心がイスラエルと共にある外務副大臣と、twitterの炎上

報道

こんな事を記事にするのもどうかと思うが、これが日本のメディアである。

中山防衛副大臣「私達の心はイスラエルと共にあります」と投稿

2021年5月12日 23時12分

激しさを増すイスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関連して、中山防衛副大臣はみずからのツイッターに「私達の心はイスラエルと共にあります」などと投稿しました。

「NHKニュース」より

それでもまだNHKはマシな方かな。中山氏のtwitterを直接貼っているだけね。

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防衛副大臣の立場で、この様な発言をした事の是非は問われても仕方が無い部分はあると思うが、殆どの人はイスラエルで何が起こったのかを知らないんじゃ無いだろうか。調べるまで僕も知らなかったが。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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イスラエル問題は中東の事情が複雑に絡み合う

イスラエル対パレスチナではない

さて、先ずは中山氏のtwitterを引用しておこう。

確認して頂ければ分かるが、現時点で未だ消してはいない。つまり、それなりの覚悟を持って投稿したということだろう。

まあ、炎上と言っても現時点で1200程度のコメントが付いている程度ではある。外国からのコメントが多いのは気になるが、最初のウチは日本語でのコメントがついて「イスラエルはテロリスト国家」と連呼している方が大勢いたことから、これは狙って炎上させた感じなのだと思う。

組織的な炎上?なのだろう。

「心はイスラエルと共に」 中山防衛副大臣がツイート

2021年5月12日 20時16分

ロケット弾攻撃への報復としてイスラエル軍がパレスチナ自治区を空爆しているなか、中山泰秀防衛副大臣が12日、自身のツイッターで「私達(たち)の心はイスラエルと共にあります」などと、イスラエル側を擁護する投稿をした。

「朝日新聞」より

朝日新聞も勇んで記事を書いている。

イスラエルはテロリスト国家か?

軍事国家イスラエル

イスラエルが軍事国家であることは割とよく知られている。これは軍事力に巨額の投資をしていることも関係しているが、国民皆兵国家であることも大きく関係している。

国民皆兵制度なので、女性も徴兵に応じる義務を課されている。例外的に結婚している者は兵役を免除されるようだ。それ以外にも例外規定はあるようだが、基本的には兵役に服することになる。

こうした事情が、イスラエルが好戦的な国だと捉えられる一因となっているのだが、しかしこれは仕方の無い側面も有る。

左がイスラエルの地図なのだが、エジプトとヨルダン、シリア、レバノンなどに国境を接している不安定な地域である。では、パレスチナは何処にあるのか?というと、右側。スマホだと上下に分かれるかも知れないが。

パレスチナは自治区扱いであり、ヨルダン川より西の一部地域を指している。何故こんな事になっているの?というような状態である。

だいたいイギリスが悪い

何故こんな事になっているのかというと、だいたいイギリスが悪い。もともと「イスラエル王国」という国家が存在していたが、これは紀元前の話。この地域は地政学的な重要性から相次いで周辺大国の支配を受けていて、19世紀頃まで安定しない地域であった。

しかし第一次世界大戦の後、オスマン帝国の支配下から解放されたこの地は、大英帝国によって「イギリス委任統治領パレスチナ」が誕生する。その後、第二次世界大戦がおこってパレスチナの8割をアメリカが占領するに至り、この頃にユダヤ人達によってイスラエル独立宣言(1948年5月14日)が出されて、イスラエルが建国されるのである。

もちろん、この行為に対してアラブ諸国が怒り、パレスチナ側についてイスラエルとの闘いが勃発する。これが第一次中東戦争(1948年~1949年)と呼ばれる戦争で、イスラエルはこの戦闘に勝利。しかし決着が付いたとは言い難く、第四次中東戦争(1973年10月)まで繰り返し闘いが行われる。

イスラエルとエジプトとの手打ちが行われた事(キャンプ・デービット合意:1978年3月)で、これに一応の終止符が打たれることになるのだが、その後は国家観の戦争はなりを潜めて、イスラエル対PLO(パレスチナ解放戦線)といったような地域紛争に転じていく。

ややこしいのは、1988年にはパレスチナの独立宣言が行われており、多数の国がパレスチナを国家として承認している事だ。飛び地のような国土を保有していてよく国家運営が出来ると感心するが、それが現実なのである。

