トランプ氏の存在を抹殺しようとする人々

北米ニュース

内容的に陰謀論めいた話になってしまう可能性があるので、注意して記事を書いていきたいと思う。が、意図せずそうなってしまった場合には、ご容赦願いたい。

さて、トランプ氏の今年の大統領再選は絶望的な状況になったが、4年後の再選の道は未だ残されてはいる。ただ、それすら望ましくないと考えている人は多い様だ。

トランプ氏弾劾、遠い融和

2021/1/14 18:41 (JST)1/14 18:57 (JST)

米下院は13日、トランプ大統領に米史上初めてとなる2回目の弾劾訴追を可決した。採決では与党共和党から10人が「造反」したが、圧倒的多数の197人は反対票を投じ、事前の想定を下回った。連邦議会議事堂の襲撃という未曽有の事態に直面しながら、党派分断の深さを露呈。バイデン次期大統領が目指す融和実現の遠さを示し、20日発足する新政権の船出に影を落とした。

「共同通信」より

共同通信社の記事のタイトルから、如何にも「残念だ」という雰囲気が滲み出ているが、普通に考えれば下院の弾劾可決もおかしな話なのだ。

この後、上院での弾劾訴追が20日に予定されているらしいが、事実がしっかり認識されれば、この弾劾訴追には無理があるとの判断になるだろう。ただ……、個人的には今のアメリカの信頼度がかなり低下しているので、ヤバい展開はあるかもしれない。

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何故、弾劾されるに至ったのか?

弾劾訴追の理由

さて、トランプ氏が何故今回弾劾訴追されたのかについて、少し整理しておこう。

トランプ大統領の弾劾訴追を可決

共同通信 | 01月14日 06:50

米下院本会議は13日、トランプ大統領が支持者をあおって連邦議会議事堂を襲撃させたとして「反乱扇動」の責任を問い、罷免を求める弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した。

「熊本日日新聞」より

共同通信ソースではあるが、引用は熊本日日新聞からである。

で、米下院本会議ではその理由を「トランプ大統領が支持者をあおって連邦議会議事堂を襲撃させたとして「反乱扇動」の責任を問い、罷免を求める」としているようだ。

「銃声が聞こえた」 米議会襲撃を記者席で目撃

2021年1月12日

米連邦議会にドナルド・トランプ大統領の支持者たちが突入した時、米政治コラムニストのジェイミー・スティームさんは下院本会議場の記者席にいた。襲撃の直後にスティームさんから聞いた目撃談を、BBCが再構成した。

「BBC」より

こんな記事をBBCは書いているのだが、内容の中におかしな点が幾つもある。それを指摘する前に、もう少し前のニュースの記事を引用しておこう。

米議会警察、警官1人の死亡を確認 議事堂暴動の死者5人に

2021.01.08 Fri posted at 15:17 JST

米議会警察は7日遅く、前日のトランプ氏支持者による連邦議会議事堂の襲撃に対応した警官1人が死亡したと確認した。

「CNN」より

事件は1月7日のことで、前代未聞の事態が発生した。

この件に関しては7日の記事でこのブログでも触れているので、記憶に新しい人も多いと思う。残念ながら多くの人に読んでは頂けなかったようだが。

議事堂突入はトランプ氏が扇動した暴動だったのか?

さて、端的に何が起こったのかを整理すれば、確認された事実は、トランプ支持者が連邦議会議事堂の中に入ったことと、連邦議会議事堂に入った人や周辺に集まった群衆の一部が暴力を行使した結果、警官に排除されたこと。そして、死者が出てしまったことだろう。

1月7日は、アメリカ大統領選挙の選挙人投票の結果を議会が認定するという重要なイベントが、連邦議会議事堂の中で行われていた。

そんな中、アメリカの連邦議会議事堂に群集が突入したことは「暴挙」であった点には異論はない。ただし、その全員がトランプ支持者ではなかったし、当初バリケードを破って突入したというような報道があったが、連邦議会議事堂を警備する警官がデモ隊を招き入れたという話もある。

この点に関して、「警備の人が招き入れるのは仕方が無かったのではないか?」という事を言う人がいるが、バカも休み休み言えと。扉を突破して突入すれば即逮捕出来る案件なのに、扉を開けて招き入れたとなれば、話は異なる。招き入れてしまったとすれば、かなり事件の様相は異なるのだ。一部報道では、トランプ支持者が扉を開けたのだということを言っているところもある。

もし、議事堂の中に招き入れられた上で興奮したデモ隊が様々な行動に至ってしまったというのであれば、この話はどう解釈すべきだろうか?

