自民党総裁候補の高市氏、発言の端々で不安露呈

選挙

基本的には高市氏を応援したいところではあるが、どーにも不安な要素もあるようだ。満点の候補などいないのだろうけれど、岸田氏、高市氏、に加えて河野氏も本日エントリーする予定になっている。

その中で、知名度に不安のある高市氏は積極的にメディアにでる戦術を展開しているようだが、幾つか不安な発言もある。

高市氏「電磁波で敵基地無力化」

2021/9/10 14:12 (JST)9/10 14:27 (JST)

自民党総裁選に出馬表明した高市早苗前総務相は10日のテレビ朝日番組で、弾道ミサイルを相手国領域内で阻止する「敵基地攻撃能力」の保有を巡り「敵基地を一刻も早く無力化した方が勝ちだ。使えるツールは電磁波や衛星ということになる」と述べた。

「共同通信」より

え?本当に?

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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敵基地攻撃能力の保有ではダメなの?

敵基地無力化は必要だが

高市氏は憲法改正に積極的で、自衛隊も憲法に明記という方向性を示している。その他、緊急事態条項も憲法に盛り込む予定のようだ。

基本的には賛同したいのだが、報道される内容を見るとイマイチ不安に思う所もある。

それが例えば冒頭に紹介した内容である。

使えるツールは電磁波や衛星ということになる」と述べた。

「共同通信”高市氏「電磁波で敵基地無力化」”」より

えっ?

確かに電磁波や衛星を敵基地攻撃に使うケースはあるのだろう。

電磁波でいうのであれば、既存技術ベースで可能そうな技術と言えば電磁パルス攻撃だろうか。

日本全体が1発で麻痺、核より怖い北朝鮮の電磁パルス攻撃

2021.6.24(木)

北朝鮮がロシアの技術を利用してEMP(Electromagnetic Pulse)兵器をすでに完成させているという報告書が発表された。

EMP攻撃を受けると防護処置をしていないあらゆる電子機器が使用不能となり、現代文明を一瞬にして石器時代に戻すと表現されるほど、EMP攻撃の被害は大きい。

「JBPress」より

この記事はちょっと大げさな様に思うのだが、コラムを書いているのは渡部悦和氏という元陸上自衛官であり、第36代東方面総監という立場であった人物である。荒唐無稽な記事とまでは言えないだろう。

実際にEMP攻撃に対処する方法というのは真剣に検討されているし、攻撃手法として用意する事も検討はされている。

EMP攻撃とは

どんな話かというと、こうだ。

EMP攻撃とは、核爆発などにより強力な電磁波(ガンマ線など)を発生させ、電子機器に過負荷をかけ、誤作動させたり破壊したりすることを目的とした攻撃である。

EMP攻撃は、パソコン、電車、飛行機、自動車、電力網、通信網、衛星通信、電気制御された水道やガスのインフラなど、対象地域のすべての電子機器に致命的な打撃をもたらす(図1参照)。

「JBPress”日本全体が1発で麻痺、核より怖い北朝鮮の電磁パルス攻撃”」より

この攻撃が実践で使われた記録はないが、アメリカ軍が行った実験とソ連軍の行った実験が知られていて、上空高高度で核爆発を起こすことで電磁波を発生させることが確認されている。技術的にも比較的容易なのだとか。

その影響範囲は数100km以上であると言われている。ただ、高市氏がこれを使うと主張したとは考えにくい。何故ならば、EMP攻撃は核弾頭を用いるなど、極めて大きなエネルギーを発生させる方法を使わねばならない。自衛隊はそれを保有する事が難しいので、現実的では無いよね。

