北京冬季オリンピックとジェノサイド認定

ジェノサイド

順調に加速しているな、議論が。

北京冬季オリンピックは中国の集団虐殺を隠蔽する祭典に

2021年02月17日(水)17時30分

2月4日、東京都内の日本外国特派員協会で日本在住のモンゴル人とウイグル人の代表による記者会見が行われた。小規模ではあったが、2022年の北京冬季オリンピックのボイコットを呼び掛けた声明は瞬時に世界を駆け巡った。

「Newsweek」より

日本の東京五輪もすったもんだしているが、まあそれはさておこう。日本で五輪が開催されなかった場合には、名実ともに北京冬季五輪は「武漢ウイルスを克服したことを象徴」する祭典になるだろう。もちろん、ジェノサイドは完全に払拭した形で、だ。

スポンサーリンク
同カテゴリーの人気記事

<同カテゴリーの人気記事>

スポンサーリンク
スポンサーリンク

北京五輪は開催できるか

北京夏季五輪の時はどうだったか?

2008年に行われた北京夏季五輪の際にも、実はボイコットの話が持ち上がったことはある。

リチャード・ギア「中国は人権侵害にもっと正直に」

2007年9月4日 13:51 発信地

ダライ・ラマを熱心に信奉する米映画スターのリチャード・ギアが3日、中国に対して2008年北京五輪の前に人権侵害の歴史を「オープンに」するよう訴えた。同オリンピックのボイコットには反対する意を表した。

「AFP」より

聖火リレーを控えたサンフランシスコで抗議集会 リチャード・ギアらが出席

2008年4月9日 18:19 

北京五輪の聖火リレーを翌日に控えた米サンフランシスコでは8日夜、チベットでの人権侵害に対する抗議集会が開かれ、米俳優リチャード・ギア氏や南アフリカのノーベル平和賞受賞者デスモンド・ツツ大主教らが各国首脳の五輪開会式のボイコットを呼びかけた。

「AFP」より

リチャード・ギア氏はチベットに対して造詣が深く支那に対して抗議をしていたが、こうした流れは選手の間でも広がっていた。

スター選手が北京五輪のボイコット検討、チベット騒乱で

2008年3月17日 14:41 

国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ副会長は、16日の独日曜紙「ビルト・アム・ゾンターク」で、チベットの抗議行動への中国当局の対応に抗議するため、スター選手の多くが北京五輪のボイコットを検討していると述べた。

バッハ副会長は、選手たちの懸念は理解できるが、五輪には参加するよう説得していると説明。北京が五輪開催地に選出された際、人権問題を考慮したかどうかとの問いには、「五輪はより開放的な中国の実現に寄与すると考えている」と述べて、中国への注目度が上がることでプラスの効果が出ることに期待を示した。

「AFP」より

ただ、この時はIOCの会長や副会長が説得した上で、選手に参加させ、平穏無事に開催に漕ぎ着けたのだが、他にもトラブルはあった。

北京五輪聖火、騒然 長野でリレー 3人逮捕、けが人も・走者囲む警官100人

2008年05月05日

北京五輪の聖火リレーが26日、長野市内であった。ギリシャで採火された聖火を80人のランナーが4時間余でつないだ。チベット問題で世界中の注目を集めたため、中国人学生やチベットの支援者などが詰めかけて市内は騒然となり、リレーに対する妨害行為も相次いだ。

「朝日新聞」より

この時も支那の活動家達が日本で妨害活動を実施していて、警官隊は北京五輪開催反対派の方の活動を抑え込む有り様だった。

08年に夏季オリンピックを開催した際も、同様の問題はあった。チベット人弾圧の実態が暴露され、聖火リレー中に世界各国から抗議の声が上がった。

中国政府は、急に好転できなくても人権問題は緩やかに解決するとして国際社会に協調する姿勢を見せていた。人権よりも経済的利益を優先する国際社会もまた、そうした中国を許した。

「Newsweek”北京冬季オリンピックは中国の集団虐殺を隠蔽する祭典に”」より

結局、この時の支那の口約束によって、多数のチベット人達の人権は踏みにじられ、ウイグル人達も今まさに悲劇巻き込まれている。支那の人権状況は、良くなるどころか悪くなる一方なのである。

