インドとの防衛協力は、どんどんやって欲しいね。
日本とインド 初の外務・防衛の閣僚協議 中国念頭に連携へ
2019年11月30日 6時40分
日本とインドの初めての外務・防衛の閣僚協議が30日夜、ニューデリーで開かれ、海洋進出を強める中国を念頭に、日印の連携を確認したうえで、自衛隊とインド軍との間で、燃料などを相互に提供するための協定の締結に向けた協議を加速させる見通しです。
「NHKニュース」より
今回、内閣の要である外務大臣と防衛大臣がインドに行って閣僚会議をやったようだ。
2+2閣僚会議の意味
重要な案件を進めるには必要なプロセス
外国との閣僚級協議は、それ自体の準備に膨大な時間を要する。そして、外務大臣と防衛大臣の2人が連携して協議する必要があるともなれば、その準備をする裏方の苦労も想像を絶するだろう。
ただし、本来、外交と安全保障は一体不可分の分野である。したがって、外務大臣と防衛大臣が連携して仕事に当たると言う事は、何ら不思議ではない。
日本とインドでは初めてとなる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2は、日本時間の30日夜、インドの首都ニューデリーで開かれ、日本側からは茂木外務大臣と河野防衛大臣が、インド側からはジャイシャンカル外相とシン国防相が出席する予定です。
協議では、海洋進出を強める中国を念頭に、日印両国が、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて認識を共有し、連携の強化を確認する見通しです。
「NHKニュース」より
そして、そのテーマは対支那包囲網に関わる話なので、安倍氏が提唱し、トランプ氏がそれに乗っかったセキュリティダイヤモンド構想の延長線上にある重要な話でもある。
セキュリティダイヤモンド構想は、日本、アメリカ、オーストラリア、インドでの防衛協力を構築するという思想だが、その対象は支那の脅威である。
当然のことながら、当事者である4カ国はそれぞれ支那の脅威を身に染みて理解している国々であるし、この構想は太平洋の国々全てに恩恵のある話でもある。
韓国の存在は防衛協力に負担となる
一方で、日韓GSOMIAの破綻に見られるように、今やアジアの防衛において韓国の存在は寧ろ負担となっている。
一応、レッドチーム入りの表明一歩手前で踏みとどまり、日韓GSOMIAの破棄は回避されたが、既にこの協定が実質信用を失っていることは明らかである。
「北朝鮮ミサイル 連続発射技術の向上図っている」防衛相
2019年11月29日 11時30分
28日、北朝鮮が発射した2発の弾道ミサイルについて、河野防衛大臣は記者団に対し、1分未満の短い間隔で発射されたと推定していると明らかにし、北朝鮮が連続発射技術の向上を図っているとして、ミサイル防衛能力の一層の整備に努める考えを改めて示しました。
「NHKニュース」より
先日、北朝鮮は弾道ミサイル発射を断行し、更に新たなミサイル発射準備をしていると伝えられている。
北朝鮮がミサイル発射の土台増設 新たな軍事挑発準備か
2019年12月2日06時30分
北朝鮮が今夏ごろ以降、国内の数十カ所で、ミサイルを移動発射台から撃つ際に使うコンクリート製の土台を増設していることが、米韓関係筋への取材でわかった。軟弱地盤からの発射で発射台が壊れたり、ミサイルの軌道が狂ったりするのを避けるとともに、発射場所を事前に察知されるのを防ぐ狙いがあるとみられる。米朝協議が停滞するなか、日韓などは、北朝鮮が新たな軍事挑発に出る恐れがあると警戒している。
「朝日新聞」より
この弾道ミサイル発射に関しては、韓国も北朝鮮も否定しており、「ロケット砲だ」とのこと。しかし、多連装ロケット砲ではなく、弾道ミサイルの発射実験である疑いは強い。

今回発射されたミサイルは、「KN-25超大型ロケット弾」という事になっている。
