自民党総裁選挙のダークホース、河野太郎氏

政策

取り敢えずご要望にお応えする形での3人目の候補に関する記事である。ダークホースは言いすぎかも知れないが、選挙を左右する大きなファクターになることと、岸田氏優勢の状況は、現時点では未だ動いていないと思う。

石破氏、不出馬に傾斜 河野氏と協力模索か―自民総裁選

2021年09月12日06時49分

菅義偉首相の後継を選ぶ自民党総裁選(17日告示、29日投開票)をめぐり、石破茂元幹事長(64)が出馬を見送り、他候補の支援に回る方向に傾いた。政策実現や党改革に向けて協力関係を築けるかを見極め、近く判断する。

「時事通信」より

河野太郎氏(以下、河野氏)の紹介をするのに冒頭の記事としてチョイスしたのが石破茂氏の記事というのは、ちょっと意地が悪いかも知れないが、まさにこの人の去就で河野太郎氏の当否に絡んでくる可能性が高いので、最初に触れさせて頂くことにする。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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メディアでの人気は高まっているが

地方票を手堅く集めると評判の石破氏

さて、地方人気の高いといわれている石破氏だが、その点について少し触れておきたい。

2008年

  麻生太郎  与謝野馨  小池百合子  石原伸晃  石破茂 
議員票21764463621
地方票1342014
合計35166463725

2009年

  谷垣禎一  河野太郎  西村康稔 
議員票1206436
地方票18021
合計3006637

2012年

  安倍晋三  石破茂  石原伸晃  町村信孝  林芳正 
議員票5434582724
地方票871653873
合計141199963427

2018年

  安倍晋三  石破茂 
議員票32973
地方票224181
合計553254

2020年

  菅義偉  岸田文雄  石破茂 
議員票2887926
地方票891642
合計3778969

ざっと5回分紹介させて貰ったが、石破氏はうち4回に出馬しており、最も地方票を獲得したのは2012年の自民党総裁選挙である。

しかしそれ以降、地方票を獲得する傾向にはあるが人気に陰りがある様子が見てとれるのも事実だ。もちろん、出馬する相手にも左右される為、今回万が一石破氏が出馬した場合にもしかしたら地方票はとれる可能性はあると思う。

だが、かつて程の人気はないし、どの段階でも議員票は非常に残念な事になっている。

一方の河野氏だが、ネットを中心に人気のある議員ではあるが、果たして総裁選出馬した場合はどうなのだろうか?実は2009年の総裁選で河野氏は出馬しているが、地方議員には歯牙にもかけられなかった

こうしたことから、石破氏が出馬せずに河野氏の応援に回れば、ある程度の地方票の嵩ましが期待できるのだが、石破氏が出馬してしまうと河野氏はかなり地方票では苦戦する可能性が高いだろうと思われる。

一方の議員票は、河野氏は2009年の際にもそこそこ獲得していた。これは「政界のサラブレット」と呼ばれるだけあって、議員一族の一員という信頼のある部分はあるのだろうと思われるが、しかし、河野氏は群れることを嫌う一匹狼的な立ち位置にあるので、固定票を持っているわけでは無い点が弱味である。対する石破氏は、どの回においても議員票が少ない。議員としての信頼がないのだろうね。

何が言いたいかというと、これは何処かのメディアでも分析されていたが、河野氏にとって石破氏は敵に回すのも厄介だが、味方にもつけたくないという立ち位置の人物にある。

河野談話は否定せず

さて、河野氏といえば、河野洋平氏を父親に持つ議員としても有名である。

河野太郎に好意的な中国──なぜなら「河野談話」否定せず

2021年9月12日(日)19時20分

河野太郎氏は女系天皇や原発で「豹変」したと日本では報道されているが、中国では「河野談話」を否定しなかったことに注目し、非常に好意的だ。その実態と、日本に及ぼす影響に関して考察する。

「Newsweek」より

この話はニュースで報じられたときに思わず突っ込みを入れてしまった。

色々と主義主張を変更したように見える河野氏だが、河野談話だけは否定しなかったのである。

――注目すべきは、河野太郎氏の父親である河野洋平氏(元内閣官房長官)は、有名な「河野談話」の中で、第二次世界大戦中に日本軍が慰安所を設置し、他国の女性を「慰安婦」として強制的に働かせていたことに日本軍が直接関与していたことを認めていることだ。 河野太郎氏は10日(の記者会見で)、「河野談話」に代わる新たな「談話」を作るつもりがあるか否かという質問に対して、「自民党政権から引き継がれてきた歴史認識を引き継ぐ」と答えた。

