アメリカ、武漢肺炎大国にランクイン

北米ニュース

まあ、検査すれば結果は出る。

米の感染者3万人超 増加に歯止めかからず 新型コロナウイルス

2020年3月23日 11時30分

アメリカで感染が拡大する新型コロナウイルスについて、トランプ政権は感染者が3万人を超えたと明らかにし、感染者の増加に歯止めがかからなくなっています。

アメリカのペンス副大統領はホワイトハウスで22日、トランプ大統領らとともに記者会見し、新型コロナウイルスの感染者が3万人を超えたと明らかにしました。

「NHKニュース」より

早い段階から強硬な渡航制限などの措置をとってきたアメリカだが、ここへ来て感染者の拡大に歯止めがかからない状況だ。

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感染者数の増加

日本に比べて段違いに早い増加

先ずは、日本のデータを貼っておこう。

累計患者数

累積数で1101人(23日現在)となっていて、グラフに示される通りに順調に増えている様子が分かる。喜ばしい事ではないが、別の日に示したように世界的な状況と比べると累計患者数も低めに抑えられているといって良いだろう。

ついでに、日毎の患者増加だが、こちらもある程度の数に抑えられてはいる。現状のレベルだと40~50人といったところか。

一方のアメリカは何が起こってしまったのかこんな感じだ。

データは、お馴染みアメリカのジョンホプキンズ大学のサイトからである。縦軸の尺度が異なるので、となりに並べた日本のグラフと比べるのは余り適切とは言えないのだが、増加の伸びが明らかにオカシイ事は見ての通りである。

次に示しているのが日別の感染者数増加で、左がアメリカ、右が日本となっている。これも縦軸が80倍ほど違うので比較するのは違うのだが……。日本は22日のデータがなければ「収束方向か?」と思う様な状況になりつつあるが、アメリカは今まさに増えている状況で、既に感染者累積3万人を突破してしまった状況だという。

まあ、今となっては累積数の方には余り意味がないのだけれどね。

何故そんなに患者が増えたのか?

武漢ウイルスの感染傾向から考えると、これまでは基本再生算数は3~4程度だとされていた。その数字のベースになっているのが支那のデータだから余り信用が置けないのだが、しかしそれにしては感染者数の増加のペースが速すぎる。

一方、トランプ大統領は、感染拡大が深刻化している東部ニューヨーク州と西部ワシントン州の要請に基づいて大規模災害に認定したと明らかにし、これによって2つの州は連邦政府による緊急の支援を受けることができます。

トランプ大統領は、これらの州に医療用のマスクや手袋など不足している物資を速やかに届ける考えを示し、その後、ホワイトハウスは西部カリフォルニア州についても大規模災害に認定したと明らかにしました。

「NHKニュース」より

トランプ氏も対策に躍起になっている様だが、ニューヨーク州で多数の患者が確認されてしまった。

米 ニューヨーク州 外出制限を開始 感染者1万5000人超に

2020年3月23日 12時07分

新型コロナウイルスの感染者が急速に増えているアメリカ東部のニューヨーク州は、現地時間の22日夜(日本時間23日午前)から、住民に外出を控え自宅にとどまるよう求める措置を開始しました。アメリカでは、ニューヨーク州に隣接するニュージャージー州や、中西部のイリノイ州なども住民の外出を制限するなど、影響が広がっています。

「NHKニュース」より

感染者の半分がニューヨーク州からでていることは、経済的な影響を心配させるニュースだね。

アメリカでは全米で人口の最も多い西部カリフォルニア州が、原則として外出を禁止する命令を出したほか、ニューヨーク州に隣接するニュージャージー州や、中西部イリノイ州などでも住民の外出を制限していて、影響が広がっています。

「NHKニュース」より

外出禁止の効果がはたしてどの程度通用するのやら。

これだけの感染者が出た理由は簡単で、検査数を増やしたからに他ならない。もちろん、日本国内でも検査をすれば「陽性判定の人」が多数見つかる可能性は十分にある。

 筆者が住むロサンゼルス郊外のオレンジ郡でも、この1週間で感染者数が急増し、3月17日に2週間の集会禁止が発令された。(中国からの移民や渡航者が多いオレンジ郡では、1月末に全米で3番目となる感染者が確認されている。)

 「感染者を見つけようとすればするほど、たくさん見つかる」とニコール・クイック郡保健衛生局長は言う。これまで最低限しか行われていなかった検査がようやく増えてきたことを受けての発言だ。

 被害の大きい北カリフォルニアで実施されている外出禁止令より規制は緩いが、それでもビジネスや日常生活への影響は大きい。

「時事通信」より

検査数を増やせば陽性判定者も増えるの法則だね。

皮肉なことにこのブログでアメリカで始まったドライブスルー方式の検査に触れたのは3月16日なのだが、その後辺りから急激に感染者数が増えている。もはや、乾いた笑いしか出てこない。

