武漢肺炎第2波 in ハルビン

支那

支那は武漢肺炎を克服したという宣伝をしていたが、多くの国でそんなことを信じてはいない。

支那にとってはメンツが大切なので、第2の感染爆発は「あってはならないこと」なのだ。そしてそれが表向きの報道に表れてくる。だが、果たしてソレを隠し通すことは可能なのだろうか?

ハルビンで71人集団感染、中国が再び「準封鎖措置」

Posted April. 23, 2020 08:10, Updated April. 23, 2020 08:10

中国が、新型コロナウイルスの感染再拡大を阻止するために人口1085万人の黒龍江省の省都ハルビン市に対して準封鎖措置を実施した。ハルビン市では最近、海外から帰国した感染者1人が71人に感染させる事態が発生した。

ハルビン市政府は22日、「市内すべての住居団地と農村の入口を封鎖し、外部者や外部車両の進入を禁止する」と明らかにした。結婚式や葬式も禁止した。公演、競技、フォーラム、展示などの大型イベントも中止になった。

「東亜日報」より

支那の黒竜江省ハルビン市といえば、比較的朝鮮半島に近い位置にある北方の都市だ。そこで、「海外から帰国した感染者」が感染を広げてしまったという。

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武漢肺炎を征圧

国を挙げて宣伝

さて、支那が今何をやっているかということに関しては色々なニュースを追いかけると何となく理解が出来る。

最初に紹介するニュースはこちら。

「正しい道を歩む者は孤立しない」 新型肺炎克服へ人類運命共同体の実践を

2020年4月24日 10:00

世界を席巻する新型コロナウイルスに、人類はいかに打ち勝つか。それは、『論語』に登場する「博施済衆」(民衆に恩恵を与え、苦しみから救済する)「己立立人、己達達人」(自分が「立ちたい」「達成したい」と思えば、まず人にそれをやってあげる)の精神を世界各国が共同して選択することだ。

「中国はロシアをはじめ各国と共に人類運命共同体の理念に基づき、国際的な防疫協力関係を強化し、予防や治療の経験を共有し、共同研究を推進する。手に手を取って共通の脅威に対応し、世界の安全を守りたい」。習近平国家主席は3月19日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、新型コロナウイルス対策で中国の断固たる決意を伝えた。

「AFP通信」より

凄い事が書かれているが、サヨクの方々は狂喜乱舞しそうな台詞だな。習近平氏は、「中国はロシアをはじめ各国と共に人類運命共同体の理念に基づき、国際的な防疫協力関係を強化し、予防や治療の経験を共有し、共同研究を推進する。」「手に手を取って共通の脅威に対応し、世界の安全を守りたい」とまあ、そんなことを宣ったそうな。

どこから突っ込んだら良いのか困るのだが、一言言えるのは「ばらまいたのはオマエの国だろう?」と。一体何時から支那が中心的な役割を果たして防疫に邁進する話になったのだろうか。

いずれも目的は、新型コロナウイルスに関する情報や感染抑制の経験の共有だ。政府や専門家、さらに企業、民間団体を含め、中国があらゆるルートを通じて各国を支援し、新型コロナウイルスを克服してきた中国の経験を世界に迅速に伝えようとしている。

さらに中国は医療チームを各国の治療の第一線に派遣している。市民が脱出する街へ専門家たちが逆行して向かっている。2月末には中国の5人の専門家が、感染が深刻なイランに到着。3月7日には7人のチームがイラクにたどり着いた。12日には、感染が爆発的に広がっているイタリアの首都ローマに、9人のチームが31トンの医療物資を伴い到着。18日には13人が9トンの物資と共にミラノに着いた。こうした「雪中送炭(雪の寒さに困っている人に炭を送る)」の精神は世界に感動を与えている。

「AFP通信」より

凄いな!AFP通信。

しかしまあ、習近平氏が目指しているのは、まさにこの未曾有の危機を奇貨として、世界のリーダーに君臨することで、まさに中華思想の体現である。

不都合な事は粛清で

さて、こうした思想をぶちまける上で不都合なのは、支那が前提として「武漢肺炎を克服した」という事実が必要でその前提が崩れることなのだ。

習近平氏「党幹部の能力不足を露呈」 コロナ対応で引き締めか

2020.4.24 08:47

 中国の習近平国家主席は23日、地方視察に訪れた陝西省で新型コロナウイルス感染症の対応に関して「一部の共産党組織の指導力が弱く、一部の党幹部の能力が不足していることを露呈した」と述べた。新華社電が伝えた。党内の引き締めを図ったとみられる。

