【ワクチン外交】南アフリカで発見された偽造ワクチン

支那

まあまあこういう話もあるだろうとは思っていたのだけれど……。

南アで偽造ワクチン 2400回分押収、中国人ら4人逮捕

3/4(木) 8:59配信

ICPO=国際刑事警察機構は、南アフリカで偽の新型コロナウイルスワクチンおよそ2400回分が押収され、中国人の男ら4人が逮捕されたと発表しました。

「yahooニュース」より

これはまた氷山の一角なんだろうね。

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この記事は「惣郷木霊の四方山話」でお送りしております。

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支那製ワクチンのリスク

ワクチンビジネス

ちょうど1月程前のニュースだが、こんな話があった。

注射器に生理食塩水、中国で偽ワクチン製造・販売80人逮捕…3000本超を押収

2021/02/03 07:52

2日付の中国共産党機関紙・人民日報によると、中国の公安当局は、新型コロナウイルスの偽ワクチンを製造し高値で販売していたグループを摘発し、80人余りを逮捕、偽ワクチン3000本超を押収した。

「讀賣新聞」より

覚えて折られる方も多いと思うが、支那の企業シノファーム製の偽ワクチン……ではなく、偽シノファーム製ワクチンを販売していたというニュースだった。

タチが悪いのは、中身が生理食塩水だったということだね。

容疑者グループは昨年9月以降、注射器に生理食塩水を入れたものを本物のワクチンと偽って販売していた。香港紙・明報によると、中国の国有製薬大手「中国医薬集団」(シノファーム)が開発したと偽っていたという。シノファームのワクチンは昨年末、中国政府が国産として初めて承認した。

「讀賣新聞”注射器に生理食塩水、中国で偽ワクチン製造・販売80人逮捕…3000本超を押収”」より

支那でニセモノが出てくる事は日常茶飯自なので、当然ながらこの手の話も出てくるだろうとは思っていた。ただ、中身が生理食塩水というのがなかなか味わい深い。

これ、タダの塩水だとすれば、殺人に繋がる事案だ。

外国でも摘発

で、支那国内で出たという話であれば、当然ながら外国にも出回る。

フランスに本部を置くICPOは3日、南アフリカ当局が北東部ハウテン州ジャーミストンの倉庫でおよそ2400回分の偽の新型コロナワクチンを発見、押収したことを明らかにしました。また、同じ現場から大量の偽造された医療用マスクも見つかり、一連の捜査で中国人3人とザンビア人1人のあわせて4人を逮捕したということです。

「yahooニュース”南アで偽造ワクチン 2400回分押収、中国人ら4人逮捕”」より

なかなか興味深いのは、ICPOが動いた事案だという点だ。

インターポール(ICPO)と言えば、ルパン3世の銭形警部を思い出すわけだが、実際には「各国の警察の連携」が任務であり、実動隊は現地の警察といったことになり、国境を越えて外国の警察が動いてくるなんて事は無い。

というわけで、NHKのニュースを参照してみよう。

新型コロナ 偽ワクチン販売組織 南アフリカと中国で摘発

2021年3月4日 8時43分

世界各国で新型コロナウイルスのワクチン接種が行われる中、フランスに本部があるインターポール=国際刑事警察機構は3日、偽物のワクチンを販売する犯罪グループが南アフリカと中国で摘発されたと発表し、各国に警戒を強めるよう呼びかけています。

インターポールは3日、南アフリカと中国で新型コロナウイルスのワクチンの偽物を販売する犯罪グループがそれぞれ地元の警察によって摘発されたと発表しました。

「NHKニュース」より

コチラにはしっかり書いてあった。

発表したのはICPOなんだけれども、摘発したのは地元の警察であった。

何故、インターポールが動いたのか?

ところで、このニュースでおかしな感じがしないだろうか?

