国内初、武漢肺炎での死者

政策

遅かったか。

それでも、今からでも止めるべきだろう。日本は更に次のステージに移ってしまった。当然ながら新たな対策は必要だ。状況が落ち着くまで日本は鎖国するしか無いかも知れない。

既にステージは「日本防衛」という事態に至っているのである。

安倍首相「感染の拡大抑える」新型ウイルス 国内初の死者で

2020年2月14日 8時01分

国内で初めて新型コロナウイルスの感染者が死亡したことを受けて、安倍総理大臣は14日朝、記者団に対し、検査体制や治療体制の拡充を加速させ、感染の拡大や感染者の重症化の防止に取り組む考えを示しました。

「NHKニュース」より

この国内初の死者のケースはかなり深刻である。

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国内での感染爆発はもう止められない

日本人同士の感染か?

今のところこの死亡した女性の感染経緯に関してはハッキリしていない。

新型ウイルス 国内で初の死者 神奈川の女性 ほかに3人感染確認

2020年2月14日 5時37分

神奈川県に住む80代の女性が新型コロナウイルスに感染し、13 日、死亡したことがわかりました。国内で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは初めてです。女性の義理の息子のタクシー運転手の男性も感染が確認され、厚生労働省は感染経路を調べています。

「NHKニュース」より

非常に残念なことだが、死亡した女性の感染が発覚したのは、死亡した後の話であるとされている。

おとといの記事でも書いたように思うが、日本の検査能力というのは極めて脆弱である。その事は、日本政府も認めている。

政府、新型コロナウイルスの検査体制を1日300件から1000件へ拡充へ

2020.02.13 08:00

政府は、今後1週間を目処に、新型コロナウイルス(2019-nCoV/SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)の検査体制の拡充を図る。本誌の取材では、2020年2月12日までに、厚生労働省や国立感染症研究所(感染研)などからの打診を受け、受託臨床検査事業を手掛ける複数の企業が検査の実施を検討していることが明らかになった。

「日経バイオテクONLINE」より

1日300件程度しか検査できないというのは、クルーズ船の状況を見ていてもハッキリしていた。検査数を見ていると、クルーズ船とチャーター機で手一杯な状況である。

なぜそんな状況で支那からの旅行客を受け入れていたのかが、僕には理解が出来ない。

しかし、その事を今指摘したところで、何の意味も無い。

さておき、死亡した80代の女性は感染者と濃厚接触したかどうかもハッキリしない。

新型ウイルス 東京都内の70代タクシー運転手 感染確認

2020年2月13日 21時19分

加藤厚生労働大臣は、東京都の70代のタクシー運転手の男性が感染したことを明らかにしました。

この男性は1月29日に発熱し、都内の医療機関を受診しましたが、症状が改善しないため、2月3日に再受診したところ、別の都内の病院を紹介されて、診察を受けたということです。

「NHKニュース」より

こちらの男性は死亡した女性の義理の息子ということらしい。が、感染の順番や経路を考えると、果たして直接接触による感染があったのかどうかも怪しいようだ。

医師の感染も確認

そしてこちらは和歌山県である。

新型ウイルス 和歌山県内 50代医師の感染確認

2020年2月13日 22時35分

和歌山県湯浅町の病院に勤務する50代の外科医の男性が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。県はこの病院について、新規の患者の受け入れをやめ入院患者は全員、検査を行ったうえで病院内にとどまってもらうことにしています。

「NHKニュース」より

もはや医療現場の崩壊の足音すら聞こえて来ている。

日本の現状を支えているのは高度に発達した医療体制なのだが、検疫官が感染し、医師も感染した。この期に及んで「対策を検討する」は無いでしょう?安倍さん。

新型コロナウイルス 千葉県20代男性の感染確認 直近渡航歴なし

2020年2月13日 21時37分

千葉県内に住む20代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。今月2日に発症する前の14日以内に海外への渡航歴はなかったということで、千葉県が感染経路などを詳しく調べています。

「NHKニュース」より

感染者は、日本国内に潜在的に1,000人レベルでいるはずだ。

そうすると、現在の日本の検査態勢ではもはや感染特定を行う事ができない。冷静に対処すべきではあるが、個人では手洗いうがいをしっかりするという「個人で身を守る方針」を貫いて貰うより他に道が無い。