私は怖かった。それは認める。怖いと思ったことを少し恥ずかしく思っていると、後から話してくれた記者も複数いた。

「この場を仕切っている人が誰もいない。議会警察は議事堂の統制がとれなくなっている。何が起きても不思議じゃない」という感覚が、その場を覆っていた。

「BBC”「銃声が聞こえた」 米議会襲撃を記者席で目撃”」より

この証言がどこまで信頼できるかは分からないが、議会警察の統制がとれていないというのがそもそも不自然だ。まさかデモ隊が突入すると想定はしていなかったと思うが。

Pro-Trump protesters storm US Capitol

この動画は、アメリカのニュース映像のようだが、議事堂の中に入る時の映像も映っている。扉を破られて中に突入されたようにも見えるが、この部分は切り取りがある模様。

策略★米議事堂にトランプデモを招き入れる警察の証拠動画と歪んだ報道

こちらで切り取られる前の動画を解説している。解説の中身を鵜呑みにする必要は無いけれども、切り取りなく長い尺で中に入ってくる様子を見ると、不自然なところはある。大体、誰がこれ、撮影したんだい?撮影者のあとをついてデモ隊が階段を上がってくる理由はどんなモノなのだろう。

トランプ氏、議会襲撃前の演説は「問題なかった」 共和党からは弾劾賛成の意見も

2021年1月13日

ドナルド・トランプ米大統領は12日、連邦議会議事堂の襲撃事件の直前に自らの支持者らに議会に向けて行進するよう直前に演説したことについて、「まったく問題がなかった」と表明した。一方で、与党・共和党では有力議員を含めて一部の下院議員が、トランプ氏の弾劾に賛成すると表明した。

~~略~~

トランプ氏は6日の議事堂襲撃の直前にホワイトハウス近くで開かれた集会で、自らの支持者らを前に演説。昨年11月3日の大統領選挙で不正があったとする立証されていない主張を繰り返し、議会に向かって行進するよう呼びかけた。

「議事堂へと歩いて、勇敢な上院議員や下院議員に声援を送ろう。ただ、弱腰でいては私たちの国を取り戻せないので、議員の一部に対しては大した声援はしないだろう。強さを示さなくてはならない」

トランプ氏はまた、マイク・ペンス副大統領が「すべきことをする勇気」をもつべきだと主張。ペンス氏には、この日に議会で承認された大統領選の結果を覆す憲法上の権限があると、根拠を示さず訴えた。

そのうえで、「ここにいる全員がまもなく、平和的かつ愛国的にそれぞれの意見を届けるため、議事堂に向かって行進していくだろう」と呼びかけた。

「BBC」より

そして、これが問題となった演説の内容を紹介する記事だが、僕が読む限りその内容はデモを扇動している様には思えない。

演説の場所はホワイトハウスの南にある広場で、そこから議事堂までの距離は数分で歩いて移動出来る距離ではない。

Google Mapさんによれば、30分程度はかかるようだね。

そして、トランプ氏が演説を開始したのは現地時間の12:00で終えたのが13:10であるようだ。一方、連邦議会議事堂に群集が集まったのは12:30であるとされているので、トランプ氏の扇動で議事堂が襲撃されたと言うのには、ちょっと問題がある気がする。

https://www.washingtonpost.com/nation/interactive/2021/capitol-insurrection-visual-timeline/?itid=hp-top-table-main-0106

また、議事堂のバリケードが襲撃されたのが13:00で、議事堂の中に押し入ったのはその直後だと報じられている。広場から議事堂に到着した群集が建物の中に入ったのは14:15頃で、トランプ氏は平和的にと、tweetしたのが14:38である。16:17に改めて映像で「家に帰るように」とtweetしている。

