大雨で山の斜面崩落、「新幹線ビルディング」の開発が関与?

災害

7月3日、梅雨の影響で日本列島の上に線状降水帯が形成され、「危険な雨の降り方」をする旨が警告されていた。

九州地方では毎年のように洪水の被害が報じられていて同日も心配されていたのだが、大きな被害が出たのは静岡県熱海市だった。先ずは行方不明者の早期発見を願い、被害者の方にはご冥福を祈りたい。

「山体崩壊。すぐ自衛隊を」熱海市長、緊迫の電話

2021/7/3 20:58

「伊豆山の山体が一部崩壊し、家が流されて行方不明者が20人ほどいる。すぐに自衛隊の派遣を要請してほしい」

静岡県熱海市伊豆山で3日発生した土石流。午後0時15分ごろ、斉藤栄市長からこうした緊迫した電話があったと、川勝平太知事は県庁で開いた臨時記者会見で明らかにした。こうしたなか午後1時前から、陸上自衛隊の板妻駐屯地(御殿場市)から偵察隊などが順次出発。川勝知事は、難波喬司副知事も現地に派遣したと明らかにした。内閣府の調査チームなども県庁入りしている。

「産経新聞」より

行方不明者の数は、現時点で113人とも147人とも言われている。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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災害発生までには多量の雨が降っていた

熱海で何が起こったのか

1時間平均30mm~40mmという雨が熱海市周辺に降り続いた結果、72時間で合計800mm以上の雨量となったというのが、今回の災害の直接的な原因だとされている。

短期集中型ではなく、長期にかけて多量の雨が降るタイプであったようだ。

6月に線状降水帯に関する新しい基準が出され、局地的に大雨が降る場合の災害に備える運用が始まったばかりであった。

線状降水帯、各地で大雨 気象庁が初めて発生情報を発表

2021年7月3日 10時00分

6月29日から今月1日にかけ、沖縄県や東京都の伊豆諸島で線状降水帯が相次いで発生した。気象庁は今回、集中的な豪雨をもたらす線状降水帯の発生を伝える情報(顕著な大雨に関する情報)を初めて発表。大雨は週末にかけて関東や東海を中心に続き、北海道や東北、北陸から九州でも、局地的に雷雨がある見込みで、気象庁は警戒を呼びかけている。

「朝日新聞」より

実際にこの週末にかけて、初となる線状降水帯に関する警戒情報を出していたのだが、残念ながら熱海のケースではこれに該当しなかったようだ。

ただ、今年6月から始まった「線状降水帯発生情報」では、対象面積(500平方キロ以上)や3時間降水量が150ミリ以上などの基準があります。(上図参照)

 今回はその基準のうちのひとつ「3時間降水量最大150ミリ」が達していなかったので情報発表は見送られましたが、残りの3つに関してはすべてクリアしており、危険な状態が上積みされていたと言えるでしょう。いわば、”隠れ”線状降水帯が発生したと考えられます。

「yahooニュース」より

もちろん、こうした基準は災害がある毎に更新されていくものであるから、今回の災害を警告できなかったことは残念ではあるが、これで気象庁が問題であったというつもりは無い。

避難指示は出なかった

更に、この気象庁の発表と関連があったかは不明だが、避難指示も出ていなかった。

熱海で土石流 市から「避難指示」なく 識者「想定外ではない」

2021/7/3 18:19(最終更新 7/3 21:53)

3日に土石流による大きな被害を出した静岡県熱海市では、1日から雨が降り続いていた。山を背にした被害現場は以前から土砂災害の危険性が指摘されていた。行政はどのように対応していたのか。被害は防げなかったのか。

~~略~~

静岡県のハザードマップによると、土石流が確認された伊豆山地区は「土石流危険渓流」に囲まれ、急傾斜地崩壊危険箇所や地すべり危険箇所などが点在する。県から土砂災害警戒区域に指定されていた。

