セクシーに紙パックでどや顔を決める小泉氏

日本ニュース

もうダメだこの人。

参院環境委、議員らに紙パック水

2021年4月6日2:58 午後

参院環境委員会は6日から、出席議員らに紙パック入り飲料水の配布を始めた。従来は共用の水差しから各自でグラスに注いでいたが、新型コロナウイルス感染予防のため提供方法を見直した。他の委員会で採用されたペットボトルの水を使わず「脱プラ」を進める狙いもある。

「ロイター」より

紙パックの水かよ。

別に紙パックの水がダメとか言わないのだけれど、わざわざ配るくらいならマイボトルに家から飲み物を持ってこさせるくらいの意気込みがないのかね。

スポンサーリンク
同カテゴリーの人気記事

この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

<同カテゴリーの人気記事>

スポンサーリンク
スポンサーリンク

環境省って何やってるの?

どんな水なの?

あまり深堀りしても仕方がない部分ではあるが、一体これがなんなのか?ということにはちょっと興味を覚えて調べてみた。

高級ブランドも注目する日本発の紙パック水、仕掛け人はマックイーン好きの元商社ウーマン | WWDJAPAN
「市場にないならやってみよう」――紙パック入りナチュラルウオーターの販売を始めたハバリーズ ジャパン(HAVERY’S JAPAN)が注目を集めている。環境保全や循環型社会が求められる中での日本初の紙パック入りナチュラルウオーターは、発売前から多くのメディアに掲載され、ラグジュアリーファッションブランドやラグジュアリー...

配られた水はどうやらかなり高級ブランド志向のものらしい。

このアイテムを作っている会社がこちらで、そ自体を否定するつもりはないが、この会社が加盟しているのがこちら。

地方創生SDGs官民連携プラットフォーム |地方創生SDGs・地方創生SDGs官民連携プラットフォーム・「環境未来都市」構想(内閣府)
内閣府では、SDGsの国内実施を促進し、より一層の地方創生につなげることを目的に、広範なステークホルダーとのパートナーシップを深める官民連携の場として、地方創生SDGs官民連携プラットフォームを設置しております。

利権の匂いがするな。

マイボトル持ち込み禁止

さて、「マイボトルを」と言及してみたものの、実は国会にマイボトルは持ち込みが禁止されている模様。

紙パック水はプラスチックごみ削減の観点から注目されており、各会派が京都市のメーカーの商品を導入することで合意。小泉進次郎環境相は6日の審議で「各会派の協力に感謝し、この水を味わいたい」と述べた。

参院では原則としてマイボトルの持ち込みが認められておらず、対応がまちまちになっている。

「ロイター”参院環境委、議員らに紙パック水”」より

テロ対策という側面も考えたが、それだと「参院では」というのは少々おかしい。だとすると、マイボトルの中身に酒を詰めてくるアホが出るのを懸念したのだろうか。

いや、冗談だけどさ。

しかし、本当に議論すべき話は他にもたくさんある気がするんだ。

環境省の仕事

例えば……。

小泉環境相 尖閣諸島のアホウドリ生息調査 月内に中間報告

2021.3.19 10:29

小泉進次郎環境相は19日の参院予算委員会で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)に生息する絶滅危惧種のアホウドリの繁殖調査について、月内に中間報告をまとめる方針を明らかにした。「現在、入手した画像を解析中だ。今月中に中間報告を行う」と述べた。

「産経新聞」より

尖閣諸島固有の生物調査なども環境省の所掌である。

しかし……、何故か小泉氏、尖閣諸島に上陸するのではなく、衛星画像を解析しながら調査とか抜かしている。馬鹿じゃないの?

尖閣諸島の植生は確かに背の高い樹が生えるような状況ではない。

でも、衛星写真を解析して分かるレベルの話を調べて、何が繁殖調査かと。衛星写真で卵の数でも数えるのか?

自民党有志の勉強会

まだ、議員のほうが努力しようとはしているよ。

尖閣に公務員常駐の勉強会、自民有志が20日に初会合 議連への改組も

2021.4.8 17:21

自民党有志議員が、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の実効支配強化のため、国家公務員の常駐を検討する勉強会を設立することが8日、分かった。原田義昭元環境相や和田政宗参院議員らが呼びかけ人。20日にも東海大の山田吉彦教授(海上安全保障)を講師に招き、初会合を開く。

議員連盟への改組を目指し、水産庁や海上保安庁の職員が滞在できる施設の整備などを議論する方向だ。

「産経新聞」より

これもどれだけ実行力があるのかは分からないのだけれど、議員で尖閣諸島に乗り込んで勉強会をやってくれたら評価しよう。

環境省の所掌業務

そもそも環境省が何をやっている組織かよく知らないのだが、今や全面に押し出しているのは脱炭素である。

環境省へようこそ!

