Free Indo-Pacific Alliance 自由インド太平洋連盟からの質問も回避する河野氏 → 遅れて回答

外交

いや、これはいけない。

対中非難決議、総裁候補3氏「採択すべき」 河野氏回答せず

9/22(水) 13:46

自民党総裁選(29日投開票)に立候補した岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は22日までに中国政府による諸民族への人権侵害行為を非難する国会決議について「採択すべきだ」との考えを示した。

「iZa」より

やらかしたぞ!河野氏。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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対支那非難決議を渋る河野氏

右派系団体からの質問回避?

いやー。コレはマズイでしょう、戦略的にも。これ、早めに方向修正した方が良いよ。

日本ウイグル協会など国内13の民族団体などで構成する「インド太平洋人権問題連絡協議会」が候補者アンケートを実施し、結果を公表した。河野太郎ワクチン担当相から回答はなかった。

「iZa “対中非難決議、総裁候補3氏「採択すべき」 河野氏回答せず”」より

ここで出てくる「インド太平洋人権問題連絡協議会」というのは、複数の民族団体などが連絡するための組織であり、対支那非難決議を菅義偉政権にも求めてはいた。日本ウイグル協会などが参加していると言えば、その会の方向性は分かり易い。簡単に言えば支那被害者の会である。

しかし、菅義偉政権下での決議は、二階氏の動きによって潰されてしまった。それも大筋了承の状況にあったのに、である。

そこで、インド太平洋人権問題連絡協議会は改めて総裁候補にも質問をぶつけたとのこと。

自民党総裁選挙候補者に対して、当会も参加している「インド太平洋人権問題連絡協議会」として中国非難国会決議についてのアンケート(写真)を行いました。回答は次の通り。

高市早苗先生、野田聖子先生①年内の臨時国会で直ちに採択するべきだ

岸田文雄先生②時期はわからないが、採択するべきだ

河野太郎先生「回答しない」との連絡が事務所から

「インド太平洋人権問題連絡協議会」は中国における人権問題の当事者民族の13団体によって構成し、チベット議連、ウイグル議連、南モンゴル議連など5つの国会議員連盟とも連携して、中国非難国会決議の早期成立を求めています。国会決議成立に向けて強いリーダーシップを発揮することが出来る候補者を応援します。

「自由インド太平洋連盟のサイト」より

そして河野氏がここでもやらかした。

人権の問題は欧米では特に問題視される

高市氏と野田氏は問答無用で「採択すべき」と回答したようだ。野田氏はいわゆるリベラル勢力で人権を一番高いところに掲げている関係上、この問題を避けては通れない。そして、真正面から応えた。

高市氏は戦略的にもこの問題には「採択すべき」と応える意外のスタンスはちょっと考えにくいので、予想通りである。

で、岸田氏は本人としては採択すべきだとは考えているが、自民党内の議論は纏めねばならないという立場から「時期は分からないが」という文言を付け加えた。岸田氏らしい優柔不断さではあるが、支那との交渉の余地を残したという意味では、外交的センスだという見方も出来る。僕はそれ、政界だとは思わないが。

広がらぬ北京五輪ボイコット論 自民保守系も慎重

2021/9/3 01:00

来年2月4日に迫った北京冬季五輪の開催をめぐり、欧米諸国で政府使節団の派遣を見送る「外交ボイコット」を求める動きが強まっている。中国当局による香港での民主派弾圧や新疆(しんきょう)ウイグル自治区などでの人権侵害行為が、差別撤廃を掲げる五輪憲章と相いれないためだ。一方、今夏に東京五輪・パラリンピックを敢行した日本の政府・与党では「外交ボイコット」の議論は盛り上がりに欠ける。

「産経新聞」より

実のところ、自民党保守系という立場の方々も、この問題には慎重である。何故なら、支那の標的にされるのはイヤだからだ。

河野氏、ここでも回答を控える

で、河野氏なのだが、「回答しない」ということらしい。

河野太郎氏、親族企業の関連企業、中国共産党の影響が取り沙汰…エネルギー政策への影響も懸念

2021.09.21 18:22

次の衆院選の“顔”は誰になるのか。河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行ら4人が立候補して始まった自民党総裁選。4氏の乱立という、各派閥の統制が取れていない混沌とした状況から、党内では「決選投票は確実」との目算が高まっている。