~~略~~

ただし、熱海市が発令していた避難情報は、警戒レベル4の「避難指示」ではなく、警戒レベル3の「高齢者等避難」。2日午前10時に発令したままで、警戒レベルの最も高い「緊急安全確保」を出したのは土石流が発生した後だった。

「毎日新聞」より

神ならぬ人の判断である。避難指示が事前に出せなかったことも、仕方が無かろうとは思う。

タイミングも良くは無かった。雨量が積算していったのは夜半過ぎから翌朝にかけてのことだったようで、後から考えれば7月2日の正午過ぎくらいには避難指示を出していてもおかしくは無かったとは思うが、今さらそれを言っても詮無きことである。

何しろ、土地の状況はそれぞれの地域で異なるのだから。

こんな状況を迎えてしまったことを考えると、「仕方が無かった」では済まされないとは思うが。

災害発生でクローズアップされる上流地域での開発

崩落地域での開発の事実

ただし、今回の災害発生で現時点でも問題視される点も既に報じられている。

熱海土石流 上流部で開発行為 知事「今後、検証したい」

2021/7/5 08:44(最終更新 7/5 09:53)

静岡県熱海市伊豆山地区で発生した土石流で、川勝平太知事は4日、全国知事会の緊急広域災害対策本部会議後の記者会見で「崩落現場近くで宅地造成がらみで開発行為があった」と明らかにした。

「毎日新聞」より

静岡県知事の川勝氏は、先ほど再選を果たして今後もリニア建設を邪魔する意思表明をしていた事は記憶に新しいが、今回の災害発生の原因について、上流部での開発行為を問題視した。「因果関係は不明」だとしたけれども、無関係と言う事はあるまい。

コレに関しては多くのメディアでも既に報じている。

大きく崩れた場所では開発のために5.4万立方mの盛り土が為されていた事実が明らかになっている。

発生源に5・4万立方メートルの盛り土、崩れたか 熱海土石流

2021/7/4 21:36

静岡県熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流で、警察や消防、自衛隊は4日朝から、二次災害に警戒しながら計約1100人規模で捜索を続けたが、土砂の撤去作業などが難航し、午後6時で終了した。

~~略~~

一方、県は発生源で造成が行われ、約5・4万立方メートルの盛り土があったと説明。幅約100メートルにわたって約10万立方メートルが崩れ落ち、逢初川に沿って土石流になり「大規模崩落が被害を甚大化させた」との見方を示した。市や県によると、流出面積は約12万平方メートルで、流された家屋は少なくとも130棟。

「産経新聞」より

総量10万立方mというのが、どの程度の土砂の量なのかは想像がつかないが、東京ドーム1/12杯分(1杯分の容積で約124万立方m)程度ということになるようだ。25mプールの水で10杯分程度だろうか。

土砂は海にまで達した

しかしその程度の量の土砂であっても甚大な被害を生み出し、土砂は海にまで達したのだという。

急峻な地形と、火山灰が積み重ねられて形成された土壌が禍したのだという分析もあるが、それにしても5.4万立方mの土砂全てが流れ出したのだから、原因にはならなかったとしても被害の拡大を招いたという批判は避けられないだろう。

徹底的に敵視

因果関係はハッキリしないと言いながらも、知事の川勝氏は徹底的に調査すると息巻いている。

熱海土石流の原因について静岡・川勝知事が徹底調査の意向表明

7/4(日) 18:00

静岡県の川勝平太知事は4日午後、県の災害対策本部会議後に記者会見した。土石流の起点部分に開発行為による盛土があったとし、「盛土部分がほぼ全部、土石流とともに流されたことが明らかになった」と述べた。さらに「どういう工法で、どういう目的で、どなたが盛土をしたのか、しっかり検証する決意だ」と徹底調査する考えを表明した。