「Newsweek”河野太郎に好意的な中国──なぜなら「河野談話」否定せず”」より

自民党内部でも、この河野談話継承の問題は非常にリスクを孕んだ問題であると認識されているようだが、息子の河野氏だからこそ、否定することは可能なのだ。

父親存命の状況でこれを否定するのは、河野氏にとっては非常に不味い事なのだとは思うが、それをやって事価値があるのだと思う。これが首相の座に就く人物の覚悟かと思うと、情けなくなるね。

何故これが問題になるかといえば、支那と朝鮮との付き合いに大きな影響がある。彼らのプロパガンダを受け容れるためにテコになっているのが河野談話であり、ここを破棄するということは即ち、今の関係を一から見直すというメッセージを送る行為になる。

個人的には、さっさとメッセージを送るべきだと思っているのだが。

あ、忘れるところだったが、二階氏の動向もコレに関わっている可能性は高い。二階氏は岸田氏は応援しないだろうし、高市氏よりは野田聖子氏を推したかったはずなので、ここもない。事実上、河野氏を推すしかないのだが、河野氏は一匹狼的な動きをする上、他派閥で連携の難しいところなので旨味がない。それ故に二階派が派閥で戦う可能性は低くなっている。

河野氏の政策

河野氏の主張や政策に関しては、かなり合理的な考えの持ち主なので、個人的には好意的に捉えている。

衆議院議員 河野太郎公式サイト
河野太郎公式サイト 日本を前に進める。温もりのある国へ

https://www.taro.org/wp/wp-content/themes/original/images/seisaku2021.pdf

前者は河野氏の個人のサイトで、後者は総裁選挙用に作り直したサイトである。両者を読み込んでいくと齟齬がある様に感じるのだが、基本的には総裁選用のサイトを参考にすべきだろう。

スローガンは「日本を前に進める」

「温もりのある国へ」というサブタイトルを掲げる河野氏、言葉選びのセンスはなかなか素敵だと思うが、中身がどうかというと、ちょっと寂しい感じをうける。

「1.命と暮らしを護る政策」

第一に掲げたのは、武漢ウイルス対策である。

●新型コロナウイルスについて、最新の科学的知見に基づいたわかっていること、わからないこと、 できること、できないことをしっかりと国民と共有し、謙虚に、わかりやすい対話をしながら決め ていきます。
●ワクチン接種を迅速に進め、必要な3回目接種の準備をします。 また、ワクチン2回接種後の 経済・社会の平常化プログラムを提示します。
●必要な時には思い切った人流抑制で感染拡大をおさえます。
●検疫を強化して、新たな変異株の国内侵入を防ぎます。
●医療提供体制を拡充し、治療薬と国産ワクチンの開発を強力に支援します。
●頻発する自然災害から命を守る、持続可能なインフラを次世代に残します。
●災害の復旧、復興時に支え合う人のつながり、地域のコミュニティを守り育てます。

「政策2021」より

コレに関しては高市、岸田両名ともさほど大きくは変わらない印象が強い。ただし、この分野を担当する大臣であった事もあって、しっかりと勘所を押さえている印象をうける。

でも、「必要な時には思い切った人流抑制」とか「検疫を強化」って、とっても重要なポイントではあるんだけど、方法論には踏み込んでいないんだよね。「医療提供体制を拡充」、「自然災害から命を守る」と、そりゃ必要なんだろうけど、ふわっとした内容しか書いていないのが残念である。

そのために何をするかを説明して欲しいだけどねぇ。

「2.変化の時代の成長戦略」

2番目に掲げるのは経済政策で、1番目の武漢ウイルス対策の次に掲げる辺りのセンスは流石である。絶対にこれから必要だからね。

●温もりある地域経済と社会を支える中小企業や個人事業主を守ります。
●暮らしやすさと働きやすさを両立させ、あらゆる人が働くことを通じて社会参加できる温もりあ る社会をつくります。
●それぞれの地方の強みを活かす元気な地方経済と社会を応援します。
●食料の確保は国の基本であり、持続可能な農林水産業をつくります。
●産業界も安心できる現実的なエネルギー政策をすすめます。
●環境・気候変動対策と経済の好循環をつくり、2050年にカーボンニュートラルを実現します。 ●デジタル、グリーンをイノベーションの核として日本の稼ぐ力を伸ばします。
●イノベーションを担う人材と資金の好循環をつくります。

「政策2021」より

ただ、こちらは細かい議論しかしていないのが気になる。

「環境・気候変動対策と経済の好循環をつくり、2050年にカーボンニュートラルを実現」に関していえば、どうやら原発の再稼働まで視野に入れているようだ。

河野太郎氏、原発再稼働の可能性に言及 森友問題再調査は否定

2021/9/10 16:42(最終更新 9/10 20:49)

