「日本の尊厳と国益を護る会」の首相4候補への質問とその回答 → 河野氏の回答も出揃う

選挙

青山繁晴氏に対して思う所がある方もあるかも知れないが、今回、日本の尊厳と国益を護る会(以下、護る会)は、面白い取り組みをしていたので紹介しておきたい。ただし、リンクはその代表である青山氏のブログの記事に貼ってあるので、その点はご理解願いたい。

自民党総裁候補4人に対して護る会が公海質問状を送って、回答を求めた。内容は少々物足りない部分はあるが、これは有権者としては是非とも知っておきたい内容だと思う。

公開情報であるから、ここで紹介しても構わないだろうとの判断で、丁寧に紹介していきたい。

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公開質問に対する各候補のスタンス

河野太郎氏は回答を断った?

さて、4氏に護る会は質問状を出したものの、回答は3氏からであった。

何れも慎重な回答がなされていて好感は持てたが、公平性を喫するならば、高市氏が護る会の会員であることもまた明記しておく必要がある。

その上で、河野氏はこの質問に対する回答を「丁寧」に断ったようだ。それも、締め切り直前まで回答しなかったようだ。この姿勢は「不誠実」と見るべきか、或いは「他陣営の誘いに乗るのは戦略上好ましくないと判断した」のか。

言ってみれば、護る会は自民党内部でも右派である。本人達は真ん中だと言って憚らないが、自民党全体が左寄りなのだから、護る会が一番右にいるのはなんの不思議もない。

そんな護る会の相手をするのはデメリットだとその様に判断したとしても不思議はないが、そうだとすると河野氏は思っているよりも左側にいるのでは無いのか?という疑いは生じてしまうよね。

日本の尊厳と国益を護る会

事務局長 高木啓 先生

 

貴議員連盟からいただきましたご照会につきまして、

ご活動は理解いたしている心算ですが、

文書にて回答申し上げる用意がございませんので、

しっかりご趣旨を承ったことでご報告に代えたく存じます。

 

河野太郎 選挙対策本部政策担当

「青山繁晴氏のブログ」より

こんなメールで回答を断ったと言うことなんだけれども、狙いは何処にあるのやら。

ただ……、この話には後日談がある。

「河野候補は、護る会の質問書についても、『あれは俺が青山さんから直接、受け取って、回答するって青山さんに返事したんだよ。回答しないとメールを送ったなんて知らなかった』、ということなんです」

「青山繁晴氏のブログ」より

どうやら、後から回答が出てくるようだが、これを「護る会」として受け取るかどうかはまた別の話のようだ。まあ、続報があれば追加していきたいと思う。出てきたので追記したい。

岸田氏は真っ先に回答

これと対称的に、岸田氏は真っ先に回答をしたということらしい。

この質問が送付された時に設定されていた回答期限は9月16日であったが、告示日直前に野田聖子氏が出馬表明をした関係で、回答期限は9月22日までに延長された。

そして、16日迄に回答したのは岸田氏、高市氏の順番であって、質問の趣旨から考えて高市氏の方が有利である様に思われるのだが、敢えて岸田氏は早めに回答をしたということのようだ。

高市氏は、この質問に答えない理由は無いので、最悪のケースを考えると高市氏のみ回答する可能性もあったのだけれど、そうはならなかった。岸田氏は右寄りのスタンスを採ってでも右派の票を狙い、逆に言えば左派の票が取れなくても大丈夫だと踏んだという風に考えるべきだろう。

ちなみに、野田聖子氏も早々に回答されたようで、その点は好感が持てる。

河野氏は、一度は断ったものの、結局遅れて回答を出してきた。が、これ、出してきたことに意味があったんだろうか??

コメント

  1. 木霊さん、おはようございます。

    国民の関心度や次に控える総選挙への積極参加へ繋がるか、ある意味今回の総裁選は各候補の主張(総論・各論)に関心が深まったんじゃないかと考えています。

    青山氏の質問各論については国防力強化それに欠かせない憲法改正(スパイ防止法含む)、については3氏共に直接回答をしてないのがちょっと残念ですね。
    投開票日まで1週間ですから微妙な問題でメディアや野党、そして対立候補に余計な揚げ足取られないように慎重にならざる得なかったのかもです。

    さて、木霊さんの記事各論への考えは持っていますが、それを書きだすと長くなりますので、総裁選に絞って僕の各候補の評価です。
    ・河野氏→ブレが酷すぎるのとほとんど具体的な政策が見受けられません。
    公示日の所見演説会では「みんなが・みんなで・みんなと」を連発し、国のトップとして責任を背負うという姿勢が欠落しており、ミンミン蝉の様な聞き苦しいお粗末さ&手振りジェスチャーもワンパターンの繰り返しで印象を落したと思っています。(選挙参謀がアドバイスしたのでしょう、以後極端に減った模様)
    総選挙の顔になるとは思えないんですよ、身内企業からの献金問題なんかもチラホラ出て来てますから、政策の有耶無耶さ・パワハラ・島内人望の薄さなど含めて大きなリスクがあり、僕としては4候補の中で一番なって欲しくないですね。

    ・岸田氏→背水の陣で望む意気込みと覚悟を十分に感じさせる、誠意と必死さが伝わる印象に変貌したのが大きな進歩でしょう。
    各論もそつなくというより以外にもしっかりと自分の考えを口にしてますし、さすがに万年次期総裁という汚名を晴らす政策通ぶりが好印象です。但し、俺は絶対にこれをやるというインパクトはまだまだありません。
    ただ、ペーパーに頼り過ぎで肝心な修羅場時にフラツくのではないかとう、彼の最大の弱点への不安は残ります。

