大雨の影響で炭鉱が操業停止?長引く電力不足リスク

支那

あー、これ、平気なのか?

中国で炭鉱60カ所が操業停止 電力不足に懸念

2021/10/12 15:24

電力不足が指摘されている中国で、大雨の影響で炭鉱60カ所が操業を停止しました。これを受けて石炭の先物価格が高騰し、最高値を更新しています。

中国メディアによりますと、山西省では10月に入って大雨が降り続き、これまでに15人が死亡しました。

175万人が被災して、1万7000戸余りに倒壊などの被害が出ているということです。

また、60カ所の炭鉱が浸水などで操業中止となり、石炭生産がストップしています。

「テレ朝NEWS」より

相変わらず洪水問題が湧き出す支那の状況ではあるが、そこに電力不足の影響が出てきてしまっているという。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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洪水と発電の関係

山西省で水害が

去年も随分と雨の問題が騒がれた。

いや、どちらかというと僕が積極的に取りあげた挙げ句、さほど問題にはならなかった。いや、問題になったのだろうが支那共産党がねじ伏せたと言うことだろう。三峡ダムのリスクは随分と前から定期的に出てくる噂なんだけど、去年が随分とギリギリなところまでいってしまっただけの話。

しかしそれだけではなく今年もまた問題になったようだ。

こうした雨と洪水の問題は支那の歴史上、幾度も繰り返されてきた話なので、或いは人民にとって大きな出来事ではないのかも知れない。

しかし大規模な水害、発生しすぎである。

そう、冒頭で紹介したように再び雨の影響で洪水が発生してしまったようだ。山西省で175万人が被災と報じられているが、割と深刻な被害になっているようだ。

山西省で豪雨、15人死亡 降水量、平年の20倍超も―中国

2021年10月12日14時09分

今月に入って記録的豪雨に見舞われている中国山西省の当局は12日の記者会見で、これまでに15人が死亡、3人が行方不明になっていることを明らかにした。175万人以上が被災し、約2万戸の家屋が倒壊、直接的な経済損失は50億元(約877億円)を超えた。大雨の被害は西隣の陝西省でも広がっている。国営中央テレビが伝えた。

「時事通信」より

もちろん、山西省だけではなく周辺地域でも被害が出ているようだ。

中国陝西省で大規模な地滑りが発生 土砂が道路をふさぐ瞬間の映像

10/12(火) 14:29配信

中国陝西省漢中市で10月11日、大規模な地滑りが発生。 映像では、崩れた斜面から流れでた土砂が道路を埋めつくす様子がわかる。 山にはまだいくつかの亀裂が残っていて、さらなる地滑りが起こる可能性があるとして、警察は現場の区間の通行規制を行った。

「yahooニュース」より

結構大変なことになっているようだが、支那は何でもダイナミックだな!

山西省は内モンゴル自治区と隣接する地域で、黄河を挟んで陝西省と接している。黄河といえば、長江と共に氾濫することで有名な河なので、水害の発生そのものはさほど不思議ではない。

気候変動の影響か?

学者によってはここ数年の災害に関して、「気候変動の影響が出ている」という指摘がある。安易な結論だとは思うが、習近平氏がそれを信用するかどうかといえば、それなりに説得力のある言説だと認識している可能性はある。

三峡ダム「大崩壊」の原因…? 中国政府がひっそり仕込む「気象兵器」のヤバすぎる中身

10/12(火) 8:56配信

世界各地で豪雨災害が相次いでいる。  

米ニュージャーシー州やニューヨーク州などで9月1日から2日にかけて突然の記録的豪雨により、少なくとも44人が死亡した。米国では今年の夏、64%の国民が暴風雨や洪水などの自然災害に直面したという(9月6日付ワシントンポスト)。

欧州でも7月中旬、ドイツやベルギーなどの地域で発生した洪水により複数の町や村が水没し、少なくとも220人が死亡した。今回の集中豪雨は400年に1度の現象だったと言われている。これまで縁遠いとされてきた欧州でも深刻な洪水被害が発生したことから、「地球上に安全な場所はなくなった」との声が聞こえてくる。  

