台湾、TPP加入申請ス

外交

さー、面白くなって参りました。

台湾 TPP加入申請 “長期的な経済発展の戦略” 中国けん制も

2021年9月23日 21時20分

台湾当局は、日本をはじめとする11か国が参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入を申請したことを受けて23日記者会見し「長期的な経済発展の戦略だ」として意義を強調した一方、中国が先に加入した場合はリスクになるとの認識も示しました。

「NHKニュース」より

ニュースの中に触れられているが、実は支那もTPP加入するぞ!と言い出した。寝言かな?

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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加盟したい貿易の枠組み

TPP加入検討組

さて、先ずはTPP(Trans-Pacific Partnership Agreement、略称: TPP)に関するおさらいである。

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定とは、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米国及びベトナムの合計12か国で高い水準の、野心的で、包括的な、バランスの取れた協定を目指し交渉が進められてきた経済連携協定です。

「外務省のサイト」より

昔、世界史の授業でやった方も多いかも知れないが、いわゆるブロック経済路線である。

正確に言うと、ブロック経済とはちょっと違う。ブロック経済とは関税同盟を結んだ国同士で経済を回すために、第三国に対して高率関税や貿易協定などの関税障壁を張り巡らせる、或いは通商条約の破棄を行うやり方である。

しかし、TPPは経済協定を結んだ仲間の間の関税を無くしましょう、或いは極力低くしましょうという考え方である。明確に違うのだけれど、似た効果は出るんだよね。相対的には第三国に対する関税は高くなるし、関税障壁っぽいルールの統一が図られるからね。

で、ここに入りたいと手を挙げて、加入交渉を開始したのがイギリスである。

イギリス、TPP加入交渉を開始 「ブレグジット後の輝かしい成果」

2021年6月22日

イギリス政府は22日、「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」加入交渉を開始すると発表した。「今も将来も最大級の経済」の国々との商取引が可能になると期待を示した。

TPPには、日本、オーストラリア、カナダなど11カ国が参加し、域内人口が5億人を超える経済圏を作っている。加入すると、自動車やウィスキーなどの輸出関税が引き下げられることになる。

「BBC」より

イギリスは、ブレグジットによってEUの枠組みから外れて経済活動を行う方向に動いている。その足がかりとしてTPPに加入しようとしているのだ。

実はイギリスには未だ幾つか英連邦に連なる地域があって、TPPに関係が無い様な位置にありながら、関係者としてここに加わる建前は用意が出来る。

その上で、経済活性化の為の取り組みをするという姿勢を示すのは、大変重要なのだ。

支那も手を挙げた!

そして、支那がここに手を挙げたと言うから、笑うしか無い。

中国 TPPへの加入 正式申請と発表

2021年9月17日 6時24分

中国政府は16日夜、日本をはじめとする11か国が参加するTPP=環太平洋パートナーシップ協定への加入を正式に申請したと発表しました。アジア太平洋地域での影響力を高めるねらいとみられますが、中国はTPPに参加する国と貿易面の摩擦も抱えており、加入に向けた協議は曲折も予想されます。

「NHKニュース」より

だって、そもそもTPPのコンセプトは、「支那を外した経済圏を形成しようぜ!」というところから始まったのである。

当初のコンセプトから言えば、TPPに支那を加えるなどあり得ない。

そして、それ以上に国際ルールを守る気のない国に、「新たなルールの枠組み」に加えるというのは正気の沙汰とは思えない。

そして台湾が

という状況で、台湾もTPPに加わりたいと改めて表明したのが冒頭のニュースである。

この中でトウ政務委員は、台湾の貿易額のうちTPPの参加国が占める割合は24%に上るとし「加入を目指すのは台湾の利益のためであり、長期的な経済発展の戦略だ」と意義を強調しました。

