インドが撤退を表明したRCEP

支那

これ、日本も撤退した方が良いんじゃないの?

RCEP、インドが撤退表明 15カ国で発足めざす

2019年11月5日00時30分

日中韓やインド、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が参加する自由貿易圏構想「東アジア地域包括的経済連携(RCEP(アールセップ))」の首脳会合が4日夜、タイ・バンコク近郊で開かれた。インド外務省のビジェイ・シン局長は会合後の記者会見で、「インド政府は首脳会合でRCEPに参加しない決定を伝えた」と述べ、交渉から撤退する考えを明らかにした。

「朝日新聞」より

インドの首相、モディー氏はやり手の政治家ではあるが独裁色も強いようだ。彼にとって、RCEPに意義を感じないから撤退するということらしいね。

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RCEPって何よ

東アジア地域包括的経済連携(RCEP)

このRCEPだが、スタートは支那が2005年に提唱した東アジア自由貿易圏(EAFTA)と、日本が平成18年(2006年)に提唱した東アジア包括的経済連携(CEPEA)の併存した貿易圏なのだ。

RCEPとして交渉を開始したのは平成24年(2012年)からで、そこから各国集まって延々話をしているのだけれど、交渉は前に進まないようだ。

ただ、そもそも政治体制の大きく異なる体制下で話をまとめようというのはなかなかシンドイ話。日本はTPPでも随分苦労したよね。

交渉が始まった2013年以降、16カ国での発足をめざしていたが、巨額の対中貿易赤字を抱えるインドは、関税の引き下げや撤廃に難色を示してきた。中国製品がさらに流入し、国内産業が打撃を受ける恐れがあるためだ。

「朝日新聞」より

特に、支那とインドは利害が大きく対立する関係にあるので、その間の関税を無くしてしまおうというのは、やっぱり難しい。

安倍首相 印モディ首相にRCEP妥結へ協力呼びかけ

2019年11月4日 19時11分

タイを訪れている安倍総理大臣はインドのモディ首相と会談し、RCEP=東アジア地域包括的経済連携の意義を強調して、妥結に向けた協力を呼びかけたのに対し、モディ首相は関税の撤廃などをめぐり慎重な姿勢を崩しませんでした。

「NHKニュース」より

安倍氏も呼びかけをした様ではあるが、モディー氏は突っぱねたそうな。

TPPとは何が違うの?

環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は締結にあたってメディアが大騒ぎした。が、アメリカが抜けた途端、割とすんなりと(苦労はしたようだけれど)締結できた。

このTPPが経済連携協定(EPA)という、経済の自由化を目的とした協定であるのに対して、RCEPは自由貿易協定(FTA)の性格が強い。

EPAの方が概念は広いんだよね。

大雑把な絵なんだけど、取り合えすFTAの方は「物品の貿易」でEPAの方は「サービスの貿易」が含まれると理解すれば良いんじゃ無いかな。

TPPに関して、日本やアメリカが重視したのは特に知的財産権の保護に関する話なのだが、それけだと発展途上国に旨味が無い。だからこそ、関税撤廃という流れになるワケだ。だって、コストを下げた物品を売るチャンスが増えるわけだからね。

じゃあFTAはどうか?というと、どちらかというと対等な国同士で結ぶべき話で、広域にFTAを結んでしまって、安いコストで物品が量産できるところがウハウハになるというのは、構造的にオカシイ。

あれ?インド、TPPに加入すればいいんじゃね?

インドが抱える巨額の赤字

で、RECPの話に戻していくのだけれど、朝日新聞はインドが加入を渋る理由として、こんな理由を紹介している。

交渉が始まった2013年以降、16カ国での発足をめざしていたが、巨額の対中貿易赤字を抱えるインドは、関税の引き下げや撤廃に難色を示してきた。中国製品がさらに流入し、国内産業が打撃を受ける恐れがあるためだ。

「朝日新聞」より

支那からの輸入はどの程度あるのかは、この記事では触れられていないね。

全体的に見ても、インドにおける輸入額は輸出額を大きく上回っている。インドは国民が多いので、どうしても旺盛な国内消費を賄えない。

そして、比率的に対支那貿易による赤字が一番多いってな事になっている。

面白いのは、電話に関する輸入が非常に額が大きいところだ。何れも日本総研の資料ではあるが、なかなか興味深い内容が多い。

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/researchfocus/pdf/10502.pdf

