このニュースに関しては、材料が決定的に足りないので判断に困るのだが、違和感はある。多くの人がそうであるように、だ。
中国、コロナ新規感染が1月以降最多 ミャンマー国境で増加
2021年7月20日1:33 午後UPDATED 20時間前
中国が20日に発表した新型コロナウイルスの新規感染者は、今年1月以降で最多となった。ミャンマーと国境を接する南西部雲南省で、渡航者の感染が急増している。
中国国家衛生健康委員会によると、19日に中国本土で報告された新規感染者は65人と、前日の31人から増加。92人の感染が報告された1月30日以降で最多となった。
「ロイター」より
支那では、ミャンマー国境から入り込んだ武漢ウイルスによる感染者が増えているようだ。
明らかにされない支那の感染状況
ミャンマーでの感染者急増
政変によって大混乱のミャンマーだが、不幸なことに武漢ウイルスも広がっているようだ。


ミャンマーのワクチン接種率は2.8%程度(2回接種)なので、状況的には深刻である。
ミャンマーでコロナ急拡大 クーデターで医療制度はまひ
2021年7月19日 18:05
ミャンマーでは、国軍のクーデターに抗議する不服従運動に参加した医療従事者らが国軍の運営する病院に戻らない中、新型コロナウイルス感染が全国で急拡大している。自宅で亡くなる感染者が急増し、ボランティアが民家を回って遺体を火葬場へ運んでいる。
「AFP」より
ミャンマーは政変の影響で医療体制が麻痺しているとか。当然ながら武漢ウイルス拡大防止の対策が打てる状況にはないのである。ミャンマーの武漢ウイルス関連死者は1日300人近い状況になっているが、更に増えることは避けられまい。
インドでは感染収束方向に見えるが
一時期感染爆発で歯止めのかかっていなかったインドでも、最近は感染者数が減ってきている。

とはいえ、1日の感染者はまだ3万人レベルで、死者も400人ほどいる状況である。
ところが、インドでは超過死亡の数が激増していて、実はもっと死んでいるのでは?という疑惑が持たれている。
インドのコロナ死者10倍か 米研究機関が推計
2021年7月20日 23:32
米研究機関の世界開発センターは20日、インドでの新型コロナウイルス感染による死者数が6月までの累計で、政府発表約40万人の10倍の約400万人に上るとする推計を発表した。インドを除く世界全体のコロナ死者数を超える規模になる。
~~略~~
推計では、世界保健機関(WHO)などが実施した調査で判明した陽性率を基にして、より正確な感染者数を見積もった。米疾病対策センター(CDC)が使う年齢層別の感染致死率を掛け合わせて、死者数を算定したという。
「日本経済新聞」より
インドの超過死亡、コロナ流行以降で最大490万人=調査
2021年7月20日8:14 午後14時間前更新
米国のシンクタンク「世界開発センター」は、インドについて、死亡数が平年を上回る「超過死亡」が、新型コロナウイルスの流行中に最大490万人に達した可能性があるとの報告書をまとめた。
「ロイター」より
つまり、目に見えている以上に感染者が多いということになる。

ミャンマーやインドに挟まれたバングラデシュやラオス、ブータンなどでも武漢ウイルス感染者が増えている状況になっているので、支那としても国境を超えた感染者が出てくることを警戒することは当然なのだが、多くの場合、警戒したからといって感染を防ぐことは難しいという状況である。
にもかかわらず、支那では感染者はほぼいない状況という。
支那はどうやって感染を抑えているのか
さて、感染をばらまいた当事者国である支那だが、感染は「完全に封じ込められ」ている。そのことに関して苦々しく思っているのは世界各国の首脳であり、そして世界の人々だろう。
当然、何処から発生したかということについても追求したいと思うのは無理はない。
WHOの新型コロナ起源2回目調査の提案に中国政府反発
19日 22時04分
新型コロナウイルスの起源に関する2回目の調査の提案に、中国政府が反発しました。
WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は16日に開いた非公開の会合で、新型コロナウイルスの起源をめぐり、中国の武漢ウイルス研究所の監査を含む2回目の調査を提案。「中国が透明性をもってデータを共有することを期待している」と述べました。
これについて、中国外務省の趙立堅報道官は19日の記者会見で、強く反発しました。
「TBS NEWS」より
当然、不十分だった調査を「もう一度」という話も出てくるのだが、支那は「強く反発」しているとのこと。何がそんなに都合が悪いのだろうか。
寧ろ、世界に誇る防疫手段があるのであれば、声高に宣伝すべきである。

