太平洋に面していない韓国、CPTTPに参加を検討するも歓迎されず

大韓民国

歓迎されるわけがないんだけれど。

検討8年ぶりに… 政府、CPTPP来月加入申請

記事入力2021.10.22 午後5:17 、最終修正2021.10.23 午前12:17

政府が太平洋に面した国家間の関税撤廃と経済統合を目指している「包括的・漸進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)」に加入することで意見を集めた。政府は今月末までに省庁間の立場の調整を終えて、11月初めに加入申請を策定する方針だ。2013年に登録検討に入ったか、8年ぶりだ。

「NAVER」より

だって、韓国、ルール守れないよね。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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協定に参加するならルールを守れ

環太平洋経済連携協定(TPP)に参加を検討する国々

日本政府が過去にTPPの協議をしている時には、「あんな協定はダメだ!日本は滅亡する!」と、某マンガの主人公のような台詞を吐いている人々が多かったが、結果から言うと、日本の貿易にもプラスになりそうだ、という評価だ。今のところは、だが。

そして本来であれば、TPPにはアメリカが入るハズだったのだが、アメリカはトランプ氏が選挙戦において「TPPには加盟しない」と宣言して、結果的にそこに加わることはなかった。

アメリカの選択としてソレが正しかったかは分からないが、バイデン政権になってから、再びTPPへ、という空気は出ているようだ。

が、もっと積極的に動いている国がある。

TPP イギリス加入に向けた交渉行う作業部会 28日に初会合

2021年9月24日 15時54分

TPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐり、西村経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、イギリスの加入に向けた交渉を行う作業部会の初会合を、今月28日にオンライン形式で開催することを明らかにしました。

「NHKニュース」より

イギリスだ。

イギリスとしてはEUの枠組みから飛び出てしまったので、新たな経済圏に加わりたいという意向があるようだが、日本としてもイギリスの参加は歓迎したいところ。

また、台湾がTPPへの加入を申請したことについて、西村大臣は「台湾は、わが国にとって、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し、緊密な経済関係を有する極めて重要なパートナーで、まずは歓迎したい。わが国としては、戦略的観点、国民の理解も踏まえながら対応していきたい」と述べました。

「NHKニュース”TPP イギリス加入に向けた交渉行う作業部会 28日に初会合”」より

更に台湾の加入申請の動きが活発化している。

日本は議長国となっているので、このタイミングでイギリスと台湾の加入を積極的に進めておきたいところだが、さて、どこまでやれるのか経済再生担当大臣の西村氏のお手並み拝見だね。

そして、ふざけたことを言っているのが支那と韓国である。

中国のTPP加盟申請 その背景とは

2021年10月24日

中国が9月16日に包括的かつ先進的環太平洋経済パートナーシップ(CPTPP)への加盟を正式に申請した。2020年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)で習近平国家主席が加盟検討を表明していたが、このタイミングでの申請の背景は何なのか。

「WEDGE Infinity」より

支那がTPPに参加する理由は分かりにくいが、韓国としては支那の金魚の糞のように動きを見せたというだけの話。本気でTPPに参加したいのかというと、多分そうではないだろう。

支那、TPP参加の背景

ちなみに支那の狙いだが、その1つとして考えられるのは台湾への牽制だ。

中国と台湾、双方のTPP新規加盟申請に対する茂木外相の反応は非常に対照的なものだった。

中国が加盟申請した際は、「高いレベルのルールを満たす用意ができているか、しっかり見極める必要がある」と慎重な姿勢を示したのに対し、台湾が加盟申請した際には「自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し密接な経済関係を有する極めて重要なパートナー」とした上で、「歓迎したいと思っている」と述べたのだ。

また、茂木外相はTPPへの新規加盟を認めるかどうかについて、「戦略的な観点」や「国民の理解」も踏まえながら対応するとも語り、安全保障面や日本国内の世論にも配慮する姿勢を明らかにしている。

