支那外相吠える「インド太平洋戦略はゴミの山に」

支那

あー、はいはい。王毅クンね。

中国外相、インド太平洋戦略は「ごみの山に」

2021/7/3 19:46

中国の王毅国務委員兼外相は3日演説し、米国が中国を見据えて主導する「インド太平洋戦略」の狙いは集団による対抗だと非難し「ごみの山に捨てるべきだ」と訴え、対中包囲網形成の動きに警戒感を示した。

「産経新聞」より

わかり易いメッセージでもあるな。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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困る、困るよインド太平洋戦略は

支那、外交格付け

唐突だが、個人的なランキングを先に紹介しておきたい。

まずはこの方、戦狼外構のトップバッターで噛ませ犬の趙立堅氏。肩書は外交部報道局副局長であるが、大抵はキャンキャンと吠える役割を担っている。

長らく支那の外交部の報道官としては、報紙媒体司司長兼報道官の華春瑩氏が習近平体制の顔役として出てきていたが、最近はご無沙汰である。彼女の代わりによく出てくるようになったのが趙立堅氏である。イメージチェンジを図ったのだろうね。

どちらの報道官も大したことは言わないので、スルー推奨である。

で、冒頭に出てきたこの方、第11代外交部長の王毅氏。パシリをよくやらされている方で、この方との会談をやっても意味がないことが多い。日本語がペラペラらしいが、公式の場では日本語を喋ることはなく「外交姿勢」というキャラ作りをしている印象だ。

頭の切れる方なのだろうが、所詮はパシリである。

支那外構のトップと言えばこの人、支那共産党中央政治局委員で第10代外交部長だった楊潔篪氏である。この方が出てこないことには、支那との外交は殆ど動かない。逆に言えば、この方が出てくるシーンであれば物事が動き、動くからこそ出てくる前に大抵のことが決まっているという状況である。

2021年3月に、アメリカの国務長官ブリンケン氏とやりあったことで、皆さんの記憶にも新しいだろう。

後は、支那皇帝の習近平氏が出てくるかどうか?というところだが、習近平氏は物事を決定するタイプのリーダーではないので、首脳会談で出てきたところであまり意味はない。

「ゴミの山に捨てるべき」

さて、以上の前知識に基づいて冒頭のニュースを考えていこう。

王氏は、先進7カ国(G7)や日米豪印の枠組み(クアッド)を念頭に「対抗をあおる」協力の枠組みや「分裂をあおる行動」に反対すると述べた。「世界の繁栄と中国は切り離せない」とも述べ、孤立化への危機感をにじませた。

「産経新聞”中国外相、インド太平洋戦略は「ごみの山に」”」より

支那にしてみれば、日米が推進しているインド太平洋戦略というのは、目の上のたんこぶであり、クワッドなど進めてもらっては困る訳で。

そういう意味でも、「何か言わないとダメ」という空気があったのは間違いなかろうと思う。

しかし、「ゴミの山に捨てるべきだ」というのは、ちょーっと恥ずかしいんじゃないの?

先日、支那共産党創立100年を祝ったばかりの国だけれども、この時も「台湾独立には反対する」という立場を鮮明にしていた。

台湾への関与を深めるバイデン米政権に対しては「台湾の独立、分裂勢力を容認し、励ましている」と批判。

「産経新聞”中国外相、インド太平洋戦略は「ごみの山に」”」より

そして、今回も言及しているので、よほど台湾独立が困るということなのだろう。だが、よく考えて欲しい。台湾という国は既に独立した国家だ。台湾自身が独立を宣言しなくとも、支那に統治されていない1つの国で、自前の統治機構を持っているのだから、アレが独立国でなかったら一体何だというのか。

つまり、この王毅クンの発言も習近平氏の主張も、完全に事実誤認をしているのだ。国際社会はそのことをもっと明確に打ち出すべきだろう。そのためには台湾を国連加盟国として認めるか、新たな枠組みの中で国として承認した形で実働スべきだと思う。

何が適切か?といえば、ここいらではTPPかクワッド、或いは両方に加えるべきだろう。

武漢ウイルスの調査も困るらしい

支那はよほど余裕がないのか、武漢ウイルスの調査についても否定的だ。

新型コロナウイルスの起源解明に向けた米国による調査に関しても「政治問題化に反対する」と表明した。

「産経新聞”中国外相、インド太平洋戦略は「ごみの山に」”」より

支那としては、困ったことに自国で発生したことを認めず、そして初動対応で隠蔽してしまったことがこれにさらに輪をかけて問題を悪化させている。

完全なオペレーションミスなのである。

多分、2020年1月初旬の段階で、「未知のウイルスが見つかった、渡航制限をやる」と思い切った初動体制をやれば、感染爆発も押さえられ可能性があるし、ここまで非難されることもなかったと思う。

もはやアレに関しては手遅れなのだ。

そのことが、切り込み隊長の趙立堅氏による広報活動ではなく、王毅氏の演説でこのような広報をうたざるを得ないところが、余裕の無さを示している。そして、逆に言えば今の方針はかなり効果が高いことを意味している。

