WHO武漢報告書(暫定)が出されるが、内容が酷い

支那

WHOの武漢ツアー(1月末~2月初旬)が終わり、報告書が出てきたようだ。

WHO 武漢調査報告書 中国は高く評価も 14か国の政府は懸念

2021年3月31日 12時22分

WHO=世界保健機関は新型コロナウイルスの発生源などの解明に向けた調査チームの報告書を公表し、ウイルスが中国、武漢の研究所から流出した可能性は極めて低いと結論づけました。

「NHKニュース」より

ただ、このニュースは色々な情報が欠損している気がする。結論は大差無いんだけどね。

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暫定報告書か最終報告書か

暫定報告書

まず、少し前のニュースを参照しておこう。

WHO、武漢でのコロナ起源調査 暫定報告書公表取り止めも=新聞

2021年3月5日1:33 午前

世界保健機関(WHO)主導の国際調査団が、中国湖北省武漢市で行った新型コロナウイルスの起源を探る調査に関する暫定報告書の公表を取り止める計画と、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が4日報じた。

同調査を巡る米中間の緊張の高まりが背景にあるという。

さらに、約20人の科学者グループは4日公開書簡を提出し、WHOの国際調査団が得たアクセスは適切な調査を行う上で不十分だったとし、新たな国際調査の実施を要求した。

「ロイター」より

ロイターの記事で、「暫定報告書の公表」とある。3月初旬の記事では、公表は取りやめられる可能性が示唆されていた。取りやめの理由は、調査が不十分だったことと、アメリカと支那との関係がいよいよヤバい状況になるのでは?という読みがあったのだと報じられている。

ただ、このニュースを目にした時は、単純に「公表できるような内容ではない」からだと、そう予想していた。科学者としてはこの様な不十分な調査報告は、プライドが許さないだろうし。しかし、「この報告書は数週間以内に出されるだろう」と、この文章は結ばれていた。

したがって、今回出てきた報告書がソレにあたると考えるのが妥当だ。つまり、暫定報告書が出されるはずが、いつの間にか最終報告書になっちゃったと。

WHO、新型コロナ起源調査報告書を「また延期」…「準備できてない」

3/17(水) 9:05配信

世界保健機関(WHO)の主導により 中国武漢で進められている“新型コロナウイルス感染症の起源調査報告書”が、特別な理由なく また延期された。

「WOW Korea」より

引用元が心許ないが、この報告書の発表は度々延期される。それも理由は報じられなかった。

支那が添削

で、この度、この調査報告書が出されることになった。どこで発表したかというと、支那で発表したのである。

WHOコロナ報告書「中国が手助け」米国務長官が問題視

2021年3月29日 10時09分

ブリンケン米国務長官は28日、CNNのインタビューで、世界保健機関(WHO)が近く発表する予定の新型コロナウイルス発生源の調査報告書に関し「中国政府が明らかに報告書の執筆を手助けしたという事実がある」と指摘。「(報告書の)手法とプロセスに懸念がある」と語り、報告書の作成過程を問題視した。

「朝日新聞」より

報告書が出る先日の報道で、アメリカの国務長官ブリンケン氏は、「支那が添削した使えない暫定報告書だ」と指摘していた。

日米など14か国、コロナ起源調査に懸念 WHO報告書受け共同声明

2021年3月31日 3:56 

日米など14か国は30日、世界保健機関(WHO)の調査団がまとめた新型コロナウイルスの起源に関する報告書公表を受けて共同声明を出し、調査について懸念を表明するとともに、中国が専門家に対して「完全」なアクセスを提供することを要請した。

共同声明には日米のほか、英国、オーストラリア、カナダ、韓国、チェコ、デンマーク、エストニア、イスラエル、ラトビア、リトアニア、ノルウェー、スロベニアが参加。「われわれは、最近、WHOが中国で実施した調査について、共通の懸念を表明する」とした。

「AFP」より

で、報告書が出て、早速この報告書に懸念を示す共同声明が出される。「われわれは、最近、WHOが中国で実施した調査について、共通の懸念を表明する」と。で、この記事には「新型コロナウイルスの起源に関する報告書公表」となっている。

AFPではこの他にも幾つか記事を出していたのだが、コチラの記事は少し気になった。

新型コロナ起源めぐる4仮説 可能性が最も高いのは? WHO最終報告書

2021年3月30日 15:32

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の発生起源について中国・武漢(Wuhan)で調査を行った世界保健機関(WHO)と中国は最終報告書で、このウイルスがどのようにヒトに侵入したのか、4仮説を検証し、可能性が最も高いものから最も低いものまでを順位付けしている。AFPは、正式発表に先立ち同報告書を入手し、これらの仮説を以下にまとめた。

「AFP」より

4つの仮説とは以下の4つのようだ。

  • 中間宿主動物の媒介説 : コウモリを宿主動物として中間宿主動物に広まり、更に人に感染した説。
  • 直接感染説 : コウモリを宿主動物として直接人間に感染したとする説。
  • 輸入冷凍食品で感染説 : 支那が輸入した冷凍食品から媒介された説。
  • 研究所からの流出説 : 武漢ウイルス研究より研究対象のウイルスが流出した説