~~略~~

土石流の起点付近は山頂に近く、別荘地や大規模太陽光発電所(メガソーラー)が造成されている。川勝知事はこれらを所有・管理している事業者に事情を聴く考えを示した

「yahooニュース」より

まあ、こんな状況になれば、そりゃ考えるよね。

自衛隊の方、消防の方、その他災害救助で尽力されている方、ご苦労様です。それにしても、細かな土砂が救助を阻むような状況だけに、土砂の下に生き埋めになってしまったとしたら状況は絶望的だ。

ああ、皆さんは既にご覧になったと思うが、動画も紹介しておく。

この規模の災害が発生すれば、そりゃ最後の頼みの綱として「自衛隊、頼む」とも言いたくなるだろう。

自衛隊1万4千人優先接種

2021年2月19日 13:30

岸信夫防衛相は19日の閣議後記者会見で、自衛隊員の新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、医師資格を持つ隊員ら約1万4千人が優先すると明らかにした。政府が3月中旬開始を想定する医療従事者の優先接種の一環だ。

「日本経済新聞」より

そう言えば、自衛隊で医療資格を持つ隊員には優先接種する話があったが、他の隊員の方々への接種はどうなったのだろう?調べてみると「終わった」という情報は出てこないので、未接種の隊員は未だ多いのでは無いか。

消防も、警察も、自衛隊も、災害救助に当たる方々に優先的に接種しておかないと、今回の様な災害発生時に感染リスクが高まりそうである。国のオペレーションの拙さを感じざるを得ない。公務員こそ職域接種を磯区べきだろうに。

開発業者、不明

さて、問題視されている開発だが、実は現時点で盛り土などを行った業者が判明していない。

どこが許可を出して工事をやったのすら県が把握できないというのはチョット理解できないが、風説では韓国ハンファエナジー社が開発を行っていたというまことしやかなデマを見かけた。

韓国財閥大手「ハンファ」関係者から関東経済産業局がヒアリング 静岡・伊東のメガソーラー建設で

2018/8/24 17:05

静岡県伊東市八幡野で韓国財閥系企業「ハンファエナジージャパン」(東京都港区)を主体とする「伊豆高原メガソーラーパーク合同会社」(東京都中央区)が大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を計画している問題で、経済産業省関東経済産業局は24日、合同会社の関係者を呼び、ヒアリングを行った。

~~略~~

合同会社の主体であるハンファエナジーは「宅地造成許可は今年2月に取得しているため、条例違反には当たらない」とする従来の主張を説明したものとみられる。

「産経新聞」より

デマが広がった原因になった記事はコレ。静岡県伊東市八幡野は今回災害の発生した熱海市のお隣である。直接的な引火関係は無い。

よって、裏付けは今のところとれていないが、そもそも県か市が開発状況を把握していないことの方が問題であるように思う。

盛り土含め大規模崩落 造成の経緯、県が調査へ 熱海土石流

2021/7/4 22:57

静岡県は4日、熱海市伊豆山で発生した土石流の発生源となった山中を調査した結果、幅100メートル、深さ最大10メートル以上の大規模な崩落が起きていたと明らかにした。一帯では宅地造成が行われ、約5・4万立方メートルの盛り土があった。

「産経新聞」より

産経新聞では盛り土は宅地造成を行う業者がしたとの情報を開示しているが、これもどこが開発をしているのか明らかにされていない。

こちらの記事では太陽光パネル設置に伴う山間部の開発が問題視されている旨の言及を行った。山間部の乱開発は深刻化しているようだが、これを期に開発ルールを見直して欲しい。

国土強靱化が急がれるね。

追記

言及を忘れていたのだが、「盛り土」では無くて不法投棄された残土だったという話もあるようだ。

伊豆の産廃土砂投棄問題 市、宗教法人提訴へ 流出防止や損害賠償求め

2020年10月27日 08時10分

伊豆市大平柿木の宗教法人「平和寺本山」敷地内に産業廃棄物を含むとみられる土砂が投棄され、周囲に流出している問題で、市は二十六日、法人に損害賠償などを求め、静岡地裁沼津支部に提訴する準備を始めると発表した。議案を十一月下旬開会予定の市議会十二月定例会に提出する。

「東京新聞」より

この話も別の地域の話題ではあるのだが、山間部に土砂を不法に投棄するケースも珍しくは無いようだ。

実際に噂話の域を出ないが、熱海市の山にも似たような話があったようなのである。

追記2

どうやら、太陽光パネルとの直接的な因果関係は無さそうだ。……無いのかな?