情報が2017年までのものなので、若干古いのだけれども、現状では更に増えているのだという風に理解して良いだろう。

インドは対中貿易赤字が膨らみ、2018年度は約530億ドル(約5兆7700億円)に達した。幅広く関税が削減されれば赤字がさらに拡大しかねない。インドは関税削減を容認する条件として、製品の輸入が急増した際に緊急的に関税を引き上げる緊急輸入制限(セーフガード)を要求するが、中国などと合意には至っていない。

「産経新聞」より

2018年度の情報は産経新聞が触れていて、約530億ドル相当の対支那貿易赤字を抱えているようだ。インドもなかなか苦労しているようだな。

支那に貿易依存する政治的危うさ

スマホの額が突出して多いだけのような気もするけれども、しかし、支那に経済的に依存するというのは、本質的にかなり危うい話である。

特に、トランジスターなどの半導体部品を依存してしまうのは、なかなか宜しく無い。尤も、支那で買えるものは、あっちでもこっちでも代替可能なので、現状で支那から「貿易しないぜ」と言い渡されたところで、インド経済の混乱は避けられないけれども、行き詰まるというわけではない。

ただ、支那のシェアが高まっていくと、それに伴って競合他社とのラインが細くなっていくとともに、国内産業の育成が出来なくなるため、今後、通信環境を支那にい存ずるような状況が出来上がってしまう危険性は孕む。

更に言えば、電話機を依存することで、通信環境まで依存する結果になり、簡単に傍受されてしまうような結果に繋がりかねないわけで、支那と敵対関係にあるインドにとっては危機感を募らせていてもおかしくは無いだろう。

簡単に言うと、インドは支那と相互依存関係になる事を望んでいないと、そういう話だ。

メリットは無いのか?

インドにおけるRECPのメリット

では、インドにとって、RECPに参加するメリットは?というと、実はコレ、結構不透明なのである。

RCEPとは何か? TPPに代わって注目集める「経済連携」の基礎を解説
ここ数年のアジア太平洋地域の広範囲的経済連携といえば、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)が注目されてきました。しかし、2017年のトランプ政権がTPPからの離脱を宣言したことで、TPPの影響力と注目度が減少。一方で注目を集めているのが、アジアの自由貿易協定である「RCEP(アールセップ:東アジア地域包括的経済連携)...

ビジネスITのサイトで説明されているのだけれど、RCEPの「8つの大原則」というものがある。

  1. WTO協定との整合性の確保
  2. 既存のASEAN +FTAの締結からの大幅な改善
  3. 貿易投資における透明性の実現と円滑化の確保
  4. 参加途上国への配慮
  5. 参加国間の既存の二国間FTAの存続
  6. 新規参加条項の導入
  7. 参加途上国への技術支援、能力構築の実現
  8. モノ・サービス貿易、投資および他の分野の交渉

これ、支那がどれだけ守る事ができるのか?というのが極めて不透明なのである。何しろ、支那は未だに「発展途上国」を名乗って憚らない。つまり「配慮しろ」という風なスタンスでいるのである。

更にここに「8つの領域」というのがあるのだが、これまた「本当かよ」と思う様な話。

  1. モノの貿易
  2. サービス貿易
  3. 投資
  4. 経済技術協力
  5. 知的財産権
  6. 競争
  7. 紛争処理
  8. その他

これって、FTAよりは寧ろEPA寄りの話になっているのだが、1番から既に怪しく、2番以降はほぼ信用が出来ない。あくまで「目指しているところ」という話に過ぎない。

例えばだが、支那には知的財産権という概念は、未だに通用しない。いや、支那の知的財産権への意慾は非常に高く、出願件数では世界トップレベルになっている。

中国の特許出願件数が著しく増加~全世界の出願増加数の98%を占める~|知財情報|日本技術貿易株式会社
特許情報,知的財産情報,知財情報,判例,訴訟,ニュース

だが、コレは知的財産権保護を目的としていることを意味しない。何しろ、「欺された方が悪い」を地でいく国であるから、コピーし放題、海賊版出しまくりでも、「知的財産権を守りますよ」と公然と言い放つ。

