新型コロナウイルス、国内で4例目

日本ニュース

予想されたことではあるが、日本国内の周知状況は徹底されているとは言い難い。果たして、本当にこの程度の感染で抑えられているのかはよく分からない。

【速報】厚労省、新型コロナウイルス感染を確認 国内で4例目

2020年1月26日 日曜 午後8:02

厚生労働省は、1月22日から日本を訪れていた中国・武漢市の40代の男性が、新型コロナウイルスに感染していたと発表した。

「FNN PRIME」より

そして、ニュース記事に内容は結構ヤバイ。

騒いでも仕方が無いので、さらっと触れておこう。

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支那国内では感染者が激増中

最新ニュースは厚生労働省のサイトより

正しく情報を知るために、最低限、厚生労働省のサイトは知っておこう。

国の出す情報が常に正しいとは限らないが、マスメディアの情報は政府が出す情報より随分と質が落ちるのは事実だ。NHKはそれなりに信用して良いと思っていたのだけれど、最近は信用して良いかどうか分からない。

一方で、国の出す「最新の情報」は、お役所仕事であるために広報の速度という点ではかなり劣る。土日は情報が殆ど出てこないしね。困った話である。

この情報は国内で感染が確認された3例目(上)と4例目(下)iのものである。

この患者は、中華人民共和国湖北省武漢市在住の旅行者であり、1月23日にご本人が医療機関を受診した際に、武漢市の滞在歴の申告があったとして、報告がされたものです。

「厚生労働省のサイト」より

この患者は、中華人民共和国湖北省武漢市在住の旅行者であり、1月24日にご本人が医療機関を受診した際に、武漢市の滞在歴の申告があったとして、報告がされたものです。

「厚生労働省のサイト」より

メディアの情報の正確性について云々するのはさておき、2例とも武漢経由でウイルスを持ち込んだキャリアである点を注目頂きたい。

もはや、ここ数週間以内に武漢に滞在したことのある方は、キャリアである可能性があると考えて対処する必要があるだろう。未だに感染ルートも確定できていないからね。飛沫感染であるとはいわれているけれども。

国外での状況

さて、支那が出している情報を含めて、ということらしいのだけれども24日現在の情報は、厚生労働省のサイトにあがっている。

・中国、感染者830名、死亡者25名。 ・タイ、感染者4名、死亡者0名。 ・韓国、感染者2名、死亡者0名。 ・台湾、感染者1名、死亡者0名。 ・米国、感染者1名、死亡者0名。 ・ベトナム、感染者2名、死亡者0名。 ・シンガポール、感染者1名、死亡者0名。

「厚生労働省のサイト」より

ただこの情報が、厚生労働省が開示していないために27日現在どうなっているか、ハッキリしない。が、色々なところで聞き囓った状況がどうなっているかというと、2000人以上の感染者がいて、死者は80人を超えているという事になっている。

流石に24日現在で外務省も危険情報を出しているのだが、外務省の出す情報はちょっと信用に値するかどうか悩ましい。

【危険度】 ●中国湖北省全域 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ) ●上記以外の地域 レベル1:十分注意してください。(継続) 感染がさらに拡大する可能性があるので,最新情報を入手し,感染予防に努めてください。 中国における感染例数等についての最新情報は,感染症広域情報でご確認ください。 新型コロナウイルスに関する注意喚起:

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_009.html

外務省では、支那に渡航する場合、「レベル1」の情報を出していた、湖北省には「レベル3」を適用している。ただまあ、その扱いはスポット情報的なもので、危険度はそれほど高く感じられない。

安全情報

レベル1、レベル3なら色を付けようよ。

正直、支那、韓国は、何れもオレンジか赤で良いくらいのリスクがあると感じているのだが、国の事情を交えてこんな情報を出しているのだとすると、「情報の質」の意味でも信頼して良いかどうか悩んでしまうな。北朝鮮は灰色になっているが……、これもちょっと考えてしまう。

今回の新型ウイルス騒ぎ、既に支那全土に感染が広がっていることは支那も認めていることである。

最新の情報は信用出来るか?

さて、支那が出した情報で、最新のモノは、というとこちら。

新型肺炎死者、中国で80人に…感染者は2744人

1/27(月) 8:45配信

中国を中心に新型コロナウイルスによる肺炎が広がっている問題で、中国政府の国家衛生健康委員会は27日、患者が集中する湖北省で26日に24人が死亡し、中国本土での死者は計80人になったと発表した。26日に全国で新たに769人の感染が確認され、感染者は2744人に達した。¥

「讀賣新聞」より

随分とまあ増えたな。

感染者数死亡者数
12月31日27人0人
1月3日44人0人
1月5日59人0人
1月10日41人1人
1月17日45人2人
1月18日52人3人
1月19日198人4人
1月20日218人6人
1月22日478人9人
1月23日571人17人
1月24日830人25人
1月25日1287人41人
1月26日1975人56人
1月27日2744人80人

