うん、まあ、アレだ。いつものヤツだと思う。
F-22ラプターの機密情報を不正に持ちだした韓国企業役員、アメリカで起訴
記事入力2020.07.10 午前7:01 最終修正2020.07.10 11:16
韓国防衛産業企業の関係者が、米国最先端の戦闘機とミサイル・ドローンなどを制御する技術を横領した疑いで、米国で起訴されたことが確認された。
「NAVER」より
おっと、ネイバーの韓国語版を引用したのだけれど、日本語版もあったよ。
F22ラプターの機密を不正持ち出した韓国企業役員、米国で起訴
7/10(金) 12:12配信
韓国の軍需企業関係者が米国の先端戦闘機、ミサイル、ドローン(小型無人機)などを制御する技術を不正に持ち出したとして、米国で起訴されたことが分かった。
「yahooニュース」より
何というか、前にも似たような話をやったよね。
スパイは厳しく処断される
韓国では日常?
えーっと、何を調べていたときに出てきた話だったか。
ああ、玄武だ。
あるビジネスマンの告白 「私はICBM(大陸間弾道ミサイル)韓国に持ってきた」
入力2011.06.25 03:12 | 修正2011.06.25 14:37
~~略~~
K氏は、1996年から韓国とロシアを行き来しながら、ビジネスをしている。カムチャツカ半島の都市ペトロパブロフスク・カムチャツキーの彼の会社があった。
「朝鮮日報」より
この記事によるとロシアでビジネスをしていた韓国人がくず鉄に紛れてミサイルを分解して韓国まで運んだということが吐露されている。
韓国軍の持っているミサイル玄武-2は、コレまで韓国がその様な技術を保有していなかったのに唐突に成功した弾道ミサイルで、ロシアのイスカンデルにそっくりだと言われている。で、ウクライナ独立の騒ぎに紛れてミサイルを盗み出したという。
他にもアメリカで逮捕された件があったと思うのだけれど、直ちに思い出せなかったので。
F-22の技術を持ち出しちゃった
で、この記事に出てくる人物が何をやっちゃったかというと。
本紙が入手したP氏の起訴状によると、P氏は2007年9月まで米国の軍需企業A社で戦闘機の武装システムのソフトウエアを開発した。また、07年10月から08年10月までB社でミサイルなどに関するソフトウエア開発業務を担当した。P氏は11年に韓国に帰国した。
P氏が関与した米兵器メーカーの技術は機密事項であり、米国以外に持ち出すことはできないものだった。米検察はP氏が持ち出した技術がミサイル、ロケット、魚雷、爆弾を制御し、飛行機の隊列にも関係する技術だったと説明した。
「yahooニュース”F22ラプターの機密を不正持ち出した韓国企業役員、米国で起訴”」より
アメリカのF-22戦闘機絡みの技術が持ち出されたようだ。
具体的にはミサイル、ロケット、魚雷、爆弾などを制御する技術と、ドローン制御関係の技術なんだそうで。時期的には2007年頃の技術なので、最先端とまでは行かないのだろうけれど、十分に「売れる技術」だったと言って良いだろう。
起訴された朴氏は、「天才韓国人」と韓国内で呼ばれる人物だったようで、かなり優秀であったらしい。
実際に、F-22戦闘機の開発に携わった後、帰国してソフトウェア開発企業「ナビオニクスコリア」を設立。そしてKAIにその技術を売ったとのこと。
P氏は昨年8月、米捜査当局に逮捕され、今年6月12日に米裁判所で米国の「武器輸出規制法」と「国際武器取引規定」に違反した罪を認めた。P氏が認めた罪は本来最高で禁錮20年、罰金100万ドル(約1億700万円)の判決が下される可能性がある。
「yahooニュース”F22ラプターの機密を不正持ち出した韓国企業役員、米国で起訴”」より
朴氏は有罪判決が出されると見込まれており、アメリカで判決を待つ身なんだとか。