中国の中部地域でも今年「1000年に1度の大雨」に見舞われている。

「yahooニュース」より

近年、割と大掛かりな自然災害が多発している印象で、日本はもとよりアメリカでもドイツでもベルギーでも大規模な洪水被害が報告されている。

だから世界の学者が「世界的な異常気象だ」という結論を出している様だ。

実は支那共産党にとっても、気候の問題は無視出来ない話になってきている。人為的な降雨実験も積極的に行っているという事実があり、一概に自然災害だと切り捨てることも難しいのかもしれない。

豪雨で砂漠が緑地に変わる? 中国・新疆で相次ぐ豪雨

9/3(金) 18:01配信

中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)南部のタリム盆地に位置するタクラマカン砂漠(Taklamakan Desert)では近年、洪水や豪雨が発生している。大規模な冠水が起き、「砂漠がオアシスに変わった」「大雨が続けばいずれ砂漠が緑地に変わるのでは」と話題となっている。  タクラマカン砂漠は中国最大の砂漠で世界でも10番目に大きく、流動性砂漠としては世界で2番目に大きい。統計では、タクラマカン砂漠の年間平均降水量は100ミリ未満で、蒸発量は2500~3500ミリに達する。

~~略~~

7月19日、新疆ウイグル自治区の天山山脈に大雨が降り、夏の暑さと相まって山脈の積雪が溶け始め、タクラマカン砂漠に洪水が発生。冠水面積は300平方キロ以上に達した。中国最大の石油・石油化学企業、中国石化(Sinopec、シノペック)の北西油田にある50台の探査車両と30000点の機器が浸水した。

「yahooニュース」より

色々やってくれているね。

ただこのタクラマカン砂漠の話は、直接的には今回の話とは関係あるまい。無いよね?

ともあれ、気候変動の影響だということは非常に簡単なのだけれど、それを証明することは難しいだろう。反論も難しいから好き勝手なことをいっているんだろうけどさ。説得力もあるしね。習近平氏の判断がどうなのかということは分からないのだけれど、異常気象を気にしている可能性は高そうだ。

沢山の雨が降るだけではない

さて、平年の何倍という雨が降るのは、今年の夏、日本でもそうではあった。

山西省の10月の平均降水量は127ミリと平年の13倍。中心都市の太原市などでは20倍超に達している。37本の河川が氾濫し、各地で洪水が発生。同省は中国有数の石炭の産地だが、60カ所の炭鉱が閉鎖に追い込まれているという。

「時事通信」より

線状降水帯がどうだという話は結構市民権を得てきたけれども、山西省でも似たような事が起こったのでは無いかと思う。だが、支那の地方都市における洪水発生は、単なる治水の失敗だという事であろうという分析もある。

習近平政権を揺るがす「治水」問題 洪水以上に渇水が課題に

2021.08.13 07:00

7月は西ヨーロッパと中国で大規模な水害が生じた。中国では黄河中流域に位置する河南省の被害が大きく、公式発表による8月2日までの死者は302人、行方不明者も50余人に及んだ。都市部までが冠水の被害を受けた同省では、農地面積約96万ヘクタールのうち約37万ヘクタールで今年の収穫が見込めないという。中国の歴史における「治水」の重要性について、歴史作家の島崎晋氏が解説する。

~~略~~

水害といえば氾濫・洪水ばかり連想するかもしれないが、氾濫・洪水と渇水は河川に起きる大惨事の表と裏で、自然環境にも人にも害となる点は共通している。現代中国の事件としては街を濁流が呑み込む映像ばかりが流されがちだが、水害でより深刻なのは渇水で、中国では河口まで流れが届かず途絶える現象を「断流」という。

「NEWSポストセブン」より

習近平氏だけの責任だとは言えないのだろうが、支那が近代化を考えるにあたって治水を疎かにしたことは間違い無いだろう。前代未聞の規模の三峡ダムの建造にせよ、各地に様々な計画をやっている為に、全体的に見て破綻した計画になってしまっていたという部分はあるだろう。