「SankeiBiz」より

その方針に反対する幹部は率先して粛清している。

この方針は、習近平氏が得意というよりは、支那のやり方として昔から締着しているやり方である。いや、共産圏ではずっとやられてきたことでもある。

習近平政権が“新たな隠蔽”を開始……次々と削除される新型コロナ「負の記録」ーー文藝春秋特選記事

4/14(火) 6:00配信

中国の習近平国家主席は3月10日、新型コロナウイルスの発生地・湖北省武漢市にようやく入り、「感染蔓延を基本的に抑え込んだ」と表明した。「パンデミック」が日本、欧米などに拡大する中での「勝利宣言」だが、共産党はウイルスとの「人民戦争」に続き、“新たな戦争”を展開している。

「yahooニュース」より

その辺りに言及してあるタイムリーな記事がこちらで、まあ、読みモノとしては興味深い。実際に習近平氏は政敵を粛清してのし上がってきた人物なので、まさに粛清は実に手慣れた手法なのだろう。

中国警察で「反習近平」勢力粛正 病毒戦から流毒戦へ

2020/4/22 0:00 (2020/4/22 6:21更新)

中国国家主席の習近平(シー・ジンピン)は今、新型コロナウイルスという病毒との戦いと経済立て直し、そして米大統領のトランプを代表とする中国の情報隠蔽と初動対応の遅れを責める外交圧力への反撃で手がいっぱいに見える。しかし、外部から見える風景と、当事者の意識はかなり違うようだ。

「日本経済新聞」より

支那警察内でも色々な戦いがあるようだね。

国内で多発する火災

ただ、その一方で国内の治安を抑えるにはかなり苦労しているようだ。

中国江蘇省の化学工場で爆発 現場付近で激しい火災

4/22(水) 0:47配信

中国江蘇省連雲港市の化学工場で21日午後9時(日本時間午後10時)ごろ、大きな爆発が起きた。負傷者などの詳細は伝えられていないが、消防などが現場で救助活動にあたっている。

「yahooニュース」より

中国・四川省の山火事で消火隊員ら19人死亡、経緯などを調査

2020年4月9日 20:24

中国・四川省涼山イ族自治州の西昌市経久郷で3月30日午後、山火事が発生した。この消火活動に当たった寧南県森林草原専門消火隊が遭難し、火に巻かれた19人が死亡した。調査チームが現在、事故の経緯などを調べている。

「AFP通信」より

強襲揚陸艦で火災 建造中に黒煙―中国

2020年04月12日05時19分

中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報英語版(電子版)は12日、上海で建造中の同国初の強襲揚陸艦「075型」で11日に火災が発生したと報じた。ネット上には075型から大きな黒煙が上がる映像が出回ったが、同紙は「建造に大きな影響はない」という見方を伝えた。

「時事通信」より

チベット自治区林芝市で森林火災、死傷者なし 中国

2020年4月16日 17:07 

中国・チベット自治区林芝市尼西村の森林で14日午後5時過ぎ、火災が発生した。現時点で死傷者はいない。

「AFP通信」より

支那が影響力を行使している地域は広いので、こうした火事があちらこちらで起こっていたとしても、そう不思議ではないのかもしれない。

ただ、強制力を行使して封鎖をしていたのだから、その地域の人民に対して非常に大きな負荷を押し付けた事には変わりない。その歪みが出てきても不思議はない。火事のニュースはそういった一側面を示しているのでは無いか?と僕は懸念している。

武漢肺炎は支那国内で駆逐されたのか?

武漢ウイルスに対する特効薬は存在しない

まず、「武漢肺炎」に対する特効薬は今のところ存在しないことは指摘しておきたい。つまり、武漢ウイルスが蔓延すれば、それによって武漢肺炎を発症する人々が出てくるのは自然の流れであり、もし特効薬も無く武漢ウイルスの蔓延が無いということであれば、支那人の6割以上が「抗体を獲得した」ということでもなければ矛盾した事実と言うしか無い。

いや、可能性としては武漢ウイルスの感染ルートを全て潰したので、支那国内の武漢ウイルスは絶滅したということもあるだろう。ただ、その可能性はかなり低いのではないか?と、僕は見ている。武漢ウイルスは物の表面にいても比較的長時間生き延びるという実験結果がでていることも、そう判断する理由の1つである。

つまり、現状では支那国内に感染者が表に表れていないだけで、武漢ウイルスの保有者は依然として多数いると考えるべきだ。

「感染抑え込み」強調で習近平が狙う「国際貢献」

2020.4.2(木)

新型コロナウイルスのパンデミックで、中国は、習近平国家主席と一党独裁体制の中国共産党の指導力があったからこそ危機を脱した、という局面を国内外で作り出そうとしていることは、拙稿『「主席と党に感謝せよ」評価を受けたい習近平の焦燥』(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59746)で触れた。