現在の国土は確定したものではないようだが、オスロ合意(1993年)でイスラエル政府とPLO都の間で一応の手打ちがなされてはいる。

というわけで、超ザックリ中東の歴史を振り返ったが、未だに中東の地は火種が燻ったままなのである。

イスラエル問題は、国家間の争いと見るべきでは無い

そして、この争いはイスラエル対パレスチナという構図ではなく、ユダヤ人とアラブ民族の争いという構図なので、イラン・イラク戦争だったり、シリア内戦だったり、テロ組織ISの勢力拡大だったりと、様々な形で争いとなって現れてしまう。

以前、トルコやテロ組織ISについて言及したことがあったが、無関係ではないのである。

紹介しておくに留めるが、色々な問題が絡み合っているのは事実である。ただ、以前、コメントを頂いたことがあるが、この地域の人々は部族が寄り集まって国を形成しているので、規模の大小はあれ、部族間闘争を延々とやっているに過ぎないのだ、という見方もできる。その方が随分シンプルだな。

随分と話が逸れてしまったが、イスラエルとパレスチナの話は、どちらが悪いという風に割り切れる問題では無いと言う事が言いたかったのである。

テロ組織「ハマス」が行った無差別攻撃

さて、中山氏のtwitterで書かれた、「24時間で300発のロケット弾」という下りだが、この話はまずこのニュースを引用して説明したい。

「無差別攻撃」とハマス非難 イスラエル臨時大使

2021年05月12日19時02分

在日イスラエル大使館のストゥルロブ臨時代理大使は12日、オンラインで記者会見し、パレスチナ自治区ガザからのイスラム組織ハマスなどによるロケット弾攻撃について、「イスラエルに対する無差別攻撃だ」と非難した。その上で、イスラエル軍のガザ空爆などは「市民を守るための自衛措置だ」と正当化した。

「時事通信」より

ここに出てくる「ハマス」とは、ムスリム同胞団の最高指導者シャイク・アフマド・ヤシンが設立した武装組織で、実質テロ組織だ。パレスチナ評議会選挙でも議席を持っているというのだからなかなか凄いね。

そして、以前からテロ組織「ハマス」はイスラエル側にロケット弾をぶち込む攻撃を繰り返している。

ガザ地区に大規模紛争の危機、ハマスとイスラエルが攻撃の応酬

2014年7月8日 11:56

パレスチナ自治区ガザ地区(記事&category[]=ワールドカップ&category[]=五輪”>Hamas)がイスラエル側にロケット弾数十発を撃ちこみ、これにイスラエル側も数十回の空爆で応じるなど、暴力の応酬が続いており、大規模な紛争への発展が懸念されている。

「AFP」より

2014年の記事ではあるが、この攻撃をハマス幹部が自らの犯行であったと認めている。

 ロケット弾攻撃については、ガザを拠点とするハマスの軍事部門イザディン・アルカッサム(「AFP”ガザ地区に大規模紛争の危機、ハマスとイスラエルが攻撃の応酬”」より

なんというか、大胆だな。

イスラエル、ハマス幹部を殺害 パレスチナ側はロケット弾で応酬

2021年5月13日3:46 午前

イスラエルは12日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスのメンバー16人を殺害したと発表した。これに対し、パレスチナ武装勢力はイスラエルにロケット弾を撃ち込むなど応酬が激化。米政府は特使を派遣し事態沈静化に乗り出した。

「ロイター」より

今回は、テロ組織「ハマス」のメンバーをイスラエル側が殺害したと発表したことで、これに対する報復と言うことでロケット弾を打ち込んだらしい。

パレスチナからエルサレムにロケット弾 イスラエル軍は空爆で対抗

2021年5月11日

イスラエルで10日、パレスチナ自治区ガザからエルサレムに向かってロケット弾が発射された。これを受けてイスラエルは、ガザ地区に空爆を行った。

「BBC」より

イスラエル主要都市にロケット弾130発 ハマス「空爆に報復」

2021年5月12日

パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスは11日、イスラエルの主要都市テルアヴィヴに向けてロケット弾130発を発射したと明らかにした。この攻撃の前には、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ地区を空爆し、高層ビルが崩壊していた。

ハマスは「敵が高層住宅を攻撃した」ことへの報復として、テルアヴィヴと周辺地域にロケット弾を発射したと述べた。

「BBC」より

既に報復合戦になってしまっているが、これ以上の争いの拡大は阻止しなければならないだろう。

しかし、この問題を引き起こした「テロリスト」とは、ハマスの事である。

中山副大臣は12日夕方、日本政府がイスラエルとパレスチナ双方に自制を求めているなかで、投稿はイスラエルを支援していると受け取られかねないのではないかと記者団から指摘を受けました。