そのしわ寄せが今来ている、そういう風にも理解出来よう。

石炭不足が

で、この水害が発生したことで炭鉱に被害が発生しちゃうんだけれども、石炭、足りなかったよねぇ。

2回にわたって言及しているのだけれども、今回もちょっと関係しているようで。

この影響で、11日の中国の石炭先物価格は11%上昇し、1トンあたり1500元、日本円でおよそ2万300円と最高値を更新しました。

中国は電力の7割を火力発電に頼っているとされています。

「テレ朝NEWS」より

60箇所以上の炭鉱が浸水したことによって使えなくなったということらしいのだけれども、石炭先物価格がこれに連動して上がってしまった。

中国 石炭先物価格が最高値に 電力不足への影響懸念も

11日 18時26分

石炭の価格高騰などに伴う電力不足が問題となっている中国で、11日、石炭の先物価格の最高値が更新されました。中国メディアは山西省で続いた大雨による炭鉱の閉鎖が影響したと伝えています。

「TBS NEWS」より

しかし、これが石炭だけの話では無いところが問題なのである。

原油先物価格が最高値 経済活動再開で需要高まる

2021/10/11 18:16

原油先物価格が値上がりしています。3年ぶりの高値です。

東京商品取引所では中東産の原油の先物が値上がりし、今年の最高値を更新しました。

一時、先週の金曜日と比べて1キロリットルあたり800円以上高い、5万5000円を付けました。

2018年10月以来、3年ぶりの高値水準です。

「テレ朝News」より

天然ガス高騰、足元で打つ手なし 欧州委担当が指摘

2021年10月11日 13:40

天然ガス価格の高騰が欧州全土の消費者に打撃を与えているが、欧州連合(EU)本部には対処する力がない。危機対応として早急に行動を起こすよう求める加盟国の声に対し、欧州委員会のカドリ・シムソン委員(エネルギー担当)はこう否定した。

「日本経済新聞」より

エネルギーの関連が、軒並み値上がりしていると言う。天然ガスは反落したというニュースもちらっと目にしたけれども、これでまた色々影響があるのだろうと思う。

中国石炭価格が最高値更新、洪水で供給不足に拍車

2021年10月13日1:30 午後

中国の一般炭価格が13日、過去最高値を更新した。中国当局が12日に電力価格の自由化を発表し、電力会社の石炭需要が高まる一方、主要な石炭生産地域である山西省で最近洪水が発生したことで、需給逼迫に拍車がかかった。

中国は石炭の供給不足や価格高騰を受けて深刻な電力不足に見舞われており、政府は石炭の増産や工場の電力需要管理など一連の対応策を講じている。

「ロイター」より

というわけで、支那の石炭供給不足は継続する可能性が高い。炭鉱が浸水してしまえば、水が引けた後にポンプで水を掻き出したとしても、炭鉱が使える様になるには時間がかかるだろう。

実は露天掘りも盛んに行われている国ではあるが、この被害にあった地域では露天掘りではない模様。尤も、別の地域の鉱山で既に増産を命じているので、割と短期で石炭不足が解消する可能性もある。

石炭増産命令

えーと、何処かに記事があったハズだ。

大規模な鉱山採掘、中国エネルギー事情

2012.02.15

中国、内モンゴル自治区の高原地帯で採掘が進むオルドスの露天掘鉱山。石炭が次々とトラックに積み込まれる同地域は、中国有数の石炭産出量を誇る。 2年間にわたり中国エネルギー業界を取材したロンドンの写真家トビー・スミス氏は、「私が訪れた場所では、インフラ、鉱山、鉄道、道路の開発・建設工事が至るところで行われていた」と語る。撮影開始の当初は、その規模とスピードに強い違和感を抱いたスミス氏だが、このような事業に対する中国人の労働倫理や自負心、高い専門技能を見聞きするにつれて、徐々に理解が深まったという。

「ナショナル・ジオ・グラフィック」より

中国、内モンゴルの72炭鉱に即時増産を指示 年1億トン増産へ

2021年10月8日1:26 午後

深刻な電力危機と石炭不足に見舞われる中、中国の当局者は内モンゴル自治区にある72の炭鉱に対し、年間生産量を直ちに合計1億トン近く増やすよう指示した。北部の内モンゴル自治区は国内第2位の石炭産地。