「yahooニュース」より

台湾がこの手の国際的な枠組みに「国として認められる」ことになると、国家としての既成事実が積み上がる事になる。支那共産党としてはそれは都合が悪いし認められない。

そこで、「ワン・チャイナ・ポリシー」を持ち出すわけだ。その上で、台湾と同じ土俵に立って「どちらかを選べ」と迫る。イヤ違うか、「俺を選べ」と迫るんだよね。

日本の立場として、TPPへの加盟は台湾か支那の何れかを選択するという状況にされると、「どちらかを選ぶ」という選択肢を突きつけられ、苦しい判断をする羽目になる。

しかし、支那はTPPのルールを守れるとはとても思えない。結局、支那の狙いは日本への圧力なのである。

先日、ニューヨークで行われた日米外相会談でも茂木外相がブリンケン国務長官に対しTPP復帰を促すなど、日本政府はアメリカが帰ってくることを強く望んでいるのだ。

「yahooニュース」より

アメリカがTPPに入れば、日本は判断を預けてしまえるので楽なのだろうが、アメリカは判断を保留している。なお、このアメリカがTPPに参加を待つよというスタンスでいるために、現状ではCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)という名前になっている事からも分かるように、CPTPPの枠組みは「未完成」という位置づけではある。

日本としては腹を括って決めるのが良いのか、アメリカを待つことが戦略的に正しいのかは慎重勝つ迅速な判断が迫られる。何れにしても支那の一手は日本にとって厳しい手であったと思う。

不安な船出、RCEP

ちなみに、CPTPPとは別の貿易協定として位置づけられるのがRCEPなのだが、コレがまた宜しく無い。

各国進出企業に聞く-RCEPへの期待と発効を見据えた事業戦略

2021年9月10日

地域的な包括的経済連携(RCEP)協定について、シンガポールと中国に続き、日本も国内手続きを終え、6月25日に寄託者であるASEAN事務局長に受託書を寄託するなど、各国で発効に向けた動きがみられる(注)。今後、各地の進出日系企業はRCEP協定発効に伴う環境の変化を見据え、事業戦略やサプライチェーンなどを見直す動きも出てくることが想定される。

「JETRO」より

発行時期は令和4年(2022年)1月が予定されているらしい。

RCEP、22年1月発効 日中韓ASEAN経済担当相が声明

2021年9月13日 23:20

日本、中国、韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の経済担当相は13日、オンライン形式で会合を開いた。会合後の共同声明で、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定を巡り2022年1月までの発効を目指す方針を盛り込んだ。発効のめどを示したのは初めてとなる。

「日本経済新聞」より

しかし、このRCEPの枠組みが本当に機能するのかは、未だに不安視されている。

RCEP(Regional Comprehensive Economic Partnership)はCPTPPに対抗する狙いがあって作られた貿易協定なのだが、基本的にこの協定の狙いは輸入手続きの簡素化で、関税の撤廃というのはなかなか上手いこと言っていない感じだ。それでも91%の関税が撤廃される流れになってはいるのだが。

そして、今回、日本が熱望していたRCEPへのインド加入は実現しなかった。CPTPPにおけるアメリカと同じパターンだが、日本にとってCPTPPよりRCEPの方がヤバい。何故なら、RCEPには支那が加わっていて、かなり大きな影響力を発揮する懸念がある。

俺様ルールの支那にとって、ルールなどあって無きが如し。RCEPをテコにして支那は再び貿易への影響力を高めると思われる。支那に有利なルールに変更した上で、加盟国に金をばらまいてそれに賛同させる。そのようなケースは当然加味すべきだろう。日本としてはここへの加盟はかなりリスキーである。

なお、RCEPには韓国も参加している。本日の記事の本題ではあるのだが。

多国間の自由貿易協定

さて、そんな感じで世間様的には2つの多国間の自由貿易協定が進められようとしているのだけれども、TPPだろうとRCEPだろうと、ルールがあってそれを守って貿易しましょうというのが、基本的スタンスである。

