スペインの外出制限を緩和を見て、日本の出口戦略に関して考えてみる

日本ニュース

韓国の話題に偏ってしまうのは業腹なので、ここで欧州の話題を題材にして日本の事を考えてみたい。

「外に行く!」 6週間ぶりの外出楽しむ子どもたち スペイン

2020年4月27日 13:11

スペインで26日、政府が新型コロナウイルス対策として世界でもとりわけ厳格に実施していた外出制限措置を緩和したことを受けて、子どもたちは6週間ぶりに屋外で走り回ったり、遊んだり、散歩をしたりすることができた。

感染拡大の影響が最も深刻な国の一つであるスペインでは、子どもは外出禁止となり、大人は食料品や薬の買い出し、短時間の犬の散歩、緊急で医療機関を訪問する場合のみ、外出を許可されていた。

「AFP通信」より

そろそろ諸外国は出口戦略を模索し始めている。スペインのニュースはそれを象徴するものだろう。

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スペインでの死者は2万3千521人

イタリアを抜いて世界第2位

実はスペイン、先日、イタリアを抜いて世界第2位の感染大国となってしまった。

スペイン、不要の外出禁止 首相の妻も感染、地元紙報道

2020年3月15日 10時18分

スペインのサンチェス首相は14日、国民向けにテレビ演説し、新型コロナウイルス対策として、食料品など生活必需品の買い出しや仕事上の必要などがない限り市民の外出を禁止すると発表した。政府は同日、警戒事態を宣言した。

「朝日新聞」より

3月14日から緊急事態宣言に伴うロックダウンが行われ、多くの人々の行動が制限された。

スペイン、新型コロナの「ロックダウン」で約90万人失職

2020年4月2日18時34分

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なスペインでは、原則外出を禁止した3月中旬以降、90万人近くが失職したことが2日、明らかになった。

スペインは、新型コロナによる死者数がイタリアに次ぐ世界2位の多さとなっている。スペイン政府は3月14日から実施した不要不急の外出禁止令を今週になってさらに強化し、職場通勤にもこうしたロックダウン規制をかけた。

「朝日新聞」より

そして、ロックダウンから20日前後で更にその行動規制を厳しくするに至る。家からの外出制限はもとより、職場への通勤にも規制がかけられ、事実上の都市機能はほとんどがマヒした状態となった。

スペインで感染者増加率緩和の動き

ロックダウンの効果については後ほど言及していくことにして、スペインに限らず欧州の多くの国が出口戦略を模索し始めている。

スペイン、5月後半からロックダウン段階的に緩和へ

2020年4月22日 / 18:59

スペインのサンチェス首相は22日、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とする規制措置を5月後半から緩和し始める方針を示した。ただし、感染が再び拡大した場合は、緩和した規制を元に戻す可能性があると説明した。

「ロイター」より

これはスペインの記事だが、イタリアも似たような方向を検討しているようだ。

イタリアやスペイン 制限緩和の動き 新型コロナウイルス

2020年4月27日 6時45分

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため外出制限などの措置が続くイタリアでは、来月4日から工場の操業などが認められ段階的に制限が解除されることになりました。スペインでも条件付きで子どもの外出が認められるなどヨーロッパでは感染が深刻な国でも制限を緩める動きが広がっています。

「NHKニュース」より

では、この2カ国はどんな状況にあるのだろうか?

(1)イタリアの日別感染者増加数
(2)スペインの日別感染者増加数

(1)がイタリア(2)がスペインであるが、感染者増加数で見る限り、増加は減少傾向にあるようだ。死者数に関しては追えていないのだが、4月に入ってから減少傾向にあると報じられていることから、何れも現状でも減少傾向にあると考えていいだろう。

ただ、両国とも一日の死者数は未だに数百人レベルにあり、安心できない状況が続いていることもまた事実だ。

ロックダウンの効果はあったのか?

