支那、これを契機に日本に対する攻勢を強める

防衛政策

河野氏が防衛相になった時に、「この人で大丈夫なのか?」と思ったのだが、外務大臣の時と同様に実に良くやっていると思う。

現場からは「スタンドプレーが目立つ」という声も聞かれるようで、「人を使う才能」があるかどうかはこれからも注視していきたいが、やるべき事をやる人が大臣であると言うことは安心感はあるね。

空自緊急発進「947回」 河野防衛相、異例のツイート

2020.4.9 12:39

河野太郎防衛相は9日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が2019年度に緊急発進(スクランブル)した回数が947回だったとツイッターで明らかにした。防衛相がツイッターで公表するのは異例。999回だった18年度より52回減った。

「産経新聞」より

その河野氏、twitterで呟いちゃったらしい。

いい加減にしろ!支那は。

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急増するスクランブル

懸念される稼働率

どれだけの人が気にしているかは知らないが、航空自衛隊の重要任務として「緊急発進(スクランブル)」というものがある。

日本の領空を侵犯するおそれのある航空機に対して、相手の確認と警告を行う任務を航空自衛隊は行っていて、その回数が大変なことになっている。

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最新のデータではないのだけれど、ここ10年程度で支那機に対するスクランブルが急増している。2012年のデータでは年間600回程度。

ところが、2019年には年間947回。2018年の999回はマシだったようだが、今年もかなりのペースで領空侵犯があるようだ。

日本の防空防衛網を守る戦闘機は何れも老朽化していて、今のところアラート任務に最新のF-35A戦闘機が就いたという話は聞かない。報道されていないだけで、「アラートハンガーに入った!」という噂もあるようなのだけれど。

ともあれ、今のところ日本の空を守れる戦闘機の数が少なくて、パイロットの数も不足気味という状況になりつつある様だ。

爆撃機も飛来させる

更に支那は武漢肺炎の猛威が振るわれる最中に爆撃機も飛ばしてくる始末。

H-6爆撃機、2月9日に宮古海峡から東シナ海へ飛行 空自が対応

2020/02/10 20:15

統合幕僚監部は2020年2月9日(日)、中国軍機4機が宮古海峡を飛行したと発表しました。確認された機種、機数は、H-6爆撃機4機です。

「Fly Team」より

いい加減にしろ。

バッチリと撮影された支那の爆撃機だが、4機編隊で宮古海峡を通過したというニュースがあった。

中国空軍のH-6爆撃機、24時間体制で飛行訓練

2020/03/30 21:25 –

中華人民解放軍空軍、東部戦区空軍のH-6爆撃機が2020年3月15日(日)、訓練飛行を実施しました。H-6は、24時間体制で飛行訓練を行っています。中国空軍のH-6は東シナ海など、日本の近くの空域を頻繁に飛行し、日本に対する存在感を示しています。

「Fly Team」より

1回や2回ではなく恒常的にやってくるのだから質が悪い。

領海にも侵入

尖閣諸島沖だけじゃない

さて、恒常的に行われているのは何も空ばかりではなく海もである。

尖閣沖 日本の領海に中国海警局の船4隻が侵入 海保が警告

2020年4月8日 12時32分

8日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入し、第11管区海上保安本部が直ちに領海から出るよう警告を続けています。

海上保安本部によりますと、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、中国海警局の船4隻が、8日午前10時ごろから相次いで日本の領海に侵入しました。

「NHKニュース」より

支那はありもしない領土問題を創り上げようと躍起になっていて、尖閣諸島について領土問題がある、だからこそ、支那がパトロールをしているのだ、というスタンスで領海侵犯を繰り返すようになってきている。

そして情けないことに、日本政府も日本国民も随分とこの問題を黙殺し続けてきた。

支那に対して声を上げるべきなのである。

尖閣沖領海に一時 中国船侵入

2020年3月20日 19時55分

20日、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻がおよそ2時間にわたって日本の領海に侵入し、第11管区海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

「NHKニュース」より

何度となく来る支那の船は、機関砲で武装している支那海警局の船だが、支那海警局は人民解放軍海軍の隷下にあるので、実質、支那の軍事作戦の一環としてこうした事が行われている。

日本としては、こうした領海侵犯に対しては相手を撃沈させるカタチで対応していかねばならない。そうあるべきなのである。

無害航行ではない

なお、相手の領海であっても「無害航行」と呼ばれる行為であれば通過することは問題がないとされている。

無害航行とは、沿岸国の平和・秩序・安全を害さないことを条件として、沿岸国に事前に通告をすること無く沿岸国の領海を他国船舶が通航することである。

こうした行為は「無害通航権」として万国の船に認められてはいる。

しかし……。

中国軍艦による我が国領海内の航行

(コラム113 2018/07/02)