何やら支那のワクチン接種も世界最速のスピードで進んでいて、既に15億回が接種されているのだとか。ちなみに外国人も接種可能らしく、調べると「接種した」という記事も見つかる。引用はしないけれども。
ちなみに、インドネシアなどでは支那製ワクチンが効かないと騒ぎになっているそうな。
「中国製ワクチン」接種完了者の感染死が続々、膨らむ疑念
2021.7.11(日)
日本では、7月23日から開催される東京オリンピックの主要会場での無観客が決まるなど、コロナ感染拡大が止まらない事態になっているが、東南アジアでの感染拡大ペースはそれ以上になっている。東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟する各国では、一部を除いて感染者や感染死者が急激に増加しており、極めて深刻な状況に陥っている。
~~略~~
こうした中、国民をさらに不安に陥れるニュースが報じられている。治療にあたる医療関係者の感染死が相次いでいるというのだ。しかも、亡くなった医療関係者の多くは、「優先接種」で中国製ワクチンの接種を受けていたという。そのため中国製ワクチンに対する不信感が高まっているのだが、さらに最近、衝撃的なニュースが伝えられた。中国製ワクチンの臨床試験を担当していた責任者が新型コロナに感染し、死亡したのだという――。
「JB Press」より
支那製ワクチンは効果がない、そんな話が実しやかに語られている。
支那国内でワクチン接種が恐るべきスピードで進んでいる現状と合わせて考えると、どう考えても歪な現実しか見えてこない。
支那内部で武漢ウイルスが抑え込まれたという事は信じられないが、しかし、表面上は感染者はいない様に見えるわけである。ワクチン接種も「完了した」ように見えるわけなんだけど。
コメント
中国製のワクチンですが、性能が落ちるだけで効果ゼロではないとか。
なので、ワクチンプラス強権的な隔離政策を取っていれば、
ある程度コロナを押さえ込めていても不思議はないと思われます。
ただ、中国製ワクチンを打ちまくっている他の国が悲惨なのを見ると、
外国にはニセモノを輸出していると言われても仕方がないとも思います。
確かに、支那製ワクチンであっても効果ゼロということは考えにくいです。
「水が入っているだけ」という噂もありますし、実際に生理食塩水だけのアンブルが発見されたこともあるので、そういう点も含めて性能が低い可能性は高いのだと思われます。
外国に偽物を出している可能性も十分に考えられますしね。彼らは正規ルートでなければ、いや、正規ルートであっても平気で偽物を混ぜてきますから。
ただ、ワクチン+強権的な隔離政策であっても、果たしてソレだけで本当に武漢ウイルス感染を抑え込むことが可能なんでしょうかね。どのレベルの対策をやってアレなのかは、とても気になりますよ。
木霊様、皆さま、今晩は
> 表面上は感染者はいない様に見える
そうなんですよね。中国のオリンピック選手団は入国済みだと思いますが、「中国選手に感染者」なんて記事はない。という事は感染者はいないんでしょう。少なくとも発覚していない。現時点では「中国は抑え込みに成功」ということですよね。
中華ワクチンに国内仕様と輸出仕様があるかなど分かりませんが・・・仕向地によって仕様が異なるくらいはありそうな【気はします】が。。。気のせいならいいんですけどね。
でもなぁ。そういう「気にさせる」ところが中国の問題ですよね。
そうなんですよね、支那選手団、或いはそのサポートスタッフや取材陣に至るまで、報道が抑え込まれているにしても感染者が出てこないというのは、とても不自然だと思います。
世界大会にも支那のスポーツ選手は参加しているはずですから、何処かで出てもおかしくはないのですが、そういった報道がまるでない。
そうすると、本当に抑え込まれているという可能性も考慮せざるを得ないわけです。
だとしたら、どのような手段なら有効なのか、は知りたいところです。それが、民主主義国家で適用できない方法であったとしても。