ミサイルとロケット弾の間にどれ程の差があるかというと、大きさと誘導装置の有無という事になるのだが……、近年のロケット砲は大型化していて長距離飛ばせるロケット弾を使用するケースが増えてきている。
アメリカ軍が使う似たような兵器でATACMSと呼ばれるロケット砲弾があるが、最大射程が300kmで、弾体重量は1tを超える(1674kg)。ちなみに、ATACMSは誘導式である。
……そうなってくるともはや、短距離弾道ミサイルと何ら変わらない。

今回北朝鮮は発射したミサイル、 ATACMSとほぼ同じ直径の物だと分析されており、その長さはATACMSの数倍である。
つまり、その分火薬や燃料を詰め込めるということであり、飛距離も破壊力もATACMSを上回ると考えられる。
射程距離は一説では600kmを超えるのでは?と分析されている。
日本に届く距離だ。
北朝鮮が超大型ロケット砲の連射に成功か 韓国は遺憾表明
記事入力 : 2019/11/28 21:28
韓国軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が同日午後4時59分ごろ、東部の咸鏡南道・連浦から朝鮮半島東の東海上に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」とみられる短距離の飛翔体2発を発射したと発表した。2発は約30秒間隔で発射された。北朝鮮がこれまで3回行った試験発射で成功しなかった「連続射撃」に成功したものとみられる。
「朝鮮日報」より
当然、この様な分析は韓国軍でも可能であるハズなのだが、韓国軍合同参謀本部は「超大型ロケット砲」だと発表している。これは北朝鮮の発表に準ずるものだ。
この「ロケット砲」か「弾道ミサイルか」に拘る理由は、国連の制裁決議違反になるかどうかに関わる身体と言われているが、韓国が明確に北朝鮮の肩を持っている事には変わりない。
過去にも、瀬取りに協力したり、石炭の購入や石油の売却などに関わっていることが判明しているだけに、韓国全体で北朝鮮に応援する姿勢を鮮明にしている。
つまり、懸案となっている北朝鮮問題について、韓国は役に立たない。寧ろ足を引っ張るような状態である。
敵の敵は味方理論
インドは信用出来る国とは言い難い
とはいえ、インドが信用出来るか?というと、これまた難しい。
インド首相のナレンドラ・モディ氏は親日派で安倍氏とも親しいとは伝えられているが、しかし実に強かな人物でもある。インドの利益にならないことには興味を示さない。
一方で、利益になるのであれば支那とも付き合う姿勢を示していて、インドと支那との国境の平和と安定に向けて協議し、AIIBに参加するなど、支那との協力態勢についても模索している。もちろん、安全保障の分野においても例外では無く、インドと支那とで合同演習を行うなどする他、南シナ海で支那を封じ込める共同軍事作戦への参加は拒否するなどの姿勢を示している。
その他にも、インドはロシアとの深い繋がりがあり、ロシア製の兵器を大量に購入するなどの間柄でもある。
習近平も手を焼くインド・モディ首相の「独裁政治」
2019.11.6(水)
「RCEP交渉決裂」――11月4日、日本で3連休が終わろうとする深夜、衝撃的なニュースが、タイのバンコクから入って来た。その原因は、「モディの強権のせいだ」(インドに詳しい日本政府関係者)というのだから、穏やかでない。
「jbpress」より
そして、この記事にもあるようにRCEP交渉からの離脱を決めたことは記憶に新しい。モディ氏の政治姿勢は割と独裁色が強いとしても有名になりつつある。パキスタンに対しては強硬な軍事的圧力を展開したなどと言う事もある。
要は、一筋縄ではいかない相手なのである。
インド経済の減速が鮮明に GDP伸び率4.5%の低い水準
2019年11月29日 23時31分
インドのことし7月から9月までのGDP=国内総生産の伸び率は、前の年の同じ時期に比べてプラス4.5%にとどまり、2013年以来の低い水準となりました。四半期ごとの成長率は、6期連続で前期を下回っていて、インド経済の減速が一層、鮮明になっています。
