もはや、狂想曲の様相を呈してきたという表現で本当に良いかどうか不安になってきた。
香港発のクルーズ船 入港認めず香港に戻るよう要請へ 政府
2020年2月7日 6時06分
新型コロナウイルスへの感染の疑いがある乗客を乗せて、日本への入港を予定している香港発のクルーズ船について、政府は乗船する外国人の入国を拒否するとともに、入港そのものも認めず、香港に戻るよう要請する考えです。
「NHKニュース」より
このニュースのタイトルだけを読んで「非人道的だ!」と騒ぐ人もいるだろう。
だが、そんな事態では無くなってきた。
香港発のクルーズ船でも
ウエステルダム
今回問題になったクルーズ船は、「ウエステルダム」という船だ。

この船、香港発で乗客1455人、乗員802人。
政府関係者によりますと、「ウエステルダム」は香港発着のクルーズ船で、今月1日に香港を出発しましたが、台湾などで入港を拒否され、沖縄への入港を認めるよう日本側に求めてきたということです。
「NHKニュース」より
このクルーズ船、感染の疑いのある乗客が乗っている時点でクルーズを中止して然るべきなのだが、そういう判断をせずに沖縄に入港を求めているらしい。
香港発ならば香港に戻るべきである。これが日本政府の考えだが、クルーズを計画している会社は別の考えを持っているようだ。
2020/1/30 HAL 上海寄港を横浜に変更 1日発の「ウエステルダム」
米ホーランドアメリカライン(HAL)は、2月1日に香港を出る「ウエステルダム」(82,862総トン)の2週間クルーズの最終寄港地(目的地)を上海から横浜に変更する。同クルーズは、香港からフィリピン、台湾、沖縄、九州などを経て上海に向かうルートを予定していたが、新型コロナウイルスによる肺炎が中国国内で猛威を振るっており、米国衛生当局の指導もあり変更を決めたという。
「みなと総研のサイト」より
勝手な話だが、最終寄港地を横浜に変更ってどうなの。
2月1日発ならばクルーズ自体を取りやめるべきだった。その時点で支那はパンデミックに陥っていたと言っても過言ではない。そこから乗客を乗せてのんびりクルーズというのは、狂気の沙汰だ。
船という逃げられない空間に患者がいれば、どんなことになるかは想像が付くだろうに。
クルーズはまだまだ企画されるよ
しかし、豪華客船の規格そのものはそれなりにコストがかかるものらしく、この期に及んでも中止にはしたくない模様。
それ以降のクルーズは、寄港地などの変更を考えない場合、2月29日発の上海~香港、3月14日発の香港~横浜、3月28日発の横浜~横浜、4月11日発の横浜~横浜、4月25日発の横浜~バンクーバーの計5コースある。これらの中で中国本土に寄港するコースは2月15日発、3月14日発の2本で、いずれも上海、天津、大連に寄る予定。
「みなと総研のサイト」より
もはや、支那人が世界各国に武漢肺炎を媒介していることは疑い様が無い。
WHOの局長は寝ぼけた事を言っているが、むしろ支那こそ、現時点を以て鎖国状態になり、事態を収束させるために全力を尽くすべきだろう。
新型肺炎 WHO事務局長 各国の相次ぐ渡航制限に懸念表明
2020年2月3日 21時09分
新型のコロナウイルスの感染が広がる中、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は「渡航や貿易を不用意に妨げる必要はどこにもない」と述べ、中国から渡航する人の入国を禁止する国が相次いでいることに懸念を示しました。
スイスのジュネーブにあるWHOの本部では3日、執行理事会が始まり、5月に開かれる総会に向けた提案などについての議論が始まりました。
冒頭で、テドロス事務局長は、新型のコロナウイルスの感染が世界に広がる中、中国から渡航する人の入国を禁止する国が相次いでいる現状について、「渡航や貿易を不用意に妨げる必要はどこにもない。証拠に基づいた決定をするようすべての国に求める」と述べました。
「NHKニュース」より
この事務局長のテドロス氏、支那からたっぷりと金を貰っているのか知らないが、こんなことを言って、支那の武漢肺炎封じ込め作戦失敗を助長させたら、どうやって責任をとるつもりなのか。死者がこれだけ出ているのに、である。