~~略~~

北京の石炭トレーダーは今回の動きについて「政府が国内での石炭増産に真剣であることの証明だ」と述べ、増産の実現には2─3カ月かかる可能性があるとした。

内モンゴル自治区エネルギー局が増産対象とした72炭鉱の大半は露天掘りで、これまでは合計で年1億7845万トンの生産が認められていた。ロイターの計算では、今回の指示で合計9835万トンが追加され、認められた生産量は合計2億7680万トンに拡大した。

増産分は中国の一般炭消費量の3%近くを占める。

「ロイター」より

えーと、うーん、今回の洪水被害の地域から少しは離れているが……、本当に影響はないのだろうか?そういえば、内モンゴル自治区は今年7月頃にダムが決壊して水害が発生していたような気がするけれども、高地で石炭の採掘をやっているから余り関係ないのかな?

高地開発をしたことで低地の水害を招いたような気がするが、多分直接的な関係は無かろうと思う。多分ね。

電力不足は当面解消が難しいという予想

とはいえ、露天掘りの石炭の増産をしたからといって、その量は一般石炭消費量の3%程度であるからして、需要には追いつかない可能性は高い。そうなると、電力不足の解消というのは当面目処が立たない様な気がする。

五輪開催が来年2月だとして、ボイコットが成立するとは思えないので開催はするだろう。そうすると、国家の威信にかけて電力確保をして行くと思うから、民間用の発電は手薄になる可能性が高い。となると、電力不足の解消は当面期待薄だろうと思う。

だがここで問題なのは、支那経済に大きなダメージがでるということである。余り正確なところが報じられていない支那経済だが、恒大集団の問題もあって外資が逃げていく可能性が高そうである。そうなると、本格的に支那経済にどのようなダメージが蓄積するのかという不安が。

言論統制でどこまでコントロールが出来るのか。

そして、言論をコントロールするために、外にその暴力が吹き出しはしないか?という懸念は出るよね。まさか台湾有事に繋がるとは思えないけれども。

追記

そうそう、習近平氏が気候変動を心配している、という証拠になるのかは分からないが……。

米主催の気候変動サミット、習近平氏参加へ 協調姿勢か

2021年4月21日 11時34分

中国外務省は21日、米国が22日からオンラインで開催する気候変動サミットに、習近平(シーチンピン)国家主席が参加し、演説すると発表した。バイデン政権が台湾や新疆ウイグル自治区の問題で対中圧力を強めるなか、協力可能な分野である気候変動対策で米側に歩み寄り、米中関係の安定化を図る狙いがありそうだ。

「朝日新聞」より

このニュースは当時はあまり重要視していなかったのだけれど、今にして思えば、バイデン政権が誕生してからの習近平氏の国の舵取りは、トランプ氏が大統領をしていた時とは方針を若干変えている印象はある。

特にトランプ氏は気候変動懐疑派で、二酸化炭素排出にも積極的ではなかったが、バイデン氏はその方面でかなり積極的である。

ただし、中国には米国が気候変動対策を主導していくことへの警戒もある。米国のトランプ前政権は2017年に地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」からの離脱を表明。バイデン政権が今年2月に復帰するまで、気候変動対策の「主役」は中国だった。習氏は昨年9月の国連総会で温室効果ガスの排出量について「30年までに減少に転じさせ、60年までにゼロにする」との目標を示し、国際社会から高い評価を得た。

「朝日新聞」より

まさかメンツの為ではないのだろうけれど、バイデン氏の方針を追いかけるように二酸化炭素排出量削減の方針を採っているのでは無いかと。

なお、習近平氏は叔斉を薦めてしまったので、周囲にその愚行を止める人材は居ない。ここの所、文化大革命路線に邁進している理由は、そんな理由があるのかも知れない。

二酸化炭素排出量の話、開き直ってしまえばそれで良いと思うのだが、習近平氏にそれは出来ないのかも?