ところが、支那にしても韓国にしても「条約ナニソレ美味しいの」状態で、自国に有利なルールは声高に叫ぶけれども、不都合なルールは無視をしてくる。特に日本に対してはその態度は極めて悪い。

したがって、ルールの緩いRCEPはともかく、色々面倒なルールの多いCPTPPへの加盟はかなりハードルが高くなっているのだが、入ってしまえば破るのは勝手だと思っているだろうと思われる。それが分かっているからこそ、加盟国は慎重な態度を示しているのが現状である。

政府が「包括的・漸進的環太平洋経済連携協定(CPTPP)」に参加することに方針を決めたのは韓国だけ遅れなるという危機感が作用したという評価だ。中国と台湾がCPTPP加入を申請した影響が大きかった。通常の環境激変期に韓国だけ排除される場合、サプライチェーン・デジタル・気候変動などにしっかりと対応することができないからだ。しかし、主導国である日本が韓国の登録友好的でない点は負担だ。完成車・農産物の追加開放圧力が荒いことができ、対策を一緒に講じなければならないという指摘も出ている。

「NAVER”検討8年ぶりに… 政府、CPTPP来月加入申請”」より

特に韓国は、「支那が入るんだったら入ろー」くらいの勢いである。実のところ、仕組み的に支那のCPTPPへの加入はかなり難しく、本当に加盟する気があるのか疑問視される部分もある。僕自身も上に書いたように、支那が本気でCPTTPの枠組みに入る気があるかは懐疑的だ。

ただ、支那は議長国である日本との協調を経ずに独自に加入申請を出すなど、なかなか好き勝手なことをやっている。

ついでに、韓国もかなりふざけた事を言っている。

何よりも議長国である日本が韓国の登録友好的ではない点が負担である。日本が加入承認条件として厳しい条件を掲げ可能性が予想される。日本は特に原発事故が起きた福島産の農水産物の輸入規制解除を要求する可能性が占われている。チリは韓チリの自由貿易協定(FTA)と、開放レベルを確定していなかったプラム・唐辛子などの関税撤廃を要求することができる。農民の反発が予想される米も懸念対象である。

「NAVER”検討8年ぶりに… 政府、CPTPP来月加入申請”」より

……何を言っているんだ、コイツは。

日本が悪い!

で、ふざけたニュースをもう1つ。

【後の祭り経済】韓国登録「すっきり」した日本… CPTPP登録可能か

記事入力2021.10.23 午後2:01

政府が包括的・漸進的環太平洋連携協定(CPTPP)加入のための協定加盟国との事前協議を打診したが、いざ議長国である日本の支持は未だに受け取っていないことが知られました。協定に参加する事前協議を通じて加盟国の均等の支持を受けなければなら最初のステップから躓いたわけです。

~~略~~

政府は、中国が日本など加盟国の支持を確保できないまま協定に飛び込んだだけこれを機会にしなければならないという判断もしたことが知られています。日本の支持を受けていない両国が連携して、日本の反対を和らげることができるということです。した通常の専門家は、「加入を希望する国は、登録申請書を提出する前に、加盟国との事前の議論を通じて支持を優先求める」とし「中国は加盟国との事前の議論をしていないことを知っている」と言いました。

「NAVER」より

「韓国がCPTTPへの加入する事を阻んでいるのは日本だ!」と大騒ぎしているのだが、他の国は歓迎ムードだという嘘がベースになった話である。

しかし、冒頭に紹介した記事には各国も余り歓迎ムードにはなっていないどころか、交渉した形跡もない。寧ろ、国内の各関係組織にすら根回しをした形跡はない。

CPTPPは既存の環太平洋経済連携協定(TPP)で2017年に米国が脱退すると、日本とオーストラリア、メキシコなど、残りの11カ国が2018年12月30日に発足させた経済協力会議だ。登録するには、11カ国全体の同意を得なければならない。CPTPPに登録すると、農産物を含む主要品目の関税を撤廃するなど、高いレベルの対外開放をしなければならない。