WHOが安全サイドでの対策を声高に叫ぶべきなのに、何故こんな対応なのか。こうした発言に支えられてクルーズ企画はまだまだ続いているようだ。
香港の決断
一方、今回のクルーズ船の出発地点である香港では、武漢肺炎に対してどのような対策をとっているのだろうか。
香港、大陸からの渡航者を全員隔離へ 新型ウイルス
2020年02月6日
新型コロナウイルスの流行を受け、香港自治政府は5日、中国大陸からの渡航者全員に14日間の隔離措置を行うと発表した。8日から施行される。
「BBC」より
香港では早い段階で支那からの流入を止める措置を発表したが、これが功を奏したかというと、そうではなかったようだ。
支那の犬と言われていた香港行政局の長官である林鄭月娥氏も、流石に決断をしたようだ。
これは、大英断と言うよりは香港の医療制度の問題で、背に腹は代えられないからだ。香港は支那本土とは違って保険制度がそれなりに機能しているので、支那から病人を際限なく受け入れるような状態はなんとしても避けたい。
香港は医療水準が極めて高い事に食らえて、最先端の治療を少額の費用負担で受けられる制度を採用している。だからこそ、の決断だと言える。
新型肺炎 香港で初の死者 中国本土以外では2人目
2020年2月4日 20時18分
香港政府は、中国の湖北省武漢を訪れたあと新型のコロナウイルスへの感染が確認された39歳の男性が4日午前、死亡したと発表しました。新型のコロナウイルスへの感染で死者が確認されたのは、中国本土以外ではフィリピンに次いで2人目です。
「NHKニュース」より
しかし、死者は出てしまったし、感染者の増加も食い止める事はできなかった。
香港ではこれまでに17人の感染者が確認されていて、今回、死亡した男性の72歳の母親も感染していることが分かっています。
「NHKニュース」より
日本でも恐るべきスピードで感染者が増えているが、香港もあの狭い土地でこれだけの感染者が出ている。他人事では済まないのだ。
WHOが何を言おうと、自国の民を守るという重要な使命があるのがその国の長たる者の努めだ。香港はそういう意味でも、早い段階で決断をするしか無かったのだろう。
しかしそれでも遅すぎたのだけれど。
ダイヤモンド・プリンセスの感染者は更に増加
更に増える感染者
予想以上に感染者がいると思われるのが、昨日記事にしたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」なのだけれども、昨日の時点では20人の感染者がいる事が分かっていた。昨日の時点での検査が終わった乗客、乗員は102人/3711人であった。
で、今日はどうなったのか?
新型ウイルス クルーズ船で新たに41人感染確認 重症者おらず
2020年2月7日 10時28分
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、新たに41人の感染が確認されました。
「NHKニュース」より
新たに41人?!
クルーズ船の乗員と乗客合わせて3700人余りのうち発熱やせきなどの症状があったり、症状がある人と濃厚接触したりして検体を採取した合わせて273人のウイルス検査がこれで終わったことになります。
「NHKニュース」より
えーっと、現時点で検査が終わった乗客、乗員は273人/3711人で、感染者は61人だ。この数字、スーパースプレッダーとなった香港人は含まれていない。
スーパースプレッダーは、日本から香港へ。……絶望的な話だな。香港も支那からの渡航を遮断しても、日本を経由して香港に戻ったスーパースプレッダーの入国を防ぐ事はできなかった。日本だってもはや笑えない状況である。もはや、支那からの渡航者を足止めしたところで何の意味も無いことを示しているからだ。
感染率は2割?!
さて、61人の感染者の扱いについて、日本国内の複数の病院に搬送されたという事になっているようだ。
人命には代えられないので、その事に文句を言うつもりは無いのだが、日本政府の対応は本当にこれでいいのか?