 各候補者の支持者や党所属議員が自身の生き残りをかけた多数派工作に血道を上げているが、そんな党内の混迷を象徴するかのような状況が現出したようだ。20日夜から、河野氏の公式Twitterアカウントに、以下のような投稿が相次いだのだ。

「北京日端电子有限公司 日本端子(河野一族)60%120万ドル 残りの40%80万ドルを出資している(陳炎順氏)の会社です」(原文ママ、以下同)

「自身の政策とチャイナに支社展開中の河野家経営の日本端子の関係を教えて下さい。①日本端子はソーラーパネルに搭載されるコネクタ開発していますが家族が利するための政策では?②支社がチャイナにあることで対中政策を厳しくできないのでは?投票前に説明責任あると思います」

「biz-journa」より

もちろん、回答が必須というわけではないし、戦略的にはアリなのかもしれない。ただ、時期や立場的にはマズイだろう。

ただでさえ、親族が日本端子の経営をしている事で騒がれた後なのだ。

会社名 日本端子株式会社

本社所在地 〒254-0811 神奈川県平塚市八重咲町26-7

設立 1960年8月23日

資本金 1億円

事業内容 無半田圧着端子・接続子の製造販売連鎖形端子・接続子の製造販売各種コネクタの製造販売端末処理機械・工具の製造販売

代表者代表取締役社長 河野 二郎

従業員 440名(2020年1月1日現在)

「日本端子のサイト」より

極めてアクセス状況が悪くなっている日本端子のサイトからの引用だが、社長は河野太郎氏の弟の二郎氏。そして、日本端子の株式4割は支那の北京日端が握っているとされている。 そして、主要子会社が「 北京日端電子有限公司 」「 昆山日端電子科技有限公司 」「 香港日端電子有限公司 」と、見事に支那系企業となっている。

完全に支那にグリップされていると言っても良いだろう。

もちろん、日本端子から河野氏が献金を貰っていたからと言って、それが法的に問題になるワケでは無い。が、こんな状態で総理になって、本当に支那と事を構えるような判断が出来るか?というと、無理と言わざるを得ない。外交的には極めて不利なのだ。

そう言う状況下で、「回答しない」はマズイだろう。

アメリカからも目を付けられるぞ

アメリカは既に人権路線で支那と対立することを決めている。

アメリカ政府、「ウイグル」への関与は違法である可能性が高いと自国企業に警告

Jul. 21, 2021, 10:30 AM 

アメリカ政府は2021年7月13日、中国の新疆ウイグル自治区で少数民族に対する強制労働などの人権侵害が多く報告されているため、同自治区に投資したり、サプライチェーンで連携している企業は「アメリカの法律に違反する危険性が高い」と注意を促した。

「business insider」より

アメリカがこの路線で進む事が決まっている以上は、貿易にも大きな影響が出てくることは避けられない。バイデン氏も実は親支那派であると言われているので、一番重いペナルティに関しては随分緩和したと言われているので、さほど大きな問題にはならないかも知れない。

しかし、国際協調という観点からすると、首相になろうという人物がこの判断というのは、マズイことになりかねない。大丈夫なのか?

追記

やっぱり回答したらしい。

河野氏、対中非難決議「採択すべき」 ようやく回答

2021/9/24 01:10

自民党総裁選(29日投開票)に立候補した河野太郎ワクチン担当相は23日、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区や香港などでの人権弾圧を非難する国会決議について、民間団体のアンケートで「時期は分からないが、採択すべきだ」と回答した。総裁選に出馬した4氏全員が決議採択に前向きな考えを明らかにした形となる。

「産経新聞」より

それも回答は「時期は分からないが、採択すべきだ」かよ……。

というか、だ。期限が明示されていないのでよく分からないが、回答期限は多分21日頃ではなかったのか?その上で、高市氏は9月13日に回答、岸田氏は9月21日に回答している。

