自衛隊で大規模ワクチン接種作戦を実行

政策

大きな決断をしたね。

政府、ワクチン接種に自衛隊投入 来月24日、東京に大規模会場

2021年04月27日16時35分

菅義偉首相は27日、岸信夫防衛相と首相官邸で会い、新型コロナウイルスワクチンの高齢者(約3600万人)向け接種を加速させるため、自衛隊が運営する接種会場を東京都に設置するよう指示した。期間は5月24日から3カ月間とする方針。大阪府での設置も調整する。接種業務を担う自治体とは別に、国が直接、接種に乗り出すことでワクチンの早期普及を図る。

「時事通信」より

これについて様々な意見がある方はいるだろう。だが、僕は歓迎したい。

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作戦遂行の成功を願う

防疫は国防にとって重要な任務

そもそも、今回の伝染病に関する防疫に関して厚生労働省の所掌となっているのだが、これは誤りだと思う。何故ならば、防疫対策は国防・安全保障にとって極めて重要な任務であるからだ。

今回の件で強く感じるのは、正しい情報を広報する仕組みを持っていないのが日本行政の弱点なのだと思う。だからこそ、地方自治体の長が出てきておかしな事を言っても、誰もブレーキがかけられないのである。特に、武漢ウイルスの予防接種に関してもかなり混乱がある様に思われる。東京都知事は指揮力を発揮する気が無いのだから。

そういう意味では、今回、自衛隊が出てきて医官が予防接種をするという事の意味は、非常に大きいと思われる。これは統一した基準で動く組織がお手本を見せてくれる可能性が高いからだ。

首相は岸氏に対し、「防衛省・自衛隊はわが国の最後のとりでだ。新型コロナウイルス感染症対策という国家の危機管理上、重大な課題にその役割を十分に果たしてもらいたい」と語った。

「時事通信”政府、ワクチン接種に自衛隊投入 来月24日、東京に大規模会場”」より

大々的な作戦展開で、ワクチンの接種が促進されることを期待したい。

東京と大阪の2箇所で実施

とはいえ人員に限りがあるため、自衛隊が出てきたから一気に事態が動くなどとは思ってはいない。

大阪府での設置も調整する。接種業務を担う自治体とは別に、国が直接、接種に乗り出すことでワクチンの早期普及を図る。

~~略~~

設置場所は東京都千代田区大手町の合同庁舎を予定。東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の高齢者を対象に想定し、1日1万人規模の接種を目指す。1都3県には高齢者約900万人が在住している。

「時事通信”政府、ワクチン接種に自衛隊投入 来月24日、東京に大規模会場”」より

現実問題として、自衛隊が1日1万人の接種を実現できたとしても、900万人もいる高齢者全員に行き渡るには時間がかかるわけで。

東京と大阪では感染拡大している実情があるので、積極的に対策をするという姿勢を見せるだけでも意味があると思う。

その上で、この作戦が順調に進めば、地方自治体も参考になる部分があるだろうと思われる。

もちろん初めての試みなので、きちんと機能するかどうかというのは慎重に見極める必要があるのだろうけれど、作戦が成功すれば大きな意味ができるワケだ。

是非とも頑張って欲しい。

国産ワクチンの開発を急げ

遅れ気味の開発

国内のワクチン開発に関しては、余り良い話を聞かない。

「周回遅れ」の国産ワクチン開発 製薬大手を阻む二つのハードル

2021/4/25 07:00(最終更新 4/25 07:00)

米英などから「周回遅れ」となっている新型コロナウイルス感染症の国産ワクチン開発が新たな課題に直面している。海外製ワクチンの接種が世界的に進み、日本の製薬企業など「後続組」が薬事承認に向けた大規模な臨床試験(治験)を実施しづらくなっていることが背景にある。緊急時の医薬品の承認審査制度の課題も浮上。有効性や安全性を担保しつつ、国産ワクチン開発を加速する道はあるのか。

「毎日新聞」より

国内の法整備などの関係も含めて、ハードルがあってなかなか進まないという報道である。

新型コロナのパンデミック(世界的大流行)で、感染対策の「切り札」と各国が争奪戦を繰り広げるワクチン。米英に加えて中露やインドが1年足らずで自国製ワクチンの実用化にこぎ着ける中、日本はまだ国産の使用開始を見通せず、政府は6月にもテコ入れ策をまとめる方向だ。

「毎日新聞”「周回遅れ」の国産ワクチン開発 製薬大手を阻む二つのハードル”」より

がんばって欲しいところだが、もともとワクチン開発には数年単位でかかるというのが常識的な話で、今回の国内ワクチン開発が特別遅れているというわけではない。

ただ、有事に対応出来る態勢ではないよと言うことなのだろう。

もちろん、国内ワクチン開発が成功すればワクチン供給が安定する。そういう意味でもここの仕組みを整理する意味でも、行政にも企業にも頑張って欲しい。

医薬開発も

この辺りの反省をワクチンだけではなく医薬に関してもしているようである。

緊急時の医薬品開発、「司令塔」設置を 自民PTの提言原案

2021/4/27 18:07(最終更新 4/27 18:07)

自民党の創薬力の強化育成に関するプロジェクトチーム(PT)がまとめた提言の原案が判明した。政府が今夏に策定する「医薬品産業ビジョン」に向け、緊急時の医薬品の研究開発から治験、承認、生産まで一貫して対処する省庁横断の司令塔を設置することを求めている。

「毎日新聞」より

日本国内にも有力な薬だと言われているものはあって、しかしながら治験の段階で有効性が認めれないと何度かやり直している状況にある。

ただ、効果がある可能性のある医薬が現場にあるだけでも大きく違う結果となる為、頑張って欲しいところ。

提言では、緊急時に必要となる医薬品を選定し、政府主導による開発の基本方針と、支援の枠組み整備を検討すべきだとした。暫定的なデータで使用を認める米国の「緊急使用許可(EUA)」制度を参考に、迅速な薬事承認制度確立を求める。

「毎日新聞”緊急時の医薬品開発、「司令塔」設置を 自民PTの提言原案”」より

こうした緊急事態に医薬品を早期に導入する仕組みは、今の日本には存在していない。自民党はそれを導入しようという動きを見せている。

是非とも、緊急使用許可のシステムの導入にも尽力して欲しい。

追記

おっと、野党が攻撃してきたぞ?

立民・福山幹事長、大規模ワクチン接種会場「唐突」 首相指示を批判

2021.4.27 22:23

立憲民主党の福山哲郎幹事長は27日の記者会見で、菅義偉首相が新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターを東京都に新設するよう指示したことについて「唐突感がある」と批判した。

「産経新聞」より

批判の仕方が「唐突感がある」って……。

いやはや。

他に論点はないの?「混乱するかも知れない」って、しないように運用するんでしょ。まあ、メディアが唐突感を前面に押し出して混乱したニュースを流す様子が目に浮かぶようだけれども、実施は5月24日からだぜ。

これから準備して「素晴らしいスピード感」であると評価されるぜ。

立憲民主党の存在って、何の役に立つんだろうね。

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