だが、脱炭素社会は必ずしも環境に優しくないという現実から目を背けた組織こそが環境省であり、公害対策なども所掌業務に含まれるが、原子力規制委員会もここの管轄となっている。

原発は止める、火力発電も止める。でも、太陽光パネルを設置するのに山を切り開いたり、池の上に何枚ものパネルを置いたりするのはOKらしい。矛盾した組織だな。

そういった、矛盾した組織のトップが小泉氏というのが、なんとも皮肉な話である。

まあ、国民の税金を使って高い水でも飲んで喜んでいればいいさ。

追記

コメントを戴いた件で、蘊蓄を少し。

おいしく飲みおえた牛乳パックは、
実は大切な資源なのです。

牛乳パックに使われている用紙は安全性や衛生面を考慮し、木材から最初に作り出されるバージンパルプが使用されています。木材の中心部分は、建材や家具などで使用されていて、牛乳パックに使う部分は残った部分や曲がった枝のところ。無駄が出ないように、利用されているのですね。捨てられてしまえばただのゴミですが、これらをリサイクルすることで、新しい資源に生まれ変わるのです。

「一般財団法人日本乳業協会」より

学校のPTAや子供会などで古紙回収をしている方ならご存じかと思うが、実は牛乳パックは専用リサイクルのラインが存在する。

かつてはリサイクルに出すのは禁忌とされていた牛乳パック。実は紙パックの内側と外側にはポリエチレンのラミネートがされている。

図で示すとこんな感じのようだ。

ポリエチレンの製造は、様々な手法がある様だが、原料となるのは原油由来の化学製品である。

皮肉なことに、紙パックの容器はこの手のラミネートを施さないと容器としては使えない。

そんな訳で、小泉氏の道化っぷりが哀しいワケだが、この話はここで終わりでは無いのである。

紙パックはポリエチレンが両面にラミネートされているので、新聞や雑誌などの古紙とは異なり、紙資源として適さない「禁忌品」とされていました。

1984(昭和59)年、山梨県大月市の主婦グループ「たんぽぽ」は、上質なパルプの紙パックが捨てられていることはもったいないと思い、日本で初めて紙パックの回収に取り組み始めました。

しかし、「禁忌品」であった紙パックを紙資源とするためには、量を確保すること、集めた紙パックを保管する場所、中身が腐ること、ポリエチレンを除く設備が必要なこと等多くの課題がありました。

「たんぽぽ」は、古紙回収事業者や家庭紙メーカーをはじめとして多くの関係者と連携し、「洗って・開いて・乾かして」というひと手間かけることによって紙パックを資源とすることに尽力しました。こうして海外とは異なる日本独自の高品質な再生品へのリサイクルの仕組みができました。

「全国牛乳容器連絡協議会のサイト」より

ここにある様に市民の手でリサイクルが推進されるようになったワケだが……。

「「紙パック」とは、牛乳容器、乳飲料、ジュースなどの容器で内側にアルミの無いものを言います」と定義されている。実は、現在の紙パックリサイクルのラインには、アルミ蒸着タイプの紙パックはNGなのだ。

矢野:「どうせ臭いでしょ?」と考える方も多く、思い込みが大きいこともありますが、実際に「海外で紙パックの水飲んで臭かった」という体験をされている方もいます。臭いけど製品化されている現状もある。私たちは、日本テトラパック社が開発した紙パックを用いています。内面に専用のフィルムを使用したアルミをコーティングした紙パックで、光を遮断して品質を保っています。飲んでいただくとわかりますが、匂いません。

「WWD」より

ところが今回、小泉氏が採用した紙パックの水の容器には、内側にアルミニウムでコーティングをしている。これで水に臭いなどが吸着しないと胸を張っているわけだが……、エコじゃないんだな。

ちゃんと調べておけよ。

紙製だからエコ ×

リサイクル出来るからエコ ×

……環境省はなにをやっているのか。

もちろん、このアルミを剥がす工程を組み入れれば、リサイクルは可能なのだろうが、問題はそこではなく、なぜ、プラスチックという観点からペットボトルを敬遠したにもかかわらず、ラミネート加工してある紙パックを選んじゃうのかなぁ。