だとすると時系列的に考えて、最初に突入した人がトランプ氏の演説を聴いていたというのには無理があるし、トランプ氏の扇動だというのも難しい。

ただし、演説を聴いたあとで群集は議事堂の中に入っていったのは事実だろう。が、その時には既に議事堂の扉は開いていたというわけだ。

そうすると、「トランプ大統領が支持者をあおって連邦議会議事堂を襲撃させた」というのは事実誤認を含む判断という事になる。

死者が出てしまう事態に

そして、問題視されているのは、議事堂内で撃ち殺されてしまった人がでてしまった件だが……。

議事堂で銃撃を受け死亡。カリフォルニア州の退役軍人

2021-01-07

6日、トランプ大統領の支持者らが議事堂に乱入。そのうちの1人が、銃で撃たれ死亡する事件があった。Fox5DCは、死亡した女性はカリフォルニア州サンディエゴ在住の退役軍人、アシュリー・バビット(Ashli Babbit)さんだと報じた。

「mashup NY」より

このニュースも不自然な点が幾つかある様に思う。

そもそもトランプ氏の演説を聴いたあと、その足で議事堂に押し掛けて中に入ったというのであれば、彼ら、彼女が武器を携帯していたとは考えにくい

元軍人だからと言って、常に武器を持ち歩いているとも考えにくいので、この時も丸腰であった可能性が高い。にもかかわらず、警官は発砲し、射殺してしまった。BLM運動の引き金となった事件よりも酷いことが行われた可能性が高いのに、これに関して騒いでいるという話は一切聞かない。寧ろ、トランプ氏の責任を追及する姿勢なのである。

確かに、トランプ氏の演説がなければ、その演説を聴いた群集が議事堂に詰めかけることはなかっただろう。だが、そのことと射殺が正当化される事は結びつかない。

この他にも、救急医療施設で3人が死亡し、警官1人が死亡したとされているが、そこも問題視されていない。また、この際にもおかしな話がある。

AP通信は、今回の騒ぎで4人が死亡したと報じた。ワシントンDC警察によると、銃撃で死亡した女性のほかに、救急医療施設で3人が死亡したという。

法執行機関とトランプ支持者の両方が、議事堂で化学性刺激物が使用した。また民主党全国委員会と共和党全国委員会の外から2つのパイブ爆弾が回収されたほか、議事堂内で銃と火炎瓶を積んだ車両が発見されたと発表している。

「mashup NY”議事堂で銃撃を受け死亡。カリフォルニア州の退役軍人”」より

何故、パイプ爆弾が発見されて、更に火焔瓶を積んだ車両が出てくるのだろうか?この事実から分かる事は、トランプ氏の演説にかかわらず、襲撃は計画的に行われた可能性が高いという点である。

弾劾裁判の行方

さて、熊本日日新聞の記事を引用したのには理由があって、おかしな文章が書かれているからである。

決議は上院に送付され、本会議で弾劾裁判が開かれる。有罪・罷免には出席議員の3分の2の賛成が必要だが、民主、共和両党の勢力は拮抗する。弾劾裁判の開催は、バイデン次期大統領が就任する20日以降になるとみられる。弾劾裁判に進めばトランプ氏が公職に就く資格の剥奪にも道が開ける。

「熊本日日新聞”トランプ大統領の弾劾訴追を可決”」より

おかしな点は見つけられただろうか?

そう、政権移行がなされるのは1月20日であるが、弾劾裁判の開催は20日以降であると書かれている。しかし、20日以降はトランプ氏は大統領でない可能性が高い。

となると、弾劾されるのは一体誰になるのだろうか?