「何が」というと、大抵のニュースで「インターポール(ICPO)が動いた」などという言葉を見る事はない。

このうち南アフリカ北部のハウテン州の倉庫では、地元の警察が2400回分の量に相当する偽物のワクチンを見つけ、中国人3人とザンビア人1人を逮捕したということです。

また中国では、警察が偽物のワクチンを販売する犯罪グループを特定し製造していた施設を強制捜査し、およそ80人を逮捕したということです。

「NHKニュース」より「NHKニュース”新型コロナ 偽ワクチン販売組織 南アフリカと中国で摘発”」より「NHKニュース」より

国際的な犯罪が行われているから、ICPOが動くのは当たり前ではないか?という感想を持つ方が居るとは思うが、本来であれば、ICPOから連絡が行って、地元警察が自国の法律に従って逮捕するのである。警察は自国の法律に基づいて行動するのであって、ICPOからの命令で動く事は無いのだ。

特に支那の警察が何故ICPOからの指示で動いているような事態になるのか?というというと、これはこんなカラクリが予想される。

All nations have right to be involved in global security, Xi Jinping tells Interpol meeting

10:45pm, 26 Sep, 2017

All nations have a right to be involved in regional and global security issues, China’s President Xi Jinping said on Tuesday in his speech to mark the opening of Interpol’s general assembly in Beijing.

「scmp.com」より

支那が習近平氏の意向を受けてICPOへの圧力を高めているというニュースは、数年前に報じられている。そして、現在のICPOという組織のトップは金鍾陽なる人物である。

ICPO、孟前総裁の後任に韓国出身の金鍾陽氏選出 ロシアの対立候補

2018.11.21 20:19

国際刑事警察機構(ICPO、本部フランス)は21日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開いた総会で、中国で逮捕され辞任した孟宏偉前総裁の後任として、韓国出身の金鍾陽(キム・ジョンヤン)総裁代行を新総裁に選出した。総裁選ではロシアが対立候補を擁立し、米国が金氏への投票を呼びかけていた。

「産経新聞」より

この金鍾陽なる人物は韓国出身の人物だが、実はこの前の総裁は支那で逮捕されて辞任している。一時期は「失踪」扱いだったが辞任した形になった。逮捕された理由は収賄ということになり支那の裁判所でその事実を認めてはいるが、事実かどうかは定かでは無い。

文字通り、支那はICPOへの影響力を高めたことが浮き彫りになった事件であった。

何が言いたいかというとICPOがツールとして使われ、実質支那の要請で動いたのではないか?という事である。

支那の権威を守る為

これが僕の憶測で無いことは、こんな記事からも分かる。

中国でコロナ偽ワクチンの摘発を強化 3億円近く稼いだ犯罪グループも

2021年2月27日 18:00

中国で新型コロナウイルスの偽ワクチンを製造・販売しているグループの摘発が相次いでいる。偽ワクチンの一部は海外に渡ったとみられている。中国政府は自国のワクチンへの信頼性が国内外で失われないよう、偽ワクチンを厳しく取り締まる姿勢を強調している。

中国最高人民検察院(最高検)は今月11日、これまでに21件の事件で70人の容疑者の逮捕を許可したと発表し、代表的な事件について公表した。

~~略~~

中国外交部の汪文斌報道官は記者会見で「中国政府はワクチンの安全を重視し、偽ワクチンの製造や販売を厳しく取り締まる」と強調。中国は東南アジアや中東、アフリカなどに自国のワクチンを積極的に提供している。ワクチンを通じた国際貢献をアピールしている中、偽ワクチンの横行を断固として防ごうとしている。

「AFP」より

つまり、支那は外交ツールとしてワクチンや医療品を取り扱っているため、支那共産党の邪魔をするヤツは厳しく取り締まるという内容の報道なのだが、その影響力がICPOにまで及んでいる事実は恐るべき事である。

こんなアンブルが多数で回っているのかと思うと、なかなか恐ろしい話だ。

だが、その偽ワクチン以上に恐ろしいのは、そのワクチンを外交ツールとして利用し、自らの国の失態を国際的な組織を使ってでも払拭しようとしている支那の姿勢そのものである。

今後もこの手のニュースは増えて行く可能性が高そうだ。

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