TPPをめぐっては先週、中国も加入を申請したばかりで、台湾の加入に対しては「1つの中国」の原則を堅持する中国の反発が予想されています。

「NHKニュース”台湾 TPP加入申請 “長期的な経済発展の戦略” 中国けん制も”」より

台湾はTPP協定の枠組みを作ろうとした時にも手を挙げてきた経緯があって、その時も支那が強硬に反対していた。だが、今はまた事情が違ってきている。

そこで改めてTPPに参加したいという申請を出してきたわけだ。

記者会見でTPPへの加入の申請をこの時期に行った理由を問われたトウ政務委員は「ことしは日本がTPPの議長国だ。台湾と日本は多くの分野で協力しあい、助け合う関係だ」と述べ、台湾の加入実現に向けた日本の後押しに期待感を示しました。

「NHKニュース”台湾 TPP加入申請 “長期的な経済発展の戦略” 中国けん制も”」より

ここで台湾の狙いが日本が議長国となっている状況を狙ってきたところが、なかなか心憎い。まあ、日本が試されているという側面も有るわけだが、そこは無理を推してでもやるべきだろう。

イギリスと台湾をTPPに加える。

それも、条件は丸呑みさせて、だ。タフな外交交渉が必要だけれども、それを実現してこそ支那に対抗できる手段足るのである。更に言えば、当初の計画通りアメリカをこの枠組みに参加させることで、包囲網は完成する。

コメント

  1. 木霊様、皆さま、今晩は

    韓国も入りたいみたいですね。両方とも「シッ、シ」なんですけど。
    これらの国って「加盟してやるから優遇せよ」みたいな気がします。

    • そういえば、韓国もそんなことを……。
      デモ、アナタのクニ、タイヘイヨウにメンシテイマセンヨネ?

      まあアレです、条件を満たせば加入はありなんじゃないでしょうかね?11か国全てを納得させれば良いわけですから。日本?日本は韓国の加入を許容なんてしませんけど。

  2. 木霊さん、おはようございます。

    確か国ではなく経済圏単位が加盟基準のWTOと単純比較できないと思いますが、TPPにこの原則を当て嵌めれば台湾の加盟に支那は文句言えないはずなんじゃないかなァ~。
    つまり、嫌がらせのの為のただのイチャモンってことで、基本ルール厳守を一歩たりとも譲ってはなりませんね。

    議長国の日本はこれを強力に前面押し出して、「支那が申請するのは勝手だけど、アンタんとこルールからすべて外れてるじゃん、それも真逆にね。 顔を洗って出直しな!!」で門前払いでいいと思う。
    つまり、送付された面接書類で却下で面接の機会なし、というくらいの姿勢を期待しますね。

    台湾は福島産の輸入解禁にも前向きで法改正までやろうとしていますから、これで加盟基準はほぼ完全にクリアで申請してきたと思いますから、このチャンスを逃さず加盟を強烈にバックアップすべきでしょう。

    さて、退任間近い菅首相が訪米で、QUADと初対面外交で最後の成果を上げてくれましたね。
    アメリカの福島産輸入解禁は本当に大きな成果ですし、後に続く国々との貿易関係改善に繋がるといいですね。(台湾にも影響を与えたと思います)
    復興に向け苦労され頑張ってこられた県民の皆さん・関係者各位に何よりの朗報となるでしょう。

    併せてQUADでは具体的な政策がいくつも合意されました、ようやく本格スタートしたって感じですが、さらにインドがやや及び腰な安全保障を中心にガンガンスピードアップして欲しいもんです。

    また、露払いで茂木外相がブリンケン国務長官とTPP参加復帰を促し、首脳会談でもバイデン大統領としっかり議論したようですから、これが布石となって実現すれば大きな置き土産といっていいでしょう。
    国連演説でも途上国へのワクチン支援6000万回約束は、国際的評価を高めるでしょうしね。

    帰国後、すぐに退任ですがコロナ禍という未曽有の国家危機の中、大批判承知で国際社会に約束した五輪・パラ輪を無事終わらせたのは、並大抵のご苦労があったと思います。

    ちょっと早いですが日本の為にお疲れ様でした。

  3. 中国との国交正常化を優先して台湾を国家承認しなかった禊にもちょうど良い感じですね。日本としても。