武漢肺炎がインフルエンザよりも質が悪いかどうか?は、ハッキリ分からない。評価が難しいというのが現状だ。ただ、武漢の惨状を見るに、何かの条件を満たせばああなる可能性はあるのだろう。

支那では緊急事態を迎えている

既に支那が緊急事態を迎えていることは言及した。

こちらの記事では触れていないが、こんな話も出てきている。

広州市と深セン市、個人資産収用を緊急立法「実質上、軍の管理下に置かれる」

2020年02月13日 21時33分

中国広東省広州市と深セン市の人民代表大会(議会に相当)は2月11日、防疫対策の一環として、両市政府が緊急時に個人資産を収用できるよう立法した。専門家は、中国当局が新型肺炎の感染拡大を口実に、市民の資産や物資を強制的に没収する恐れがあるとの見方を示した。

「大紀元」より

とんでもない話ではあるが、支那の地方議会は市政府が緊急時に個人資産を収用できるような方針を示した。

凄い話だが、下手をすればこれを使って地方政府が中央から独立などと言う事もありうるかも知れない。

共産党中央軍事委員会は2月10日、軍と地方政府の連携や交流を厳禁する13の禁止令を出した。

中国軍にパイプを持つ学者の鄭凱夫氏は「典型的な戦争時の命令だ。同時に、軍の機密情報の漏えいや、一部の軍人が地方政府と関わり合い反旗を翻すことを防げる」と語った。

「大紀元」より

記事では中央からの指示で、お金を集める手段を高じたというような事が書かれているが、どちらかというと中央が地方政府の力を削ぐ目的でこうしたことを画策しているような節もある。

武漢肺炎兵器説に乗っかるつもりはないが、もしかして中央が武漢を攻撃したということだった、なんてシナリオすら考える必要はあるかも知れない。

超法規的措置

法律に基づかなくとも非常事態宣言を出すべきだ

さて、冒頭の安倍氏の発言に言及していく。

そのうえで、政府の対策本部が13日、緊急の対応策をまとめたことを踏まえ、「緊急対策にも盛り込んだが、政府としては、各地の自治体と連携して、検査体制の拡充、そして、感染者の治療体制の充実を一層加速することによって、感染の拡大を抑えるとともに、感染者の重症化防止に取り組んでいく考えだ」と述べました。

このあと、安倍総理大臣は、加藤厚生労働大臣らと会談し、国内の感染状況などについて報告を受けました。

「NHKニュース」より

温いなぁ。

もはや、「検査態勢の拡充」「感染者治療体制の充実」などということを言っている場合ではないことは明らかになってきた。もちろん、それらはやるべき事ではあるんだけど。

この段階で、政治家としての決断をすべきなのである。

支那にべったりのWHOからですら非常事態宣言が出ているのだ。法的根拠は無かろうが、日本が生き残るべき手段はしっかり講ずる必要がある。

では、非常事態宣言を出してどうするのか?ということなのだが、冒頭に書いたように現実的では無いかも知れないが、半分鎖国のような形を採るしか無いと思う。強いことを言って目立とうとするつもりでは無いか?と勘ぐられるかもしれない。だが、事態は急を要するのである。

支那からの旅行者はすべて送り返す。日本に滞在している支那を経由して日本に訪れた旅行者にも申し訳無いけれどもお帰り頂く。費用は日本持ちで構わないので強制的に送り返す。

その上で、海外からの旅行客は入国できないような措置をとる。既に日本は「感染国」として世界的に危険視されつつあるのだ。日本に対する渡航を禁じる国が既に出始めているが、思い切ってその対象を広げるべきだろう。

こうして外からの流入をシャットダウンしたうえで、国内の感染者の特定をして隔離をするべきなのだと思う。最悪なのは感染爆発に至る事だ。それは何としても回避すべきだろう。

致死率や感染率がインフルエンザ並みということであれば、「そこまで騒ぐ必要はない」という話になるかもしれない、だがそうだとしたら、武漢のあの惨状はインフルエンザで引き起こされるのか?という話だ。インフルエンザには特効薬があるが、武漢肺炎に特効薬は無いのだ。

この様な判断は早い段階で行う必要がある。二人目の死者が出る前に決断すべきだ。今から1ヶ月は覚悟すべきだろうね。

大げさかもしてないし、そんなことをすれば日本の経済はガタガタになってしまうだろう。しかしそれでも多数の死者が出るような事態を迎えるよりはマシなのである。

気温が上がれば収束する?