日本で始まったドライブスルー方式検査

さて、前回はほとんど言及出来なかったが、日本国内でもドライブスルー方式の検査が始まっている。

新型ウイルス ドライブスルーでPCR検査

2020/03/20 08:25

 新潟市は、新型コロナウイルス感染症のPCR検査で、対象者を車に乗せたまま喉や鼻の粘膜から検体を採取する「ドライブスルー方式」の運用を始めた。希望者に対応するものではなく、感染者の濃厚接触者のうち保健所が必要と認めた人に限り実施している。1日20~30人の検体を採取でき、迅速な検査が可能となった。市は「健康観察期間中の濃厚接触者の方に、安全安心を早く提供したい」としている。

~~略~~

 ドライブスルー方式は屋外のため感染リスクが低く、手袋の交換だけで効率よく行える利点がある。19日現在で濃厚接触者の検査272件のうち、大半をドライブスルー方式で検体採取した。

「新潟日報」より

検査が行えていない現状があるのは事実だが、しかし手袋の交換だけで本当に感染リスクを抑えることが可能なのだろうか?

ドライブスルー方式で福祉施設職員が「新型コロナ」検査 名古屋市

2020/3/19 16:00

19日午前、名古屋市の医療機関の駐車場で、韓国などでも実施されている車に乗ったまま喉の粘液などを採取するドライブスルー方式の検査が行われました。

「中京テレビ」より

愛知県と新潟市では既にドライブスルー方式の検査が行われているが、検査しているのは福祉施設の職員だと言うから笑ってしまう。(福祉施設の職員が検査を受けた、という理解をすべきだったようです)

特に愛知県では感染者数がそろそろ全国でトップレベルとなる。北海道に続いて全国2位だが、集団感染するリスクは北海道よりも高かろう。 福祉施設の職員が一体どんな医療的トレーニングを積んでいるというのか?

検査数を増やす事が重要なのではなく、重症者にいち早く対応することが重要なのである。結局のところ、アホな知事がいる県ではどうしようもないということか。

「検査すること」が目的になると、碌な結果にならない。

検査は安心を得るため

いま、アメリカで始められている検査も、安心を得る為の検査である。しかし、検査すればするほど感染者が見つかって大騒ぎというのが実情だ。

検査に優先順位へ

 この状況から、検査数拡大を重視してきた米政府は、ここにきて、検査に優先順位をつける方向へとシフトし始めた。

 米国時間3月21日、ペンス副大統領は検査のガイドラインを発表、感染リスクが高い「入院している患者、医療従事者、症状を見せている介護施設の居住者、心臓や肺に基礎疾患を抱える65歳以上の高齢者」を優先的に検査することに対して、国民に理解を求めたのだ。日本同様、軽い症状の人々の検査は後回しにされることなったのである。

「yahooニュース」より

そこで、方針転換を目指すと言うことらしい。

そもそも重症化率は2割程度だといわれている武漢肺炎。肺炎様の症状が出てから隔離したとしても、それほど大きな問題とはならない。そういう意味では支那の方針は間違っているとは言い難い。

感染者ゼロはやり過ぎだが、メディアで騒いだところで人々への恐怖心を煽る程度の効果しか得られないので「患者数」を発表したところで意味は無い。発病した人を早急に隔離。そして、治療という流れを作るべきである。

もちろん、アメリカの医療体制を考えると、重症化した人が回復したとして、その治療費をどうするのか?という問題は出てきてしまう。保険に入っている人でもその費用の捻出はなかなか困難だと言われているが、無保険の方は、場合によっては治療が打ち切られてしまう。

重症化から回復しても経済的に死んでしまうリスクはあるのだ。

アメリカと支那が非難の応酬

不毛な論争

コメントにも頂いていたが、アメリカと支那とが批難の応酬をやっている様だ。

新型コロナウイルスの感染拡大めぐり米中が非難の応酬

2020年3月22日 18時22分

アメリカと中国は新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、互いに非難を強めています。

中国外務省の趙立堅報道官は今月12日、新型コロナウイルスについて「アメリカ軍が中国に持ち込んだものかもしれない」とツイッターに投稿しました。

これに対し、アメリカのポンペイオ国務長官は16日、中国の外交を統括する楊潔※チ政治局委員と電話で会談し、中国が感染拡大の責任をアメリカに転嫁しているとして強く反発しました。