この動画がいつまで再生可能かは分からないが、映像の一部にソーラーパネルの一部が映り込んでいることが分かる。つまりパネル設置部分は破損しなかったということだね。

とはいえ、幸いにもパネル設置面が崩れていないだけで、因果関係が否定されたわけでもない。

別の角度の一枚を見ると、尾根伝いにパネルを設置してしまったので、そこに降った雨は全て両側に流れたことが容易に想像できる。保水力を失わせる原因になったという事は十分に考えられるんだよね。

何れにしても続報を待ちたいところ。そのうち解明されるだろう。

追記3

そう言えば、毎日新聞がしょーもない社説を載せていたな。

熱海の土石流災害 避難指示なぜ出なかった

2021/7/5

静岡県熱海市の大規模な土石流災害で、多くの住宅が流され、複数の死者が出ている。

安否が分からない住民もおり、警察や消防、自衛隊が捜索活動を続けている。一刻も早い救助に全力を挙げてほしい。現場周辺を含め、大雨が降った地域ではなお土砂災害に注意が必要だ。

~~略~~

だが、被害に遭った地区は土石流の危険がある沢に囲まれており、土砂災害警戒区域に指定されている。現場を含めた熱海市一帯が溶岩の上に火山噴出物が堆積(たいせき)している土地で、崩れやすい地質でもある。

そうしたリスクの高い場所があることを踏まえれば、避難を強く促す情報を出すべきではなかったのか。今後の検証が必要だ。

「毎日新聞」より

読む価値無し!

そりゃ「早めに避難指示を出せ」って、結論になるのは分かるんだけどさ、後知恵でこんな事言われてもひびかねーんだよ!

重ねるハザードマップというサイトをご存じだろうか?是非とも自分の住んでいる地域も見て置いて頂きたいのだが……、熱海市の周辺のスクショを紹介しておきたい。

熱海周辺の様子がこちら。左はちょっと引いて伊豆半島が入るように、右側は熱海市周辺を拡大している。

黄色(警戒区域)+濃いオレンジ(特別警戒区域)と薄いオレンジ(土石流危険渓流)で表示されているけれど、黄色と濃いオレンジで示されている地域はかなり広範囲に薄いオレンジで表示されている部分はほぼ全域に渡っている。これで「どこに逃げろ」と?

口で言うほど簡単では無いから、被害は無くならないんだよ。

早めに避難勧告を出して空振りに終わっていたら、本当に必要な時に信用して貰えなくなる。痛し痒しの部分がある。

「仕方が無い」で済ませられないほどの被害は出たが、国や自治体のせいにしてもどうしようも無いケースもあるんだって。

追記4

twitterで紹介されていた絵がちょっと衝撃的だった。

パネルの横、見事に亀裂が入っているわ。

上の写真と比較してわかるのは、電柱が立っている側が崩れた側であるようだ。つまり、崩れた側に亀裂が入っているので、地下構造がズレているんじゃないかな、この段階で。

これ、雨が降ったら次はここが崩れそうだ。追記2で「太陽光パネルに直接の因果関係はない」としたけれども、ちょーっと怪しい感じだ。

追記5

ソーラーパネルが原因とする専門家も出てきたね。

土石流“原因”は?知事「水」専門家「森が無く…」

[2021/07/06 13:50]