ハバナ症候群

他に「電磁波攻撃」で思いつくものといえば、コレくらいだろうか。

「ハバナ症候群」原因調査 米外交官ら健康被害

2021年8月26日 2:00

米国大使館などで働く外交官や情報機関職員に「ハバナ症候群」と呼ばれる原因不明の健康被害が発生している。24日夜には、ベトナムでも被害が明らかになり、東南アジアを歴訪中のハリス米副大統領が一時、ベトナム訪問の可否を再考する異例の事態になった。電磁波による攻撃との見方もあり、米国や関係国が原因の特定を進めている。

「日本経済新聞」より

数年前からアメリカ大使館を始めとして、各国大使館の職員や大使、その家族に健康被害が出たという、嘘か本当か分からない話があるのだ。

ただまあ、これは対人兵器による影響だと言われているので、基地の規模で攻撃するのは現実的では無いだろう。

EA-18G「グラウラー」が成功 「電子戦機」は有人・無人のハイブリッドになる?

2020.04.02

電子戦機には、味方の航空機の後方から強力な電波を発信して、敵のレーダーや通信を妨害するタイプもありますが、EA-18Gは味方の戦闘機部隊などと行動を共にすることから「エスコートジャマー」と呼ばれています。

「乗り物ニュース」より

EA-18Gはスタンドオフ電子妨害が出来る戦闘機だが、指向性エネルギー兵器を搭載している。が、このEA-18Gの搭載兵器を用いてDEW攻撃をした場合に、どの程度の範囲の対象に影響を与えるのかは余り知られていない。知られていないが、基地単位で無力化できるほど出力があるとはとても思えない。

そもそも航空自衛隊はEA-18Gを現時点では保有していない(保有する事が検討されたことはある)ので、まあちょっと無理かなー。

同時に「向こうから発射の兆候が見えた場合だ。こちらから仕掛けたら駄目だ」と強調。その上で「強い電磁波などいろいろな方法でまず相手の基地を無力化する。一歩遅れたら日本は悲惨なことになる」とも語った。

「共同通信」より

どれだけの出力のアンテナを使うのかな?コレが実現できるなら、アメリカ軍や支那人民解放軍が喜んで使っていると思うんだけど、今のところそういう話は聞かないよね。

要は、核弾頭のミサイル保有でもなければ、遠距離からの電磁波による基地攻撃は出来ないと言うことだね。じゃあ、素直にミサイル攻撃で良くないか?

人工衛星から敵基地攻撃?

更に酷いのが、人工衛星からの攻撃の話である

え?アニメの見過ぎか?

現状で、人工衛星から地上にある基地に対して攻撃を加える手段は、知られていない。

「ロンギヌスの槍」か?米軍が密かに開発する超兵器の正体

2019.02.24 11:04

『神の杖』というアメリカの『都市伝説』をご存知だろうか? 宇宙空間から重さ100kgのタングステン合金の棒に『ロケットブースター』を取り付けて地球に向け発射するという、仕組みとしてはごく単純な兵器なのだが、なんと大気圏落下中の速度がマッハ9.5(時速11000km)に達し、そのまま地上に命中すれば「小型核弾頭並みの威力を発揮する」とも言われているのだ!

「まいじつ」より

まあ、質量兵器の構想は昔からあるし、ソ連時代の構想にも人工衛星にミサイルを載せて地上攻撃をする能力を付与する話があった。UR-200ミサイルの計画だとか、そんな話だ。

しかし、宇宙空間から地上にミサイルをぶち込むのであれば、やっぱり地上から弾道ミサイルを撃つスタイルの方がコスパが良いので、こうした大質量の兵器を打ち上げるメリットは薄い。

まさか衛星軌道からレーザー攻撃をするとか、衛星を基地に落とす「コロニー落とし」をやるとか、そういう話なのだとしたら、色々とマズイし技術的にもかなり無理がある。いや、やってやれないことは無いかも知れないが。少なくとも「そう言うレベル」だと思うのだよね。