香港発のクルーズ船「ウエステルダム」の入国拒否は当然の対応だったにしても、既に入国しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」は阿鼻叫喚の地獄絵図である。
流石に、「症状の出ていない人は検査もさせずに帰宅させる」という意味の分からない判断をしたというのは、どうやら誤報だったようで、未だに帰れずにいるらしい。
感染者を除く乗客乗員約3600人は、船内の客室などで待機し、下船は20日以降となる。同省は船内待機者のうち、感染すると重症化の恐れがある高齢者や持病のある人に対しては、症状がなくても検査する方針。
「時事通信」より
クルーズ船内に留め置く措置が本当に正しいのかもよく分からないが、国内蔓延を防ぐ為にはある程度の不自由は甘受して貰わねばならないだろう。
しかしそれにしたって、体調の悪い人から検査したとはいえ、感染率が2割というのは高すぎるだろう。これから先感染者が一人も出ないという計算でも、感染者は1%強ということになる。
船の中派閉鎖空間なので、濃厚接触するという形になった、それは分かる。が、それでも1%の感染率という事を考えると、武漢はどうなっちゃうのだろうか。1000万人都市だぜ。
武漢はもはや崩壊
都市機能はいつ回復できるか?
さて、本日のニュースから。
新型肺炎 死者636人 感染者3万1161人に 中国保健当局
2020年2月7日 9時22分
中国の保健当局は新型のコロナウイルスに感染した人が6日、新たに3143人確認され、3万1161人になったと発表しました。
また、死亡した人は、湖北省で69人、吉林省と河南省、広東省、それに海南省でそれぞれ1人増え、合わせて636人となりました。
「NHKニュース」より
恐ろしい話だが、武漢市だけで1万117人の感染者がいて、湖北省で1万9665人の感染者がいる。そして武漢市の致命率4.1%と突出している。

さて、チョット考えてみて欲しい。
武漢1000万人の市民がいて、感染者1万117人、死者が414人。ただしこの数字は病院で検査を受けて武漢肺炎であると判断された人の数だけだ。
どう考えてもクルーズ船での感染者の割合、或いは日本へ帰国した人の感染者の割合を考えても1%以上の感染率である事は確実だ。
だとすると、武漢市の感染者は果たして1万人程度で済むのか?現時点で10万人いてもおかしくないのでは無いか?死者の数から考えて致命率が最終的に2%に収まると仮定した場合は、少なくとも2万人程度の感染者がいるのでは無いか?という風に想像できる。
この数字は強ち間違いでは無いだろう。
武漢肺炎の再生算数(一人の患者から感染する人の数)は2.2~3.7と計算されているため、概ねインフルエンザに近い感染力を保有していると考えてイイはずだ。
だとすると、武漢市の感染者数は明らかに少なすぎる。都市機能の回復の道筋どころか、事態収束の影すら見えない。
中国発表の数字が信用出来ない
今さらだが、本日のニュースの数字が、感染者数3万1161人で死者数636人。しかしこの数字、一体何の目安になるのか?という不安がある。特に最近はそう思うのである。


グラフを作っていて思うのだが、死者数と感染者数の相関が非常に強い。それは数日前から気になっていて、ここの所はその傾向が強い気がする。
数字的に信用して良いかな?という気がしていたのは1月中だけで、2月になってからは、その数字がキレイに2%に揃っている。
2月1日2.2%、2月2日2.1%、2月3日2%、2月4日2.1%、2月5日2%、2月6日2%、2月7日2%。
そりゃ、感染者数と死者数が増えているのだから、比率が近いのも無理は無いかも知れない。しかしそれにしても、だ。
なお、僕が補足している数字は若干報道によって前後しているが、しっかり計算すると2.1%ぴったりだという人も。
こういうことを「偶然」で片付けるには少々気味が悪い。
李克強首相が武漢入り
少し前の話になるが、支那の首相の座にいる李克強氏が武漢に行って視察をしたというニュースがあった。
新型肺炎、李克強首相が武漢入り 最高指導部で最初に
2020/1/27 18:36
中国の李克強(リー・クォーチャン)首相が27日、新型のコロナウイルスによる肺炎が発生した湖北省の武漢に入った。中国共産党の最高指導部で、感染が拡大してから現地入りしたのは李氏が初めてだ。李氏は習近平(シー・ジンピン)国家主席が設置した対策チームのトップにも就いており、新型肺炎の封じ込めは李氏が陣頭指揮する態勢が明確になった。