一つ気になるのは、インフルエンザのような感染症が流行る季節に、武漢肺炎が発生したことだ。これの意味することは、インフルエンザのように、あるいはSARSのように武漢肺炎の猛威が収まっていく可能性はある。

SARSが騒ぎになったのは2003年の4月以降で、夏頃になってその騒ぎは収束した。

2002年11月、広東省の古都仏山市で「謎の肺炎」が発生しました。 インフルエンザのような症状で始まり、抗生物質が効かず、重症化す る点が問題でした。2003年1月下旬に広東省の広州市でも流行が始 まり、2月上中旬にピークをむかえ、3月には香港で大流行し、香港か ら6大陸に広がったのです。 WHOは3月、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」と名付け、3月15日、 広東省・香港への「渡航自粛勧告」を出しました。異例のことです。 日本では、3月12日のWHOの緊急情報の発表を受けて、即日医療 機関等に周知をはかるとともに、検疫体制を強化いたしました。

https://www.med.or.jp/kansen/travel_sars.pdf

SARSと同じ経過を辿ると考えれば、2月中旬にピークを迎えて4月までには収束するだろうと言う事になる。実際にその様な予測を出していた専門家もいたのだが、しかし、武漢市及び湖北省がその発表形式を変更したことにより、この目論見は崩れた。

湖北省以外ではどうなのか?というケースを検証する必要もあるだろうが、浙江省杭州市で似たような状況が発生しつつある。武漢封鎖は既に失敗したのだから、今後、散発的に支那国内で感染爆発が起こる可能性はあるだろう。

そうだとすると、支那国内での感染拡大はしばらく収まらないだろう。

果たして4月頃迄にその状況が落ち着くのだろうか?

既に、東京、千葉、神奈川からの感染者確認の報道が出ている。報道されてはいないが、僕自身はその他に大阪、愛知、沖縄、北海道辺りは感染者が既にいるのだろうと予想している。あ、大阪はバスガイドさんがいたか。

UPDATE 1-日本国内で流行しているわけでない=クルーズ船の新型肺炎拡大で官房長官

2020年2月13日 / 17:02 / 18時間前更新

菅義偉官房長官は13日午後の会見で、横浜港に接岸しているクルーズ船の乗客・乗員の新型肺炎感染者が増加していることについて、世界保健機関(WHO)の統計でも、日本国内での感染者とは別にしており、日本国内で流行している状況では決してないとの見解を強調した。

「ロイター」より

菅さん、もはやフェーズは変わったんだよ。

一昨日の段階で予測できていた話じゃ無いか。

この記事の時点ではクルーズ船の患者が中心的な問題であったが、日本国内でも重症化する人が出た時点で、それがクルーズ船に乗船していた方々であっても、気を引き締めるべきであった。日本国内であっても重症化するのだと。

そして、本日死者が出たという報道があった。この報道より、感染は1月初旬から中旬にかけての機関では無かったのかという風に分析されている。1月22日には倦怠感を感じていたと言うから、日本国内でも既に感染が広がっていた証拠として判断すべき事案である。

菅氏がその事を把握していなかったのは大変残念だが、13日には感染が確認されている事を考えると、「国内で流行している状況では決してない」というのは完全に間違いであった。

証拠が出た以上、日本は国会どころではなく早急に事態に対処すべきで、そのための方策を発表すべきだろう。

僕が提案している方法は些か過激だが、もはやそういうフェーズに移ってきていると自覚すべきだろう。「いつか収束する」なんて甘い事を言っている場合ではないのである。

五輪 新型ウイルスでの「中止や延期は検討せず」組織委 森会長

2020年2月13日 12時00分

東京オリンピックの準備状況を確認するIOC=国際オリンピック委員会と大会組織委員会による事務折衝が始まり、森会長は感染が拡大している新型のコロナウイルスについて対応を進める方針を改めて示し、「東京大会が中止されるなどと無責任なデマが流されたが、中止や延期は検討していない」と強調しました。

「NHKニュース」より

甘い事言ってんじゃねーよ!