高市氏が、何かその辺りの情報をお持ちということであれば、それは「正しい発言」になるかもしれないが、一般的な知識レベルに基づけば、現実性は極めて薄い話といえよう。

現実的な話をするのであれば、ミサイルによる敵基地攻撃能力の保有と、それを誘導する人工衛星の打ち上げということが必要になるだろうと思う。

処理水海洋放出にNO

風評被害の払拭が最優先

えーと、これもちょっとねぇ。

「風評被害リスクある限り放出の決断しない」 福島第一原発「処理水」海洋放出で高市氏 自民党総裁選

2021年9月8日 18時31分

自民党の高市早苗前総務相は8日、総裁選への立候補を表明した記者会見で、東京電力福島第一原発で保管が続く汚染水を浄化処理した後の水の海洋放出について、「風評被害を広げる可能性がある。そのリスクがある限り放出の決断はしない」と述べた。政府は4月13日、「処理水」を海に放出する処分方針を決定。政府と東電が放出の具体的な方法と風評被害対策の準備を進める中、高市氏は菅政権とは異なる見解を示した。

「東京新聞」より

東京新聞を引用したのは意図的で、左派メディアであればどう報じるかが気になっていたので、引用してみた。東京新聞はこの方針に歓迎を示すのかと思ったら、そうでも無いようだ。

どちらかというと、彼女のサイトの記事を紹介して、「未だ同じ主張をしている」という感じの紹介のしかたであった。

「福島第1原子力発電所「処理水」の海洋放出決定の手順に疑問

更新日:2021年04月14日

 昨日(4月13日)は、2回も、大いに驚く事が起きました。

 1回目の驚きは…。

 昨日、政府の関係閣僚会議が開催され、東京電力福島第1原子力発電所の敷地にたまった処理水を海洋放出する方針を決定したことです。

 概ね2年後から放出開始で30年程度の放出期間となりそうだということ、トリチウム濃度を国の基準の40分の1(WHOの飲料水水質ガイドラインによるトリチウム濃度の7分の1)に下げてからの放出だということも報じられていました。

 昨日中に、梶山弘志経済産業大臣が福島県を訪問し、知事に「徹底した風評対策に取り組む」旨を伝えたことも承知しています。

 しかし、現在も続いている「風評被害」を、各国との交渉によって解決する方が先ではないでしょうか。

「高市早苗サイト」より

筋論としては正論のように見えるが、些か乱暴に感じる。

更に「深層深入り虎ノ門ニュース」や「スッキリ」にも出演して、この事に対して多言を労して説明をしていて両方とも拝見したのだが、やっぱりオカシイ。

現状の政府方針

先ずは、資源エネルギー庁のサイトを示しておく。

「復興と廃炉」に向けて進む、処理水の安全・安心な処分 ALPS処理水の海洋放出と風評影響への対応
今回はさまざまな議論を経て決定された、ALPS処理水の処分方法についてご紹介します。
処理水タンクの写真

これが問題のタンクで、いまや福島第1原発の敷地にはぎっしりとこの様なタンクが林立している。そしてこの問題に関しては過去にも言及して要点を纏めているので、ご一読願いたい。

とはいえ、読んで頂く時間がない方もいると思うので、要点だけを纏めておく。

img

海側に立てられている原子力発電所には、山側から地下水や雨水が流れ込んできている。地上を流れる雨水に関しては何とかなるが、地下を流れてくる地下水に関しては流入するのを防ぐ事は難しい。

とはいえ、今何も手を打っていないかと言えば、そんなことは無い。凍土壁を巨額を投じて建設して、その内側にサブドレインを設けて地下水のくみ上げを行っている。この両方を行っても、地下水ゼロは実現できていない。

これは流入する地下水をゼロに出来ないのと、敷地に降る雨をゼロに出来ないからだ。

これが、福島第1原発に流入する原因で、汚染水が増え続ける要因でもある。

一方で、貯水タンクは増え続けるしか無い状況なので、どうあっても海洋放出をする必要がある。そのためにIAEAに根回しをし、アメリカなど関係各国にも打診して海洋放出を決定したのが菅義偉政権の英断であった。