しかしまあ、こういうことを平気で良くやるな。……何の天才か?と。技術者としても優秀だが、寧ろ商才の方が称賛されるべきかも。
あ、あとこの朴氏、ソースが見つけられなかったが、韓国国内でも横領の罪で起訴され、防衛事業庁から支給された研究費5億5000万ウォンを横領していたという。その後、幾らか返還したことで起訴が取り下げられたらしいのだけれど。
この手の話はADD関係者も派手にやっていたように報じられているので、日常的に起こっている事なのかも。
別の韓国人実業家も密輸を
更にこの記事には別の話も言及されている。
この他にもVOAによると、米裁判所は先月韓国人事業家チョン氏が米国の「軍用戦略物資品目」を購入している中国の会社に販売した起訴状を公開した。チョン氏は軍用に転用することができる「無線周波数アンプ」「パワーアンプ」などを韓国に輸入するとした後、実際には、中国に輸出した。
これらの製品は、最先端の航空機とレーダーの製造にも使われることができ、事前に許可を受けた事業者だけが購入することができる。
「yahooニュース”F22ラプターの機密を不正持ち出した韓国企業役員、米国で起訴”」より
日本もスパイ天国だが、アメリカも大概だな。
ただ、日本とアメリカとの違いは、日本の場合にはこの手のスパイ行為は殆どが問題とならない。いや、前出の朴氏の方は多分逮捕起訴できないが、こちらのチョン氏の方は輸出管理に反するため、その手の法律で起訴することは可能となる可能性はある。
で、こちらの件は2014年に発覚した話だったらしいので、アメリカの裁判所は支那に対する警告のつもりで起訴状の公開をしたとその様に分析している。
アメリカの狙いはどうあれ、ヒドイ話だな。
コメント
F-22の技術をKF-Xで使うつもりなのでしょうか
記事を読む限り、そういう感じじゃないんですよね。
もちろんKFXで使うという発想はあるのでしょうけれど。
スパイ死すべし(ヘイト認定確実)
日本では摘発される自覚の有る方々の必死の抵抗でなかなか法整備が出来ていませんからね。
まあ国家間利害関係や安瀬保証問題は、善悪を簡単に決められるものでは有りませんのでこのてんさいかんこくじんの行いも韓国側から見れば大変有益であり国家功労者と言えます。
まあ韓国人を雇ったアメリカの企業が悪いですね、連中を雇う時はスパイ行為を行う前提で対策してからでないとね、これは日本企業にも当てはまりますが。
いやー、スパイ行為に対しては積極的に厳罰に処す方向で。
法整備しない理由が分からないのですが、一応、技術面に関しては取り締まることができるようにはなっているのですよね。
ただ、実際に運用しているか?という点に関しては、かなり怪しいようですが。
>この手の話はADD関係者も派手にやっていたように報じられているので、日常的に起こっている事なのかも。
先日も支那スパイ案件が5000件以上とFBIが懸念したばかりなのに、仮にも同盟国にまで裏切られているようじゃアメリカの機密安全保障も危機的なんですかねェ~。
まあ、アメリカ諜報部もアホじゃないでしょうから、それなりに問題人物を警戒・監視し「超機密情報流失」だけは防いでいると希望的に想像しますが、これは国家間というか特に同盟国によるあからさまな裏切り行為です。
アメリカ司法の判断結果がどうなるか経緯を見守るしかありませんが、当該国の南朝鮮司法は「国の安全保障・米韓同盟を脅かす国家反逆罪」で重刑に処すべき案件と思いますね。
アメリカでは民事裁判になるのかどうか知りませんが、僕は重大な刑事事案に相当すると思います。
その肝となるスパイ防止法すら制定できない、今のノー天気&弱腰の日本じゃ夢物語な話ですけど...。
FBIも大忙しですね。
日本にも公安がありますが、実際に動けるかというと……。
見ているだけじゃ舐められるんですけどね。