また、トランプ大統領は、この日から新型コロナウイルスを「中国のウイルス」と呼び始めました。

「NHKニュース」より

支那の態度には辟易するが、しかし今回の件でお互いに責任を擦りあっても余り意味は無い。

こうした中、アメリカは今月に入り、中国メディア5社に対し、アメリカ国内にいる中国人記者らの数を、それまでの160人から、100人に制限すると発表しました。

これに対し、中国政府は、アメリカの有力紙「ニューヨーク・タイムズ」や「ワシントン・ポスト」など3社のアメリカ人記者について、記者証をすぐに返還させ、今後、中国での活動を認めないと通告。

中国外務省の報道官は、アメリカの理不尽な圧力への対抗措置だと正当化しました。

「NHKニュース」より

しかし、責任の押し付け合いから発展して、記者の活動禁止などに発展すると、言論に対する懸念が広がってしまって宜しく無い。

……まあ、支那の記者は政府の息がかかっている可能性が高いので、アメリカは公式スパイの活動を禁止したというような見方も出来る。

アメリカ軍が武漢肺炎を武漢に持ち込んだ?

一応、支那の意見の方を浚ってみよう。

昨年、中国建国70周年を迎えたことにより、昨年の10月18日から27日まで武漢で世界軍人体育大会が開かれ、米国など105か国の軍人たちが参加した。

この報道官は科学的根拠を示すことなく、当時 体育大会に参加したアメリカ軍がウイルスを拡散させた可能性があると主張している。

中国外務省の別の報道官である華春瑩氏もツイッターで「米国でインフルエンザの診断を受けた一部の事例は、実際は新型コロナであった」とし「この病気を“中国コロナウイルス”と呼ぶのは不適切である」と主張した。

「yahooニュース」より

なんと根拠薄弱な……。

支那が指摘しているのは、2019年10月18日~27日の日程で開催された世界軍人体育大会(ミリタリーワールドゲームス)で、武漢ウイルスが媒介されたと言うことらしい。確かに、ミリタリーワールドゲームスはその日程で武漢市にて開催されている。

この参加者の中にインフルエンザの感染者がいた可能性はあるだろう。だが、それが武漢肺炎だった可能性は妄想の産物というしか無い。何しろ状況証拠しか無いのだ。

渡航取りやめを勧告

さて、こうした口論を繰り広げているだけではなく、アメリカは懸念材料となっていた日本からの渡航に関しても制限を課すことを決めた。

米疾病対策センター 日本をレベル3 渡航取りやめを勧告

2020年3月22日 17時01分

アメリカCDC=疾病対策センターは21日、各国への渡航情報を更新し、日本への渡航情報を3段階ある注意情報のうち、最も上の「レベル3」に引き上げ、すべての人に対し不要不急の渡航を取りやめるよう勧告しました。

「NHKニュース」より

同じレベル3であっても、他国との扱いは少々違う様だ。

だが、そうだとしても制限を加えられたことには変わらない。もはや世界のあちこちで鎖国を始めている状況になっている。アメリカがそうなったとしても不思議は無いだろう。そして、現状のアメリカに日本から渡航するというのも、余り得策ではない。

米国へ「不要不急の渡航」やめて 外務省が注意情報更新

2020年3月22日 16時33分

新型コロナウイルスの感染症をめぐり、外務省は22日、感染が拡大する米国の全土を対象に「感染症危険情報」を、4段階のうちの、上から3番目にあたる「レベル2」(不要不急の渡航をやめるように呼びかけ)に引き上げた。日本政府は18日、全世界を「レベル1」(十分注意)としていた。米国が「レベル2」となるのは初めて。

「朝日新聞」より

当然、日本側からも勧告は出している。

こういった状況も経済への悪影響はあるのだろう。しかし、それでもアメリカにしてみればこの感染の勢いを止められないことには経済的ダメージも計り知れない。多分、もっと大掛かりな対策を打ってくるに違いない。

日本はイマココで気を緩めるべきではなく、一層の感染症対策をやるべきだろう。そろそろ意識的に息切れする人も、経済的に息切れする人も増えてきていると思われる。

コメント

  1. >支那が指摘しているのは、2019年10月18日~27日の日程で開催された世界軍人体育大会
    >(ミリタリーワールドゲームス)で、武漢ウイルスが媒介されたと言うことらしい。

    世界軍人体育大会(ミリタリーワールドゲームス)で、武漢から米国に新型コロナウイルスが持ち込まれた可能性を疑ってしまいますね。

    米国のインフルエンザは、2019年11月末には流行状態にあったようです。
    ソース)日刊ゲンダイ「米でもインフルエンザ大流行 ルイジアナ州では例年の13倍」2019年12月12日
    >ルイジアナ州の統計によれば同じく11月の時点で、トータルで約6900人もの患者が
    >発生し、この数は昨年の約13倍と発表されています。