高市氏の誤解

高市氏のロジックはこうだ。

「先ずは説明を丁寧にして批判や風評被害をなくして、それから海洋放出を行う」一見、まともそうに見える方策だが、前半と後半は矛盾している。

批判や風評被害は、実体を伴わずに発生する。それは五輪の時の韓国の対応や、未だ輸入規制しているアメリカや台湾の対応を見ても分かる。要は、国策は必ずしも科学的論拠に基づかない実例があっちこっちにある。

こうした相手に「丁寧に説明したら分かる」という認識をお持ちであれば、外交センスはゼロといわざるを得ない。

高市氏が気にしているのは、自分の名前で出された書面の話らしい。

2回目の驚きは…。

昨夜、たまたま視聴していた報道番組に、過去に福島県漁業協同組合連合会宛に経済産業省が発出した書状が映り、差出人名が「経済産業大臣臨時代理 国務大臣 高市早苗」になっていたことでした。

安倍内閣で総務大臣を務めていた頃、財務大臣と経済産業大臣が海外出張をする時には、2大臣の出張直前の閣議で安倍晋三総理が指名する臨時代理は必ず私でしたので、経済産業大臣の海外出張中に経済産業省で作成された文書だと思われました。

「高市早苗サイト」より

確かに、自分の知らない間に勝手に文書が出されているのは気持ち悪いし、その内容買いにそぐわないものであれば尚更である。

彼女の文章を丁寧に読んでも、地元の漁業関係者や各国関係者に丁寧に説明した後で反対意見がなくなってからしか海洋放出できないのだとしか読めない。

つまり海洋放出そのものは否定していないものの、事実上海洋放出しないといっているに等しい。何故なら、韓国のような実例があるからだ。反対意見があろうと何処かで妥協して決断をするのが政治なのである。

彼女曰く、地下水流入と雨水の滲出は「技術的に抑止できる」と、だから「流入する水を減らして、2年という期間を延ばせる」という結論を導いている。そして、そこで「丁寧な説明をする」のだそうだ。

しかし、僕にいわせれば不可能なのだ。東電からどのような説明を受けたかは知らないが、多くの貯水タンクは老朽化によって水漏れの危機を(幾つかは交換しているようだが)迎えている。2年の期間はタンクの容量だけの問題ではないのだ。

そして、地下水も雨水もゼロにはならないのである。出来るのであれば直ぐにやっているはずだと言うことに、何故彼女は思い至らないのだろうか?

国家観は賛同出来る

尤も、彼女は優れた政治家であるので、こうした間違いの部分は優れたアドバイザーを迎えて修正していけば良いだろう。寧ろ是非とも修正して欲しい。今なら遅くないしね。

防衛大臣であれば、岸氏に引き続きやって貰うか、防衛大臣経験者の小野寺氏や、少々不安な面があるものの同じく防衛大臣経験者かつ元自衛官の中谷氏、或いは髭の隊長こと佐藤正久氏辺りにお願いすれば、おかしな部分を修正してくれるだろう。

経産大臣であれば、経験遮の世耕氏か、切れ者の茂木氏辺りに任せれば良いかな。いや、他にも適任者はいるのかも知れないが、技術が分かる人材であれば行けるんじゃないだろうか。あー、若返りを狙って平将明氏辺りでも面白いかな。技術にはかなり造詣が深い印象だし。

高市氏、旧皇族の皇籍復帰案「支持」

2021/9/8 18:43

高市早苗前総務相は8日、国会内で記者会見し、皇位継承に関し、男系維持の重要性を強調した上で「旧皇族の皇籍復帰を可能にする案を支持している。万世一系の皇統が正統性の源だ」と述べた。