経済的困窮と焦り

今朝のNHK討論を聞いていて思ったのだが、日本の経済界はマダマダ支那経済に未練を残しているようだ。

確かに、今のこのアメリカの路線で突き進むと一時的だが西側陣営の経済にもかなりのダメージを受ける事は必至だ。

ただ、もはや支那のと関係をこれまで同様に続けることは難しい状況になっている。それは支那の少数民族の犠牲の上に成り立つ経済なのだから。

圧力を強めてでも支那に方針転換を迫る必要がある。その為に、西側陣営の懐が傷んでも、だ。

とはいえ、明確に失敗を意識して方針転換するには習近平体制が強くなりすぎた。

チャンスがあるとすればやはり台湾独立ではないだろうか?皮肉な事に台湾は支那にとって国内問題だからね。

手遅れ感の強い香港まで手を伸ばせなくとも、台湾を切り取れば習近平体制にキズが付く。そこを狙って行くしかないだろう。ウイグル、チベット、内モンゴルにも手を伸ばしたいところだが、先ずは着実に一歩。そうあるべきだ。

コメント

  1. 彼の国は、コロナ被害も洪水被害もいなご被害も「たいしたこがなかった」らしく、
    経済はV字回復だそうですが、
    大型倒産が相次いでいたのは、経済に影響がほとんどなかったのでしょうか(ー)。

    香港や台湾に攻勢に出ているのは、いよいよお金に詰まってきたのかな、と個人的には思っていて、日本も欲をかいていないで、さっさと見切りをつけたほうが結果はましなんじゃないかと。
    (ここに来て中国企業の子会社化や事業提携を発表するJALや日産にはびっくり。
    経済には全くの素人ですけど。)

    でも、大量の経済難民が押し寄せてきても困るので、対応は難しいのかもしれませんが。

    • 大したことない、ですか。
      嘘も言い続ければ本当になる、ということは実際にあると思います。そういう意味では無駄な戦略とは言えませんが、一歩間違えるとかなり高いリスクを負うことに。
      支那経済は、倒れるまで走り続けるつもりなのでしょう。

      香港や台湾は、それこそがまさに支那のウイークポイントなのでしょう。
      習近平氏は良くも悪くも素直すぎる。日本企業葉化なり呑み込まれそうですけど、政府は巧いこと止めないととんでもない事になりそうです。

  2. 木霊さん、おはようございます。

    容姿から悪代官顔で発言も他国を見下したブラフ三昧満開のオッサンですね。
    習キンペーの最高権力者の威厳を保つ為の安っぽいスピーカーとして、使い勝手のいい存在にしか過ぎない様な気がします。

    支那広報の序列大変参考になりました。

    ⑤外交部報道局副局長 趙立堅氏。 一番良く出てきますがよく吠える番犬でしかないですよね。
    ④趙立堅氏。 ⑤と同じくスルーでOKでしょう。
    ③第11代外交部長の王毅氏。茂木外相が痛い目にあったご仁ですが、本当に良く吠えまくりますがアメリカなんて初めからスルーしてんでしょうか?
    ②支那共産党中央政治局委員で第10代外交部長だった楊潔箎氏。なるほど、対アメリカとか最重要な場面で登場する習キンペーの右腕ですか。
    ①習キンペー。 そういや国際外交の表舞台に立ったのを見たのは、オバマ元大統領が睨み付けたホワイトハウスの共同会見くらいしか印象がありませんね。

    いずれにせよ、今後この序列で発言内容をチェックしましょう。

    >国際社会はそのことをもっと明確に打ち出すべきだろう。そのためには台湾を国連加盟国として認めるか、新たな枠組みの中で国として承認した形で実働スべきだと思う。
    >何が適切か?といえば、ここいらではTPPかクワッド、或いは両方に加えるべきだろう。

    習キンペーは党員と国民に一番アピールしやすい台湾統一をエスカレートさせていますが、日本は元よりアメリカ&西欧自由民主主義国が今やれる事はズバリこの2点だと思いますよ。
    何といっても国連・WTOから難癖付けられる筋合いじゃない多国間のまっとうな協定ですし、関係国は合法的なんですから粛々と進めていけばいい。

    支那は当然ブチ切れて難癖付けてくるでしょうけど、そん時はそん時と日米&QUAD&英仏が腹を括ればいい話で、ある意味支那の本気の反発を見極める試金石になるかもです。(支那暴発のリスクはあります)

    日米&QUAD&英仏&一部の反支那ASEANを本気で敵に廻し、戦争する度胸があるのか...? 
    しかも習キンペーの面子を立てるだけの意味で血を流し崩壊のリスクを背負えるのか?

    いずれにせよ、舞台の中心は中東から東アジアに変り、今後の世界の趨勢を決める重要な位置にあるのだけは間違いありません。

    P.S.
    都議選は自民実質大敗北で次期衆議院戦の結果如何により、今でも弱い対支那戦略のさらなる後退が一番危惧されます。
    国家の危機がすぐそこまで迫っています、何とか国民の総意を結集し有効な政策を打ち出せる様、僕は心から願っています。

    • 支那の外交部って、割りと情報を持って居ないことが多いので、おかしなことを言っていることが多いのですよね。
      広報に力を入れていない、ということかも知れません。

      ただ、強気に出ることが正しいのだという認識は、一般的な漢人達も「そう」なので、ある意味妥当な反応なのでしょう。それを前提に付き合うしかないと思います。
      日本と支那は物理的な距離も近いため、下手をうつわけにも行かないと言うジレンマがありますよね。そこをどう割り切るのかが、今後の課題なのだと思います。