習近平主席「海外で新たに石炭火力建設しない」 気候変動対策で

2021/9/22 18:51(最終更新 9/22 21:10)

中国の習近平国家主席は21日、ニューヨークで開かれている国連総会の一般討論演説にビデオで参加し、気候変動対策の一環として「海外で石炭火力発電所の新たな建設は行わない」と明言した。詳細な条件は明らかにしていないが、途上国における石炭火力の最大の支援国だった中国の方針転換により、世界の石炭火力計画が大幅に減る可能性がある。

「毎日新聞」より

そういえばこんな寝言も言っていたような。

振り返ってみて考えると結構味わい深い記事だな。

追記2

コメントで頂いたが、これはなかなか。

中国、2025年までに国土の半分で人工降雨…生産性向上や自然災害の防止に期待

Dec. 14, 2020, 05:00 AM

中国政府は、気象改変プロジェクトの対象地域を大幅に拡大して、2025年までに国土の半分で人工的な降雨や降雪を可能にすることを目指すと発表した。

「クラウド・シーディング(雲の種まき)」の仕組みは、1946年にアメリカのゼネラル・エレクトリックの化学者によって発見された。中国は1960年代に独自の計画を立ち上げている。

現在では、アメリカや日本を含む多くの国々で人工降雨プログラムが実施されているが、北京のものは世界最大で、3万5000人が雇用されていると、ガーディアンが報じた。

中国国務院の声明によると、2025年までにクラウド・シーディング・プロジェクトの対象地域を、これまでの5倍の規模にあたる550万平方kmに拡大するという(中国の面積は960万平方kmであり、国土の56%がカバーされることになる)。

「ビジネスインサイダー」より

ご紹介頂いた人工降雨のプロジェクトに関しては、2008年の北京五輪では、開会式当日の気象予報が雨だったため直前に雨を降らせ、開会式の時間は会場周辺を晴れさせる、というパフォーマンスで一気に有名になった様に思う。

記事によれば1960年代から雨を降らせる技術の研究を続けているようで、そう言う意味ではかなり成果が出たといって良いかもしれない。

ただ、それが良い事ばかりではなかった、と、そういう事だろう。

世界の気候に影響は?中国の人工降雨計画着々 国土の57%で導入へ

2021/7/16 6:00

中国政府が、人工的に雨や雪を降らせる「気象制御プログラム」の体制整備を加速させている。水不足などの対策に加え、国家の重要行事の際に雨雲を散らし、大気汚染を改善する狙いもある。2025年までに国土の約57%に当たる約550万平方キロで人工降雨・降雪を可能にする計画だが、周辺国の気象や世界の気候への影響を懸念する声もある。

気象制御プログラムは、氷と似た結晶構造のヨウ化銀や液体窒素などを航空機やロケットランチャーで雲の中に散布し、雲の水分と結び付けて雨や雪を降らせる手法が中心。農作物の生産に適切な気象状態を作り出すほか、森林・草原の火災や干ばつ対応、チベット高原や黄河、長江、東北地方の森林帯の水源確保にも活用するという。

「西日本新聞」より

しかしそれでも雨を降らせることに積極的のようだね。

人工降雨は世界各地で実施されているものの、中国のように大規模な取り組みが環境に及ぼす影響は未知数だ。周辺国の雨量が減りかねないとの指摘もあるが、中国社会科学院の専門家は「天気に人工的な影響を与えるのは短時間で非常に限定的。世界の気候に影響を与えるというのは誤解だ」と反論している。

「西日本新聞」より

こんな認識のようだが、しかし特定の場所で雨が降れば、他の地域で雨が降らなくなるのは当然の帰結で、気象制御のロジックが自然に発生した雲を地上に落とそうという、そういう話である。雲がなくなれば雨は降らない。

そうすると、他地域への影響がどうなるのか?影響がないはずは無いのだけれども、どうなるのかはよく分からない。そして、人工的に気象を操るということは、気象の予測というのも困難になることを意味する。だって、気象予測は過去のデータの積み重ねで成り立っているのだから、過去と違う挙動をする気象を予測しろと言われるのは無理がある。