RCEPが妥結に至れば、世界人口の半数が含まれる巨大な経済圏が誕生し、その間で関税という垣根が取り払われる為に、貿易が活発化するだろうと言われている。

ただし、そもそも支那共産党にとって、自分たちがコントロールできない経済活動は許可出来ない話。だとすると、RCEPであっても意のままに動かそうとすると思われ、そうなってくるとインドにとってはますますメリットが見出しづらい話となってしまう。

比較優位の原則

さて、こうしたインド側のデメリットを挙げると、出てくるのが「比較優位の原則」というやつだ。

経済学の最も基本的な概念で、「 自由貿易において各経済主体が(複数あり得る自身の優位分野の中から)自身の最も優位な分野(より機会費用の少ない、自身の利益・収益性を最大化できる財の生産)に特化・集中することで、それぞれの労働生産性が増大され、互いにより高品質の財やサービスと高い利益・収益を享受・獲得できるようになることを説明する概念」などと説明されるが、乱暴にまとめると、「有利な分野はより延ばすことが出来るよ!」「全体的なメリットは大きいよ」という程度の話。

ただ、前提として相互に「自由貿易」を実現しているというという状況がなければならず、支那のような不自由な貿易を推進している国を相手に果たしてこの原則が成り立つかは、僕は懐疑的である。

質問:

インドのRCEPの捉え方をどう見ているか。

答え:

インド国内の議論において、対中貿易赤字拡大の懸念がよく取り沙汰される。これを聞くたびに、比較優位の原則を理解していないと感じる。まず、特定の2ヵ国間の貿易収支にこだわることは合理的ではない。自由貿易のメリットは、最も安く売ってくれる国から輸入して、最も高く買ってくれる相手に輸出すること。売り先がRCEP域内である必要すらない。また、自由貿易によりGDPが増えるメカニズムは、比較優位のある産業に国内の資本・人のリソースをシフトして集中させ、規模の経済が働く点にある。インドはアパレルや家具製造などの労働集約産業に比較優位があるので、競争力のない産業からリソースをシフトすべきである。さらに、RCEP域内の市場や生産構造も変化するだろう。例えば、中国はあと15~20年もすれば賃金が上がり、海外に生産拠点を求めるだろう。その時にインドが外資の多国籍企業を受け入れられるビジネス環境を整えておく必要がある。既にベトナムやバングラデシュ、カンボジアは投資環境を改善し、中国資本を受け入れ、その利益を中国とシェアし始めている。1980年代に台湾・香港・韓国の賃金が上昇した際、中国沿岸部に産業が集積した。同じことを、インドが実現する必要がある。

「JETRO」より

経済のプロはこんな解説をしているけれど、素人の僕としては、共産主義国家と自由貿易ができるという前提で物事を考えるべきではない、と、そんな風に思っていて、どうにもすんなりこの説明を理解できていない。

いや、人によっては比較優位の原則は、寧ろ共産主義国家でこそ成り立つという人もいる。実際に資本主義体制下で、比較優位の原則というのは成り立ちにくいんだよね。

詳しくは突っ込まない(突っ込めない)ので、調べて頂ければ良いと思うが、ここで言いたいのは前提が同じじゃ無いとダメだよね、という話。

インドにとって支那との経済圏構築には様々な問題がある

日本と韓国との間の条約や協定などを考えると非常に分かり易いのだが、お互いの国がそのルールを「守ろう」という意思がなければそもそもこの手の話は成り立たない。

韓国とは事なり、支那はそれなりにゲームが出来る相手ではあるが、都合が悪くなると盤面を引っ繰り返す事もやってくる国である。そういう意味ではアメリカと同じかもしれない。

ただ、アメリカとの大きな違いは、アメリカは常に彼らの中の「公平性」「正義」を守ろうとするのに対して、支那は「メンツ」と「利益」を守ろうとする点にあると思う。

そして、支那は今、膨張政策を採っていて、国内情勢が悪化する中で外に敵を作ろうと模索している状況にある。軍事パレードを見せて喜んでいる様に、常に「偉大な支那」を見せつけないと、人民はついてこない。

一方のインドは、モディ氏が支那やパキスタンとの対立構造を作る事で、国内の不安定な情勢を一つにまとめようとしている節があり、そもそも支那と手に手を取り合って発展しよう、という意識は薄い。

つまり、インドと支那とは直接的に利害が対立する関係にあるので、安易に手を結ぶというのはインドにとって都合が悪い。

日本にとってのRCEP

では、日本はどうだろう?