自民党の河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=は10日の記者会見で、党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明した。原発の再稼働に関し「いずれ原子力(発電)はなくなる」としたうえで、2050年までのカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出実質ゼロ)に向け、安全が確認された原発を再稼働する可能性を改めて示した。

「毎日新聞」より

この辺りも、合理的な考えを主張する河野氏らしいスタンスには感じる。

不都合な原子力を救済する?
電力業界が再稼働、再稼働と叫ぶのは、ひとえに再稼働しないと電力会社の経営を直撃することになるからだ。 電力会社の原子力関連資産がどれくらいの大きさになっているかみてみよう。 事業者 純資産 核燃料 原
自民党の原発政策
自民党の臨時総務会で政権公約が承認され、発表されました。 かつては原発推進一本槍だった自民党も、この政権公約では原発政策を大きく変えることになりました。 もちろんまだ100点ではありません。しかし、原

河野氏は原子力発電の燃料の「再処理事業」には反対の立場であり、将来的に原子力発電から「卒業」するべきだという立場にある。更には発電コストに関しても「捏ち上げ」だと指摘している。再稼働に関しては「容認」する気はある様だが、「再稼働しなくとも電力は足りる可能性が大きい」との認識を示していた。そして、河野氏は天然ガス火力発電推しであった。

が、近年、再生可能エネルギー発電推しに意見を変えている。防衛大臣時代に、自衛隊の基地における再生可能エネルギー調達率を高める方針を打ち出したが、僕はコレは失敗だったのではないかと感じている。

とまあ、過去どうだったかということを紹介したが、今回の主張に関しては今ひとつ具体性を感じない。「環境対策に配慮したエネルギー政策をやるよ」という内容は伝わってくるのだけれど、具体的に何をするのかには踏み込んでいないようだ

他の候補は軒並み電力需要を見込んで発電環境を充実させる方向と、省エネ技術の拡充ということを示していたのだけれど、河野氏はなにがしたいのかイマイチよく分からない。

更に言うと、ここでは経済政策をしっかりと説明しなければならないはずだったのに、イマイチなにがやりたかったのか不明である。財政出動には消極的なようだしね。「やむなし」というスタンスのようだ。がっかりだよ!

「3.新しい時代のセーフティネット」

さて、社会福祉の分野ではこんな感じの事を主張されている。

●出産、子育てから老後まで、暮らしを守る、持続可能な全世代型社会保障制度を構築します。
●貧困を固定化させない、誰もが何度でも挑戦できる、しっかりとしたセーフティネットをつくります。
●デジタル化でプッシュ型・ワンストップ型の支援を実現します。
●少子化に歯止めをかけ、子育てをしっかりと支援します。
●初等教育から高等教育まで、すべての子どもたちの教育機会の平等を保障する制度をつくります。

「政策2021」より

こちらもふわっとした内容ではあるが、方針としては菅義偉氏の路線とさほど差がないように思える。誰もが高齢化と少子化に対策が必要だとは思っているし、貧困問題についても「リトライ」ができるというのは重要な論点だ。

唯一、「デジタル化でプッシュ型・ワンストップ型の支援」とあるが、これを実現する為にはマイナンバーに収入を紐付け、それを参考に「プッシュ型」で行おうという発想だと理解できる。「ワンストップ型」に関しては、一見把握のことを意味しているので間違い在るまい。

コレには賛成ではあるが、収入を把握するという点でかなり反対意見もあるだろうと思う。そこをどう突破出来るのかがポイントなんだろうけれど、これをやろうとすると「大きな政府」路線まっしぐらではあるので、コストはかかるんだろうね。

「4.国を守り、世界をリードする外交・安全保障」

個人的にはかなり注目している外交防衛に関しては、河野氏は4番目に説明している。優先順位的に他の候補と比べて下の方に配置してあるのは左派への配慮か、或いは自らが左派であることの証明でもあるだろう。ただ、それが一概に悪いとは思わない。

●新たな脅威に対応する国家安全保障戦略の見直しと防衛力の整備・強化を行います。
●現実の脅威にあわせて、サイバー・宇宙、電磁波など新しい分野における自衛隊の防衛能力を向上 させます。
●一方的な現状変更の試みに対抗できる枠組みづくり・抑止力の強化を行います。
●自由と民主主義、法の支配、人権といった基本的価値を守る同盟を構築し、国際社会の中で、日本の 確固たる地位を確立します。
●基本的価値を共有する国々との同盟で、独裁体制・監視社会の広がりを防ぎます。