5日、土石流の起点となった現場を、静岡県の川勝平太知事が視察しました。

川勝知事は「現場に行きますと、山肌の色が違います。全く違う地質というか、土だということが一目瞭然です。説明を受けたところによれば、灰色の黒い土は『盛り土』であった可能性が極めて高いと聞きました」と話しました。

~~略~~

土石流の“原因”について、川勝知事は「この梅雨が長引いて、そして山が水を持ちきれなくなって、水の蓄積を持った量が巨大なものになって、それが山の一部を突き破って、その上にあった盛り土を一緒に運んで被害を大きくした。つまり、水が原因であると思っております」と話し、土石流の起点に「長期間の水の蓄積」があったことが原因だとしました。

「テレ朝ニュース」より

話としては分かり易い説明だけれども、静岡県知事の川勝氏の「水が原因」と頑なに主張する様は、呆れてモノが言えない。

もちろん、長雨が降った事は原因には違いないのだろうけれど、今まで問題無かったのが今になって、というのは別に原因を求めるべきでは無いのか。

追記6

コレがしっかり報道されるのか?検証されるのか?という点は、かなり微妙になってきた。

何故かというと、知事の川勝氏が逃げたからだ。

どうなるのかは分からないが、逃げに入った可能性は高い。それの原因となった可能性が高いのが次に紹介するニュースである。

【速報】 熱海市土石流 崩落の盛り土を したのは 「同和系列の会社」

今月3日、熱海市伊豆山地区で大規模な土石流が発生。土砂崩れの様子は地元住民らが撮影しSNS上に投稿すると瞬く間に拡散されていった。凄まじい勢いで家屋を飲みこむ光景は恐怖の一語だ。ツイッター上では投稿者にマスコミ取材が殺到する一方で、原因を問う声が相次いだ。伊豆山神社本宮隣の山林が太陽光発電の設置工事で開発され土砂崩れを引き起こしたとの批判も強い。そして株式会社新幹線ビルディングによる盛り土が土砂崩れをもたらしたとの声が殺到。同社は自由同和会神奈川県本部、天野二三男会長が社長だった。しかも新幹線ビルディングによる開発は熱海市議会も「同和案件」と認めていたから驚きである。

~~略~~

””◎浅見修水道温泉課長

 七尾の土砂災害について御報告いたします。さきの7月15日の台風4号の影響で、土砂災害が起きました。その写真がですね、現場写真でございますけども、配水池、調圧槽の現在の状況でございます。下の写真は、調圧槽の上部崩壊のり面の状況でございます。

 次の地図をちょっとごらんください。これは、伊豆山地区の七尾団地奥にある広大な山林地の図面でございます。現在の土地所有者は、新幹線ビルディング株式会社が所有しまして、宅地分譲開発を行っている敷地内に市の水道施設の調圧槽がございます。水色でかいてございますけども。その西側背面の山林斜面地の赤色部分が崩壊をいたしまして、調圧槽の一部が土砂と流木により埋没したものでございます。土地所有者には、土砂、流木の排除対応処理についてすぐにですね、お願い文書を出してありますが、よい返事はなく、いまだに動きがございません。今のところ、すぐに送水については影響はないんですが、再度土砂崩壊が進んだ場合には、機能が失われ、伊豆山地区の送水がストップしてしまうことになるため、今後市のほうで何らかの土砂の除却と、土のうによる仮設対応が必要になると思われます。以上が災害報告でございます。熱海市議会会議録より””

そして米山秀夫委員から「七尾の土砂災害の土地所有者がすぐに行動しない向こう側の言い分は何ですか」との質問が出た。

同課長は「台風4号による自然災害というふうに考えておりまして、災害報告を一応したんですけども、災害のほうでお願い文書を出すことはできると、それ以上のことは強制的にはできないということでございます」と説明。

「示現社」より

わーお。

議事録も別途読んできたが、残念な事に図などは開示されていない。よって、今回の土砂崩れと直接的な関係があるかどうかの判断はできなかった。

が、GoogleMAPで探すと、崩落した部分「新幹線ビルディング盛土造成地」とある。GoogleMapのキャプションは確か編集が可能だったから、正しい情報だという確証は無いが、議事録の通りの情報である事は間違い無い。

