WHOは必要か?米トランプ氏は出資金停止を示唆

北米ニュース

これ程どうにもならない組織だったとは。

多くの情報は皆さんご存じだと思うので、短く。

トランプ大統領 WHOへ資金拠出停止の考え

2020年4月15日 8時53分

アメリカのトランプ大統領は、新型コロナウイルスへの対応をめぐり中国寄りだと批判してきたWHO=世界保健機関に対する資金の拠出を、WHOの対応を検証する間、停止する考えを明らかにしました。

「NHKニュース」より

アメリカがやったから日本も、というつもりは全く無い。だが、もはや信用出来るような機関ではないのだ、WHOは。

スポンサーリンク

テドロス in China

トランプ氏が批判するWHO

NHKのニュースを引用すると、トランプ氏が私怨を込めてWHOを槍玉に挙げたような印象がある。だが、公平に見てもWHOの話に耳を傾ける意味がない。

その理由についてトランプ大統領は、アメリカが、ことし1月、感染拡大防止のため中国からの入国を禁止する措置を発表したのに対し、WHOが反対したことを挙げ「WHOによる最も危険な決定の1つだ」と述べました。

そして、WHOは世界に対して何が起きているか情報を伝える義務があるとしたうえで「WHOは基本的な義務を怠った。責任をとらなければならない」と述べWHOの対応を検証すべきだと主張しました。

「NHKニュース」より

トランプ氏が指摘するまでも無く、公平な機関では無いのである。

アメリカ民主党は、トランプ氏のこの発言に対して自らの失敗への批判を躱す為だと批判を強めているが、では、WHOは武漢肺炎について一体何を言ってきただろうか?

WHOの対応

さて、代表的なニュースを引用して、WHOが一体何を言ってきたのかを列挙していこう。

  • 2020.1.14:武漢にて発生しているウイルス性肺炎について、新型であることを認定(
  • 2020.1.21:国際的な公衆衛生上の緊急事態にあたるかを検討する緊急委員会を招集すると発表(
  • 2020.1.23:支那の武漢封鎖について評価すると指摘(
  • 2020.1.23:ヒトからの感染は限定的で、緊急事態宣言は時期尚早であるとして見送りを決定(
  • 2020.1.25:ベトナムで人から人への感染を確認と発表。飛沫感染を示唆(
  • 2020.1.30:国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言(
  • 2020.2.4:支那に多国籍専門家チームを派遣することを発表。マスクは予防にならない。パンデミックでは無くインフォでミックだ。()(21
  • 2020.2.5:武漢肺炎対策の為に6億7500万ドルを要求(
  • 2020.2.11:武漢肺炎と呼ぶな!COVID19と呼べと発表(
  • 2020.2.14:支那で合同チームを設立し、現地入り、取り組みを評価(10
  • 2020.2.19:武漢肺炎の致死率は2%でリスクは低いと表明(11
  • 2020.2.24:「パンデミックとは呼ばない」と記者会見(12
  • 2020.2.28:世界規模での武漢肺炎リスクを最高値に(13
  • 2020.3.11:パンデミックである事を認める(14
  • 2020.3.13:制御可能なパンデミックであると発言(15
  • 2020.3.17:疑わしいケースは徹底的にPCR検査をしろと発言(16
  • 2020.3.21:若者は無敵ではなく感染するので注意しろと発言(17
  • 2020.3.26:各国は時間浪費をするな!最初の機会無駄に(18
  • 2020.3.27:対策を講じなければ死者数百万人になるだろう。行動すべき時期は1ヶ月余りまたは2ヶ月前だった。経済活動再開で再び閉鎖する事態が最悪。(19
  • 2020.4.4:弱い立場の人に対する対策必要。マスク手洗いは重要だ(20)
  • 2020.4.8:アメリカは支那と協力してウイルスに立ち向かえ。死体袋を増やしたくなければ政治化するな。(22)