更に、トランプ氏が「公職に就く資格の剥奪」されるという事になっているのだが、これまた不思議な文章である。

この内容は、多分Bloombergの内容を引用しているのだと思われる。

たとえ任期終了後でも上院の弾劾裁判でトランプ氏が有罪となれば、上院はその後、同氏が再出馬する権利を単純過半数で剥奪することが可能となる。

シューマー氏は13日、議会議事堂乱入事件における役割についてのトランプ氏に対する弾劾で上院は「公正な裁判」を行う意向を表明した。

シューマー氏は声明で「トランプ氏が有罪になれば、再出馬禁止の投票があるだろう」と指摘。上院での裁判はマコネル氏が緊急招集に同意すれば即座に始まる可能性があるとした上で、そうでなければ19日以降に開始されるとした。

「Bloomberg”米下院、トランプ大統領に対する弾劾訴追決議案可決-暴動の扇動で”」より

ところが、弾劾裁判で有罪になったからといって、大統領選挙に出馬できなくなるという規定はないわけで、このロジックはよく分からない。再出馬する権利の剥奪というのは、一体何を意味しているのだろうか。

ともあれ、大統領辞任後に弾劾されるというのは理論的にもおかしい。別の裁判で有罪になる可能性はもちろんあるのだが、その事を示唆している訳では無いだろう。

ホームアローン2から削除?

さて、そんな訳で、トランプ排除の流れがアメリカで加速していて、報道も違和感を感じるものが多い。

GAFAがトランプ氏を嫌っているという話は前回も書いたが、トランプ氏はプラットホームを失ってしまった。

トランプ大統領はこうしてプラットフォームを失った、テック業界にとって前代未聞の歴史的な1週間を振り返る

2021年1月12日

ここ数年間、テック業界はDonald Trump(ドナルド・トランプ)大統領を穏やかになだめてきた。しかし2021年米国時間1月6日に発生したワシントンD.C.の連邦議会議事堂襲撃の後、業界は一斉に大統領に対抗する姿勢を打ち出した。TwitterからPayPalまで多くの企業がトランプ氏に対して、また場合によっては関係者や支持者に対しても、サービスの利用に関して前例のない制限や徹底的な排除を課した。

「techcrunch.com」より

なかなか無茶苦茶な話だが、この話はGAFAだけに留まらなかった。

トランプ大統領が出演した映画『ホーム・アローン2』、差し替え画像がネット上で大盛り上がり! これに主演のマコーレー・カルキンも反応

2021.01.14

1月6日、ドナルド・トランプ米大統領の支持者らがアメリカの議会に乱入、一部暴徒化する騒動が発生。ドナルド・トランプ大統領自身もSNSを利用して支持者をあおったとして、使用していたすべてのSNSアカウントが停止されてしまう事態となった。そして今、批判はかつてトランプ大統領がゲスト出演した人気映画『ホーム・アローン2』にまで及んでいる。

~~略~~

なお2019年には、カナダのあるテレビ局が実際に『ホーム・アローン2』でのトランプ大統領の出演シーンをカットしてCMと差し替えたことがあった。これに激怒したトランプ大統領は、カナダのジャスティン・トルドー首相にまで非難の目を向けたのだ。

「tvgroove」より

実際に映画の映像そのものに手が加えられたわけではないのだが、カナダのテレビ局がホームアローン2を放映したときにトランプ氏の出演シーンをカットしCMに差し替えた事件があったようだ。2019年の事なので、今回の事件と直接関係はないのだが、今後似たような事は起こりうるだろう。

実際に映画そのものからカットされる可能性はなさそうだと、記事では書かれているが。

しかしトランプ氏に文字通り消えて貰いたいと考えている人は、アメリカにもその他の国にもかなり多いのかも知れない。

大統領選挙での不正?

ところで、可能性として論じられるのであれば、今回のアメリカ大統領選挙で不正があったという点について、検証することは悪いことではなく、寧ろ必要なことだろうと思う。

トランプ派の弁護士、「大統領選不正」主張で窮地

2021 年 1 月 13 日 12:08 JST

ドナルド・トランプ米大統領の側に立って、先の大統領選が不正選挙だったとの根拠のない主張を繰り広げた弁護士たち。トランプ氏が来週大統領の座を退いた後、長期にわたって倫理的な批判、法的責任追及、職業上の叱責など多くの難題に直面することになりそうだ。