一時が万事この調子だから、あのザマなんだろうけどさ。

コメント

  1. 昔聞いた話ですが。
    牛乳パックって、内側に樹脂貼ってあるから、最もリサイクルしづらい紙の最右翼だって。
    ※だから、牛乳パックは逆に良い燃料になる
    例:空き缶での炊飯の燃料として。
    そこまで御存知で、セクシー氏はそうのたまってるのでしょうかね……内側のコーティング樹脂も石油由来かも知れないと思うのですが。

    • 牛乳パックの内側には、ポリエチレンがラミネートされています。実は外側も同じ様にポリエチレンでラミネートされている感じなんですけどね。
      で、このポリエチレンが張られているお陰で、リサイクルに適さないと言われていたようですが、牛乳パックだけあつめて専用の処理をしてあげれば、割とリサイクルの素材としては良好のようですね。
      燃料にし易いので、キャンプには必ず持っていくアイテムですな。
      ところが、今回のこの紙パック、リサイクルNG品なんですよね。通常の牛乳パックリサイクルのラインにはのせられません。そこを分かっている話なんですかねぇ……。
      その辺りの蘊蓄も少し追記させて頂きたいと思います。

  2. ただねぇ…
    瀬戸内海の浜に漂着するゴミって圧倒的にペットボトルと材木と竹と発泡が多いんですよ。
    日本海沿岸の漂流してきた漁具やプラ容器やゴミ並に目立つくらいにね。
    色んなイチジク浣腸の容器が浜一帯に打ち上げられたこともあります。
    海面に浮いてる漂流ゴミ(漁具が多いとされ、ロープ、網、発泡のタルやペットボトルも)
    水面下や海中を漂うゴミ(レジ袋、包装・農業用ビニル、バケツ等のプラスチック製品)
    海底のゴミ(漁具、川や海に不法投棄された物や電化製品、底曳きで入る沈んだビニール)
    この3つのうちで、世間一般だと漂着ゴミのデータだけ見て漁具が多いのに!!って何故かなるんですよ。
    日本の職業割合で、漁民とそれ以外の割合ってどれくらいよってわからないもんですかね

    海上に浮いてる物は風を受けやすく、波の力で浜の上まで押し上げられやすいので、一度打ちあげられると残りやすく見やすい。
    水面下にある物は潮流の影響をうけるので、人から見えないまま流れに乗って遠くまで流れるんですよ。
    行きつく先は太平洋に何か所もあるゴミ溜まりらしいですね.
    そして、流れてく間に汚れなどがついてビニール等は、海底の砂泥の中に沈んだりもします。
    瀬戸内の底曳き船で、河口の沖等を曳くとゴミ袋2袋くらい出てますね。
    大体は、ビニールや買い物袋に御菓子の袋。

    ゴミの日に捨てように捨てられないのか、大人の玩具を川に捨てるみたいで、遥か沖にも関わらず曳きの網に入ってコレクションが波止で日々増えてます

    やり方は不味いのかもしれませんが、現場でどうなってるのか見てる身としては、やってるだけ馬鹿にしてる奴らより彼はマシじゃないかと思ってます

    • なるほど、そういう現状も踏まえてのコメントを戴きありがとうございます。
      確かに「何もやらない」よりも「何かをやった」方が安心ですね。そこは理解します。

      ですが、捨てる側のモラルの問題を、レジ袋やプラスチック製のカトラリー規制という形で抑えるのは、迂遠に過ぎると思いますよ。
      実際、政策を進めるのであれば、小泉氏のアイデアでゴミが減ったことを確認する必要があるハズですが、政策評価をやったという話を寡聞にして聞きません。そもそも本人が「硬化は期待していない」と吐露しているワケですから、まあどうしようもありませんよね。
      個人的にはやり方もマズイですが、その結果すら評価しようとしない姿勢に腹立たしく思っています。
      環境省としてやるべきことは、ゴミはどこから来て、何処に行くのかと言うことをしっかり把握すること。そして、それが環境にどういった影響が出るのか評価することだと思いますよ。
      尖閣諸島への上陸調査も、必要だと思いますし、外国からゴミが流れてくるのであれば、その点に関して国際的に物申すようなことだって必要でしょう。やることをやらないで国民に負担だけ押し付けるのは、もはや害悪だと思います。僕は彼を評価しません。