僕自身は日本にとってもRCEP締結の意義は薄いと思っている。

自国の経済圏にASEANを取り込むことで、経済的により発展しようという気概は分かるが、日本が音頭をとってのRCEP妥結をすることで、支那の貿易自由化を進めたいという狙いがある。

日本にとって最大のメリットは、知的財産保護に向けて支那の努力を促したり、サービスや投資の分野でも、支那がやっている裏技的な規制をやめさせたりといった事が実現出来る「可能性」があるという事だろう。ただ、果たして支那はそれを良しとするだろうか?

支那を野放しにするよりは、ルールを決めておいて守らせるように働きかけるべき、というのが今の方針で、そこにインドも入ってよ、という立場なんだけれども……。そうは問屋が卸さないだろうねぇ。

これ、みずほ総研の資料の中にあるグラフで、発効済みFTAによる関税削減・撤廃の状況を示すものなのだが、支那がかなりの部分で未発効の分野を作っていることが分かる(資料は少々古い点をお許し頂きたい)。

域内ルールの統合というのが、日本の目指している方向なのだが、しかし、支那はそんなものを律儀に守りたいとは思っていないようだ。

インドは早々にこれを見限った。では、日本は果たしてどうなんだろうね。支那をそこまで信用すべきなんだろうか?それともルールを突きつけておくべきなんだろうか?

特許の話を1つとっても、他国の権利を侵害してやろうという目的で出願されるケースが山のようにあり、特に商標権などでは分かり易いが、日本の特産物や地名の権利を取得して、日本が支那に進出しようとする場合に邪魔をする(例えば、無印良品など)話はあっちこっちにある。

日本国内のルールだと、こんなものは裁判で無効に出来るのだけれど、支那だとそれが容易に行えない。何しろ、三権分立のその上に支那共産党がそびえ立っているのだから。

そう考えると、上手く行かない様に思うんだよねRCEPというコンセプトそのものが。

コメント

  1. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_3 より:

    自分も、RCEPには反対です。
    RECPと対中戦略の間に矛盾があると考えています。

    中国・韓国の取り込みを考えるより、中国・韓国の包囲網のほうが重要と考えます。

    問題は、ASEANですね。

    • 木霊 より:

      そうなんですよね、アメリカと連携していくのであれば、RCEPの締結まで行ってしまうのはおかしな事になりかねません。
      ASEANだけ取り込めれば良いのですが、そこに支那が横槍を入れてきてRCEPという流れではあるんですが、支那の人権を軽視しすぎる姿勢を批判して、「こんな奴とは組めない」というスタンスでRCEPから外してしまえば良いような気もするんですけどね。

  2. 無一物 より:

    目先のチャイナマネーに毒されやすいASEAN(ほぼイコールでTPP参加国)へ日本が持つ利益保護という面を考えれば交渉には参加し続け、決して妥協せず、できれば締結を妨害し続ける、というのも必要かと。

    交渉から抜けて「やっぱりもう一回話しする」というのは基本、通じない。
    その場合、相応の妥協を強いられる。
    そもそも合意する必要はないのだから、安易に交渉から抜けて支那が好き勝手をする土壌をわざわざ整えてやる必要はないと思います。

    • 木霊 より:

      別のコメントにも書きましたが、ASEANを取り込みたいというのは日本の実情でありまして。
      支那を外して、今一度経済圏を作り直せないものですかねぇ。
      現実的にはなかなか難しいのでしょうけれど。
      だとすると、支那に無理筋の条件を突きつけ続けて、締結を目指さないのはアリかもしれません。

  3. マスメディア反乱軍 より:

    >これ、日本も撤退した方が良いんじゃないの?