スペインとイタリアの例

スペインの累積感染者数は22万9422人(4月28日現在)であり、ロックダウンを決定した3月14日には感染者約7800人だったが、2週間後の28日には感染者約7万3200人、ピークアウトの傾向が確認出来たのは4月に入ってからである。

タイムラグはあるが確かに効果はあったのだろう。

ではイタリアは?というと、こちらもピークアウトの傾向は4月に入ってからである。イタリアのロックダウンが3月8日頃なので、効果ありといっても良さそうだ。

ロックダウン時の混乱についてはこちらの記事で言及している。

そして、死者数が多い状況でイタリアは規制緩和に向けて動き出した。

結果的にはスペインの方が先に規制緩和するという格好になってしまったが、1ヶ月も国家規模でロックダウンすると、経済的に瀕死の重傷を負ってしまう。いつまでもロックダウンは続けられないというのが本音だろう。そんなロックダウンの「効果がない」などいう結論はとても受け入れられない結論となるかも知れない。

アメリカも世界最大の感染国になりつつも、感染者数は落ち着き始めており、減少は緩やかであるもののピークアウトしたと言えるだろう。

こうした傾向の中、欧州は出口戦略を模索し始めた。まだ死者は1日3桁以上ではあるが、もはや待っていられないのが本音だろう。

感染蔓延とロックダウン

さて、諸外国では何れも強制的なロックダウンというかなり強い措置を採ったにも関わらず、多数の犠牲者を出してしまった。その原因は今後追及されていく必要があるのだが、そこはひとまずおこう。

しかし、ロックダウンをしなくても大丈夫だったとはとても言えない。少なからず効果はあっただろうと思われる。

そうした中で、もっと効果的な方法があったかどうかは、検証の余地がある。

余り話題にならなかった気がするのだが、日本国内でのスーパースプレッダーは高齢者に多い傾向が判明したというニュースが先日流れていた。

高年齢ほど”のどからウイルスを多く排出”

2020年4月18日 18:58

新型コロナウイルスは、年齢が高いほど、のどからウイルスを多く出し、人に感染させやすい傾向にあることが分かりました。

「日テレ」より

この見解は、東北大学の押谷教授が日本感染症学会で発表したもので、教授は厚生労働省のクラスター対策班に所属している。多くのデータに基づいた分析と考えて良いだろう。世界的にも多分似たような傾向があると思われる。

さて、年齢別感染者数に関しては東洋経済のサイトが充実しているのでこちらを参照させて頂こう。

年齢別感染者数を見ると、明らかに10代以下は感染者数が少ない事が分かる。参考までに日本の人口ピラミッドを横にお示ししよう。

人口比で考えても10代以下は感染しにくいという結論に至る。上のニュース、高年齢になる程のどからウイルスを出しやすい傾向にあるという事実を合わせて考えると、10代以下は感染しにくく感染させにくいという結論でいいはずだ。

この事から考えると、小中学校の学校閉鎖というのは、果たして意味があったのか?という疑念に帰結する。

ただ、そうしたデータが得られた背景は考慮する必要がある。10代以下といえば学校閉鎖の影響を大きく受ける層だ。学校閉鎖したからこそ10代以下の感染率が低かったのだとも考えられる。尤も、多くの幼稚園・保育園・こども園は稼働していたのだからそこが増えていないことまで考え合わせると、学校閉鎖の影響だけが強かったという評価は早計だろう。

そうすると、やはり10代以下は感染しにくいという結論でいい気はする。

日本における緊急事態宣言発出に意味があったのか

次に、緊急事態宣言の影響についても考えてみたい。こちらは同様に東洋経済のサイトの分析で、日別感染者数と患者数の推移を示している。

感染者数と患者数

何れも「新規」の数字をデータ化しているので、累積感染者数、累積患者数では無いことに注意されたし。

日本で緊急事態宣言は発出されたのは4月7日のことで、感染拡大傾向の最中にあったことがグラフから分かる。一方で、その2週間後の21日にはピークアウトの傾向が見てとれる(ピークは4月15日頃だと考えられる)ため、それなりの効果はあったという理解で良いだろう。

ただ、「何もしなくてもピークアウトした」という可能性は否定できない。

3月の段階でこの宣言が可能であったか?という点は、「否」と言わざるを得ない。何故ならば、日本においては3月中は比較的横ばいの状況にあったからだ。3月の段階でもっと強い移動制限をしていれば、あるいはもっと感染者を低く抑えられた可能性はあるが。それは机上の空論というやつだろう。

つまり、日本のような緩い移動制限であっても「それなりの効果が見込めた」という風に判断できるのである。もちろんこれは結果論ではあるが。

結論は5月に入って直ぐに

さて、そうすると諸外国としても日本のデータを参考にすれば、経済活動再開をしても感染拡大はある程度抑え込めるのではないか?という判断ができる。多分、もっと切実な理由で緩和に踏み切ったのだろうが。

では、日本では5月6日の緊急事態宣言解除は、果たして出来るのだろうか?