纏めきれないのでこの程度にしておく。

  1. 産経新聞「武漢肺炎、WHOも新型ウイルス認定」より
  2. 讀賣新聞「新型コロナ、WHOが「緊急事態」か判断へ……22日に緊急委招集
  3. REUTERS「Wuhan lockdown ‘unprecedented’, shows commitment to contain virus: WHO representative in China」
  4. 時事通信「WHO、緊急事態宣言見送り 新型コロナウイルス―人からの感染限定的」
  5. 日本経済新聞「「人から人へ感染」ベトナムで確認 新型肺炎でWHO」
  6. WHO「新規コロナウイルスの発生に関する国際健康規制(2005)緊急委員会の第2回会議に関する声明(2019-nCoV)」
  7. REUTERS「WHO、新型肺炎で専門家チームを中国派遣へ 米も参加の公算」
  8. Health Policy Watch「WHO Calls for US $675 million To Combat Coronavirus; China Experiences Largest 24-Hour Increase In Cases Since Outbreak Began」
  9. WHO「WHO Director-General’s remarks at the media briefing on 2019-nCoV on 11 February 2020」
  10. WHO「WHO Director-General’s remarks at the media briefing on COVID-2019 outbreak on 14 February 2020」
  11. 朝日新聞「WHO、感染拡大なお「局地的」 パンデミックと呼ばず」
  12. NNA ASIA「《安全》新型肺炎の致死率2%、WHO」
  13. CNBC「WHO raises coronavirus threat assessment to its highest level: ‘Wake up. Get ready. This virus may be on its way’」
  14. REUTERS「新型コロナは「パンデミック」に相当、WHO事務局長が表明」
  15. 産経新聞「「制御可能なパンデミック」 WHOテドロス事務局長」
  16. 日本経済新聞「WHO事務局長「検査徹底を」 新型コロナ感染食い止め」
  17. 産経新聞「WHOテドロス事務局長が若者に警告「あなたたちは無敵でない」」
  18. 毎日新聞「WHOテドロス氏「対策講じなければ死者数百万人も」 G20首脳に警告」
  19. Bloomberg「各国は時間浪費すべきでない、WHOが警告-最初の機会は「無駄に」」
  20. NHK「WHO「弱い立場の人たちへの対策が必要」」
  21. 毎日新聞「WHO「マスクは予防にならない」「パンデミックでなく『インフォデミック』」 新型肺炎」
  22. NHK「「ウイルスを政治化しないで」WHO テドロス事務局長が反論」

リンク先も紹介しておこう。

14日のWHO

そして、昨日報じられたニュース。

新型コロナの致死率「H1N1の10倍」 終息にはワクチン必要とWHO

2020年4月14日 3:42

世界保健機関(WHO)は13日、新型コロナウイルスの致死率は2009年にパンデミック(世界的な大流行)を起こしたH1N1型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の10倍に相当すると指摘し、感染拡大を完全に止めるためにはワクチンが必要だと強調した。

~~略~~

米国とメキシコで2009年3月に始まったH1N1型インフルエンザの流行は同年6月にパンデミックが宣言され、翌年8月までに終息したと考えられているが、致死率は当初懸念されていたほど高くなかった。当時、ワクチンが早急に開発されたが、世界では毎年のインフルエンザ流行でも25万~50万人が死亡(WHOのデータより)していたこともあり、欧州を主とする西側諸国とWHOの対応は過剰反応だったとの批判が生まれた。

「AFP」より

これまでは武漢肺炎は致命率も感染率も低いとアナウンスされてきた。僕自身もこのブログで比較的感染力は低く致命率も低かろうと言及してきたのだが、ここに来て引っ繰り返した格好だ。

WHOの全てが悪いとは言わないが、ここまで話が変わってくると果たして何を信じて良いのやら。寧ろWHOの名前で何かを発表することが害悪に思えるような状況である。

もちろん、終息にはワクチンは不可欠だろうが、特効薬が出来れば安心は出来るだろう。現在期待されているアビガンや抗ウイルス薬レムでシビル、喘息治療薬シクレソニドなど幾つか候補が挙げられるものがあるが、まだまだ臨床試験の域を出ないレベルで半年或いは一年単位での時間が必要である。ワクチン開発はその後だろうとされている。

致命率ではなく、感染者に対する死者の割合は13%を越えている国もあって、新型インフルエンザよりもリスクが高いことは、言われるまでも無く理解ができる。が、では今まで「低リスクだ」と謂っていた理由は一体何だったのか。

習近平氏と面会するテドロス氏

そもそも支那とWHOを初めとする国際機関がベッタリという話は、近年ずっと囁かれてきたことだった。

習氏、緊急事態宣言回避に期待 WHO事務局長と会談

2020/1/28 21:49

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は28日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長と北京で会談し、湖北省武漢市で発生した新型のコロナウイルスによる肺炎について「WHOと国際社会の客観的で公正、冷静、理性的な評価を信じる」と語った。WHOが新型肺炎で緊急事態宣言を出さないよう期待を示した発言とみられる。