中止で良いよ、それ。

……最低限、入国制限は強化してよ!安倍さん!

追記

コメント頂いていたが、早速、沖縄が。

沖縄で感染確認 60代の女性タクシー運転手 新型肺炎

2020.2.14 16:10

沖縄県は14日、県内の60代のタクシー運転手の女性が新型コロナウイルスに感染していることを確認した。

「産経新聞」より

タクシー運転手だとのこと。ダイヤモンド・プリンセス号寄港の際に貰っちゃったという記事になっているけれど、さて、どうなんだろう。

タクシー運転手だと、不特定多数の乗客と接触するリスクはあるよね。

コメント

  1. 皆さま、今日は

    私、岡山在住ですが、毎年2月に岡山市西大寺の観音院で「会陽」が行われます。有名な裸祭りなので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。今年は明日。

    この祭り、保菌者がいたら一気に感染を拡大させる可能性が高い。濃厚接触なんてものではない。主催者にTelしましたけど、どうやら開催するようです。

    あまりにも危機意識がないのではありませんか
    ニュース等で色々報道されていますが、どこか「TV画面の向こう側、別世界の出来事」という感覚があるみたいです。自分の事なんですよ・・・

    • 日本の首相が「非常事態」を宣言すれば、そうした会場での防疫体制も多少は考慮されるハズなんですけどね。
      ただ、経済的な影響は避けられません。

      責任をとるのが嫌なのかも知れませんね。政治家が。

  2. いつも拝見させていただいています。

    早速、沖縄で感染の疑いがある方が出てきましたね・・・

    今日の1600に結果が判明するみたいですが、何事もなければよいですね。

    • 沖縄の方は確定しちゃいましたね。
      タクシー運転手の受難は続きそうです。

  3. 中国製部品が届かないので、日産国内工場が一部操業停止。

    • 聞くところによると、トヨタもそろそろヤバイとか言う話を。
      結局、サプライチェーンに穴が空くのは避けられないようです。

  4. 遅きに失してるとは思えど、いまからでもいいから、やっぱり、中国本土からの旅行客の受け入れ拒否するあるよろし!オリンピックとかあって踏ん切りがつかないんだろうが、オリンピックより自国民の安全が重要あるよ‼︎

    • 今回の対処、結果的には「大したことなかった」という結論に落ち着く可能性はあります。
      しかし……、オリンピックには間に合わない可能性は高そうです。

      そうなった時に、「早く判断すべきだった」という結論にならない事を祈っていますよ。

  5. 木霊さん、おはようございます。

    >既にステージは「日本防衛」という事態に至っているのである。
    >おとといの記事でも書いたように思うが、日本の検査能力というのは極めて脆弱である。その事は、日本政府も認めている。

    支那に進出している企業活動(依存度高すぎ)への影響とか、支那からのサプライチェーン破綻で経済活動がどうなるかとか言ってる場合じゃなくなってきましたね。

    そんな中でミュンヘンで開催中の安全保障会議の外相会談で、習氏の国賓訪日は予定通り進めていくそうです。
    この状況でしかも保守の一部とはいえ反対論が出ているのに、いったい何を考えているのやらサッパリ判りません。

    サプライチェーン・輸出入を含めた経済構造が、完全に支那に絡めとられてる現実が見えてくるようで南朝鮮の事を笑っている立場じゃない気がします。
    政治家は無論ですが経済界もズブズブの関係から早く脱却すべきだった...、リスクマネジメントの欠如の責任は極めて重いと考えます。

    諭吉翁の富国論は「国に頼らない企業の自主自立」が要諦と思っていますが、苦しくなったらいつも国にすがりついてきた企業人達を僕は心底軽蔑しています。

    P.S.
    南朝鮮はもっと深刻でデフォルトさえ現実味を帯びてきましたが、日本だってこの武漢肺炎一発でそれに近い状況に追い込まれるかもです。

    • 日本防衛の観点から云えば、今回の政府の対応は完全に失策だったでしょう。
      今後の対応を睨んで、サプライチェーンの切替を急ぐべきかな、と、そんな風に思っています。