「NHKニュース」より
加えてインド経済は減速傾向にあるという悪材料もあって、モディ氏にしてみれば「使えるモノはナンデモ使う」という積もりなんだろう。
したがって、「信頼できる味方」という感覚でインドと付き合うときっと痛い目に遭う。インドとしてもそういう相手は求めてはいないのだろう。
そもそも、よく考えたら外交において「完全な味方」なんてあり得なかった。それは日本の過去を考えても、現状を見渡しても、そういう風に見えるのである。コレに関しては後述する。
軍事演習には意味がある
しかし、その様な難しい相手であっても、利害が一致するのであれば、手を組むには信頼できる相手であるとも言える。
そのうえで、これまで航空自衛隊が、アメリカ、イギリス、オーストラリアの空軍とそれぞれ行ってきた戦闘機による共同訓練を来年日本で新たにインド空軍とも行い、防衛協力を拡大させていくことで合意しました。
また、自衛隊とインド軍が共同訓練などの際に水や燃料、弾薬などを相互に提供できるようにするACSA=「物品役務相互提供協定」を早期に締結することが重要だという認識で一致しました。
「NHKニュース」より
インドは日本に対して「軍事的にも対等になれ」というようなメッセージを送っている節がある。
つまり、日本がアメリカに対してしているような片務的な防衛協力をするのではなく、双方向に協力ができる態勢を早期に構築しろと要求しているのだ。
インドのねらいは…
インドが、日本と初めての2プラス2にのぞむ背景には、周辺地域で影響力を増す中国の存在があります。
中国の巨大経済圏構想「一帯一路」によって、インドの近隣国のパキスタンやスリランカでは、中国によるインフラ整備が進んでいるほか、安全保障面では、中国の潜水艦がインド洋でたびたび確認されるなど艦船が活動を活発化させていて、インドが警戒を強めています。
~~略~~
インドは伝統的に非同盟主義をとってきましたが、中国をけん制するねらいから外交・安保面での日米との結び付きを強めています。
「NHKニュース」より
NHKニュースは「伝統的に非同盟主義」だとインドを評価し、その上でその方針を転換する気だと、そう分析している。
これはイギリスの殖民地となった時代の苦い経験から来るものだろうが、方針転換が事実だとすれば、支那がインド単独の力では抑えきれないほど膨張し、相対的にロシアの国力が縮んでいることもあって、ロシアとインドで支那を挟んで支那に対抗するという方策が採りにくくなったことが関係していると思う。
そして、海の防衛に関してインドはあまり重視してこなかっただけに、支那が海軍力を増大させるスピードに追いつけなくなりつつあるという事情もあるだろう。インドが保有している潜水艦は、ちょっとしょんぼりな能力のものが多いからね。
似たような事情を抱えるのがオーストラリアだが、潜水艦「アタック級」は残念な感じに仕上がる未来しか見えず、「相変わらずだなぁ」という印象だ。
そうした国々と日本+アメリカの協力があるのは意味のあることで、実効性も高いだろうと思われる。少なくとも利害は一致できるのだから、しばらくはその方向にシフトしていくと思われる。
この態勢を強化するためには、日本としてももう少し防衛力の整備と法整備を進める必要があるだろう。アメリカもそうだがインドはまさにそういう国の力を求めているのだから。
歴史的に見て、支那の増長を招いたのは日本の責任
さて、セキュリティダイヤモンド構想の話に触れたところで、少し歴史を振り返ってみたい。
中曽根元首相の通夜に安倍首相ら参列 政府・自民党で合同葬も検討
2019.12.2 19:30
11月29日に101歳で死去した中曽根康弘元首相の通夜が2日、東京都文京区の護国寺で営まれた。近親者や安倍晋三首相(自民党総裁)ら政界関係者などが参列し、戦後の日本政治に多くの業績を残した故人をしのんだ。
「産経新聞」より
中曽根氏が亡くなられたという報道があって、101歳だったのか!と驚いた。