「WSJ」より

しかし、その不正を追及しようとすると、「根拠のない主張」だと批難されて、長期にわたって倫理的、法的責任追及、職業上の叱責などを受ける可能性があるというのだ。

そんな馬鹿な話があるのか?と、思ってしまうのだが、これが自由の国アメリカの実情と言うことなのだろうか。

確かに、現状で、裁判所で採用されている不正の証拠は結果を覆すようなモノがなく、現実的には大統領選挙の結果はトランプ氏の敗北を示している。しかしそれは、現時点で結果を覆すだけの証拠がないという意味であって、不正選挙がなかったということは意味しない。

「選挙不正」徹底調査したナヴァロ報告書の説得力

2020/12/23(水) 6:01

トランプ政権のピーター・ナヴァロ大統領補佐官が12月17日、今回の大統領選挙で民主党のバイデン候補支持陣営に大規模な不正があったとする詳細な報告書を発表した。

「yahooニュース」より

ピーター・ナヴァロ氏の出した報告書の中身は精査される事なく闇に葬り去られる可能性は高そうだ。

それはアメリカの判断なので、もはや外野から何かをとやかくいう状況ではなくなっているのだが、その事は大統領選挙そのものの権威を傷つけるモノであることも事実だ。

トランプ氏は、任期中にできる事をするつもりのようだ。

ただそれも、どこまで次期政権に引き継がれるのかは不明だ。

トランプ氏の業績はなかったことに?

弾劾裁判の話は、おかしな話が多いだけに早急に判断するのは躊躇われる。ただ、大統領選挙で混乱を来した事実があり、その原因が投票方法にあったことは確かである。バイデン政権が誕生したとして、それを改善する基があるかどうかは怪しいのだけれど……。

選挙制度を改革すればしたで、不正選挙が疑われるし、改革しなければしなかったで次の大統領選挙も混乱するだろう。少なくとも弱点が露呈してしまったのだから。

この問題も、注視していかねばならないだろう。

トランプ氏の業績が正当に評価されれば引き継いでいくべき政策は沢山あるのだけれど、共和党の内部でもトランプ氏をパージしようという動きが加速している。それが下院の弾劾訴追にも繋がってしまったわけだけれども、しかし、上述したように弾劾訴追の内容がそもそもおかしい様に思われる。

トランプ氏に一連の騒ぎの責任が無かったとは言えないが、全面的に彼の責任だというのも又おかしいのだと思う。

トランプ氏の失墜イコール民主主義の敗北等という事には繋がらないとは思うが、プロセスは大切である。間違ったプロセスで彼を追い詰めるというのは、甚だおかしな事なのだから。

ただ、トランプ氏の存在を疎ましく思う人々はアメリカにも大勢いるようだ。そこが、4年間大統領を勤め上げてアメリカを良い方向に導こうと努力した事の代償だとすれば、余りにも不幸な話である。

追記

さて、議事堂突入に関して、逮捕者が続々と出ているようだ。概ねトランプ支持者という書き方がなされているが……、トランプ支持者が善人であるとは限らない。過激な思想を持った人がいたとしても不思議はないな。

FBI 陰謀論者「Qシャーマン」を逮捕「大統領の要請でDCに来た」

2021-01-09

連邦捜査局(FBI)は9日、議事堂への暴力的な不法侵入や治安紊乱行為などの容疑で、アリゾナ州在住のジェイク・アンジェリ(Jake Angeli)ことジェイコブ・アンソニー・チャンスリー(Jacob Anthony Chansley)容疑者ら3人を逮捕したと発表した。

「mashup NY」より

このQシャーマンはインパクトがある格好をしているので、如何にもという感じのターゲットになっている。

この人物だ。

なお、引用記事では「アンティファ説が流布した」と、アンティファは無関係であるような事が書かれているが、必ずしもそうではないようだ。

米議会乱入、「公職者の拘束・暗殺」が目的=検察当局

2021年1月15日4:59 午後

米連邦検察当局は14日、トランプ大統領の支持者が先週、連邦議会議事堂に乱入した事件について、「公職者を拘束・暗殺する」意図があったとの文書を裁判所に提出した。

連邦捜査局(FBI)の捜査によると、議事堂に乱入した極右陰謀論「Qアノン」信奉者、ジェイコブ・チャンスリー被告は、ペンス副大統領(上院議長)に「もう時間の問題だ。近く正義が訪れる」とのメモを残していた。