「政策2021」より

……思わないが、支那や朝鮮への配慮を感じる点はマイナスかな。

ともあれ、ここでも余り大したことを言ってはいない。防衛大臣を務めていたにもかかわらず、コレというのはなかなか残念な事だ。

最後に掲げた、「基本的価値を共有する国々との同盟で、独裁体制・監視社会の広がりを防ぎます」が、支那への対抗も視野に入れていますよと言うアピールなのだろうが、何がしたいのかは伝わってこない。

機密共有「ファイブ・アイズ」と連携意欲 河野防衛相

2020年8月14日 18:00

河野太郎防衛相は日本経済新聞のインタビューで、米英など5カ国の機密情報共有の枠組み「ファイブ・アイズ」との連携拡大に意欲を示した。「価値観を共有している国々だ。日本も近づいて『シックス・アイズ』と言われるようになってもいい」と述べた。

「日本経済新聞」より

戦略的には、菅義偉政権の方向に沿ってはいると思うのだけれど、積極性は感じないんだよね。

「5.新しい時代の国のかたち」」

そして、最後の項目がイマイチ分からない。

●立党の精神に立ち、新しい時代にふさわしい憲法改正をすすめます。
●自民党の総力を挙げて、国民が参加して、この国の未来を決める、わかりやすく、オープンでクリー ンな政治を実現します。
●政府の「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議に関する有識者会議」の議論を 尊重します。

「政策2021」より

「わかりやすく、オープンでクリー ンな政治」って、一体何を目指すのやら。ここから既に分かりにくいのだけれど。

最後の項目に皇統に関する項目が触れられている。

皇室の危機を回避する
我が国の皇室は、かつてない存続の危機に瀕している。 天皇陛下より若い皇族男子は、皇太子殿下、秋篠宮文仁親王殿下、秋篠宮悠仁親王殿下の3人しかいらっしゃらない。将来、悠仁親王家に男子がお生まれにならなけ
皇統の危機
天皇陛下の生前譲位についての議論が始まります。 しかし、生前譲位の議論だけでよいのでしょうか。 今、皇統は危機に瀕しています。 皇室典範第一条「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」 今
皇統の議論
日本を日本たらしめているものは何かと問われれば、私は天皇の存在と日本語だと答えます。   世界各国の言葉や教育の状況をみれば、ギリシャ哲学から量子論までを自分の言葉で学べるというのは実はすごいことです

実は過去は「女系容認」だったんだよね、河野氏は。ただ、前提として「皇統の存続」で「男系男子が望ましい」という立場ではあったようだ。

でもね、前にも書いたのだけれど女系容認と皇統存続は相容れない概念なんだよね。底をご理解いただけているのであれば国賊だし、理解していないのであれば残念である。

立場によって意見を変える姿勢は好ましくない

そもそも、河野氏は入閣前にはかなり色々な面で政権に対して噛みついていた。

そういった誰にでも噛みつくスタイルは、僕自身は嫌いではなかったが、入閣が決定した時には、幾つかの項目について自らの意見を封印している。

河野氏、懸念払拭へ持論封印 脱原発、女系天皇―支持拡大狙い、ジレンマも

2021年09月11日07時11分

自民党総裁選へ出馬を表明した河野太郎規制改革担当相(58)が、「脱原発」などの持論を封印している。奔放な言動を不安視する長老らの懸念を払拭(ふっしょく)し、支持拡大を図るのが狙いとみられる。ただ、持ち味の発信力や改革姿勢が色あせれば、中堅・若手の支持が離れかねないというジレンマも抱える。

「時事通信」より

入閣時に自身の意見を封印した理由は「内閣の一員となった以上は、内閣の方針に従う」というもので、その意思を貫いて職責を見事に果たして見せた(見える部分では、なのだけれど)。その点は高く評価しているし、意見を翻した理由についても評価している。

でも、総理大臣の立場になった時に「自らの意見を封じる」というのは、僕自身は「オカシイ」と感じる。言わば、国家観が如何なるものかを議員や有権者が判断できないからだ。

同じ不安を感じたのが菅義偉政権で、総理の座につく時に菅義偉氏はそれを明らかにせず、結局退陣に至るまで自身の国家観を明らかにはしていない(まだ任期はあるが、今さら言及はしないだろう)。もちろん、安倍政権の方針を継承して、かつ目の前の問題を次々と解決した手腕そのものは評価しているが、長期間政権を担って貰うには少々問題があると思う。