「日本経済新聞」より
現場視察をするというのは、現場の人間を鼓舞する意味では重要な事ではあるが、パニックに陥っている地域に足を運ぶというのは、頭がおかしいんじゃ無いの?という感想しか出てこない。
菅直人の悪行を思い出すが、トップが現場に行ってできる事は何も無いのだ。
「すべての中国人民はあなたたちの後ろ盾だ!」。中国の動画投稿サイトには、全国から集まった医療関係者や工事現場の作業員らを、マスク姿で激励する李氏の映像が数多く流れている。
中国共産党は春節(旧正月)の25日に習氏の主宰で最高指導部の政治局常務委員(7人)を中心とする会議を開き、新型肺炎対策チームの設置を決めた。
「日本経済新聞」より
現場は「何しに来やがった!!!」と怒り心頭だったかもしれないが、トップの習近平氏では無く、No.2の李克強氏が武漢入りしたことで、色々な憶測も出ている。
批判される習近平氏
さて、命がけの現場が武漢にある様子を見て、習近平氏を批判する声を上げた人物がいる。
「感染拡大防ぐ機会逃した」 清華大教授が習指導部批判
2020年2月5日 23時02分
新型コロナウイルスによる肺炎への対応をめぐり、中国の改革派の学者で清華大学法学院教授の許章潤氏が、習近平(シーチンピン)指導部を批判する文章をインターネット上に公開した。
許氏は4日に公開された文章で、新型肺炎の発生当時の党指導部や政府の対応について「最初は口を閉じて真相を隠し、その後は責任を逃れ、感染拡大を防ぐ機会を逃した」と批判。さらに、庶民に対する言論や行動の監視が「当然存在すべき社会の情報伝達と早期警戒のメカニズムを圧殺した」として、指導部の強権的な統治のあり方が肺炎拡大の原因だと指摘した。
「朝日新聞」より
……命が要らないのかな?
支那でもトップレベルの大学が清華大学で、そこの大学院の教授の発言だ。それなりに影響力があるはずだ。
新型肺炎を拡散させた習政権の取り返しのつかない罪
2020.2.5(水)
「中国の新型肺炎の爆発的な拡散は、習近平体制の過剰な独裁が原因だ」──こんな厳しい非難が米国の著名な中国専門家のジャーナリストにより表明された。
米国では、中国の無法な対外行動への糾弾に加えて、習近平国家主席の独裁強化が中国国民を大きく傷つけているとの批判が高まっている。「ニューヨーク・タイムズ」に掲載されたコラムは、そうした批判が保守/リベラルを問わず米国で定着してきたことの例証といえそうだ。
「JB press」より
これに先立って、海外からも批判の声があがっている。ニューヨーク・タイムズといえば、パンダハガー(親支那派)として有名ではあり、声を上げたのは支那人系の声があがっていたからこそだろう。
海外からも声があがった。
封鎖都市拡大
そして、封鎖される都市も増えている。
「武漢肺炎」寧省は中国の55都市の管理を閉鎖しました
国の武漢における2019年の新しいコロナウイルス(一般的に武漢肺炎として知られている2019-nCoV)のアウトブレイクは発熱を拡大しており、28,000人以上の症例が確認され、500人以上が死亡しています。iao寧省は昨日(5日)「省内の閉鎖されたコミュニティ管理」を発表し、他の都市も同様の措置を提供しています。流行センター武漢が1月23日にcity寧省の14都市を含む都市の閉鎖を発表して以来、中国の55都市が閉鎖措置を実施しました。
「自由時報」より
これ、多分ビジュアルで見た方が良いだろう。

湖北省の周囲が既に不味い状態になっていることは分かると思う。そうそう、別のサイトを紹介しておこう。ジョン・ホプキンズ大学のサイトで、最新の情報が反映されるようになっているようだ。

……真っ赤だな。
封鎖された都市の機能はどうなっているのか?あるいは「封鎖された」という宣伝されただけで、抜け穴はそこかしこにあるのかもしれない。
湖北省衛生健康委員会は6日、武漢市の感染者が同日午前0時(日本時間同1時)までの1日だけで1766人増えたと発表した。市内の感染者は1万100人を超え、死者は414人に上る。
市共産党委員会の胡立山副書記は5日夜の記者会見で、感染者を収容する28病院には計8000余りのベッドしかなく、ほぼ満床だと説明。感染が疑われるなどの理由で自宅に隔離された住民は2万人以上に及ぶという。
「時事通信」より
武漢のニュースなのだが、感染者を収容するベッドは合計8,000床余り。しかし、感染者は1万117人。感染して入院していない2,000人余りの人々は自宅待機ってことかね?