野田氏の回答はメールで行われ、「回答が大変遅くなり申し訳ありません」と謝罪した上で9月22日に回答がなされている。

河野氏は、一旦は「回答しない」と返答したにもかかわらず、23日になって方針転換をして返答をしている。他候補が回答したのを見て「あ、やべ」と思ったのだろうか。

……どこぞの天狗のお面を被った老人に「判断が遅い!」と殴られるんじゃ無いかな。

コメント

  1. こんにちは。
    河野太郎氏は、その昔はリベラルだったという印象があります。
    ※どれくらい前だったか、氏の運営するサイト「ごまめの歯軋り」を見て、「うわっ」てなった記憶があります。
    ※党内に保守もリベラルも広く存在するのが自民党の良いところではありますが。
    ※(一方向特化の野党を見ると特にそう思います、彼らはちょっとした意見の相違で分裂(内ゲバ)しますし)閑話休題。
    民主党政権~安倍政権初期で、何があったのか宗旨替えして保守の論客になったような、振り切った変節を遂げた感じでしたが、やはり馬脚を現した、そんな印象です。
    あくまで印象ですが。
    根っこの部分はやはり河野洋平の息子なのか、小石河連合的にはそっちに振れてしまうのか。

    一つ前の記事で、木霊様は「岸田氏は平時の宰相向き」と書かれていたかと思います。
    当方も全く同意で、中庸、バランス型で各派閥をまとめる力には優れていそうですが、これからの風雲急を告げる時代の舵取りを任せるには役不足、ここからしばらくは(既に、ですが)戦時体制とも言える状態なので、大鉈を振るえるリーダーが必要でしょう。
    そんな時に、ここ数日でこうも足下の危うさが露見する人は、担ぎ上げるわけにはいかないですよね。
    議院内閣制で直接投票出来ないのが悔やまれますが、大統領を直接投票してエラい事になってる隣国(しかも隣国の有権者は「直接投票制最高!」と思っていて、十三段の階段を二段飛ばしで上ってる自覚がないらしい、次の大統領で三段飛ばしになりそうですが)を見ると、どっちもどっちだなと、政治に正解はないんだなと思う事しきりでもありますが。

    • 河野氏は今でも良くも悪くもリベラルという印象です。
      そして、ごまめの歯軋りも愛読はしていますが、僕とは主義主張が合わない方だなとは思っています。
      その上で、それなりに有能だとは感じていますし、ここで潰すのは勿体ないとは思います。そう言う意味で、どうして石破氏と小泉氏と組もうと思ってしまったのか残念です。両方とも戦略的に組むべき相手ではありませんから。
      しかしその上で、ちょっと勉強不足なのと高圧的な姿勢はマイナスだなと、感じています。

      今のところ、河野氏が得票に苦戦している一方で、岸田氏、高市氏はかなり議員票を伸ばしているようです。党員票に関してもそれなりに高市氏に流れる方向で、ここ数日の河野氏の戦略ミスは大きかった印象ですね。多分、岸田氏と高市氏が組んでしまえば、そこで決着する力関係になっています。そして、両者微妙な違いはあれど政策の方向性は近い。
      したがって、何れにしても決選投票の時に河野氏対どちらかという構図で河野氏の勝ち目は極めて薄いでしょうね。

      隣国の選挙に関してはまた触れたいところですが、これまたスゴい事になっていて頭が痛い。あれと隣国の付き合いをするのは正直シンドイですな。

  2. 河野氏の度重なる不味い対応を語る前に一言。総裁選告示前から「対支那非難決議」に全力で取り組んだが採択されず、本当に悔しいという意志を伝えてきたのは高市氏だけじゃないかな。(だから誰よりも早く即答してますね。

    さて、今朝靖国神社参拝で河野氏の姿勢を酷評したばかりなんですが、回答しないってのはさすがにマズいでしょうに。
    基本的に「丁寧に説明する」という公約に背くばかりか、自分の都合の悪い話や耳の痛い話からは逃げるって事と同意ですからね。

    >そして河野氏がここでもやらかした。

    正念場のここまできてスキャンダル以外でやらかしまくるはブレまくるはって...、少なくとも今は絶対に総理にしてはいけない危うい人間だと確信に変わりました。
    というか、所信会見の政策内容があまりにも無様過ぎて(オマケにポエムまでご開陳)、少しは持っていた期待感はすぐに吹っ飛びましたけど、まさかここまで酷いとは想像できませんでしたよ。