緊急事態宣言 延長の是非、GW中に判断へ 3段階で検証、「特定警戒」追加や休業要請強化

2020/4/21 15:00 (2020/4/21 18:58更新)

政府は新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言から2週間経たのを受け、自粛効果の検証と追加措置の検討に入った。5月6日までの宣言の期間を延長するか否かを今月末から始まる大型連休期間中に判断する。

「日本経済新聞」より

僕自身は現在の傾向から考えると、5月6日頃には緊急事態宣言発出時と同じ1日あたりの患者数になるだろうと予想されるため、解除は可能であると思う。

また、学校に関しても休校を続ける意味は薄らいでいくのでは無いか?と考えられる。10代以下の感染傾向から考えても休校解除は段階的にせよするべきではないだろうか。

もちろん、それがどんな結果を招くのかについて誰も責任は追えないのだが。

参考までに、いち早く感染拡大傾向から抜け出したと発表している支那では、学校への登校再開が行われている。

中国 感染防止で「休校」の学校 徐々に再開へ

2020/03/11 21:00

中国では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために「休校」としていた学校を、徐々に再開させる動きが各地で出ています。

「テレ朝ニュース」より

ただ、一時期こんなニュースが出たが、先日NHKでこの様に報じられていることを考えると、学校再開は思いの外難しかったようだ。

中国 休校続く上海の学校 段階的に登校再開 新型コロナ

2020年4月27日 12時26分

中国 上海では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で学校の休校が続いていましたが、27日から段階的に生徒の登校が認められるようになりました。生徒たちは体温測定を受けるなど、再び感染が広がらないよう警戒が続いています。

「NHKニュース」より

北京でも登校が再開されていると報じられており、今なお「段階的な休校解除」という感じの報道である。

支那では今尚平常運転に戻れていないと考えていいだろう。

ただ、支那のデータは信頼性に著しくかけるため、判断材料にするところまでは難しい。あくまでも参考だ。

家にいるべきは高齢者

休校が長引けばその分だけ子供達の学習は遅れる。特に受験生にとっては死活問題だと言えるだろう。スポーツで進学を考えている子供達にとっては大きなハンデを背負わされることになる。

そもそも、活動的な子供達にとって、「家にいろ」というのはかなり難しいのだ。

ちょっと話は逸れるが、家にいることを余儀なくされている子供達にとって、唯一でかけられる可能性のある場所も閉鎖が広がっている。

<新型コロナ>公園遊具 使用禁止広がる 県内、子どもの密集・密接警戒

2020年4月27日

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、県内で公園の遊具の一部を使用禁止にする動きが広がっている。子どもにとっても不便な日々が続いている。

「東京新聞」より

こうした公園の遊具の使用禁止措置がどこまで意味があるのかはよく分からないが、不特定多数の人が触るという観点からすれば、間違った措置とまでは言い難い。

ただ、公園そのものを閉鎖するところも少なく無いようで、その理由が高齢者からのクレームだと言うから恐れ入る。

データから考えても、高齢者が家にいるのは必要なことだが、子供達が外で遊ぶ事を規制することは方針として間違っている。

20代女性の感染者が突出?

さて、気になる分析はもう1つあって、こちらはバックデータが知りたいところだが、どうなんだろうね。

このデータ、なんと20代女性の人口10万人あたりの感染者が多い事を示している。

尤も、このデータは別の見方も出来る。

傾向的には20代~50代の男性はほぼ横並びで、20代女性は他の年代の女性に比べて突出して多いと言える。

これは、即ち会社で働いている層であると考える事もできるのではないか?記事にもあるが、20代の女性は特に接客業に回される傾向にあり、その事も感染し易さに影響していると考えられる。一方で、男女比を見ると、明らかに男性の方が感染し易いようである。