チョットこの増え方はヤバイ。

出ている情報だけでこの有り様だが、実際には感染者の数は0が二つ足りないともいわれている。日本国内の情報でも0は一つ足りない可能性があるが。

これは支那が意図的に情報を隠蔽していると言うことでは無く、現場が混乱していて正確な情報が特定できていないという可能性と、支那国内で情報公開が殆どなされていない為に、「自分が新型コロナウイルスに感染しているのでは?」と、疑う人が少ない可能性を考慮してのことだ。

気になる情報

1月3日には人から人への感染を把握

さて、チョット気になる情報があって、紹介しておこう。

新型肺炎 武漢の病院で実習の日本人男性が証言

2020年1月27日 6時11分

中国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、湖北省武漢の病院で臨床実習をしていた20代の日本人の男性が26日夜、NHKの電話インタビューに応じました。男性は、医療従事者の感染がメディアなどで公になる前の今月3日ごろの段階で、すでに医療従事者にも感染の疑いがあると知らされていたことを明らかにしました。

「NHKニュース」より

支那では今月の3日頃には、人から人への感染について把握していた可能性があるという話だ。

当初から感染者の数は当局の発表よりもはるかに多いと感じていたということで、「報道されている数は実態より少ないのではないかと思う。私は呼吸器の部門にいなかったため詳しくはわからないが、周囲のみんなは『そんなに少ないかな』という感じだった」と話していました。

「NHKニュース」より

そして、当事者の肌感覚として実数はもっと多いという印象を持っていたという事のようである。

これは26日夜のインタビュー情報なので、25日までに判明していた 1287人という数に対する感想であった可能性は高い。

が、感染者が2744人であると報じられていたとしても、この感じ方は同じ様な感じだった可能性はある。漏れ聞くニュースなどから判断すると、どうにもそういう感じがするのだ。

実数はもっと多いだろう

26日夜のには別のソースでのこんな証言もある。

新型肺炎 武漢市長「患者数は近く1000人前後増える可能性」

2020年1月27日 5時15分

新型コロナウイルスの感染が拡大する中国で、最も感染が深刻な湖北省武漢の市長は26日夜、患者の数が近くさらに1000人前後増える可能性があると明らかにしました。中国の保健当局は、軽い症状の患者もいることが予防対策を難しくしていると指摘し、感染拡大を抑え込めるか不透明な情勢が続いています。

中国の保健当局によりますと、新型コロナウイルスの肺炎による患者の数は、武漢を中心に1975人、死亡した人は56人に上っています。

「NHKニュース」より

随分と多い印象だが、この発言の根拠となるのはこちらだ。

武漢市の周先旺市長は26日夜にマスク姿で記者会見し「武漢ではまだ2700人余りの患者が検査結果を待っており、患者の数は近くさらに1000人前後増える可能性がある」と述べ、中国全土で近く患者の数が3000人を超える可能性があることを明らかにしました。

「NHKニュース」より

検査結果が出ていないから、「もっと増えるだろう」と予想しているそうだ。

しかし……、既に死んでしまった方で、新型コロナウイルスによる死亡の疑いがある人もあるだろう。

中国メディアによりますと、急増する患者を受け入れるため、武漢では急きょ建設中の専門の病院とは別に2つ目の新たな病院の建設も始まり、来月初めに2つの病院の運用を開始すれば合わせておよそ2000人の患者が入院できるようになるということです。

「NHKニュース」より

この「新しい病院」のニュースも凄かったが、事実上数週間(報道では3日程度だったが、流石にそれは無理だろう。事前に予測され別の場所でユニットが作られていた可能性が高い)で建設され、来月初めには患者受け入れが可能となるそうな。

この規模の病院をいきなり作って、医者まで確保出来ると言うのが支那の凄さだろう。その実態がどうかは分からないが……。

犬から感染?

さて、情報がそろそろ怪しくなってくるが、NHKニュースでも野生動物から感染の疑いについて報じていた。

中国の専門機関が調査したところ、湖北省武漢の海鮮市場にある野生動物を扱う店が集中していた区域から、このウイルスが多く検出されたと国営の通信社が伝えました。

「NHKニュース」より

そして、このニュースだ。

武漢市で犬にかまれた香港男性2人が肺炎を発症

1/26(日) 18:47配信

中国での感染が拡大している新型コロナウイルスによる肺炎の問題で、香港メディア「香港01新聞」は26日、湖北省武漢市で犬にかまれた男性2人が肺炎を発症したと報じた。中国ではこれまで、感染源として食用のタケネズミのほか、アマガサヘビやタイワンコブラの可能性が報じられているが、犬にかまれた感染者が現れたことを受けて、香港01新聞は新たな症例と報じている。

「yahooニュース」より

この犬に噛まれた肺炎患者が、新型コロナウイルスに感染したということが確認されたわけではない。だから、注目すべきニュースかどうかは怪しいところだが、感染源に関してはこんな状況で、未だに特定できていない。

カナダから「危険ウイルス」を持ち込み?

