【あ、韓国】セウォル号の亡霊

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凄いニュースが。

8回目調査も嫌疑なし、セウォル号特捜団の結論は「尹錫悦のせい」と主張する与党

記事入力 : 2021/01/22 14:26

検察のセウォル号惨事特別捜査団(特捜団)が旅客船「セウォル号」関連の疑惑の大部分に対し「嫌疑なし」と結論づけたことについて、韓国与党・共に民主党が「尹錫悦(ユン・ソクヨル)検察総長責任論」を主張し始めた。「第2特別捜査チーム」の検討を求める声も出ている。

「朝鮮日報」より

セウォル号沈没事件(2014年4月16日)より、そろそろ6年が経過しようとしているが、今差に調査をやっていたとは驚きである。

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セウォル号事件の悲劇

韓国政界を揺るがす大事件

何というか、この事件は乗員・乗客 476人のうち、299人の死者と5人の行方不明者を出してしまった不幸な事件ではあったが、その原因を考えるとやるせない気持ちになる。

そして、犠牲になった修学旅行生達の事を考えると、つくづく「ダメ」だなと思う訳である。

船体が横倒しになったのが8時52分頃で、船首を除いて沈没してしまう10時17分頃までの1時間で、助けられた人もいたが、救助できたはずなのに救えなかった命があったというのが、何より悲惨だ。

何よりこの船、日本から買い受けた中古のフェリーを違法に改造して転覆しやすくなっていたことが後に発覚し、その上、積み荷も過積載状態で、更にしっかり船体に固定されていなかったことが発覚。

後から後から不祥事が出てくる事でも大きな問題となった。なお、日本の産経新聞社の記者もとばっちりを受けて裁判にかけられてしまうと言うとんでもない事態に発展するのだが、その原因となった元大統領の朴槿恵氏も今は檻の中という。

引き上げられたセウォル号

しかし、韓国の異常性はソレだけに留まらなかった。

なんと、沈没してしまった船を世界中から業者を探して、引き上げさせてしまうのである。この仕事を請け負ったのは支那の上海サルベージという会社で、実績も無いのに良く結果を出したものだと感心するのだが、そこまで困難を伴う仕事であったといわれている。

ソレだけに、引き上げ額ももの凄いことに。

セウォル号沈没事故の関連費用 総額527億円=一部を保険で補填

2017.04.13 14:46

2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没し、このほど引き揚げられ埠頭(ふとう)に移された旅客船セウォル号に関し、韓国政府が支出した5500億ウォン(約527億円)の費用のうち1000億ウォンを回収するための交渉が進んでいる。

「聯合ニュース」より

引き上げ作業が開始されたのは2017年になってからで、もはや誰も助からないし、幸せになれないような状況で、多額の費用をかけて引き上げが行われた。

この手の引き上げ作業は、引き上げることで大きなメリットが得られない限りやられないものだが、韓国政府はこの引き上げは絶対に必要であると、その様に考えたようだ。

だが、これは政治的パフォーマンスの側面が大きい。2017年といえば5月10日に現大統領のムン君が大統領に就任した年である。前大統領のクネクネは同年3月10日に弾劾裁判で罷免されていて、弾劾訴追された2016年12月9日に職務停止となっているので、実質、ムン君主導で引き上げが行われたといって良いだろう。

つまり、引き上げをすることで、前政権の失敗を取り戻すのだ、というそういう政治的アピールである。

嫌疑無し

そして、調査チームが立ち上げられて、事故原因の究明が始まった。

……いや、事故原因など2014年10月6日の最高検察庁の出した最終捜査結果によって既に明らかになっていた。

ところが、この結果に不満を持っていた現在の韓国の与党、共に民主の議員は、「こんな調査で反ダメだ!」と、調査チームを立ち上げてしまったのである。

「セウォル号弁護士」として知られる民主党の朴柱民(パク・チュミン)議員はこの日、MBCのラジオ番組に出演し「(捜査結果には)非常に当惑している。怒っている」と述べた。朴議員によると、特別捜査チームが立ちあげられる際、尹総長は朴議員に直接電話し「捜査チームのリーダーという気持ちで取り組みたい」との考えを伝えたという。その上で朴議員は「捜査過程を見ると、本当に捜査を行う意思があるのか疑問に思うほどだ」として「書面での調査や、最初から調査をしないやり方で終わった」とも主張した。