    >ただでさえ、親族が日本端子の経営をしている事で騒がれた後なのだ。

    下手に中途半端な回答をしてやぶ蛇になるを恐れたんでしょうか、しかしそうにしても選挙ブレーンにちゃんとアドバイスする人材がいないのかもと思えてしまいます。

    >それも回答は「時期は分からないが、採択すべきだ」かよ……。

    全ての政策に具体策が曖昧と馬脚をさらけ出しているからこそ、非難覚悟で最初からこのレベルの回答すら考えつかないほどパニクってるのかなァ~。

    • 河野氏のこのセンスの無さは、ちょっと絶望的な気がします。
      やはり、自民党総裁選挙は、国民の前でそれぞれの政策をしっかりアピールするというやり方を示すべきだということがよくわかりました。
      今回のこのような対応がなければ、僕は多分、高市氏よりも河野氏を推していたんだと思います。
      でも、もはやそれは無理ですね。

      逆に、岸田氏はなかなかのアピール力を発揮していて、多少まずい対応も見られますが、僕としては評価を上げた感じです。野田聖子氏に関しても同じです。政策には賛同できませんが、腹のくくり方はなかなか堂に入ったものがあったのだと思います。
      そして、高市氏ですが、危うげなく戦っている点でも評価は高いですね。
      メディアの下馬評では、まだ河野氏の支持率は高いのですが、それでも「下がってきている」というのが見えるあたり、みなさんも感じているのでしょう。

  3. 木霊様、皆さま、こんにちは。

    情報収集能力が高い皆さまですから、もうご存じとは思いますが…

    中国で日本端子と提携、株を40%持っている会社は「北京東方科技集団股分有限公司」通称「BOE テクノロジーグループ」、営業規模2兆円を超える企業なのだそうですね。

    さらに言えば、人民解放軍傘下の企業とのこと。そんな大企業が売り上げが高々160億円の日本企業に出資するのも変な話です。

    さらに、豪州戦略政策研究所によれば、 BOE はウイグル人強制労働にかかわっている中間会社にリストアップされているとこのと。

    欧米がウイグル人虐待問題で中国企業に制裁を加えたら、河野洋平会長、河野二郎社長の会社もただじゃすまないでしょうね。
    さらに河野太郎氏が、総理大臣になってしまった日には、下手すると米国から最重要機密情報を貰えない(韓国状態)になっちゃいそうです。

    明後日の総裁選が、本当に心配になっています・・・

    • ネタが無かったので頂いたコメントを元に1つ記事を書かせていただきました。
      記事はダラダラと書きましたが、着地点は1つなんですよね。
      「今のところ合法だけど、河野氏が総理になったら、日本にとって大きな弱点になる問題だ」ということです。総裁選はどうなるんでしょうねぇ。もはや最初の投票では大差が付きそうにないので、決選投票ということになりそうです。そして、1位通過の可能性の高い河野氏と、2位、3位の何れになるかわからない高市、岸田グループが、政策の近い同士で「結べるか」がポイントですね。
      この時に、岸田氏が勝てば高市氏は結びやすいですが、高市氏が買った時に岸田氏が2位に協力できるのか?がポイントのように思います。
      決選投票は、河野氏にとっては不利なので、決選投票にもつれ込んだら勝てないでしょう。
      岸田氏が1位通過の場合は、相手は河野氏でしょうから、岸田総裁の誕生に。高市氏が1位通過の場合は……、これが展開が読みにくいのですが、野田票は河野氏に流れそうですが、それ以外がどうなるのやら。
      まあ、自民党員以外は指を加えてみているしか無いんですけどね。

      • 木霊様

        お返事と、記事、ありがとうございました!

        国際情勢もコロナ禍も、まだまだ厳しい状況ですが、総裁選が最悪には転ばなかっただけ良かったと、まずは一安心しています。

        木霊様、これからも面白くも考えさせられる記事をたくさんしたためて下さいませ。