《地方でも感染が増えていることについて》 「人口が多いところで患者数が多くて、その後、地方にと考えていたが、ある地域では3密を起こしやすい環境が作られている可能性がある。今は感染のまん延期なので誰でも感染してもおかしくない状況だ。患者数の多い都心から地方に移動した人を中心に集団感染が起きてしまう可能性があるので注意が必要だ」

《20代女性の割合や40代男性の割合が多いことについて》 「この感染症は人と人との接触で感染のリスクが高まるのでさらに詳しい解析が必要だ。40代、50代の男性は働き盛りで多くの人に会い、移動もする。夜の街に出て行く機会も多いのかもしれない」

「NHKニュース」より

こう考えると、高齢者と20代女性の組み合わせは最悪なのかもしれない。

サービス業を中心に自粛を続ける

こうした分析データをもとに考えて、経済とのバランスを考えていくと、やはり5月6日の非常事態宣言解除は必要で、段階的に経済活動を再開していくことが望ましいように思う。

正直、日本経済もかなり危機に瀕しているので、これ以上の緊急事態宣言継続はリスクが高い。

もし仮に、安全策をとって延長するのであれば、どの程度延ばすか?という点を考えるべきだ。僕は、延長するにしても1週間程度で、サービス業再開は遅らせるものの、製造業を中心に再開していくべきだと思う。

具体的には、長期間同じ空間に留まることになり、不特定多数の人が同じ場所を触ることになるパチンコやスポーツジムなどは再開を留まるべきだろう。携帯キャリアのショップや夜の接客業なども似たような傾向にあるので再開は自粛、一方、製造業や建設業などは再開していくべきなのではないだろうか。

あとは、オフィス内で仕事をする層は、不要不急の会議を自粛すればそれなりにやれるのでは無いかと考えている。

では、自粛した方が良いとする業種について、何時になったら再開すべきか?という点については、実患者数との相談になると思う。病院のベッドに余裕がでてくるようであれば、徐々に再開という事になるのでは無いか。

ただ、武漢肺炎前と武漢肺炎後ではもはや同じやり方で仕事が出来るとはとても思えない。これを切っ掛けにやり方を大きく改善し、非効率な仕事の効率化を図る事は意味のある選択肢だと思う。

尤も、先んじて自粛を緩和した結果、第2波が来たら目も当てられないんだけどさ。その時は第1波よりも確実に大きな波になるだろう。だって、第1波で疲弊しているところに襲いかかってこれば、次は医療現場から先に崩壊していくだろうから。

結局の所、これらは「政治判断」ということになるのかもしれない。折衷案をとって1週間程度延期が現実的じゃないかな?

コメント

  1. 20代女性の感染が多いのは、医療従事者に多いから、らしいです。
    防護していても院内感染が防げないのが現状です。

    • なるほど医療従事者に多いというのは、確かにそうなのでしょう。
      圧倒的に患者に接触する機会が多く、リスクが高い職業ですからね。

      ただ、看護師の年齢のボリュームゾーンは30代なので、20代が多い理由としては少し弱い気がしますよ。
      https://careergarden.jp/kangoshi/naruniha/

      • 『今日は更新してるかな』

        毎日ここを覗くのが楽しみなのです。かつ、いろいろ勉強させて貰って日々暮らしております。ありがとうございます。

         ところで、このコメントの応答
        いやぁ~、流石に上手な文だなぁ、最後の30代云々でやんわり正しい答に導いている。凄いです。
         武漢ウィルス(China発欧米経由と支那朝鮮から直の)運び屋になった外人と日本人が、来日直後に濃厚接触して武漢ウィルス(凶悪型)をうつされた売春婦(20代非日本人女性?)から、その後の客に次々に伝染した..なんて野暮は書かずに、やんわり匂わせている。
         素晴らしき文才!本当に羨ましい。

  2.  学校だけは、今すぐ登校開始しろと叫びたいですね。
     元々学者や医者はいい加減だが、
    『子供から爺ばばに武漢ウィルスが感染する』
    と、さんざん子供への濡れ衣着せて
    『武漢ウィルスが軽いか重いかは関係ない、撒き散らすのに関係ない』
    『爺ばばが、武漢ウィルスを撒き散らしている』
    『子どもは武漢ウィルスに伝染しない、伝染しても無症状か軽症で他人へうつさない』