それとも、死者414人、治癒者数は明らかでは無いが支那全土での治癒者数1,546人であることを考えると、全員が武漢市の治癒者数だとしても(あり得ないが)、まだ100人ほど足りないようだ。
武漢での感染拡大収束?
そんな状況にも関わらず、日本国内での報道では、武漢以外での感染者増加率が減っていて、収束に向かっているのでは無いか?という甘い観測が広がっている。
新型肺炎 中国本土の死者563人 武漢封鎖2週間で重要な時期に
2020年2月6日 19時10分
中国で新型のコロナウイルスの感染拡大が続く中、中国本土での死者は73人増えて合わせて563人となり、患者の数も2万8000人を超えました。状況が最も深刻な湖北省武漢では事実上の封鎖措置が始まって6日で2週間となり、ウイルスの潜伏期間が最長で2週間とされる中、感染拡大が収まっていくかどうか重要な時期を迎えています。
~~略~~
その一方、湖北省以外では、新たに確認された患者の数が2日連続で減っています。ウイルスの潜伏期間は最長で2週間とされており、封鎖措置によって、感染拡大が収まっていくかどうか重要な時期を迎えています。
「NHKニュース」より
えー、支那の報道を鵜呑みにするの?そんなアホな。
こういった混乱があると言うニュースもあることを考えると、「収束」なのか?という気がする。
中国・大理市が輸送途中のマスク30万枚緊急徴用 購入した重慶市が返却要求 新型肺炎
2020年2月6日 17時02分(最終更新 2月6日 19時46分)
新型コロナウイルスによる肺炎対策を巡り、大理石の産地として知られる中国雲南省大理市が、重慶市が購入し、輸送される途中のマスク30万枚を緊急徴用したことが明らかになった。大切なマスクを奪われた形の重慶市は「感染防止のための緊急物資なのに」と返却を要求している。6日付の中国紙・新京報が報じた。
~~略~~
報道によると、マスク30万枚は重慶市の新型肺炎対策本部がミャンマー企業から購入。ミャンマー国境沿いの雲南省瑞麗市から宅配業者が省内を通って重慶市に向かって運んでいた。
「毎日新聞」より
……「ヒャッハー!」という叫び声が聞こえてくる気さえするが、勝手にマスクを横領しちゃって大丈夫だという話が支那で通用する辺りが凄いな。
更に気になるニュースがこちら。
習近平中国主席、1週間姿を見せず 憶測呼ぶ
2020年2月5日 14:20
新型コロナウイルスによる肺炎が中国で感染を拡大しているなか、習近平国家主席は1月28日から1週間も公の場に姿を見せていない。
「exciteニュース」より
心労で入院していてもおかしくは無い状況ではあるが、トップがこれではねぇ。
観光業に大きなダメージ
クルーズ船だけではない
当然ながら航空便が欠航しクルーズ船の受け入れも停止するみたいな話が出てこれば、観光業は大ダメージ、という事にはなるだろう。
【データ】主要旅行業48社11月実績、国内旅行は3%減に 台風19号の影響でキャンセル
2020年2月7日
観光庁が1月15日に発表した主要旅行業48社の昨年11月の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比2.3%減の4237億5679万円。内訳は、国内旅行が3.0%減の2610億1037万円、外国人旅行が23.5%増の224億2648万円、海外旅行が4.1%減の1403億1994万円だった。
「観光経済新聞」より
新型肺炎で中国人観光客が激減、仏観光業にも暗い影
2020/2/4
新型コロナウイルスの感染拡大で、中国人観光客が減少し、観光大国・フランスにも暗い影を落としています。
「TBSニュース」より
新型肺炎、東南アジア観光業に打撃
2020.2.2 17:21