「産経新聞」より

ただし、高市氏が頑固に国家観を曲げないところは評価ができる。靖国参拝も、「個人の問題だ」と突っぱね、皇位継承に関しても男系維持に理解を示している。

そこは、岸田氏も先ほど名乗りを上げた河野氏も、同じ路線を狙ってきたので目駄々なくなってきたものの、岸田氏は「難しい問題だ」ということを知っていて深く突っ込みはしないし、河野太郎氏はくるくると風見鶏のように意見を変えてしまっていて、その辺りをどう評価するかで今後の展開が変わってくる可能性はある。

そう言えば、青山繁晴氏が「俺が総理候補に立候補する」「いや、高市氏の推薦人になる」と、ちょーっと男を下げている感じであったが、高市氏と青山氏は「護る会」繋がりで共通点もあるので、ここの支持が得られることは「多少は」援護射撃になるのかも知れない。

だが、もっと大きな援護射撃として参戦した安倍氏の動きが今後注目される。また、安倍氏が麻生氏を口説き落とせば、高市氏には俄然勝ち目が出てくる。

まあ、自民党総裁候補者は多分この3人で打ち止めで、河野太郎氏の動きで結構場が荒らされる予感はあるが、今のところ僕はまだ岸田氏有利とみている。実績が一番あるのと、安定感があるからね。

ただ、岸田氏はアピール力が弱く、尖ったことをいうと失敗する傾向にあるので、高市氏が国民に受け容れられる主張をできれば、第100代首相は日本発の女性総理なんて事になる可能性は高いだろう。

高市氏が勝つために必要な3つのこと

戦略的に、高市氏の勝ち筋としては、以下のようなモノが考えられる。

1.憲法改正を強く打ち出すこと

2.「外交」と「防衛」、「経済対策」に関する優秀なブレーンと味方をつけること

3.国会運営の大改革を打ち出すこと

異論はあるだろうが、上にあげたような不安な部分を払拭するにはブレーンは必須だし、安倍氏が成功した背景には麻生氏や菅氏という党内を取りまとめるために必要な人材を味方に付けていたことに尽きる。ブレーンは民間人で良いが、味方の方は自民党の議員でそれなりに能力のある人材でなければならない。

選挙で勝つためには経済対策が必須だが、「バラマキ」といわれようが強い経済対策がなければ勝てない。菅義偉政権が打ち出した「脱炭素」方針の転換をしてでも(僕は強く推奨したい)、具体的な経済刺激策を打ち出して欲しい。幸いにして本人は、サイバー対策やデータセンター拡充に必要な大電力が「足りなくなる」という認識をお持ちのようなので、是非とも原発再稼働とともに石炭発電(IGCCやIGFC)の促進や、二次電池研究の促進など、具体的な政策を打ち出して欲しい。

なんなら経済回復の為に国民一人10万円の配布をもう1度やっても構わな……、いやコレは流石に悪手か。消費税の時限減税が良さそうだね。

憲法改正は既に言及されているが、少なくとも「緊急事態条項」は早急に盛り込む必要があり、彼女も認識をしているので、期間を定めて憲法審査会の実施(野党が反対した場合には欠席した状態でも開催)をさせると宣言すべきだろう。

国会運営の改革に関しては、これも国会に総理大臣や閣僚が縛られすぎる慣習を破って、副大臣に答弁可能(実は、現状でも可能だ)として環境を整えるか、リモートでも出席できるような改革をやって欲しい。国会が非効率すぎるのである。質問方式も色々変更すべきだろう。

そうした改革が、彼女の生命線だろうと僕は読んでいる。総裁選で負けるにせよ、こうした強いお題目を打ち絶える必要が今まさにあるのだ。それが「日本という国のため」になるのである。

何れにしても具体的な方策を示して総裁選を戦って欲しい

そんなわけで、高市氏の認識に突っ込みを入れたものの、現時点では結構期待をしてはいるのだ。

え?岸田氏と河野氏?