なかなか傑物であり多くの功績を残した人物なのだが、功罪両方面があったのも事実だ。故人に対して批判するのは違うと思うのだが、中曽根氏の時代に靖国問題が出来上がっているのである。
後世に禍根を残すという意味では、外交的に友好な関係にあった胡耀邦への配慮で靖国神社への参拝を取りやめるという判断をした。
そもそも、1979年4月、靖国神社へのA級戦犯合祀が公になって以降、1985年8月までの期間、3人の日本首相が21回にわたり参拝しても、中国は公式な反応を示すことはなかった。ところが、1985年以降になると、靖国神社を政治問題として扱うようになった。
拙稿では、ある時期から突然、中国が本問題を政治的に捉えるようになった原因には触れない。ただ、85年までと、それ以降との中国の対応の矛盾は、靖国神社に対する中国側の実利的思惑が潜在していると見ることを可能にする。
「東京財団政策研究所」より
朝日新聞が「政治問題」として大騒ぎして支那共産党がそれを利用した、ということなのではあるが、そこに利用されてしまったのが中曽根氏なのである。判断が甘かった、と、今となって見るとその様に思われる。
そしてこの時期、アメリカは支那と近づき軍事技術に関する支援すら行っていたと言われている。
当時、冷戦構造にあった世界においてアメリカはロシアに対するカードとして、日本では無く支那を選んだ。日本は「憲法9条」を金科玉条のように奉り、世論も戦争に対しては嫌悪感を示していた。
アメリカにとってロシアと対決する為のカードは是非とも必要で、日本は経済的に大きくなったが軍事面において全くあてにならない。そこでアメリカは経済的にも軍事的にも発展途上にあった支那をパートナーに選ぶのである。
ゆくゆくは支那を民主化し、名実ともに盟友とするという構想だったようだが、しかしアメリカはとんでもないモンスターを育ててしまったと言うことになる。「アメリカは敵と味方を間違える天才」という口さがない人もいるのだが、それを強ち否定できない。
そして、経済大国になりつつあるにもかかわらず、それに見合った軍事力を手に入れる事はついになかった日本は、その立場に胡座をかいていた。それどころか将来的に敵国に育つ共産主義の国を育てるのに手助けをしてしまった。
インドは敵とならないのか?
では、セキュリティダイヤモンド構想を推し進めるに辺り、人口の少ないオーストラリアはともかくとして、インドは支那のようにならないのか?というと、ここはなかなか難しいところだ。
13億人もの人口を抱えるインドだが、その潜在能力は高い。
そして、インドは共和国制の国で、独裁色の強い状況になっている。
インドが日本の敵になる日が来ないとは断言できないところが難しいところではある。ただ、今、支那の増長を許して更にその覇権を広げさせると、チベットやウイグル、或いはモンゴルの人々のような被害者を更に増やしかねない。
何事もバランスなので、日本はここでインドとの関係を構築することと、日本の軍事力に関する問題をすっきり解決しておくことが重要だと思う。
インドからの信頼を勝ち取ることは、将来的にも無駄にはならないのである。史上最悪の愚策だと日本国内で批判されるインパール作戦(1944年3月8日〜7月3日)だが、インドではその様に評価されてはいない。
インパール作戦があってインド独立が成し遂げられた。そういう評価なのである。
一緒に戦える態勢を整えることは、そういう意味でも外交的な信頼を勝ち取ることに繋がる。抜かない刀と抜けない刀では全く意味が異なるのだ。
コメント
脱線しますが、財務大臣が海上自衛隊の潜水艦に試乗した件で野党からアホみたいな追及(自衛隊の私物化?)受けてましたね。内心「えっ普通じゃないの?」と思ってしまいました。現場を財務大臣に見てもらうのは恥ずべき行為・私物化なのでしょうか?
>現場を財務大臣に見てもらうのは恥ずべき行為・私物化なのでしょうか?
「私物化」→「財務大臣」を根拠に「利得」を得たのでしょうか?