新型コロナウイルスによる肺炎の影響は、中国人にとって距離的に近く、「安近短」の旅行先として人気が高い東南アジアに波及している。旧正月(春節)の連休に入って旅行のキャンセルが相次ぎ、観光関係者は異口同音に「壊滅的打撃が出る」と懸念する。
「産経新聞」より
各国でも問題にはなっている。が、国内で武漢肺炎が蔓延したら、それこそ大ダメージである。観光を推奨すれば、ウイルスを媒介するのに拍車をかける可能性がある。
人命を守るために、ある程度の措置は仕方があるまい。
致命率は低い
ただ、国内で蔓延してしまうと大変だとは言え、日本国内での感染者25人+61人に対して、今のところ死者はゼロ。情報が古いかもしれないが、厚生労働省のサイトによれば、前回した治癒者数は4人となっている。
武漢での致命率4%という数字であれば、そろそろ重篤な人がいてもおかしくは無いわけだが、今のところそうした気配は無い。だとすると、果たして武漢での騒ぎとその他の地域で出ている差は一体何なのだろうか?
そこがクリアにならない限り安心できないのではあるが、しかし、現時点の日本国内の状況を見る限りはそれほど心配する必要が無さそうだ。尤も、支那からの旅行者をシャットダウンする必要性はあるだろう。一番感染者が来る可能性が高いのだから当然だ。効果があるかどうかよりも、それは政府の方針として重要なのだ。
しかしそれよりもデマの方が問題がありそうで。例えば、何やらアルコール消毒が効かないなんていう意味の分からない噂が出ているが、そんなことは無い。マスクの効果は疑わしいが、手洗いはそれなりに効果はある。感染を防ぐように自分のことは自分で守って欲しい。
そして、怪しげなデマを流すインフルエンサーにならないように注意して欲しいものである。……僕自身が一番注意する必要があるんだけども。
追記
全人代延期、という話が出ているようだね。
中国、新型肺炎で3月開催予定の全人代を延期する可能性=関係筋
2020年2月6日 / 14:36
中国は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3月に開催予定の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を延期することを検討している。5人の関係者が明らかにした。
全人代は3月5日から10日ほどの日程で開催が予定されているが、ある高官はロイターに対して「スケジュール通りの開催を引き続き目指しているが、3月までに(コロナウイルスが)封じ込められる可能性は低いとみられるため、様々な選択肢が議論されている」とし「延期もそうした選択肢のひとつだ」と語った。
「ロイター」より
全人代が予定通りに3月に実施できないと言うことは、習近平氏の指導力への突き上げは更に厳しいモノになりそうだ。
そういう意味でもメンツにかけて予定通り開催されるハズなのだが……。
ゴーストタウンと化した北京、ロイター記者の通勤風景
2/7(金) 9:52配信
新型肺炎の感染拡大で、中国では首都・北京もゴーストタウンと化している。ロイター・グレーター・チャイナのチーフプロデューサー、マーク・チザムが、いつもの通勤風景がどう変わったかをリポートした。
「yahooニュース」より
北京でも影響が出ているようで、経済の影響は非常に大きいだろうことが予想されるが、こんな状況だと流石に全人代は難しいだろうね。
追記2
習近平氏失踪か?という報道もあったが、どうやら電話会談はやったようだ。
習近平主席「肺炎に打ちかつ」 トランプ氏と電話協議
2020/2/7 12:52
中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は7日、新型コロナウイルスによる肺炎問題を巡り、トランプ米大統領と電話協議した。習氏は米国が中国からの国外退避を勧告したことなどを念頭に「米国は疫病を冷静に評価して合理的に対応してほしい」と述べた。一方、トランプ氏は「さまざまな方法で中国に援助をしたい」と述べ「専門家を中国に向かわせたい」と提案した。
