【防衛機密流出】機関銃部品の図面が支那へ流出する

情報漏洩

おおい!

機関銃部品の図面が中国流出、住友重機 官房長官「大変遺憾」

2021.5.20 21:10

機械大手の住友重機械工業は20日、陸上自衛隊向けに製作した試験用機関銃に使われた部品の設計図面が中国へ流出したことを明らかにした。流出したのは、陸自が次世代機関銃の調達先の募集を始めたのに伴い、住友重機が試験用に製作したサンプル品の部品の設計図面。経済産業省は海外との取引を管理する外為法に下請けが違反したとして、住友重機と下請けを4月28日付でそれぞれ厳重注意した。

「産経新聞」より

これはあかんやろ。

……思わず似非関西弁になってしまう程の衝撃である。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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モラルが極めて低い住友重機械

孫請けから流出

こんな事をやっていては、同盟国との信頼を失うよ?

この部品をめぐっては、住友重機から生産を受注した企業が中国企業を孫請けに選び、製作を委託。この際に住友重機の部品の図面が中国企業に流出したという。住友重機は「今回の件を真摯(しんし)に受け止め、下請け企業の管理を徹底したい」(広報)としている。

「産経新聞”機関銃部品の図面が中国流出、住友重機 官房長官「大変遺憾」”」より

というか、住友重機械に対して「厳重注意」だけで済むのかな?

或いは、これがあったから撤退に繋がったのか。

住友重機械、機関銃生産から撤退

2021年4月15日 21:09

住友重機械工業は、自衛隊向けの機関銃の生産から撤退する。売上高の拡大が見込みづらく、生産設備の維持や技術者の育成が難しいという。今後の自衛隊の機関銃本体の新たな入札に参加しない…

「日本経済新聞」より

この話をする前に、住友重機が何を作っているのか?について少し説明する必要がある。

ミニミ軽機関銃

えーと、ベルギーで開発されたMINIMIと呼ばれる軽機関銃がある。

これがアメリカで国産化されたのがM249軽機関銃で、アメリカ軍が採用しシリーズ化までされて使われるベストセラーとなっている。

で、これを日本でライセンス生産をしているのが住友重機械なのである。ただ、自衛隊に供給する為のスペシャルメイドなので、調達価格は恐ろしく高い。1丁が約200万円というから驚きだ。アメリカだと4000ドル(約45万円)といわれているから、如何に高く付いているかが分かる。

ついでにこの住友重機械製MINIMIは、低品質で有名であり自衛隊の内部でも評判が悪いとか何とか。それを裏付けるニュースがこちら。

住友重機械工業(株)に対する指名停止の措置等について

平成25年12月18日

 平成25年6月、住友重機械工業(株)から装備施設本部に対し、機関銃の製造請負契約において製品試験結果の改ざん等を行い製品を納入していた旨の報告がありました。  当省として、これまで事実関係の調査を行ってきたところ、今般、その実態が明らかとなり、当該社における「不正又は不誠実な行為」が判明しました。

「防衛省サイト」より

ヒドイ話である。ちなみに、住友重機械はミニミ以外にも機関銃を製造しているのだが、何れもデータ改竄の疑いが出ていた。改ざんは昭和54年(1979年)以降、少なくとも5,350挺、12.7mm重機関銃、7.62mm機関銃、5.56mm機関銃の3種類が納入されたとされる。

漏洩したのは部品の図面

ちなみに、防衛省が調達している5.56mm機関銃MINIMIだが、調達数は平成30年時点で4,922丁である。

全数を住友重機械から調達しているとは限らないのだが、大部分がこの住友重機械が製造したものであり、データを改竄してまで納入するモラルの低さを露呈していたわけで、韓国軍で良くこの手の問題が報じられるけれども、けっしてそれを笑えない。

それどころか部品の図面データすら流出してしまう。

機関銃の部品設計図、中国に流出 住友重機械工業を厳重注意

2021年5月20日 21時20分 (共同通信)

住友重機械工業の下請け企業が、陸上自衛隊向け機関銃試作品の部品設計図を中国企業に流出させていたことが20日、分かった。経済産業省は海外との取引を管理する外為法に下請けが違反したとして、住友重機と下請けを4月28日付でそれぞれ厳重注意した。下請けには武器の部品という認識がなかったという。住友重機は3月に機関銃の選定を辞退している。

住友重機は陸自が2019年度に始めた機関銃調達の選定に応募した。採用に向けた試作品製造のため、下請けに渡した一部の部品設計図が無許可で中国企業に提供された。住友重機は「下請けの管理を徹底していく」とした。

「東京新聞」より

ただし、この部品データは試作品製造のための部品であったようで、品質が悪かろうとミニミの部品というわけではないようだ。

しかし、だから大丈夫という話でもない。

外為法に抵触

やったことは試作品の部品図面であったとはいえ、自衛隊の機密の流出に繋がる可能性のある事案である。

住友重機、機関銃の設計図を中国に流出させていた 外為法に抵触

2021年5月20日号掲載

領土を侵犯する中国の脅威が増す中、報じられない驚きの醜聞が。大手重機械メーカー「住友重機」が、陸上自衛隊の機関銃設計図を中国に流出させ、防衛当局で問題視されているというのだ。

~~略~~

「この過程で同社にまつわる不祥事が浮上したのです」

 とは、さる防衛省関係者。

「試験に当たり、住重はサンプルを作りました。その過程で、ある下請けの企業が、更にその下請けとして深センにある中国企業を選んでしまったんです。それだけでなく、機関銃のパーツの設計図まで渡してしまっていた」

防衛産業の場合、設計図などの国外流出は、外為法に抵触することからご法度。仮に国外に出す場合は事前に申告しなければならないが、住重はその管理体制を十分に取っていなかった。

「デイリー新潮」より

情報の信憑性には注意する必要があるが、流れ的には防衛省から出てきた要求仕様を盛り込んだ設計図面であった可能性が高い。

そしてこれは外為法に抵触する。情報機密の漏洩に当たると判断されたわけだ。これが自国の話とは信じたくないのだけれど、現実だから仕方が無い。モラルの低い企業が多いと言う意味でも頭が痛いね。

コメント

  1. 個人的には住重さんには撤退してもらってよかったなと思いますけどね。
     なにせ高い、そして性能も悪いとなると何で国内で調達しているの? そこが天下り先だからか、と言われてもしょうがないでしょうし。
     いざというときのために国内に産業基盤を残す必要がある、といっても何せ銃です。それも性能がとびきりいいとか、安いならともかく、62式機関銃は「無い方がマシンガン」とか陰口たたかれて、お値段は200万。海外製の数倍の値段ですから、いざというときが心配なら1挺ではなく2挺買っておけばいいわけで。

  2. さすが、「言うこと機関銃」のメーカはやる事が違う。

    コマツもそうですが、技術力が無くなってる上に危機意識も薄いのでは、本気で将来が心配になります。

    豊和工業に頑張ってもらうしか。あとダイキンか。