「日本経済新聞」より

早い段階で北京に飛んだテドロス氏は、習近平氏と会談して、支那を褒めまくる。以降、一貫して支那の対策について称賛し続けてきた。

中国主席、WHO事務局長を称賛

2020年03月26日20時15分

中国の習近平国家主席は26日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長に書簡を送り、「新型コロナウイルスの世界的流行に対する闘いを進めているテドロス氏の努力を称賛する」と表明した。国営新華社通信が伝えた。

「時事通信」より

一方で、習近平氏もテドロス氏を称賛することを忘れてはいない。

何処かの国に肩入れすることは無いと言いつつこの対応である。これでは国際社会に信用されたいのも無理は無い。

WHOテドロス事務局長は「即座に辞任すべき」。52万筆のオンライン署名が世界中から集まる

2020年03月26日 13時33分 JST

終息する気配のない新型コロナウイルス感染症。世界の動向を踏まえて情報発信を続けているWHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム事務局長に、「即時辞任」を求める声が高まっている。

「ハフィントンポスト」より

辞任を求める要求も高まってきているが、そもそもWHOの存在そのものが拙い状況にあることを考えると、解体して別の組織を作った方が早いくらいには汚染されている。

本当にWHOは必要なのだろうか?多額の活動資金は必要なのか?

結局、そんなに短い記事にはならなかったが、内容は無い!(失礼)

コメント

  1. WHOについては今まで「よく分からん胡散臭い組織」ぐらいの認識でしたが
    今回のコロナの件で中国を称賛した際に「無能の集まり」と考えを改めました。
    初期対応をミスった中国を称賛するなんて正気の沙汰とは思えません。

    • 僕自身は「胡散臭い」という認識すら無く、国連機関にしては比較的マシな部類だと、そう考えていました。
      が、調べて見るとその実態は相当酷いようで。

      とある人が、支那とテドロス氏の関係を、タニマチと関取の関係だと表現しておりました。
      まさに操り人形と言っても過言ではないわけで、そうした隙を支那に与えてしまったのは、ある意味アメリカの責任でもありましょう。

  2. 木霊さん、おはようございます。

    >アメリカがやったから日本も、というつもりは全く無い。だが、もはや信用出来るような機関ではないのだ、WHOは。
    >トランプ氏が指摘するまでも無く、公平な機関では無いのである。

    この状況を生んだクセに未だにトップが厚かましく居座れる組織ってある意味凄いのですが、国際社会も「まずは支那ウィルス拡大ストップ」で手一杯なんで、責任追及やってる暇ないんでしょうかねェ~。

    トランプ大統領の今回の決断は時間の問題と思っていましたが、ポイントは今このタイミングの意味するところじゃないかと想像します。
    アメリカ全土での死者数拡大は止まりませんが、NY市長が抑え込みに成功しつつあるという見解を示した通り、ピークアウトの目途が立ってきたからなのかもと思います。

    そして、支那責任追及の最初の一手の意味もあるんじゃないでしょうか。
    欧州も含めて全世界が一致し支那を追及し一挙に窮地に追い込めるのか? それとも、支那がアメリカの軍事プレゼンス後退・世界の混乱に乗じて、巨大な漁夫の利を得て益々肥え太るのか?

    日本はノー天気に習の来賓なぞ画策している場合じゃないく、徹底した支那警戒・早期の資本脱出に舵を切るべき判断をすべきです。

    • テドロス氏になってからは特に凄いようですねぇ。
      WHOの改革は毎年のように叫ばれているようで、先日もテドロス氏が「改革」を口にしていたようですが、碌なものではないようです。

      ご指摘の様に、アメリカと支那との確執は、貿易戦争絡みの話もありますが、それ以上に選挙戦に関連した話もあるのでしょう。
      ある意味、トランプ氏の防疫失敗ですからねぇ。
      しかし、アメリカの対応は非常に素早いモノでしたから、トランプ氏を責めるのは些か酷では無いかと。それに比べて日本の政権の何とノホホンとした状況か。まあ、死者数が増えていない事は、厚生労働省の努力も関係してはいるのでしょうけれど、基本的には日本人の生活習慣などの要因が大きい気がしますよ。