陰謀論めいた流れになってきてしまっているが、支那が人工降雨実験を積極的にやっている事は事実なのである。

コメント

  1. 木霊様、皆さま、今晩は

    中国の電力不足、石炭不足・・・党、政府が「石炭ほれ」と言えば解決なのに、なんで??と思っていましたが、なるほど、そういう事か。

    偉大なる主席様が命令しても、どうにもならない事もある、って学習したかしら。

    最近、中国政府は「墓穴を掘っている」ような気がしますが、気のせいだ、きっと。それにしても迷惑な。

    • 石炭の採掘は、「増産しろ」と命令して直ぐに増産できる様なものでも無いらしく、報道に寄れば2~3ヶ月ていどのタイムラグがあるのだとか。
      新たな鉱山を探すとなれば、更に時間はかかりますし、搬出ルートの確保など様々な手順が必要なようですね。
      傾向的に近年は減産傾向にあったようですから、設備の撤去などもあわせて行われていたことでしょう。
      ソレを改めて増産方針に変え、加えて水害などの災害もあって、当面は採掘量を増やす事が難しいなんてことになるのでしょうね。
      何でも、古い坑道から盗掘された石炭が出回る事案もあったとかで、これの取り締まり強化もえいきょうしているのだとか。

      よって、少なくとも今年の冬は苦労するのではないでしょうかね。

  2. 大気中の水分(に、限った話でも無いと思いますが)の総量は恐らくほぼ一定(たまに隕石が運んできたり吹き飛ばしたりはするのかもしれませんが)と考えると、どこかが乾燥すればその分のしわ寄せでどこかが湿潤化する(逆もしかり)…とも考えれるでしょうか。
    ダム建設も無計画に過ぎると水の巡りが悪くなりそうではあります。海に適切に流れなかった分の水は水面下だけでなく、その付近の大気中にもひたすら貯め込まれるもの。なのかも…ですかね?

    • >乾燥すればその分のしわ寄せでどこかが湿潤化する(逆もしかり)…とも考えれるでしょうか。

       海や陸氷(南極とか氷山)のバッファがとてつもなく大きいので、陸氷増減や海岸線の前進後退が先ですね。で、今は温暖化で第一バッファの陸氷が溶けてる段階。

       どこか乾燥 どこか湿潤 てのはスノーボールアースとか、数億〜数十億年かかってバッファを使い切った場合にしか起こってなかったんじゃないかな?

      • あ、ごめんなさい 氷山じゃなく氷河です。氷山は陸氷じゃなくバッファにもなりませんよね。

      • 確信はないのですが、自然界は複雑系で入り乱れて相関関係にあるので、一概にマクロ的な影響だけと言う訳ではないように思いますよ。
        気象条件の変化には影響がでるのでは?と思っています。

    • バタフライエフェクト、ですね。
      何処かで降雨があれば、何処かで降らなくなるのは道理だと思います。
      ダムのような大掛かりな環境変化があれば、それに伴う気象変動もあるかもしれませんね。

  3. https://www.businessinsider.jp/post-225599

    無関係だといいんですがね。
    過剰生産といいコロナといい制御できないものばかり生み出してますからね。

    • 追記に紹介させて頂きました。
      これも関係なければ良いと思うのですが、無関係ではないのでしょう。
      緑化政策など、気象要件の大掛かりな変更は、様々な変化をもたらしても不思議はありません。

  4. 水蒸気が雨粒にになるには、”上空で空気が冷えました”だけではなく、
    核となる微粒子が必要なのだそうです。菌類の胞子もその一つなの
    だそうです。
    で、中国の場合石炭火力発電所から出てくるPM2.5がそれになって
    いるのではあるまいかと疑っています。
    だから大雨が増えているのでは?とも。

    石炭火力発電所の分布については「Global Coal Plant Tracker」
    ttps://endcoal.org/tracker/で見ることができます。
    右側のチェックボックスで’Operating’のとこだけチェックすれば
    稼働中のものだけ表示できます。’Construction’は建設中ですかね?

    • 補足:表示される丸の中の数字は発電所のユニット(機)数です。

    • あー、PM2.5などの粉塵が天候に影響するというわけですか。
      それも傾向的に一致するのかは分かりませんが、無関係と言う事でも無いのでしょう。
      一時期は、支那の汚染は随分と進んだという話もありましたが、あれは解消したんでしょうかねぇ。