「NHKニュース”中山防衛副大臣「私達の心はイスラエルと共にあります」と投稿”」より

NHKを始めとするメディアは、イスラエルとパレスチナの間の紛争のように書いているが、実際は似ているようで違う。

テロ組織「ハマス」の攻撃が問題であったと中山氏は指摘しているのである。

確かに、イスラエルとパレスチナの間での火種が燻っているのは事実だし、テロ組織「ハマス」がパレスチナの議会で議席を持っているのも事実ではあるが、パレスチナが国としてイスラエルに戦争を仕掛けたということでは無いのである。

アメリカがアクションを起こしたが

この事態を受けて、アメリカの国務長官ブリンケン氏はイスラエルの首相と電話会談をしたようだ。

米国務長官 イスラエル首相と電話会談、パレスチナとの衝突めぐり

13日 7時20分

イスラエルとパレスチナによる攻撃の応酬が激しさを増す中、アメリカのブリンケン国務長官はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、イスラエルの自衛権を強く支持すると表明しました。

「TBS NEWS」より

ご存じの通り、アメリカはイスラエル寄りの立場である。

イスラエル建国に関わったアメリカにとっては、中東の交渉はイスラエルが起点となっている。

「アメリカは、ロケット攻撃を最も厳しい言葉で非難する」(ブリンケン国務長官)

また、ブリンケン国務長官は問題の沈静化に向けて、イスラエルとパレスチナの指導者たちと会談するため、アムル副次官補を現地に派遣すると明らかにしました。ロイター通信によりますと、イスラエルを訪問中のオースティン国防長官もガンツ国防相と会談したということです。

「TBS NEWS”米国務長官 イスラエル首相と電話会談、パレスチナとの衝突めぐり”」より

そして、ブリンケン氏もロケット攻撃について言及している。冒頭の中山氏の発言は、これと近い内容だね。ちょっと言い過ぎた側面はあるかもしれないが、中山氏にとっては偽らざる本音だろう。

中山氏は、日本・イスラエル友好議員連盟の事務局長を務めており、イスラエルに人一倍思い入れがあるのかもしれない。そういう側面が、今回のtweetに反映されたのだろう。

今回の件、国内では批判を受け、海外からもtwitterにはコメントが付いているが、アメリカは心強く思ったかも知れないね。

追記

英語の記事だが、アイアンドームで迎撃するも撃ち漏らしで被害を被っているというような記事があったので、紹介しておきたい。

Operation “Guardian of the Walls”

10.5.2021 (Last updated on 12.5.2021)

In the last few days, hundreds of rockets were fired from the Gaza Strip toward Israeli cities, including the capital of Israel, Jerusalem. In response, the IDF struck military targets belonging to the Hamas terror organization in Gaza. This is the chain of events:

「Idf」より

3日間で1500発以上のロケット弾がイスラエルに打ち込まれている。

24時間で300発どころの騒ぎではないよね。

アイアンドームの迎撃能力にも限界があるので、飽和攻撃をやられると対処出来ないのがイスラエルの現状である。早いところこの状況が改善されるとイイと思う。

なお、ハマス側はロケット弾をぶち込むだけなのでかなりお手軽なのだが、イスラエル側はアイアンドームでの迎撃なのでかなりのコストがかる。コスト差は100倍ではきかないのだ。ロケット弾の1発のコストは500ドル程度に対して、アイアンドームは1発5万ドル以上するといわれている。

イスラエルの財政が潤沢かどうかは知らないけれども、長引けばイスラエルは不利になる。拠点を空爆するくらいのことは、当然の手段としてやるだろう。

この構図、日本に置き換えて見るとかなり恐ろしい構図が見えるよね。

追記2

イスラエルが地上部隊も出した?!