「日本経済新聞」より
習近平氏は防疫よりも貿易への影響を懸念しているのだろう。
折角去年の年末に一息ついた(様に見せかけた)貿易戦争の影響から脱しようとしたら、更に大変なことが起こっちゃって憤懣やるかたない習近平氏にとって、アメリカに縋るより他に術は無い。
ここで支那がサプライチェーンから外されてしまうようなことがあれば、それこそ立ち直るのに膨大な時間がかかる。それまでに崩壊なんて事態すら迎えかねないのである。
一方で、弱っている支那に付け入る隙があるだろうとトランプ氏は見ているだろうし、アメリカが次なる作戦を動かすタイミングを図っている感じはする。
コメント
こんにちは。
4月ないしは5月までに収束する気配を見せていないと東京オリンピックは難しいでしょうね。
もはや影響は避けられないという情勢です。
とてもではないけれど、オリンピック開催は無理なんじゃないでしょうか。
日本国内に隠れ感染者がどれだけいるか?にかかっているかも知れませんが。
全く木霊様の御指摘とおり。
現場に李克強こられても邪魔だ。
上皇陛下は311の時に国民を心配下されながらも、現場を考えて、訪問なさって下さるも、時期を考えて下さいました。まぁ陛下と比べても仕方ないけど。彼らは万世一系に国を支えてきた皇族の方々とは大違いだから。
李克強氏が現場を訪れたのは、地方政府の役人の首を飛ばすことと、プロパガンダ戦略を徹底させるためだ、という分析もありますね。
そうなると、是が非でも習近平氏は日本に来たいでしょう。
日本に「国賓」として招かれることで「正常化」をアピール、それが4月の予定なんだと思いますよ。
木霊さん、おはようございます。
>もはや、狂想曲の様相を呈してきたという表現で本当に良いかどうか不安になってきた。
日本でも1月15日の初感染者発覚から20日余り...、2月7日時点で61人となりました。
そして直近では2月6日から一挙に20人増え、計算上約1.5倍の速度で感染者数が拡大中。
木霊さんが記事の中に挿入された支那の感染拡大&死者の時系列の表・グラフと、なんともほぼ一致したカーブで本当に不気味です。
暖かくなる3月中旬をピークと仮定して(と言っても感染拡大がなくなる保証はありませんけど)、毎年1000万人を超える(患者数)インフルエンザ並みの感染力と仮定するとその頃に感染者はいったいどれくらいになってしまうのでしょう。
仮に木霊さんの致死率2.1%としたら、日本でも20万人以上が犠牲になる可能性も...。
インフルエンザ感染や風邪から肺炎を誘発するケースで、死亡する人は年々増えていますが、感染症肺炎にはウィルス等の細菌性の他に肺真菌性・マイコプラズマ肺炎など処方薬が確立された病気でもあります。(リウマチ治療中等で免疫が低下した個体本来の抵抗力にもよる)
ですから、まずは抗生物質投与で症状進行を抑え、生体検査により肺炎源を特定し投薬治療にあたるのが一般的だと思います。
つまり、感染→患者化→重篤者→死亡に至るまでの、治療・処方がある程度確立しているのですね。
私事ですが7年前義父を亡くした時に、日本人の死因で肺炎による肺梗塞が上位を占めているのを知りました。
武漢肺炎の恐ろしさは感染率の高さと拡大防止策がないと共に、何より投薬すべき特効薬が存在しない事に尽きます。
政府は2次感染・3次感染などもっての外と肝に銘じて、まず感染拡大を防ぐのが第一義→感染者の厳重隔離を徹底し全快まで管理するのが第二義→そしてワクチン開発で治癒させる(残念ですがこれが一番ですが現状では望み薄ですね)...、
一歩対策を間違うと支那の様に都市封鎖までいかなくても、特定地域封鎖という最悪の悪夢も否定できないと懸念しています。
映画「アウトブレイク」の現実化...、それだけは嫌だ!!