習近平指導部は、東京五輪まで延期せざるを得ないほど世界が混乱、とりわけ欧米に感染の中心が移った今こそ、悪化した中国の対外イメージを変え、さらには中国の国際社会での影響力拡大を可能とする「反転攻勢の絶好の機会」としてとらえているようだ。

「JB press」より

つまり、この様な宣伝を支那が強調し出す一方で、支那国内ではまだまだ武漢ウイルスが潜んでいると見なければならない。

こうした状況が見られるのは韓国でも同じなのだが、比較的「表向きは感染者はいない」という格好にすることは難しくないと思う。

果たしてハルビンの例は外国からのものなのか

そういった事から考えていくと、このハルビンのニュースは極めて重大なニュースであると思う。

中国はこれまで、「新型コロナウイルスの封じ込めに成功した」として移動規制を緩和してきた。しかし、海外流入による集団感染が再び発生して2次流行の可能性が懸念されると、驚いた中国当局が再び強硬措置に出た。

「東亜日報」より

支那当局は直ぐに動いたという風に書かれているが、既に71人の感染者が出ていることから考えると、余り状況は宜しくないのではないかという気がしている。

しかし記事の中で気になる部分もある。

ハルビン市の連鎖・集団感染は、先月米国から香港と北京を経て帰国した留学生の韓さん(女・22)から始まった。家族と隣人が感染し、彼らの一部が訪れたハルビン市内の大型病院2ヵ所で集団感染が発生した。

「東亜日報」より

記事によれば、「アメリカ → 香港 → 北京 → ハルビン」というルートを通ったと書かれている。この部分に嘘をつく必要はないだろうから、記事の狙いとしてはアメリカ発の武漢ウイルスが支那に入ってきたというシナリオを示唆している。

ところが、こんなニュースが。

<中共ウイルス>中国ハルビン市で集団感染発生、内モンゴルが省境を封鎖

2020年04月20日 15時48分

中国東北部、黒龍江省ハルビン市で中共肺炎(新型コロナウイルス感染症)の集団感染が発生し、感染者が増えている。中国紙・北京日報4月18日付によると、17日午前0時までに、ハルビン市での感染者数は43人に達した。うちの17人は無症状感染者だという。黒龍江省衛生健康委員会が、43人の感染経路を調査した結果、感染源は3月19日に米国から帰国した22歳の女子学生であることが判明したという。

~~略~~

黒龍江省にあるロシア国境の街、綏芬河(スイフェンヘー)市では3月末以降、中共肺炎の患者が増えている。ロシアで中共肺炎に感染した帰国者がウイルスを持ち込んだことが原因だとされている。

米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によれば、4月19日時点のロシアの感染者数が4万2853人となった。

ロシアでは、3月末から感染が急拡大したため、中国人ビジネスマンや留学生が次々と帰国した。

中国の張漢暉・駐ロシア大使は4月17日、中国中央テレビ(CCTV)の番組に出演し、「一部の中国人がある方法で(ロシアとの)国境を突破して帰国した。この結果、ウイルスを国内に持ち込んだ」とし、「不道徳だ」と痛烈に非難した。中国の外交高官が国営メディアで帰国した国民を批判したのは異例だ。

「大紀元」より

ロシアでかなり感染拡大しているというニュースが流れていたが、現時点でも支那とロシアとの間での人の行き来がある様に書かれている。

国境封鎖をしたというニュースもあったが、実際に封鎖するのは容易ではなくこのような人の交流は避けられないようだ。そうだとすると、ロシアに武漢肺炎が広がった理由もそうだし、逆もまた然りであろう。

つまり、仮に支那に一時的に武漢ウイルスの空白期間を作り出せたとしても、一時的なことであろうと思う。そして、上で言及したようにそもそも武漢ウイルス撲滅が出来たというのは、なかなか信じることは難しい。インフルエンザなどの一般的になった感染症の事を考えても、そう簡単に感染を押さえ込むことはできないのだ。

よって、ハルビンで起こった様な事は、支那の他の地域でも起こりうる、或いは既に起こっている事なのだろうと思う。それが報道されるかどうかはまた別なのだろうけれど。

中国はWHOとの協力を堅持し、自らやるべきことに尽力するだけでなく、各国と協力して「安全のネットワーク」を構築していく。国際社会が共同行動を続けることは、ウインウインの新型国際関係を体現し、人類運命共同体の実践となる。正しい道を歩む者は孤立しない。道義を堅守すれば、人類は必ず勝つ。

「AFP通信」より

記事の途中でも紹介したニュースからの引用だが、なかなか凄い文言で結ばれている。

空しい限りだな。

コメント

  1. 既に都市封鎖を解除して一ヶ月以上、武漢解除から2週間以上。
    感染者数は上記の記事が出るまで一日一桁、死者はなし。
    終息宣言同様のことを宣伝。
    でも、上海ディズニーは閉園したままですよね?
    不思議ですよね~。