まあ、河野太郎氏には期待感はあるのだが、色々不安な部分も残っている事と、複数の貧乏神に付きまとわれていることがマイナスかな。野党からも応援されているし、石破氏も小泉進次郎氏も応援しているしね。

岸田氏は……、あらゆる面で弱いんだよなぁ。悪くはないけど良くも無いという「無難なカード」だが、期待感が薄いのが一番ダメなんだと思う。増税路線を封印しているのは評価出来るんだけど、もともと財務省の影響の強い一族の出だから、何れは増税路線を打ち出すこと請け合いだ。そこが分かっているからこそ、党内の評価がどうなるか。

誰が勝つにせよ、具体的な政策を掲げて総裁選を戦うことで、自由民主党の改革に繋がるはずだ。国民もそれを望んでいるし、その方がメディアとしても報じやすいだろう。そして、メディアでの露出が多くなれば、国政選挙への影響も強く出るので頑張って欲しい。

これらの認識について異論がある方も沢山いると思うので、是非コメントをお待ちしています。

コメント

  1. 高市氏だけ取り上げるのはおかしい。
    同じレベルで他の候補者も評価すべき。

    ただの下げ記事。

    • ただの下げ記事だったかどうかは、読んで頂ければ分かると思います。
      読んだ上でそう感じられるのであれば残念です。

  2. 木霊様、皆さま、こんばんは

    せっかく記事をお書きになったのに申しわけないけど、私、国政選挙には興味がありません。理由は「政党以外選べない」からです。その政党の誰か、どの派閥の人かなど選びようがありません。他選挙区の候補には投票できないし、比例区は名簿の順位によるので、やはり人は選べない。これでは投票率は低迷するしかないでしょうね。いっそのこと、全国区だけにすればいい。少しはマシになると思います。

    といって、投票しないわけでなくて、マシな政党の候補に投票するんですけど、「興味」は持てませんね。

    今の野党の状態では「政権交代可能な2大政党」なんか夢のまた夢。自民党を分割して2つの党にすれば実現できるかもしれないけど、「政治屋さん」がそんな事をするとは思えない。自民党は「派閥連合」なので疑似的な政権交代かもしれませんが、国民としては手の出しようがない。せいぜいネットに書き込むくらい。

    ——————————————————-

    > アニメの見過ぎか?
    いやはや、なんとも。実用化されていない兵器を研究、開発するのはいいとしても、それ「国防」にはなりません。今、あるいは近い将来に必用になる(かもしれない)のですから。

    > 風評被害
    誰ともなく言い出して、何か不安。といった風評ならば丁寧な説明もありでしょうが、悪意をもって意図的に作りだされた風評は説明などでは解決しません。いくらでも創作できますからね。

    • 国政選挙に興味がない、という方々が増えてしまうことは今の政治の課題なのだと思いますよ。
      このブログでは、多少なりとも国政に興味を持つ一助になって欲しいという願いもあって、時々国政に関するものも取り上げております。

      さておき、僕自身も平気に関して深い造詣があるワケではありませんから、考え違いをしている部分もあると思いますが、それにしたって……。
      風評被害に関しては本当に残念なところですね。政治的には色々難しいかも知れないんですけどね。

  3. 木霊さん、おはようございます。

    高市氏は政治家としての確固たる信念、「国民の生命と財産」「国土と資源」「国家の主権(独立統治権)と名誉」は注目に値すると考えていますし、僕の信条とまったく同じなんですね。

    木霊さんご指摘の2点の不安については一般国民には???でもあり、本当に具体的な手段(開発技術)があるのか今はまったく不透明ですから、SFの見過ぎと揶揄されても仕方ないと思います。
    そして、1項は憲法が否定している交戦権の積極行使となり、国会審議を経ての法改正成立が必要となります。

    ただ、高市氏の会見を見るとこれまで幅広い省庁・有識者にコンタクトしてきた情報収集力があると感じますので、ひょっとすると超機密裏に進められている新兵器開発情報を知った上での発言かも知れませんよ。(僕の妄想ですけど)
    軍事ブロガーJSFさんががさっそく荒唐無稽な兵器だと、過去の経緯を説明されていましたけどね。

    僕の想像ですが、衛星からの抑止攻撃は木霊さんがおっしゃる「神の杖」ではなく、マイクロ波による敵地の一時的な抑止シールドの様な通信網断を狙っているんじゃないかな?