     未知のウィルスなのだから間違いは仕方がないが、間違いと気付いたら
     さっさと学校再開しろよ。

     爺ばばが朝から孫達の面倒みて年寄りはガタガタとかより、
     子どもは先生の言うことをきいてきちんと給食前に手を洗う、休み時間ごとに『うがい』等々学校のほうが、感染しないのは最初から分かっていたが、爺ばばが、感染源になりやすい!
    おい、毎日毎日学校閉鎖で孫の面倒みたから武漢ウィルス感染させたなんて冗談じゃないぞ
     学校閉鎖が子供たちに武漢ウィルス蔓延させたとなる前にさっさと登校させて子供たちの命を守ろう。

    • 学校に関しては「明日から開校しろ」というわけにも行きません。準備が必要ですからね。
      そうだとすると、やはりGW開けの再開というのが現実的でしょう。

      子供から高齢者への感染は、インフルエンザモデルであれば間違いではないのです。ですから、3月当初での決定は間違いだとは言えないのかと。ただ、このような結果がわかった以上は、全国一律でやる必要性はやっぱりないわけで、ことここに至っては、全国一律を解除してく必要性はあるのかと思いますよ。
      感染拡大が収束の傾向にある地区は、休校措置を解除していって欲しいですね。

      •  学校は今すぐ登校できますよ、先生は毎日出勤してるんでしょうから。
         それに元々子供たちが、教室も廊下もトイレも校庭も清掃してきたのだから、今すぐ登校して掃除して清潔な環境で勉強できますよ。
         実際、子供らは一度は登校して給食を食べているんだから。

         学校より遥かに集近閉の保育園や学童保育はやっているのに武漢ウィルス重症患者が出ていない学校を未だに閉鎖したままは、お役人様得意の不作為?

  3. (1)イタリアの日別感染者増加数
    (2)スペインの日別感染者数増加数
    の両方ともスペインのグラフとなっています。

    • おお、ご指摘ありがとうございました。
      早速修正しました。

      • ありがとうございます。
        同じようなカーブですが、スペインの方がブレ幅が大きいですね。

  4. 木霊様、皆さま、今晩は

    新型コロナウィルスによる死者を最小にする(できるならばゼロにする)—> 重症患者を最小にする —> 感染者を最小にする。なんですよね。

    感染者のうち重症化する割合、亡くなる方の割合は分かってきていますが、重症化するメカニズムなどは判っていません。今日のニュースには「発熱が続いた —> PCR検査(陰性) —> 翌日(だったか)に死亡というのがありました。現状では【感染者数を最小にする】しか方法がないようです。

    緊急事態宣言を解除するならば、ある程度の感染、重症化、死亡を容認するという事でもあると考えます。90才の老人が死ぬのは構わないが、若いのが死ぬのはダメ・・・みたいな命の選別を迫られるかもしれませんね。命を選別するなんて絶対にイヤだけど、全滅よりはマシ。となると、【適当に】「解除」するしかないでしょうね。

    小さな単位で、速く「解除」「自粛」をできるような仕組み(あるいはルール)があるといい。

    車の運転の例(スピード出し過ぎ)
    ・このままだとスピード違反で捕まるかなぁ —> アクセルを緩める
    ・この先、コーナーだなぁ —> 軽くブレーキ
    ・ヤベェ~~。クラッシュしそう —> 強くブレーキ
    で、大丈夫だったら
    ・ちょっと減速しすぎ、おだやかにアクセルを踏む。
    ・ったく、減速なんか必用なかったじゃない。大きくアクセルを踏む。

    解除~再度自粛の要請、指示のルールが必用ではないかな。全部まとめて緊急事態宣言「解除」「継続」ではなく、もっと細かい対応(地域や業態などなど)が必用。「こういうルールでやる」と明示して実行する必要があると思います。もちろん、状況によってルールを修正しなくてはなりませんが。

    新規感染者数が一定以下(病床数が不足しない)、医療用マスク、ゴーグル等が不足しない、医療従事者が「まともな生活(1日8時間、週2日休み)ができる」あたりを私としては基準にしたい。となると、当面緊急事態宣言を解除すべきではない・・ように思えます。