    一方、9月末までのインフルエンザは、流行状態になかったようです。
    ソース)国際医学情報センター「最新情報:インフルエンザ活動性 ― アメリカおよび世界、2019年5月19日~9月28日、および2020年南半球インフルエンザワクチン組成」2019/10/11
    >2019年5月19日から9月28日(調査期間:week21からweek39)まで、アメリカではインフルエンザAウイルスと
    >インフルエンザBウイルスが共循環していたが、インフルエンザの活動レベルは低かった。
    (中略)
    >CDCのNational Center for Health Statistics Mortality Surveillance Systemによると、
    >肺炎およびインフルエンザに起因する死亡の割合は、この期間中の流行性の基準値を
    >下回っていた。

    なので、アメリカのインフルエンザの大流行は、世界軍人体育大会(ミリタリーワールドゲームス)開始後の可能性が大きいのではないか?と考えます。
    ただ、気になる情報もあります。

    ソース)ダラス生活ガイド(dallajapa.com)「フォートワース地域でインフルエンザによる2人目の子供の死者が出る」2019.12.30
    >ローカルの健康局の記録によると、現在、増えているダラス・フォートワースのインフルエンザ患者の
    >症状を見ると、インフルエンザ検査の結果が陰性と出ても、胸のレントゲン結果で肺炎を
    >起こしていると分かるケースが多いらしい。

    これって、インフルエンザじゃなく、新型コロナウイルスなんじゃ・・・

    さらに、調べている途中で、こんな記事が見つかりました。

    ソース)CNN「中国、地元開催の国際スポーツ大会で失格処分 「大規模な不正」発覚」2019.10.26
    >不正が発覚したのは20日に行われたオリエンテーリング競技の中距離クラス。
    (中略)
    >これらの選手が地元の観客の手助けを受けていたことが明らかになった。観客らはコースに印を置いたり、
    >あらかじめ特別な経路を準備したりしていた。こうした手助けの存在に気づいていたのは中国選手だけ
    >だったという。
    ソース)BBC「中国代表、近道を使って上位入賞 軍人アスリートの国際大会で」2019年10月25日
    >不正があったのは、地図とコンパスのみを使い、山野に設置されたポイントをスタート地点から
    >指定された順序で通過し、ゴールまでの所要時間を競う「オリエンテーリング」。
    (中略)
    >これらの選手が観客が事前にしるしをつけて準備した近道を使っていたことが発覚。
    >国際オリエンテーリング連盟(IOF)は、オリエンテーリングの中国代表選手全員を失格にした。
    (中略)
    >中国代表は失格処分を取り消すよう求めてきたという。

    中国が感染拡大の責任をアメリカに転嫁している可能性は十分あると考えます。

    • 詳しくありがとうございます。
      正直、武漢ウイルスを解析すれば、何に由来するウイルスかは検討が付くんじゃないのかな?と、考えています。
      当初は「コウモリだ」「センザンコウだ」等と言われていましたが、何れにしても武漢でそれが出てくる事は不自然なものだったようですし、最初、ウイルス株を出し渋っていたことを考えると、支那が怪しい事は間違いないような気がします。

      アメリカにいつウイルスが渡ったのか?
      この辺りも追跡調査をやるんじゃないでしょうかね。
      今はそれどころではなくなっているようですが……。

  2. 連投失礼します。

    >愛知県と新潟市では既にドライブスルー方式の検査が行われているが、検査しているのは
    >福祉施設の職員だと言うから笑ってしまう。

    これ、引用記事の見出しに惑わされた誤読です(見出しの「てにおは」が悪い)

    検査を受けているのが「福祉施設の職員」(通所介護(デイサービス)事業所の職員)というのが事実です。
    検査(というか試料採取)している(主語になるはずの)担当者は、書かれていません。検査している担当者は、保健所または駐車場を提供した医療機関の医療関係者ではないかと考えます。

    別記事を引用します。ソース)下野新聞「ドライブスルーで検査、名古屋市」
    >名古屋市は19日、利用者らの新型コロナウイルス感染が確認された市内の複数の通所介護
    >(デイサービス)事業所の職員を対象に、車に乗ったまま喉の粘液などを採取するドライブ
    >スルー方式の検査を市内の医療機関駐車場で行った。
    >市によると、対象は症状の出ていない職員ら約50人。現在は職場復帰に向けて自宅待機中。

    引用記事の見出しを直すとしたら「ドライブスルー方式で福祉施設職員を「新型コロナ」検査 名古屋市」という感じでしょうか。

    なお、韓国での「ドライブスルー方式の検査」との違いを指摘しておきます。
    ・名古屋:対象は、範囲限定の無症状者
    ・韓国:対象は、不特定者

    • ご指摘ありがとうございます。、
      なるほど、変な話だとは思っていましたが、福祉職員が検査をしているのでは無く、検査を受けているのですか。それならば不自然ではありませんね。
      引用した記事が不味かった様ですね。

      お詫びして訂正します。