関係があるわけが無い。 ネットフリックスの公式アカウントで販売されていれば別だが、そうではないのである。

先週Gizmodoが指摘したように、$SQUIDは仮想通貨詐欺のあらゆる特徴を備えている。多くの危険信号の中でも特に目立つのが、プロジェクトの規約により、投資家は$SQUIDを購入しても自由に売れないという点だ。この「特徴」はホワイトペーパーに記載され、健全な価格上昇を保証する「投げ売り防止」機能として紹介されていた。

「C-net Japan”「イカゲーム」に便乗した仮想通貨、開発者が2億円超を稼いで逃亡”」より

実際に怪しい点は幾つもあったようだ。

そして、韓国が関係あるかどうかも不明だ。

韓国では暗号資産投機が活発

ところで、関係性は不明であるとしたものの、韓国での暗号資産投機はかなり激しいらしく、詐欺行為も結構多い模様。

仮想通貨投資詐欺で6億ウォンをだまし取った20代を拘束=韓国

11/3(水) 21:20

韓国で、仮想通貨投資詐欺で6億ウォン(約5800万円)をだまし取った20代の男性が検察に引き渡された。

「yahooニュース」より

この手の詐欺から、こんな話まで。

韓国教職員共済会、韓国の年金基金で初めてビットコインに投資へ

10/26(火) 10:27配信

韓国教職員共済会が、暗号通貨であるビットコインに投資することを決めた。韓国内の年金基金のうち、仮想通貨への投資を決定した初の事例だ。世界金融市場で、仮想通貨関連商品が相次いで発売されるなど、主流資産に組み込まれ、これまで伝統商品を中心に保守的な投資を行ってきた年金基金にも、変化の兆しが現れている。

「yahooニュース」より

まあやばい。年金基金を投資の原資にするなんて!あ、でもこれ、韓国の平常運転だった。確か、通貨防衛にも年金砲を使っている疑いがあった筈。まあ、疑い程度なのだけれど、暗号資産にまで手を出すほどリスキーな話になってくると、年金砲の疑いもがぜん強くはなるよね。

「投資に失敗した」…仮想通貨取引所で40代男性が焼身自殺未遂=韓国

11/5(金) 15:38配信

韓国で、仮想通貨(暗号資産)取引所「Upbit」本社を訪ねた40代男性が放火、焼身自殺騒動を起こした。

「Yahooニュース」より

そしてこんな騒ぎにも……。

韓国で「キムチ・プレミアム詐欺集団」を逮捕

2021/11/01 11:25 

韓国の警察が、大規模な暗号資産(仮想通貨)詐欺集団を組織したとして3名の人物を逮捕した。この組織は投資家に対し、いわゆる「キムチ・プレミアム」をうまく利用できると伝えていた。

ノーカットニュースによると、この詐欺の中心地は韓国南西部の全羅北道だという。詐欺に巻き込まれた被害者は約470名で、警察は合計で187万ドルが出資されていたと推定している。

~~略~~

キムチ・プレミアム現象は、国際的な取引所の世界平均を超えて韓国での取引高が急増し暗号資産の需要が急上昇することと関係がある。これは、アップビットやビッサムといった韓国の取引所において、法定通貨での暗号資産の購入が国際的な取引所と比べて割高になることを意味する。

「morningstar」より

何とも不穏な話ばかりである。

韓国不動産バブルの陰りと暗号資産投資

実は大統領のムン君肝いりでアクセルを踏んでいた不動産バブルだが、いよいよ立ち行かなくなってきた。

ムン君も「さすがに不味い」と考えてブレーキを踏み始めたのだが、このタイミングが良くなかったんだよね。そういえば支那も随分と悪い状態だけども。

韓国で不動産価格が高騰し続ける理由

2021年03月29日(月)08時57分

韓国ではこのところ、韓国政府の強力な不動産規制政策とコロナ禍による景気の不確実さにもかかわらず、不動産価格が高騰を続けている。さらに、最近は宅地開発などを手がける公共機関である韓国土地住宅公社(LH)の職員らが、2018年〜2020年の間にソウル郊外の住宅開発対象に指定された地域の土地を発表前に不正に購入していた疑惑が発生。文在寅大統領の支持率は3月3週目には34.1%まで低下した。2017年5月の文政権発足以来、最も低い支持率だ。なぜ韓国では不動産価格が高騰し、政権の支持率にまで影響を与えているだろうか。