イスラエル軍「地上部隊がガザ攻撃」表明

2021年5月14日 8:17 (2021年5月14日 9:30更新)

イスラエル軍は14日、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配し、戦闘が続くパレスチナ自治区ガザに対し「航空、陸上部隊が攻撃している」とツイッターで表明した。ロイター通信は軍がイスラエル領内から砲撃を加えており、地上侵攻ではないと伝えた。

「日本経済新聞」より

と、とうとう戦争が始まってしまったか。

イスラエル軍、ガザに地上部隊が侵攻したとの報道を否定

2021.05.14 Fri posted at 11:36 JST

エルサレム(CNN) イスラエル国防軍(IDF)がパレスチナ自治区ガザに侵攻したとの複数の報道を受け、IDFの陸軍報道官は現地時間14日未明、CNNに対し、侵攻の事実はないと否定した。

陸軍のジョナサン・コンリカス中佐は「現在ガザ地区にIDFの地上軍はいない」と述べた。

陸軍は先ごろツイッターで「IDFの空と地上の部隊がガザを攻撃中」と投稿し、同時に新たな砲火と空爆が始まっていた。これを受けて多くのメディアが地上戦が始まったと報じた。

「CNN」より

してないんかーい!

まあ、報道が錯綜するのはいつもの事だが、情報の発端はイスラエル陸軍のtwitterである。今回ばかりはメディアの問題とは言えないだろう。

そして、地上侵攻が始まってしまえば、「和平とは何だったのか」という事になりかねないだけに、とにかく思いとどまって欲しいとは思う。

ただ、ロケット砲による砲撃が止まない限りは、空爆の実施は避けられないのだろうけれどね。

追記3

ネットでは「悪の枢軸イスラエル」というような書き込みもよく見られる。

これなんかはなかなかインパクトのある絵で、イスラエルがパレスチナを侵略していったという風に理解できる絵になっている。

ジャカルタ-パレスチナ自治区の分割は決議181で国連(UN)によって規制されて以来、イスラエルはこれを遵守したことがありません。現在でも、イスラエルは併合または併合する努力を続けています。それで、領土の分割の歴史は何ですか?

1939年から1947年にかけて、ユダヤ人は270ヘクタールをカバーするパレスチナの土地を支配することに成功し、これらの人々の約92,000人がパレスチナに移住しました。これは、特に1942年のボルチモア会議の後、英国や米国などの超大国の支援のおかげで可能になりました。そのため、1940年から1948年に、ユダヤ人は約73の新しい入植地を建設することに成功しました。

その後、パレスチナ問題は国際的な問題になりました。ムシン・ムハンマド・サレが著書「パレスチナ:歴史、発展、陰謀」(2001)で説明しているように、1947年4月2日、国連はパレスチナの訴訟を会議の議題に入れました。そのセッションから、パレスチナ問題に関する特別な国際調査委員会が誕生し、現場の状況を調査して報告しました。

「voi”イスラエルが違反し続けているパレスチナ自治区の分割の歴史”」より

しかし……、「パレスチナ自治区」は分割されたのではなく、オスロ合意(1993年)によって誕生したのだから、「パレスチナ自治区」が1946年から存在したように読める記載の仕方は宜しく無い。

イスラエル側の主張は、イスラエル独立宣言(1948年)の時から大きく変わってはいない。「エレツ・イスラエル(イスラエルの地)はユダヤ人誕生の地である」と宣言してしまったわけだね。

イギリスが口出しして国連にぶん投げ、国連が「パレスチナ分裂決議(1947年11月29日)」を採択してしまったことで、アラブ人とユダヤ人による分割統治案が出たのだが……。

アラブ人もユダヤ人も分割案を飲むことが出来ず(ユダヤ人側は有利であった雨に大半がその条件を呑んだとも言われているが)、内戦に突入したため「分割案は廃案」になった。

屁理屈の部分はあると思うが、イスラエル側からすれば1948年からずっとこの地は全土イスラエルのものなのである。

そもそも、「パレスチナ自治区」という表現から考えても(ちなみに「パレスチナ国」を改称したのは2013年のこと)、不自然ではないか。尤も、「パレスチナ自治区」という呼称は日本がパレスチナを独立国として承認していないことに起因するので、言葉遊びの感は強い。それでも、イスラエルよりもパレスチナの方が後発の国である事に変わりは無い。

1946年当時から両方とも国家が存在するような記事は完全にミスリードだ。

パレスチナの地が古代から様々な経緯であちらこちらの国から侵略されて不幸な土地であったことは否定しないが、「イスラエル」VS「パレスチナ」というような単純化した構図で考えるのは誤り出あることを再度指摘しておきたい。

コメント

  1. 木霊様、皆さま、今晩は

    これ、パレスチナに対して「お前らは敵だ」と言っていますね。
    私が、ここでそのような書き込みをしても大した影響はない(全く影響はない)と思いますが、副大臣となると、そうではない。
    自分の立場とか国の立場とかを考慮すべきでしょう。