    2項の汚染水の海洋投棄に反対なのは以外でしたが、強力な外交によりまずアメリカを説得し今や準同盟国といえる台湾を口説き落とせば、手間と強力な外交カードを必要としますが、順番としてはそんなに間違ってないと考えます。
    説明と言うより強力な説得だと考えますが、実現すれば国際社会にお墨付きを得られるメリットは絶大となりますもん。

    総裁選までの約20日間...、3候補の正面切っての論戦に注目して行きたいですね。

    P.S
    尖閣防衛で海保の武器使用・自衛隊の出動など法改正を打ち出しましたが、遅ればせながらさっそく岸田氏も言及したみたいです。(後出しジャンケンでお粗末)
    大きな違いは「やるべし=高市氏」、「必要なら検討する=岸田氏」...、決意というか腹の座り方が最初から明瞭に差が出てますね。

    • 高市氏の志は高く、目指す方向は素晴らしいと思います。情報収集にも長けていらっしゃるようです。
      ただ……、おかしな部分もあるのは事実なのですよね、残念ながら。
      兵器の話に関しては、勉強して頂ければ良いと思いますし、或いは本当にその様な方法があるのであれば説明して頂ければ良いと思います。そこに投資するのもありでしょう。
      汚染水の海洋投棄に反対というのは当然として、処理水の海洋投棄をしないのはどうなのかなぁ。もちろん、「順番が違う」という主張は正しいと思うのですが、「期限がある」という話は今一度見直して欲しいと思います。「期限が延ばせるのだ」というのであれば、それは説明すべきでしょう。

      尖閣防衛のスタンスもなかなか興味深いですね。

  4. 電磁波(EMP)兵器というのは構想は色々あれど、ベースとしてどうしても気になってしまうのが「…太陽。舐め過ぎてない?」と、いうところもありまして…うーん…どうなんでしょうね?
    まぁ超赤外域である電波だって出力次第では十分ヤバいわけですが、超紫外域であるX線の方はただでさえ大気中拡散が激しすぎる…筈。だと思うのですけれど…

    • EMP兵器は色々開発が進んでいるようで、記事を書いた後にも追加で調べたのだけれど、イロイロできそうではあります。
      ただ、基地を無効化というのはやはり無理っぽいと言うのが現在の僕の結論です。

  5. 河野太郎も一時期ネットでは、検証されることも無くアゲアゲだったのを思い出すと無邪気なマンセーが如何に危険かが良く分りますね
    敵基地攻撃能力に言及され、それを総裁選に持ち出して議論の遡上に上げてくれたのは歓迎すべきですが、高市さんが示した肝心の敵基地攻撃が「?」なのには少しガッカリしましたね
    好意的に考えて、軍事アレルギーの日本人向きに、血も火も出ない平和的な「超秘密兵器」を持ち出して敵基地攻撃が如何に必要かを説いてくれたのかもしれません
    「超秘密兵器」の事実に気づかない方ばかりで良かったですね高市さん。
    処理水問題では、虎八の有本香さん竹田恒泰さんの回の後半に出演されて、何やら言い訳をしてましたね。

    • これを機に、もう一度候補者の主張について考えてみる切っ掛けになってくれればと思います。
      必要であれば討論会をやってくれても良い。
      敵基地攻撃に関しては、河野氏は防衛大臣も経験しておられるわけですから、必要な議論は白熱しそうですね。そして、その議論がションボリであれば、何のために防衛大臣をやっていたのかと。

      処理水問題、虎8を見た上でも大丈夫かなぁと。