「朝鮮日報”8回目調査も嫌疑なし、セウォル号特捜団の結論は「尹錫悦のせい」と主張する与党”」より

この調査が市民権を得たのには、セウォル号の船体が引き上げられた事が大きく影響している。

【社説】セウォル号惨事の政治的利用、もう終止符を打つべきとき=韓国

2021.01.21 15:12

2019年11月に検察総長直属組織として発足した「セウォル号惨事特別捜査団」(特捜団)が1年2カ月間にわたる捜査の結果を一昨日発表した。セウォル号遺族と「4・16セウォル号惨事特別調査委員会」(社惨委)が提起した17種類の疑惑のうち、すでに起訴された2件と別途捜査主体があるため結論を留保した2件を除く13件の疑惑に対して、特捜団は事実ではないか司法処理の対象でないとの結論を下した。

「中央日報」より

セウォル号惨事特別捜査団が立ち上げられたのは2019年11月になってからのことで、そこから散々調査をした上で、17種類の疑惑のウチ13件について司法処理の対象では無い(嫌疑無し)と結論づけた。

そもそも、セウォル号惨事特別捜査団が立ち上げられた理由もよく分からないが、調べられたほとんどのことが、事件後に事件隠蔽などをしたのでは無いか?というような疑惑で、事故原因追究などでは無かった。

だが、未だ調べようというのが今の韓国政府側の考えなのである。いや、正確には与党の共に民主党の考えと言うべきだろうが。

明らかにできない謎

彼らにとって、原因は究明できない方が良いらしい。

こんな状態で今なお港に安置されているセウォル号だが、船体は風化しても事件は風化しないようで。

セウォル号沈没原因、明らかにできぬまま“二つの結論”

登録:2018-08-06 22:47 修正:2018-08-07 09:48

セウォル号船体調査委員会が6日、セウォル号の沈没原因と関連して単一の結論を出せないままに1年4カ月余りの活動を終えた。セウォル号の船体を保存する場所も決定できなかった。船体調査委はこの日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に機械の欠陥などの理由でセウォル号が沈没したという“内因説”と、衝突など外力による沈没の可能性を追加で調査しなければならないという内容の“カ”説(開かれた説)の2種類の結論を入れた総合報告書を提出した。

「ハンギョレ」より

これは2018年の記事で、驚くべき事に「機械の欠陥などで引き起こされた内因説」と「衝突など外力による沈没説」を調査すると書かれている。

しかし、この話はそもそも2014年の時点で明確に否定されている。当時操舵していたのは、操船資格のない船員であったし、船体の傷の状況から外的要因の衝突はあり得なかった。それでもなお調べ続けるのには理由があるようだ。

何より朴槿恵前大統領が弾劾され、セウォル号惨事に対する政治的責任を包括的に負ったと見るのは無理がないだろう。それでも巨大与党は昨年12月、セウォル号特検法と社惨委延長法案を一方的に処理した。これに伴い、特定政治勢力が次の大統領選挙がある2022年6月末までセウォル号惨事を国論分裂に利用するのではないかという懸念が出ている。

「中央日報”【社説】セウォル号惨事の政治的利用、もう終止符を打つべきとき=韓国”」より

中央日報の社説もなかなか酷いことを書いているが、クネクネが責任をとらされて収監され、「それでいいではないか」と。

しかし、共に民主党は、2022年まで引っ張るつもりだと言うのである。

呆れた話だが、それが韓国の選択というのであれば仕方が無い。……が、何とも救われない話だな。

コメント

  1. >機械の欠陥などで引き起こされた内因説

    この結論にして、元々船を所有していた(或いは製造した)日本の会社に賠償請求ということもねらっているんでしょうかね。
    今までの彼らの行動を見ていると「鉄くずとして売られたはず」とか「韓国で違法改造していた」とかは関係ないようですから。

    • どうなんですかねぇ。
      左派政権の狙う結論ですから、或いはその辺りを狙っている可能性は否定できません。
      ですが、様々な訴訟の中身を見てみると、前政権が事故を隠蔽したという結論に持っていきたいようなので、どちらかというと、「今まで隠蔽されてきたことを明らかにした」という政治的な手柄を狙っている可能性が高い気がします。検察を潰す狙いもありそうですが。