「Newsweek」より

投機商品として不動産が選ばれてきた韓国にとって、バブルは経済エンジンを回す上でも極めて重要なツールだった。が、やりすぎた。

若者には既に手が出せないレベルまで高騰しているので、早い段階で別の投機商品が探され、そこに丁度嵌ったのが暗号資産なのである。韓国で暗号資産への投資熱が一気に高まるのに時間はかからなかったようだ。

その結果が上に引用した事件なのである。

迫る韓国バブル崩壊。中国“恒大危機”と“電力不足”のダブルパンチで「共倒れ」へ

2021年10月4日

中国に迫る2つの危機「恒大集団デフォルト」と「電力不足」が韓国経済にトドメを刺す可能性が出てきた。韓国への影響について解説する。

「MONEY VOICE」より

この記事の内容はあまり参考にならなかったが、要は支那がこければ韓国は大けがをするという話。確かに韓国は支那との貿易頼みの部分があるので、支那経済がおかしくなれば真っ先に影響を受ける。

イカゲームが映す韓国世相

そもそも、僕自身はこの映像作品の内容を知らない。だが、アメリカのアカデミー賞をとった「パラサイト」といい、「イカゲーム」といい、韓国の世相を切り取った作品がうけたということらしい。

記録的ヒットの『イカゲーム』 “敗者”描いた作品に韓国人が戸惑う理由

2021.11.4

Netflixで配信されると、瞬く間に世界中で人気を呼んだ韓国ドラマ『イカゲーム』。日本でも9月の配信開始後すぐに注目を集め、「今日の総合TOP 10(日本)」では現在も首位をキープしている。だが、ソウル在住のKDDI総合研究所特別研究員・趙章恩さんによると、韓国ではこの世界的大ヒットに首をかしげる人も多いという。その理由について、趙さんがリポートする。

~~略~~

だが、これに戸惑っているのが他でもない韓国人である。イカゲームの人気ぶりを分析した海外メディアの記事やSNSの反応を見かける度に、韓国での反応の違いに驚く人が続出している。なぜなら韓国では、公開直後「韓国の格差社会を浮き彫りにしたありきたりのストーリー」といった声や、「女性軽視」、「暴力的で不快」、「ここは泣く場面だと言いたげな過剰な演出」など、批判的な口コミが多かったからだ。

「ZakZak」より

……カイジじゃね?

実際、ある程度のオマージュがあったようなことは監督も公言しているらしいが、この手の賭ケグルイ系のネタは日本の漫画やアニメでは結構やりつくした感があって、映像のうまさに定評のある韓国ドラマにあまり新鮮味を感じない日本人は意外に多いのかもしれない。

と、ちょっと話が脱線してしまったが、韓国の世相を切り取ったイカゲームがモチーフになった暗号資産の実態が詐欺だったというのは、なかなか笑えない話。無論、韓国人もその犠牲になった可能性はあるだろう。

何とも皮肉なニュースである。

イカゲームの脚本・演出を担当したファン・ドンヒョク監督によると、脚本は既に10年前に完成していたが、韓国の制作会社はどこも「殺伐としすぎている」として興味を持たず、やっと投資してくれたのがNetflixだったという。ファン監督はインタビューで、「10年経って、殺伐と言われた物語が受け入れられる殺伐な時代になってしまったことは悲しい。最近はみんなが株や不動産、暗号資産などで一攫千金を狙っている。『イカゲーム』も同じだ」と語っている。

「ZakZak」より

リアルイカゲームの勝利者は詐欺師だったという事なのかもしれない。

コメント

  1. 木霊さん みなさん

     普段の韓国(人)の言動を見ていると、もう殆ど「様式美」と言った感じで。驚かなくなっている自分が怖いぐらいですね。

    • 様式美というのは「分かり易さ」という点では素晴らしいことだと思います。
      ただ、韓国の場合は残念な様式美なんですよね、いつもながら。