ただ、こんな話は既に知られている話で、何も目新しい話ではない。

更に言えば、上二つは「可能性」というレベルの話では無い。むしろ、感染経路としてはこれ以外あり得ないワケで、「仮説」とも呼べない話。

むしろ目新しい部分としては「WHOと支那は最終報告書で」という部分。つまり、この報告書がいつの間にか最終報告書になり支那とWHOが共同して文章を出したと読めるのである。発表があった場所も支那だ。

記事の間違いでなければ正しく[添削」されたのだろう。

WHO報告書、米政権が不満表明 共同声明で批判も

2021.03.31 Wed posted at 09:52 JST

ワシントン(CNN) 新型コロナウイルスの起源に関する世界保健機関(WHO)の報告書に対し、米ホワイトハウスは30日、透明性に欠けるとの不満を表明した。これに先立ち、米国など12カ国が共同声明で、調査の遅れや情報不足を批判した。

~~略~~

サキ氏はこれに対し、「私たちが6~9カ月前に得ていた理解や知識から一歩も進んでいない。将来の再発を防ぐための指針や対応策も示していない」と批判した。

「CNN」より

そんな訳で、「内容がない!」とアメリカはぶち切れたわけだ。共同声明の方はかなりマイルドだったので、アメリカとしては看過できない問題だとの姿勢を示す必要があったのだろう。

これで支那での調査はおしまい

で、各国が「更なる調査を」と求めたのに対して、支那は「コレで終わりでしょ」と開き直った。

新型コロナウイルスの発生源などの解明に向け、中国の武漢で、WHO=世界保健機関のチームとともに調査した中国側の専門家が記者会見し「中国国内での調査は終わった」と強調したうえで、今後は中国以外で調査すべきだという考えを示しました。

ことし1月から先月にかけて武漢で調査を行ったWHOのチームが報告書を公表したのにあわせて、ともに調査した中国側の専門家が31日、北京で記者会見しました。

この中で、代表を務める梁万年氏は「中国国内での調査は終わった」と強調したうえで「世界各地のさまざまな分野やルートから情報を収集することを提案する」と述べ、今後は中国以外の各国に範囲を広げて調査すべきだという考えを示しました。

「NHKニュース”WHO 武漢調査報告書 中国は高く評価も 14か国の政府は懸念”」より

支那は、この調査の結論をもって、「支那は無罪だ」と言うことを主張したかったようだ。したがって、今後調査が行われるにしても、外国で行われる事になるだろう。

何しろこの手の調査は、調査される地域を支配する国の許可が下りなければ調査を行えないからである。支那が「終わり」といったら「終わり」となるのだろう。

ただ、加盟国への説明でWHOのテドロス事務局長は「すべての仮説はまだ残っている」と指摘。一段の分析が必要と強調した。

~~略~~

調査団は、中国外の17人、中国の17人の専門家で構成。1月14日から2月10日まで現地調査を行った。現地入り後、前半の2週間はコロナ対策で隔離された。当初は調査終了直後に報告書を発表する予定だったが、米中が内容をめぐり対立し、公表が遅れていた。

「時事通信”動物からの感染有力 新型コロナ起源―研究所流出には否定的・WHO中国調査団”」より

テドロス氏はこの報告書について不満を表明したが、そりゃまあそうでしょう。

調査団の半数は支那人であった事が分かっていて、調査は殆ど行われなかった。そもそも、発生より1年が経過し、当初疑いを持たれていた市場は既に存在せず、研究所は徹底的に見直された後だ。引用しているデータも極めて少ない。判断の根拠が分からないようになっているのだ。幾らテドロス氏でも、文句の1つもいわないと格好が付かない。

……調査団は一体何を調べたのかと。

予想された通り

そんな訳で、盛り上がりに欠ける調査報告書が出て、多くの人の想像通り、「支那から武漢ウイルスが出た」という結論には至らなかった

一番疑わしかった武漢ウイルス研究所からの流出説は否定され、荒唐無稽な冷凍食品媒介説がランクインしている辺り、支那との共同報告書の中身は、なかなか信用性は薄い。

ただ、WHO側も頑張ったようで、武漢ウイルス研究所の項目を外すところには至らなかった模様。

そして、直接媒介説、間接媒介説が有力であると評価されているのだが、キクガシラコウモリもセンザンコウも武漢付近にいる野生動物ではない。

新型ウイルスの起源追跡 中国のコウモリ洞窟探る

2020年5月30日 2:00

今回の新型コロナウイルスはどこから来たのか? 中国・武漢ウイルス研究所の石正麗(シー・ジェンリー)氏らは、中国南部・雲南省のキクガシラコウモリで同チームが以前に発見していたコロナウイルスと新型ウイルスのゲノム配列が96%同じであることを突き止め、2月初めに学術誌に報告した。短期間で起源を特定できたのは、石らが長年にわたって動物が保有するウイルスを追跡してきたからだ。人間と野生動物が接触する機会が増え、アウトブレーク(集団感染)が起こりやすくなっている。

「日本経済新聞」より

既に、2020年5月にはこれらの動物の名前が挙がり、そして近隣で見つからないので、支那の海鮮市場で売られていたのでは?との疑いが出た。

ところが、その市場は今は存在しないのだから、WHOの調査団が入るまでもなく調査は不可能である。

この件で一番有力なルートは、武漢ウイルス研究所から病死した実験動物を的確に処分せずに横流しし、これが海鮮市場に流れたというルートである。それが冷凍されていた可能性はあるが、そこは本質ではない。

その有力なルートの調査をする事ができなかったことそのものが問題なのである。

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