つまり「開発業者不明」ってウソだ。これはメディアも意図的に避けているわ。

無いわー。

議事録に記録があるのに、「不明」とか無いわー。

もちろん地理的条件だとか当日の雲の動きなどが影響することは重々承知の上ではあるが、近隣にあるゴルフ場周辺で崩落が発生した等と言う話が出ないことを考えると不自然さを感じざるを得ない。何より、川勝氏の発言が一転してしまったことは余りに不自然である。

【熱海市土石流】『同和系列の会社』天野二三男とは 何者か?

「逃げ足の速さも“新幹線”と言われていますよ」と失笑するのは神奈川県内の土木建設業者。伊豆山地区開発の盛り土で熱海市土石流を引き起こしたと取沙汰される旧株式会社新幹線ビルディング元社長で自由同和会神奈川県本部会長の天野二三男氏を評したものだ。同氏が関与する企業には報道陣が詰めかけ直撃取材を試みているが、現在のところ雲隠れ状態。

「示現社」より

こちらの記事もあわせて読むと味わい深い。

そして、記事に関して恐るべき速度で「ヘイトスピーチ」だと騒ぐ方も登場している辺り、深刻な事情がありそうだね。

何しろ、記事の内容は「同和系列の会社」であったために議会が言葉を濁したという事実を指摘するものになっていて、それを「真偽は関係ない」「ヘイトスピーチだ」といって言論封殺にかかってくるのはなかなかスゴいな。

ただ、この話、自民党系の議員も関わってくる上に、国交省のトップは公明党である。有耶無耶のうちに話は終わりそうだな。そんな事になったら死んだ人は浮かばれまい。

……業者はさぞや儲かったんでしょうな。

コメント

  1. 今回、マスコミが割と積極的にその辺を疑っているのが意外と言いますか印象的といいますか。
    しかし人災…で、あれば、その気になれば、意図的に起こしてしまう事も可能…では、ありましょうか。まぁテロや攻撃の手段に使うには迂遠に過ぎるだろうとは思いますが。

    • 太陽光パネルの話は、日本各地の自治体で問題視され始めていますから、「何が起こったのか」は把握すべきでしょう。
      科学的に全てが明らかにされるなどとは思いませんが、リスクが減らせるのであれば、やっぱりそうあるべきです。

      盛り土の危険性や、山間部への太陽光パネル設置の危険性はもっと周知されるべきです。
      特に日本は、災害の多い国ですから、水害に繋がるようなリスクを抱えるべきでは無い、そう思います。ゼロリスクなんて事にはならないのでしょうけれど。

  2. >そう言えば、毎日新聞がしょーもない社説を載せていたな。
    >読む価値無し!
    その通りですね。
    どうやったら、こんなアホな社説を出してくるのだろうと思います。
    私がこの原稿受け取ったらゴミ箱に捨てますな。

    この件でソーラーパネルについて社説で触れているのは、読売新聞・東京新聞のみ。
    https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210706-OYT1T50254/
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/115313

    「県によるドローン画像からは森林伐採や宅地、太陽光パネルも確認できる。開発の経緯や工事、管理の適切さなど、県や市には徹底した調査を望みたい。」
    などと東京新聞は書いているが、ちゃんと管理したら設置など出来ませんがな。
    これに従えばソーラーパネルまともに設置できなくなるし、原発はもともと反対。
    東京新聞は、何も考えずに反射的に文句を言っているに過ぎないですな。

    • 記事、遅ればせながら読ませて頂きました。
      確かに、東京新聞は感情論が多い印象の生地ではありますね。何故かリニアの方に話を持って行っているのも謎であります。
      朝日新聞は時々まともな記事も見かけるので未だマシですが、毎日はかなり酷い印象です。東京新聞はまあ……。