「ロイター」より

実に分かり易いメッセージを残しているあたり、寧ろ「怪しい」とすら感じてしまう。彼がトランプ支持者であると公言していたのは事実だが、経歴を調べると左派過激派から右派陰謀論者に転向した人物であったようだ。

そして、あまり積極的には報じられてはいないが、左派が入り込んでいたのも事実であるようだ。

米議事堂乱入を煽ったのはBLMのメンバーと判明か

2021.1.15(金)

本項は、1月14日付拙稿「議事堂乱入でANTIFAの影を見抜いた日本人女性」の続編である。事実のみをシンプルに掲載したい。

 米国東部時間1月14日、ブラック・ライブズ・マター(BLM)のアクティビストとされるジョン・アール・サリバン氏が、議事堂乱入事件で告訴された。関係者の話では、首謀者の一人という容疑もあるらしい。彼は、2020年5月にミネアポリスで起きたフロイド事件後に「黒人の暴動」という活動組織を作り、そこのリーダーも務めているとのことだ。

「JB press」より

これも確定情報とは言い難いので判断は見送りたいが、様々な思想を持った人物がこの群集の中に入り込んでいたことは間違いなさそうである。

とすると、「トランプ支持者の暴動」と一括りにするのは余りに乱暴ではないだろうか。

追記2

なにこれどういうことなの?

何というか、もっと激しい印象の報道があったハズなのに、中身がコレっすか。警備員は一体何を??そもそもこの動画、誰が撮ったのやら。イロイロと意味が分からない。

コメント

  1. これだけ徹底したトランプ潰しをするのは彼が権力の座に返り咲けば必ずや報復を受けると思ってこの事、裏を返せば自分達がやった事の不味さを自覚しているのでしょう。

    • ちょっとトランプ排斥の動きは、常軌を逸している気がしますよ。
      なかなか恐ろしい話ではありますが。

  2. 木霊さん、おはようございます。

    アメリカ司法は「提訴された疑惑が事実でも選挙結果に影響しないから却下」という判断...、納得はできませんが他国の司法が下した結論なんでそれも仕方ないとは思います。

    しかし、不正な選挙で票が操作された証拠は山ほどあるのですから、これこそ「民主主義の致命的な危機」であり司法が立ち向かうべき本質です。
    どういう意図で操作がされたのかという事実の究明→実行犯の検挙→そして黒幕をあぶり出し罪を問う、トランプ氏弾劾なんかよりよっぽど重要じゃないのかな。

    プラットホームからの徹底的な排除とかを考えると、トランプ大統領のSNSで大ダメージを受けたマスメディアが必死で利権を守ろうとしていると疑っています。
    議会動乱の事実追及は放っといて全てトランプ大統領に罪をおっかぶせる卑劣な始末...。

    そして、情けない事に日本のマスメディアは完全にいつもの思考停止のまま、それを追従するボンクラぶりを如何なく発揮するだけ。

    もはやマスメディアは完全に死んでますから、真のジャーナリズム精神と矜持を持つ優秀なフリーランス・ジャーナリストに、障害・妨害が予想される高いハードルを乗り越えてすっぱ抜いて欲しいもんです。
    仮に一部の真実だけを突いただけでも相当なインパクトはあると思いますし、それが突破口になればと願いますからね。

    P.S.
    >この件に関しては7日の記事でこのブログでも触れているので、記憶に新しい人も多いと思う。残念ながら多くの人に読んでは頂けなかったようだが。

    少なくとも僕にとっては支那問題を含み一番の関心事なんで、関連記事は全てしっかりと読ませてもらっていますよ。(笑)
    是非とも続けて記事の配信を期待しています。