「NAVER”検討8年ぶりに… 政府、CPTPP来月加入申請”」より

韓国にとって、貿易をする仲良しグループに参加できるチャンスをふいにする事がイヤなのであって、そのために何か努力しようという話ではなかったようだ。

案外、国民の反日を盛り上げる機会に使う心づもりなのかも知れないけれど。

追記

韓国国内の声が出ていたので少し紹介しておきたい。

任期末ムン政府、CPTPP加入速度を出すという… 4つの観戦ポイント

記事の入力2021.10.25 午前6時01分

政府が長時間灸入ってきた包括的・漸進的環太平洋経済同伴者協定(CPTPP)加入申請に速度を出している。最近になって産業通商資源部はもちろん企画財政部と外交部首長も先を争って「CPTPP加入を急がなければならない」と声を出した。政府は昨年12月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がCPTPP加入の必要性に言及して以来、継続してCPTPP合流の有不利を計算してきた。CPTPPの全身であるTPPから見れば、加入検討だけ8年間した。

~~略~~

政府がCPTPP加入意志を強く表わしているが、障害物はある。すぐに内部的に農業界の反発を解決しなければならない。CPTPPに加入すれば、グローバル競争力を認められる日本産の農・軸・水産物の輸入が本格的に成し遂げられるからだ。カナダ・オーストラリア・チリ・メキシコ・ニュージーランドなど農業競争力が強い他の加盟国が韓国農・軸・水産物市場の追加開放を要求する可能性もある。CPTPP加盟国​​の農食品部門の平均関税撤廃率は96.3%に達する。

農業界はすでに闘争を予告している。韓国農業経営人中央連合会は10月19日の声明を通じて「CPTPPは先に締結されたどのFTAよりも私たちの農業に与える影響が大きいと予想される」とし「RCEP国会批准を控えて農村現場の不安感が大きくなった状況で政府がCPTPP加入さえ宣言すれば、これを農業放棄、さらには食べ物の主権放棄とみなし、大政府闘争を展開していくだろう」と述べた。

「NAVER」より

韓国政府は忘れているかも知れないが、CPTPPには貿易に関する高い透明性を要求される。例えば、ホワイト国除外騒ぎで今なお日本にネチネチ言い続けているあれ、CPTPPでは確実にリストを耳を揃えて出すような運用が求められる。

関税撤廃など些末な話で、投資の保護や自由化が求められたり、知財権の保護が求められたり、国有企業の優遇策を縮小・撤廃、強制労働の撤廃、そしてISDS条項など、韓国にとってもかなり厳しい規定がある。

その辺りはどうするんですかね?

結構、韓国の農業団体や水産業団体は大きな反対の声をあげているようだけれども。

コメント

  1. こんにちは。

    >記事には各国も余り歓迎ムードにはなっていないどころか、交渉した形跡もない。寧ろ、国内の各関係組織にすら根回しをした形跡はない。

    いつもの、
    「もう発表しちゃったニダ!その通りになってないと困るニダ!お前が何とかするニダ!」
    をやるつもりでしょうかねぇ……

    それを許さないためのCPTTPなんですけどねぇ。

  2. 木霊様こんにちは。

    いつもの「バスに乗り遅れるな」的なヤツですかねぇ。
    相変わらず困った国です。

    CPTPPに関する記事では市場開放・関税撤廃等が
    強調されますが、協定内には様々な制約も存在することを
    書いたものは少ないですね。

    その中にISDS条項があり、知的財産権も含まれています。
    日本の品種改良農産物を、違法に持ち出して栽培し儲けている
    韓国に対し、日本政府は協議の場できちんと抗議すべきですね。
    (もちろんやっていると思いますが)

    ただ、韓国はいつもの如く「改善する」と言って加盟して、
    後から知らぬ存ぜぬを決め込むと思いますが。