犯罪国家を許すな

今回の動きの大きな違いは、アメリカ議会が公然とこの問題を批判し始めたことである。

米国務長官、中国はウイグル族を「集団虐殺」と非難

2021年1月20日

アメリカのマイク・ポンペオ国務長官は19日、中国がウイグル族など主にイスラム教徒を抑圧する中で、ジェノサイド(集団虐殺)を犯したとする声明を発表した。

「BBC」より

これはトランプ氏の置き土産と言われているが、新たな大統領に就任したバイデン氏にとってもこの問題は無視出来る話では無い。

英外相、中国がウイグル人に「おぞましい」人権侵害と非難

2020年7月20日

イギリスのドミニク・ラーブ外相は19日、中国西部の新疆ウイグル自治区で「おぞましく、甚だしい」人権侵害が起きているとして、中国政府を非難するとともに、関係者への制裁措置もあり得ると表明した。

「BBC」より

イギリスでもこの様な議論は高まっているようで、外相が直接支那政府を批難して見せている。この流れは国際的なモノになっていて、流石に支那も無視はできない状況ではあるようだ。

日米など39か国が中国に要求、ウイグル人の人権を尊重せよ

2020年10月7日 12:25

米国、日本、多数の欧州連合加盟国など39か国は6日、イスラム系少数民族ウイグル人の人権を尊重するよう中国に求めた。さらに、香港の状況への懸念も表明した。

この働きかけを主導したドイツのクリストフ・ホイスゲン国連大使は人権に関する会合で、「人権を尊重するよう中国に求める。特に新疆ウイグル自治区とチベット自治区で、とりわけ宗教的・民族的少数派に属する人々の権利を守るよう求める」と述べた。

「AFP」より

とはいえ、支那がこうした国際社会の意見に「はいそうですか」と反応するとはとても思えない。どんな手段を使ってでも、この流れを潰そうとすることは確実である。

制裁する

実際に、支那は既に牙を剥いている。

中国がついに抜いた“伝家の宝刀”――「北京冬季五輪パラをボイコットなら制裁する」

2/17(水) 11:20

中国当局による人権抑圧を理由に、2022年の北京冬季五輪・パラリンピックをボイコットすべきだという声が人権団体から次々に上がっている。これに対し、中国側は共産党機関紙・人民日報系「環球時報」を使って「ボイコットするなら中国は強力な制裁を加える」との論評を出し、ボイコットに向けた動きに強く反応している。

「yahooニュース」より

強力な制裁ねぇ。

日本の政治家にも色々と圧力を加えているらしく、日本政府に対する嫌がらせも日々行っている様だ。

こうした事情を見通しているかのように、環球時報は7日、「ボイコットを扇動する勢力の思い通りになるはずがない」との論評を掲載した。

論評は「いま、ボイコット政策を押し出している国は一つもない。関連議案の作成を推し進めるほどの十分な権限を持った議会もない」と指摘したうえ「(180の団体の)ほとんどが新疆やチベットの独立運動団体や香港関連した組織、あるいはそれらの関連団体であり、寄せ集めの烏合の衆である」と切り捨てている。

「yahooニュース”中国がついに抜いた“伝家の宝刀”――「北京冬季五輪パラをボイコットなら制裁する」”」より

支那にとって、アメリカの主張も「取るに足らないもの」という印象を世界に広めたいのだろう。一方のアメリカは、何処まで本気でこの流れを作る事ができるか?なのだが、翻って日本はどうなのだろうと言いたい。少なくとも延期した東京五輪を人質にとられたような格好なので、動きにくいのは事実なのだろうけれど。

コメント

  1. 中国が東京五輪をボイコットするなら、それもいいんじゃないですか。
    アメリカが参加するならテレビ局もOKでしょう。

    それより、五輪関連の新しい会長は、あの方になりましたね。
    「女性蔑視と取れる発言」で辞めさせて、
    「パワハラ・セクハラ疑惑」または「(パワハラ・セクハラでないならば)ふ○ん疑惑」の方を任命とは。
    そもそも、当人達がなんと言おうと、あんなものを「見せる」だけでも、周囲へのセクハラですよね。

    • うひひ、橋本聖子氏が会長を引き受けたようですね。
      あの方、セクハラ・パワハラ・モラハラの3拍子揃ったスバラシイ方なのだけれそも、今回の交代劇では殆ど問題にされませんでしたね。

      とはいえ、過去の話ですから、今さらあんな見苦しい写真をばらまかれても困ります。
      是非とも頑張って、森氏以上の功績をの後して欲しいですね。

      で、北京五輪ですが、アメリカのテレビ局がどうするのか?で話が随分変わってくる可能性は高いのですが、今年も反対派の動きを潰すのではないかなと。