一昨年(平成28年)及び昨年(平成29年)と中国軍艦による意図が不明な領海内の航行事案が生起している。

「海上自衛隊幹部学校サイト」より

小難しい言葉が並べられているが、要は支那船舶がやっている事は無害通航なんかではない、という話なのだ。であれば、毅然とした態度で示すべきなのだ。

通航だけであればまだ支那側に言い訳の余地があるが、停泊し海洋調査を行うような事までやられている。これは日本に対する明らかな敵対行為であり、およそ「無害」と呼べない。実際に支那側も何れの行為も「無害通航」であるとは認めていない。

何故ならば彼らの主張はあくまでも自国の領海に入ってパトロールをしているというものであり、無害通航を認めたらそれは即ち、日本の領海であることを認めることに繋がるからだ。

日本政府が武漢肺炎の対応に追われている時に、こうした攻勢を強めてくることが支那のやり口で、これを許してはならない。それなのに、習近平氏を国賓で呼ぼうなどと、ちょっと脳味噌が痛んでいるのでは無いか?と疑ってしまう状況なのが、現在の日本政府と国会の惨状なのである。

もちろん、武漢肺炎の対応は最優先である必要があるのだが、こうした事案にも対応していかねばならない。与党もだらしないが、野党はもっと酷い。どうにかならないのかね……。

コメント

  1. 木霊さん、おはようございます。

    昨日も支那の空母と戦闘艦5隻が宮古島のEEZ内を侵犯したようですが、アメリカは台湾海峡の中間線にイージス艦を航海させた様です。
    支那ウィルスで世界が大混乱しているタイミングですから、こういう軍事威嚇を簡単に見過ごしてはなりません。

    >ところが、2019年には年間947回。2018年の999回はマシだったようだが、今年もかなりのペースで領空侵犯があるようだ。

    1日平均で3回近くスクランブルしなきゃならないのですが、1回の発信で掛かる費用はどれくらいなんでしょう?
    この一点だけでも国の予算損失なんですからただの遺憾砲じゃなく、都度経済的な制裁措置くらい取ってもいいと思います。

    >日本政府が武漢肺炎の対応に追われている時に、こうした攻勢を強めてくることが支那のやり口で、これを許してはならない。それなのに、習近平氏を国賓で呼ぼうなどと、ちょっと脳味噌が痛んでいるのでは無いか?と疑ってしまう状況なのが、現在の日本政府と国会の惨状なのである。

    やはり、これが日本の抱える一番の問題でしょうね。
    この際はびこる支那忖度勢力を一気に壊滅し、支那皇帝なんぞ天皇陛下に絶対に謁見させてはなりません。

    支那ウィルスが終息に向かう目途が立ったら日本は世界に先駆け、いの一番に支那への賠償請求を行うくらいの根性をみせるべき!!
    厳しい緊急事態宣言に耐える事を国民に求めたのなら、その事態を招いた張本人を厳しく断罪すべきでしょう。

    • 毎日毎日よくもまあ飽きずに、と感心すらします。
      支那の執念は侮れないモノがありますが、こうした地道な戦略を積み上げていける点は強みなのかと。

      スクランブルは燃料だけでも40万円程度(増槽を必要とするようなケースだと100万円程度)はかかると言われています。それに隊員の待機やメンテナンスなどを考えると、1回で数百万円という規模なんじゃないでしょうかね。単純に平均で150万円と仮定すると1000回で150億円ですか。なかなか洒落になりませんな。
      もちろん、これの他に早期警戒機などを飛ばしたり、航空管制などを行っているので、別途コストが必要になるのかなと思いますよ。

      こうした議論が出来る人材が国会に乏しいことが問題なんでしょうけれど、いないわけでは無いので頑張って欲しいですね。

      • 木霊さん、おはようございます。

        早速スクランブル費用の情報ありがとうございました。

        >こうした議論が出来る人材が国会に乏しいことが問題なんでしょうけれど、いないわけでは無いので頑張って欲しいですね。

        二階の老害ジジイや支那にドップリの左派政党、そして腐った極左メディアにこの実態を突きつける根性の座った論客が出てきて欲しいもんです。
        こういう日本にとって不利益な行為こそ客観的数字データーを広く知らしめながら、支那の理不尽な日本侵攻の野望に警鐘をならすべき大切な論理なんですから。

        大きな国論の方向性を決める重要な対立軸なんですから、多くの国民が真剣に危機感を共有するべきと考えます。