したがって、僕は河野氏にそこは変えて欲しくはなかった。それが望ましかろうと、そうでなかろうと、国家の方向性を示すという意味において「変えるべきでは無かった」し、「変えたのであれば、その様な考えに至ったことを明らかにすべき」なのである。

それで総理になれないのであれば、それは自民党のニーズに合っていないだけの話。その後、国民の審判を仰ぐことで、自民党のニーズが正しかったかを判断できるだろう。

そう言う意味で総理になるために意見を変える、というのはちょっと違うのでは無いのかな?そう思う。苦しい立ち位置で総裁選に立候補したと想像されるから、仕方が無いのかも知れないけれど……。

河野氏は交渉力や発言力のある人材として、その面は個人的に高く評価しているだけに、是非とも一考して欲しい部分である。

コメント

  1. 物言いが明瞭かつ表情に力がある御仁だから、まぁ、人気は取りやすい人ですね。
    嫌いではない人ではありますが、ここしばらく見てて思ったのは国務大臣どまりかなぁ、と。総理となるにはいろいろ足らないのはご指摘の通りかと。お題目は良いだけに細かい政策は官僚にぶん投げ、というマインドが透けて見えるんですよね。

    個人的には一度、党幹事長でもやって調整力を積み上げてほしいところ。
    ぶっちゃけ、高市・河野のお二人に足らない要素はそこだと思うのです。

    • ご指摘の通りですな。
      河野太郎氏に実力はあると思うのですが、上に立って指示を出す器かというと、なんともね。もう少し経験を積めば違うかも知れませんが。
      同じく、高市氏も経験の面で不安があります。高市氏はせめて外務大臣を経験して欲しいところ。
      河野氏にせよ高市氏にせよ、優秀なブレーンがつけば或いはとは思いますが、今選出されて果たして自民党の切り回しをやっていけるかどうかは不安であります。

      自民党のベテラン議員達は少なくとも「経験の面」を重視するのではと。そうなると岸田氏なんですが……、どこまで票を集められるのかなぁ。目先の選挙だけで行けば、河野氏か高市氏なんですよ。その辺りを含めて考えると、縺れる事になると思いますから、それぞれの候補は自分の路線を明確に打ち出して戦って欲しいですね。

  2. 私も高市・河野のお二人は嫌いじゃないですが、このまま総理になられるにはまだ力不足で、潰れて(潰されて)しまうのでは? (ついでに日本自体も混迷という危惧が、、、)
    しかしながら両氏は今潰れるにはあまりに惜しい人材と思います。

     でも個人的には、岸田さんはイヤだなあ。高市総理:阿部傀儡、河野幹事長:菅傀儡 てのが望みうるベターかな。
    (ベストは菅さんにあと2、3年頑張ってアピール力を付けてもらうか、阿部さん復帰。そのあと経験積んだ高市・河野さんの浮上)

    • 岸田氏以外は経験値不足なんですよね。
      安倍政権が長かったことは、後続の育成という意味では少々問題があったかも?とは思います。

  3. 木霊さん、おはようございます。

    ついに石破氏と組むという一線を越えちゃいましたね。

    しかも「挙党体制」まで約束してしまったようで、麻生氏の心中を考えると麻生派の分裂含みの恐れもあります。
    岸田派も揺れている様だし総選挙の結果によっては、大規模な派閥再編という流れも予想されますね。

    麻生派に関しては地元福岡で仇敵古賀氏と未だに権力闘争中らしいですし、そもそもしっかりとした有力後継者が育っていないので、二階派の武田総務大臣に押されどちらかと言えば劣勢という印象。
    麻生氏の個人権力固執というよりお膝元だけは揺るぎなくしておきたい考えている様な気がします。

    眼下最大の敵である武田氏率いる二階派への対策でしょうから、河野氏が二階派と繋がりを疑われる石破氏の支援を打ち出し優遇するようなら、麻生氏は河野氏を切り捨て少なくとも決戦投票では岸田氏支援に廻ると想像します。

    総裁選戦の結果とその後の流れは判りませんが、少なくとも二階派・石破派を壊滅状態にし親中派・親韓派議員をできるだけ落選できればと思っています。

    さて、親分の麻生氏に弓を引いたも同然な河野氏の運命や如何に...?

    • 一線を越えたどころではなないですよ、という記事を書いてみたので、また宜しくお願いします。
      記事でも指摘しましたが、挙党態勢を約束したのは拙かったと思いますよ。

      麻生派内部のドンパチに関しては色々ある様で、武田氏率いる二階派の足並みが揃っていないことであまり怖さを感じていないと思います。
      しかし、河野氏に関してはかなりヤバい山を越えなければならない感じですよ。