    • そして黒幕をあぶり出し罪を問う→発防止策を講じる、でしょうか。

    • アメリカの司法の判断について、僕は異議を差し挟むつもりはありません。
      証拠能力という意味で、提出された証拠は不十分だったのでしょうし、政治的判断をすることが適切であるとも言えません。
      ただ……、証拠が存在したことは事実ですし、それに基づく捜査が行われないとしたら、これ程残念な話はありません。だってそれは、民主主義の根幹に関わる話であり、場合によっては今後の選挙にも大きな影を落とすでしょうから。というか、その可能性は強いのでしょうしね。

      今後も、このニュースは何とか追いかけていくつもりですが、日本のマスコミが触れてくれないと、なかなか記事が探しにくいのがネックですね。
      マスコミが信頼できないとはいえ、出てくるニュースが全くの嘘というのは希ですから、ソースとせざるを得ません。それが報道されないとなると、僕としてはお手上げになってしまう。そうならないように願いたいです。

  3. 木霊さん、こんにちは

    トランプが正義で、売電がクズだとは、言いません。
    ただ、現実として、公正中立で事実だけを伝えるべき
    マスコミが偏向報道を行い。
    トランプ自体にも問題があるとは思うが、共和党内部も
    侵食されている事実を目の当たりにして、このことが、
    日本にも十分に起こり得る事柄だという恐怖感に蝕まれ
    ています。それは、民主党時代の悪夢を経験している
    からと、ウイグルや香港の成れの果てを見ているから
    だと思います。
    その恐怖感は、日本の政治中枢である、自民党の現在の
    政権にそのまま向けられています。(私の場合)
    岸田はコントロール可能なら、大宏池会の元に吸収して
    2Fや石破への数の圧力を最大にしたいと思ったからです。
    岸田は自分で決められず、人に依頼するので、安倍麻生
    の院政に都合よいかなと考えた次第です。

    とにもかくにも、トランプには売電と針酢の手足を出来る
    限り、十字架に縛り付けてから、ホワイトハウスで就任式
    をさせてあげて欲しいものです。

    米国が未知数になりそうなので、中国との付き合い方を
    しっかりと練り上げて欲しいものですが・・・・・・・。
    ほんとに、これから、どうなるんだろう・・・

    • トランプ氏は実にアクの強い人物でえすから、「正義」とは言えないでしょう。僕もそれは同感であります。
      ただ、トランプ氏はアメリカの利益になる判断をするという意味で、実に信頼に足る人物でした。そこはブレませんでしたから。

      しかし、アメリカの共和党議員ですら、その判断に賛同出来ないというほど、突っ走るタイプであったことが彼の敗因なのかもしれません。

      さておき、アメリカの今後は、日本にも大きな影響が考えられます。少なくとも積極的な動きにはならないでしょう。
      ただ、そうだとしても組むべき相手は、アメリカでありオーストラリアでありインドであって、支那ではないのです。日本が国益のためにブレるわけにはいかないでしょう。

  4. 木霊さんこんにちは

    アメリカ大統領選挙は色々と混迷を極めていますが調べれば調べるほど自分が「陰謀論者」になりそうで要注意ですね。
     この選挙選の最大の特徴はオールドメディアも、インタ-ネットの情報も、どこに真実があるのかが、さっぱり判らない。しかし大手SNSが言論統制を始めたりと、虎さんの発信に「本当が多い」のかと思えてきます。
     現時点で真偽不明ですが、バロン・ベンジャミン・デ・ロスチャイルド(57)が死亡したとの情報あり、連日のようにチャイナボカン(笑)あり、1月20日がとても気になります。

    • そうなのですよ。
      トランプ氏の件を調べると、どうしても陰謀論がワンサカと出てきていて、真偽を判定するのが難しいです。
      SNSで流されている情報は特に注意が必要ですが、その中に真実も含まれているだけに質が悪い。

      トランプ氏の発言は誇張は多いと思います。そういう人物ですしね。
      ただし、全くのデマだったという事もないように思います。思い込み、カンチガイは結構あるようですけどね。そういう感じの受け取り方をすれば、トランプ氏は割と付き合いやすい人物なのでは亡いかなと。1月20日、どうなるのでしょうね。