更に胡散臭い情報を1つ。

A husband and wife Chinese spy team were recently removed from a Level 4 Infectious Disease facility in Canada for sending pathogens to the Wuhan facility. The husband specialized in coronavirus research. #coronaviruschina #CoronaOutbreak https://t.co/f2MpCZgkHX— 😷Kyle Bass😷 (@Jkylebass) January 25, 2020

こちらはカナダのレベル4ラボからウイルスを持ちだした疑いをかけられているようだ、というニュースである。このタイミングでこんなニュースが出てくるのが出来すぎのような気がする。

バイオハザード的な臭いのするニュースではあるが、こんな話もあるよという程度の話だ。

ホンダの決定

そして、日本企業もそろそろ腹を括ったようだ。

ホンダ、武漢の30人帰国へ 政府チャーター機で

2020.1.27 11:05

ホンダは27日、新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、中国・武漢の駐在員や家族、出張者計約30人を、政府のチャーター機に乗せて帰国させる方針を明らかにした。既に政府に届け出たとしている。その後も数人は現地にとどまり、工場の安定操業などのために備えるとしている。

「産経新聞」より

流石に、現状で工場を稼働しても、出荷できるかどうかも分からない状況にある。

武漢の工場を春節休暇のために稼働停止し、これを機会にしばらくの間操業を停止しようという判断である様に思う。この騒ぎが収束しない限りは、工場稼働再開はとてもでは無いが出来ないというのが、武漢の実情なのである。

日本での感染拡大のリスクはこれから

さて、冒頭のニュースに戻っていこう。

まず、武漢からの日本への渡航というのは、表面的にはブロックされているが、別の場所を経由しての流入を防ぐ事はできていない。そして、実際に感染者が日本国内に渡航してきている。

それが分かったのがここ数日の事であることを考えると、少なくとも、今週中は日本国内での感染者は増える可能性が高い。潜伏期間は14日程度まで想定する必要があるため、感染者が隔離できないとなると、日本国内でも大変なことになりかねない。

特に、東京、大阪、京都などの外国人にも人気のある旅行スポットでは、警戒を強める必要があるだろう。

新型肺炎「指定感染症」に 国内感染確認の場合 強制措置可能に

2020年1月27日 9時23分

新型のコロナウイルスによる肺炎について、安倍総理大臣は衆議院予算委員会で28日の閣議で、国内で感染が確認された場合、法律に基づいて強制的な入院などの措置を取ることができる「指定感染症」にする方針を明らかにしました。

「NHKニュース」より

動きが遅いとは思うが、休みを挟んでの決定である事を考えれば、仕方の無い側面はあるかもしれない。この判断の遅れが、感染拡大に繋がらなければ良いが……。

ともあれ、この措置でどの程度効果があるかは分からないが、感染拡大を防ぐ為には国民の意識も重要である。マスク、手洗い、うがい程度の事しかできないとは思うが、その辺りは徹底して頂きたい。あと、体調の管理もね。

コメント

  1. 木霊さん、おはようございます。

    ウィルス感染拡大の恐怖を描いた名作「アウト・ブレイク=爆発的感染」がありますが、独断で非情な街壊滅作戦を目論む少将(D・サザーランド)と軍医大佐を演じるD・ホフマンの対決をスリリングに描写していました。

    この時の宿主は不正密輸された野生の猿なんですが、今回のコロナウィルスと同じ飛沫感染も共通していて(現時点での推測ですが)、ウカウカしてる間にあっという短時間で街全体が汚染されるんですね。
    血清をどうやって手に入れ患者達に間に合わすのか、街全てを焼き払う「燃料気化爆弾」投下をどう阻止できるのか...、エンターテイメントとはいえ時間との勝負を描いた問題作でもあります。

    フィクションと現実を混同するのは危機感煽りすぎですが、水際排除を含めた初動策→感染患者発症時の対策→日本の医療技術を総動員しての血清生産に全力を尽くし、犠牲者が出ない終結を願ってやみません。(=世界への多大な寄与となります)
    僕達市井の庶民はマスク・手洗い(できればアルコール)・うがい徹底と、しばらくは不便かもですが人ごみを避けて生活を心がけるのが一番と考えます。

    • アウト・ブレイクですか。
      僕の好きな映画ですが、アメリカの決断の仕方がゾンビ映画と同じというのは、苦笑せざる得ないと、当時は思っていました。

      でも、支那で起こっている事態を見ると、これが笑えない。
      武漢は1000万人都市であります。
      これを簡単に封鎖してしまったというのは、独罪国家だからだと勝手に納得していましたが、しかし、封鎖の仕方を見ると、完全に封殺というか、隣接する都市との通行を遮断する形で行っている様です。鉄道も止めてしまったし空港も港もクローズ。道路も封鎖と。
      徹底的な封鎖と言えば聞こえは良いかも知れません。しかし、1000万人都市で外からの食べ物の輸送などが行えなくなったと言う事を考えると、果たしてこれは大丈夫なのかと。
      想像の何倍も酷いこと担っている可能性が高そうです。