私は三浦半島の小さな病院と農場を往復する命日ですが、消毒液と医療用マスクは少しづつ増産の影響が出始めています。
医院でも小さな故に不安がり、確保に動いています。元の仕事がフロントですので、院長に現生を渡され、
バッタ屋さんを周りました。
なかなか義侠心あるバッタ屋社長がいまして、「俺も悪人だが、こういう時の売国奴は許せん!気に入らない!!素人が」と、
ケツに増産の火がついた買い占め経営者から「買い叩き」して「定価」で卸してくれてます。日頃、ヤクザに生きる者にも最低限の「法」はあるのです。
でも、彼らの話からも、蔓延はともかくとして、増産の影響は出つつあるように思えます。必ずや増産は間に合う時が来ます。消毒液もマスクも。いつか庇って下さるた貴兄のお父様です。どうかご無事なる事を。
お父様への記述を読み、老いた母が心配で堪らなくなりました。ケースごとマスクと消毒液を持ち出し、
実家と御近所に配りました。
下らん投稿で恐縮ですが、母が感謝されました。親不孝な俺に活を入れて下さり、貴殿に感謝をいたします。
色々と慌てるなを木霊様記事に書いてきましたが、やはり老いたる母が心配でした。
あまり慌てる人を言えませんね。失礼。
あ、持ち出したのは自腹分で、スタッフに医院が配布する医療マスクや、患者様へのマスクや消毒液は持ち出しておりません。
こういう時に同朋を食い物にする連中は許せないです。
この点で大嫌いなムンムン政権だが、買い占め転売する奴らや、高額輸出する輩に法的措置を取る点「だけ」は評価をしています。
木霊様が主張されるように、
有事には強制力を持つ法的措置が必要と感じています。
日本で「封鎖」ができるかどうかは分かりませんが、リスクが高いのは「東京」「大阪」「神戸」「京都」といった大都市になる可能性が高いです。
そうなった場合に、日本は多分経済的にズダボロになります。
民主主義の国ですから、実際に封鎖が行えるとも思えませんが、決断さえすれば支那人の入国は止められます。
その判断をすべきでしょう。
ぎゃあぎゃあ吠えるだけの朝日をはじめとする報道に。
勝浦で隔離される同朋に、
「がんばれ!」と砂浜に書いた小学生に見習え!と思います。
何かと言うと「報道の自由」を吠えるくせに、お前らは小学生以外か?
浜辺に書かれた文字に関しては、twitterで見かけました。
あれは、小学生を含めた地元の人達のメッセージだったようですが、どのような意図があったにせよ、ホテル宿泊者に大きな力を与えたことだと思います。
こんな男もいます。
記事には関係ない!
夏に山梨県志村キャンプ場で消息不明になった小倉美咲ちゃんを今も
週末の余暇で探しています。
彼は廃屋や廃道の探索者で、それ故に、廃墟に彼女が避難したのでは?
と疑い、それは探索チームの盲点では?と探し始めています。
おそらく彼が発見しても誰も感謝をしない。親御さんにしても「死亡宣告」するだけです。内心では感謝をされまい。それは解ると。
だが、最悪に発見したとする。
幼い魂がさ迷い凍えているのに、それを捨て置いて良いものか!と。
親御さんには辛い事を探している。
だが信仰を持つ者として、幼い魂を放置はできないと。
彼は職場では、この非常事態に!と陰口されているようです。たしかにパンデミックの危機には無意味な行動力ではありましょう。事態がコレですので。だけれども信仰を持っ者として、彼の義侠は解るのです。
パンデミックは困る。
だが、小さな魂の平穏の為に、厳寒の山野に手弁当で探索する人は非国民でしょうか?
己が出来る事を成すべきが人の使命であり、この非常時に、それでも一人の魂の為に手弁当で厳寒の山野を探索する事が無意味なのでしょうか?
沢山死ねば偉いのかよ?
こういう人が存在する事は、祖国が自由な国である証明と思います。
日本は冷静を失ってはならない!!