(得たとは思いません)
「恥ずべき行為」→『「現場・現状」「見える化」←「トヨタ式」』の否定ですね。
※「トヨタ式」というけど、範囲は広いので・・・でも「見える化」はド基礎
あるけむ様
野党の言っている事ですから単なる“いちゃもん”だとは思いますが、自衛隊の私物化に該当するのか非常に理解しがたい事だったので。
何故、野党はこの手の話に食い付くんですかねぇ。
安倍氏が10式に乗ったときも、ブルーインパルス処女区のT-4に乗ったときにも、大騒ぎしていましたよね。
バカじゃ無いのかと。
象徴的な意味で乗ることに意味があったかどうかは議論の分かれる所かも知れません。
麻生氏が潜水艦に乗ったことが「問題」と指摘されれば、なるほどそういう切り口もあるかも知れません。
財務相が潜水艦に乗ったからといって、何か仕事の参考になるか?といわれると悩ましいところです。ただ、現場の視察の一環で乗ったということであれば、取り立てて騒ぐ程のことでは無いでしょう。そうは思わないのが、野党やメディアなのでしょうね。
木霊さん、おはようございます。
>インドが日本の敵になる日が来ないとは断言できないところが難しいところではある。ただ、今、支那の増長を許して更にその覇権を広げさせると、チベットやウイグル、或いはモンゴルの人々のような被害者を更に増やしかねない。
>インパール作戦があってインド独立が成し遂げられた。そういう評価なのである。
>一緒に戦える態勢を整えることは、そういう意味でも外交的な信頼を勝ち取ることに繋がる。抜かない刀と抜けない刀では全く意味が異なるのだ。
示唆に富んだ分析ありがとうございます、外交&安保に関しては相手国を100%信頼なんてあり得ないって事ですね。(もちろん、インドに関わらずアメリカに対してでも)
国家間信頼関係の基本となる外交&安保は切り離せないのですから、日本はもっとしたたかになって動かないと大国と(周りはしたたかで卑怯な国ばかりなんですから)マトモな交渉なんてできませんよね。
ちなみに2大政党制の代表国家であるアメリカ議会は、外交&安保については超党派で団結し国策を決める伝統があるようです、無論アメリカファーストの国益最優先でしょうけどね。
日本は極左野党という根強い反対勢力(=反社会)や与党内にも支那擦り寄り派がいますから(恐らく支那の支援を受けている)、いくら国会で論議しても「出口なし」が必定を運命付けられているのが辛い...。
何しろ、「専守防衛」の為の基地を造ったり島を買ったりするのですら、地元の反対(実態は外部から入ってきたイカガワしい市民団体)が好き放題に活動できる現実があります。
安倍ちゃんは相変わらず「憲法改正」に弱腰で期待感が薄れてますが、その前にスパイ防止法の成立で支那が支援する極左勢力を封じ込める方向に舵を切った方がいいんじゃないかな。
極論ですが片っ端からスパイを逮捕しまくり、「市民団体」を隠れ蓑にした極左勢力にも憲法が保証する「集会の自由」を制限したっていいと考えます。
イージスアショア配備で揺らぐ秋田を筆頭に萩、そして今回の馬毛島取得を機に「極左を血祭り」にするくらいの覚悟で挑んで欲しいもんです。
「日本の安保&国益を守る為に一歩も譲らない」...という気骨と矜持を正々堂々と発信すべきタイミングじゃないかな。
アメリカは割と単純な政治力学を使うので、与しやすい相手だと思うのです。
まあ、誠意を見せる必要はあると思いますけどね。
しかし、日本の国会は本当にダメですよね。
仕事しろ、仕事をと。
そういう意味でも馬毛島の話も本来であれば国会で話を出して、国防の在り方を考え直す必要があると思うのです。
ただ、今の国会に出しても……、という絶望感はありますね。
そして、スパイ防止法ができたら、仕事をしていない国会議員を中心に色々と逮捕される(会期中は不逮捕特権があるんですが)かもしれませんね。
>しかし、日本の国会は本当にダメですよね。
>仕事しろ、仕事をと。
>そういう意味でも馬毛島の話も本来であれば国会で話を出して、国防の在り方を考え直す必要があると思うのです。
>ただ、今の国会に出しても……、という絶望感はありますね。
サクラの次は太郎ちゃん(麻生)の潜水艦視察とかで揚げ足取りするつもりの様ですから、野党もメディアも完全に終わっていますねェ~。(今始まった事じゃないけどね)
さっそく、支那が反応してきました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191205-00000074-jij-cn
>同紙によると、海軍研究院の張軍社研究員は「馬毛島は訓練に使われるだけでなく、機能を十分に整えた軍事基地になる」と指摘した。
甘い!! 地対艦ミサイル・地対空ミサイルも配備するだけでなく、海自哨戒機の中継拠点化・空自戦闘機のスクランブル発進拠点化だって日本政府次第で可能になるからやっちゃうもんねェ~。
有事を想定した基地化を目指すには譲れない場所であり事情があるんですからね。
全島ほぼ平地に近い地形的アドバンテージ(山を削る必要がない)がありますから、整備が着工されれば短期間で初期稼働可能なのがいい。
順次、部隊配備と設備を増強して「不沈空母化」して支那を牽制&封じ込めましょう!!