    パレスチナに「日本は敵だ」という行動をさせないために、この言動はいかがなものか、と思います。
    政府の(国としての)立場表名と受け取られないためのフォローが必用だと思います。

    我国はパレスチナに対して「お前らは敵だ」とは公言していませんよね。・・・それとも、政府は「敵」と認定しているんでしょうか・・・

    • 政府の公式見解は、あくまでも「イスラエルとパレスチナの両国に対し憂慮を示す」という姿勢ですね。

      https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/page4_005329.html

      ただ、記事にも書いたように今回はパレスチナではなくハマスの犯行という位置づけなんですよね。
      実質的にパレスチナ政府が主導した形であっても、PLOは直接関与しないという体裁なのでしょう。止めていな時点で同罪ですが。
      「早いこと手打ちをしろ」というのが政府行使見解ですね。

      ただ、防衛副大臣の立場ではちょっとまずいのは事実でしょう。
      場合によっては更迭されるかもしれませんが、そういった要求が出るまでは精悍というのが政府の立場じゃないでしょうか。

  2. イスラエルによるガザ地区への陸空侵攻が始まってしまいましたね。ハマスは他国からの支援が無いと相当苦しいはずです。先日アメリカの海軍が大量の武器を中東海上で押収した記事がありましたが、それも関係しているのかもしれません。
    パレスチナは、いわゆる国家の三要件に照らすと、領域・国民はあるますが、主権については確としていないと思われます。ハマスのような一派が独自に軍事行動を採っている時点で疑問符がつきます。日本も国家承認していません。
    もっとも今やまとまった軍事行動を採れるのがガザ地区を統治するハマスのみと言うのも事実です。ヨルダン川西地区は掲載いただいた地図でも虫食いですが、実態は水源地を中心にイスラエルによる侵食が更に進んでいるようです。将来的にはヨルダン川西地区からパレスチナ人を一掃するという観測が主流と聞いています。
    https://d4p.world/news/2423/
    他国の動向ですが、ヨルダン王国には人口1000万人のうちパレスチナ難民が帰化した人が300万人いるようで、共和制だったら軍事援助すべきとの意見が大勢になっていたかも知れません。もっともパレスチナやシリアからの難民が100万人いるとも言われ、隣国がサウジ、シリア、イラクとあっては動けないでしょう。中東の諸国も同様で援助するのが精一杯で、今回の急場には間に合わないかもしれません。
    イスラエルは経済状態も良く、コロナにも打ち勝ちつつあり、若年人口も多いことから、また海外のユダヤ人からの寄付も見込め、継戦能力は高そうです。紛争はイスラエル優位で終わると考えます。どの国も軍を出してまで仲裁しようとは思っていないようですし。
    肝心の中山副大臣のツイートですが、イスラエルとテロリストと表現していて、パレスチナとは名指ししてないのでセーフと考えます。先に書いたように、ハマスの軍事行動を統制できていない(黙認している)のでパレスチナも非難されても仕方ないですが。

    • ご指摘の陸空侵攻ですが、「陸」の方はとりあえず「誤報だ」ということらしいですよ。実情は分かりませんが。
      ただ、陸軍も展開しているのは事実でしょうから、何かあれば即時侵攻という事態には変わらないでしょう。より緊迫してきましたね。

      テロ組織ハマスについては、日本は断固として批判していく姿勢のようですが、パレスチナに対しては表向きは国家承認をしていないけれども、実質的に国家だという扱いのように思います。
      この辺りのアピールは日本政府としてすべきだと思いますが、やっているかどうかはハッキリ分かりません。

      ヨルダンの情勢は情報ありがとうございます。
      周辺国がどう動くのか?喪服メテ見ていく必要があるのでしょう。

      • こんにちは。横からすみません。
        ハマスには、イラン、カタール、トルコからの十分な援助があります。
        たとえば、イランは年間3億6千万ドルの現金と、旧ソ連製軍事物資を与えています。

        他のアラブ諸国は、パレスチナには同情的ながら、ハマスは嫌悪を抱いているといいます。
        なお、アルジャジーラはカタール資本の衛星テレビ局なので、もちろん「悪者イスラエル」という偏向報道に満ちており、朝日新聞などと同様、報道を鵜呑みにしていけないメディアの代表格です。

      • なかなか大変なことになっていて、メディアの記事を読んでいると「極悪非道のイスラエル」というような印象が強いですね。
        しかし、ハマスに同情的かというと、そういうワケでは無いようで。
        わざわざ混同するような報道がなんとも悪意を感じますよ。