    ・高市氏→当初はメディアから泡沫扱いされ、健闘が伝えられるとメディアは元より支那・南朝鮮までが極右の危険人物とヤリ玉に上がっていますが、所見演説で見せた国への強い信念・最重要案件を明示しその根拠のアピール力・政策立案力&発議能力の裏付け、また質問へのしっかりとした回答(揚げ足取りの質問へもしたたかにねじ伏せる柔軟さ)は群を抜いてダントツだと考えます。
    党員票次第で大健闘し第2位になればVS河野氏相手に大逆転の目はあると期待しています。
    野党・極左メディアのネガティブキャンペーンが待ち受けていますが、党役員・閣僚人事をどこまでしっかりやれるかで本当の評価が決まると考えます。
    取らぬ狸ですが官房長官:西村氏で幹事長:岸田氏で固め、首相補佐官に佐藤正久氏(防衛担当)・青山氏(歴史を含む外交とその他担当)を抜擢できれば面白いですね。

    ・野田氏→所見演説では少子化含む子育て支援への熱意は伝わりましたし、その後もこの案件についてはブレなく重要視を貫く姿勢は好印象です。
    ただ、若くから閣僚キャリアが豊富で現在幹事長代行でありながら、最重要案件の不勉強ぶりを晒したお粗末な答弁は、最終責任を負う総理の重職としては致命的でしょう。

    総裁選まで一週間を切りました、良くも悪くも無風だった前回とは比べ物にならないし、直後に国の行く末を決める重要な総選挙が待っています。

    • 全般的な印象として、平時総裁向け人材が岸田氏で、安定・長期政権が期待できそうです。
      非常時総裁向け人材が高市氏で、期待感は高いのですが経験面でのサポートは必須という感じの印象を持っています。
      で、いまどちらか?というと、やっぱり高市氏かなぁ。岸田氏は苦労性で努力はしてくれると思いますが、ここ一番での判断力に不安があります。経験では補えない事態を迎えたときに「どうか」ということでしょう。
      その意味で、菅義偉氏は実に良くやってくれたと、そう思います。結果的には巧く行かなかった部分もありましたが、それを含めての現時点での評価です。

      河野氏、人材としては悪く無いし、適材適所で嵌まれば力を発揮するタイプだと思います。
      ですが、総裁を今やらせるのは危険な気がします。少なくとも親父の目の黒いうちは無理かもですね。あちら方面に引っ張られすぎていますよ、客観的に見て。
      野田氏は、記事でも書いたとおり評価は改めましたが、トップに座る器ではありません。

      • 木霊さん、おはようございます。
        返信ありがとうございます。

        木霊さんの記事で各論における4候補それぞれへの評価は概ね(80%くらいかな)同意なんですが、やはり各論毎に絞って議論すべき重要なイシューばかりですので、前の投稿では敢えて控えさせて頂きました。
        それにここまでくると、総裁が決まってからの所信表明後でも遅くないと思いますしね。

        さて、日本の危機管理(経済国防含む安保)とコロナ禍をどう収め、一刻も早く経済を動かし始める事が特に重要なのは間違いないと考えます。
        そんな中で政治家としての確固たる信条(個人的で良いのです)を見極めるのは、主に皇室継承と靖国神社参拝だと思います。

        投票が迫った中での討論会で各候補の政治信条でハッキリと分かれて、論点としては党員はもちろん国民にも判断しやすい結果が出ましたね。

        ・河野氏→在任中は参拝しない。散々ブレまくった反省からなのか不思議とこの一点ではブレていません。
        但し、過去国会議員として参拝した形跡はなく(詭弁ですね)、僕は個人的にも一度も参拝してない疑い濃厚と判断してます。

        ・岸田氏→時期・状況次第で考えたい。しかし、その具体的な条件は示さず。
        あくまで無難に徹したある意味腰の据わっていない姿勢で、具体的な条件なしでは実行力に大きな疑問が付きます。結局は時期・状況が整わなかったと逃げれますから、本質は変わっていないと低評価です。

        ・高市氏→参拝すると明言。所信演説会から一切ブレずに「国民の命と財産を守り、領土・領海・領空・資源を含む国土を守り、国の主権と名誉を守る」、と完全に一致していますね。

        ・野田氏→公職では参拝しない(河野氏と同じ)と明言。では国会議員含む地方議員も公職なのだから、全ての公職から引退するまでは参拝しないと言ったも同然です。
        そして、卑怯にも天皇陛下がご参拝しないA級戦犯合祀を議論すべきだと、完全に責任丸投げで歴史外交のセンスゼロを露見してしまいました。

        さて、激減しているとはいえ日本遺族会会員は45万人とかで、少なくとも自民党員が6割以上=30万人近いと想像しています。(実際はもっと多いはず)
        総裁選選挙権を持つ遺族会会員は党員票110万票の27%とみなして、未だ投票していない遺族会党員の選挙動向が最終盤戦のカギを握るんじゃないかと想像しています。

        小泉元総理は靖国神社参拝にほとんど興味なかったのに、総裁選に勝つために日本遺族会に支援を求め公約にした実例もありますから(実際総理になって参拝)、この党員票は大きな波動を起こす可能性ありじゃないかな?

        少なくとも日本遺族会は4候補の靖国神社参拝に対する姿勢をありのままでいいので、全会員に公示または送付してもらいたいですね。(3000万近い費用がかかりますが、何とか工面して欲しい)

        週明け投票期限まで今日を含めて3~4日ですからかなりシビアですが...。