    究極はこの疑問にぶち当たりますねェ~。

    安倍総理の思惑が何なのか? 経済に関しては支那寄り過ぎると不安を感じています。
    アメリカに敵対しかねない一帯一路への理解とか、直近では習氏の国賓招待とか日本人のアイデンティティーとは受け入れがたい優遇とか...。
    他の方もご指摘されていますが基本的な対支那戦略に大きな矛盾があり、総合的なリスク管理を含めて無理があるんじゃないでしょうか。

    与野党問わず親中派は常に存在している訳で、その最先鋒が小沢氏の流れを組む現幹事長の二階氏と考えています。
    僕は単純に「総理の勝手な忖度」って感じもして非常に気持ち悪い。

    最も大切で危険な状況である国の安保を最優先と考えると、経済的に支那包囲網を強める事が先じゃないかな?

    二階切るべし!! ついでにもはや害悪でしかない日韓議員連盟も潰すべし!!

    • 木霊 より:

      メリットが見当たらないんですよね、支那はそもそもRCEPの条件を呑めないでしょうし。
      この辺りの話もしっかりと国会でやればイイと思うんですけどね。
      いや、コレこそ、というべきかも知れません。

  4. マスメディア反乱軍 より:

    他の方がご指摘されていましたので考えさせられたんですが、ASEANが支那の傘下として完全に取り込まれるのを防ぐという効果狙いなのかもですね。

    インドの立場・思惑と離脱理由は木霊さんのご説明で理解しましたが、インド離脱の結果「日本VS支那」の構造となるんでしょうかね。

    支那の横暴とASEAN浸食の野望を喰い止めるのが目的で、無一物さんが仰る様に「日本が持つ利益保護という面を考えれば交渉には参加し続け、決して妥協せず、できれば締結を妨害し続ける」という戦略なら応援したいもんです。

    つまり、支那のこれ以上の暴走を邪魔するくらいの気概やしたたかさがあるのなら、さらに応援に力瘤が入りますねェ~。(笑)

    恥ずかしながら僕自身が興味薄だったRCEPについては、今後ウォッチしていくキッカケになる良い記事でした。

    • 木霊 より:

      支那は一体何を求めてRCEPの協議の場に出てきているんでしょうかね。
      正直、支那としても日本が経済圏を勝手に作ってしまうと都合が悪いので、競技を邪魔し、あわよくば自分たちの陣営に参加国を取り込もうとしているのかも知れませんね。

  5. 名前は質流れ より:

    これ、韓国が妥結したとか、もうすぐ署名するとか言ってたやつですか?
    日本の輸出管理強化はRCEP条文違反だから、RCEPの協定に基づいて報復するとか言ってたやつですか?

    • あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_3 より:

      はい、その通りです。

      参考
      聯合ニュース「日本の輸出規制は「RCEP協定文に違反」=韓国高官」
      >アジア地域包括的経済連携(RCEP)は「世界貿易機関(WTO)と
      >同様に輸出制限ができないようにする規定を設けている」とし、日本の
      >対韓輸出規制強化は「(RCEPの)協定文にも違反する」と指摘した

      ただ、色々嘘が入ってますね。
      そもそも「RECPは成立してない=韓国と約束してない」という話です。
      また、WTOの基礎である「関税貿易一般協定(GATT)」の第21条にある「安全保障措置の例外」を適用している話なので、WTO違反もしてない状況です。

      韓国は、フッ化水素をイランに横流しすることが出来なくなり、原油代金を支払えなくなっているのがキツいのだと考えています。

      参考:AFP「イランと韓国、原油の「物々交換」取引で合意 制裁の回避図る」2018年12月2日
      >イランは1日、同国から輸出した原油の代金を物品で受け取る取引を行うことで、
      >韓国と最終合意したことを明らかにした。

    • 木霊 より:

      韓国がこの会議タイミングを使って、日本に対して「公平な貿易をやれ」と文句を付けていましたね。議場に「場違い」とお笑われたとか、そんな話でしたね。
      どの口が言うのだというのは、いつもの韓国ですね。

  6. マスメディア反乱軍 より:

    木霊さん、おはようございます。

    記事の初頭で紹介された図をよく見てみるとRCEPの枠組みは、「=日本南朝鮮初のFTA締結」って事にもなるのですね。

    日本はインド・オーストラリアと組んで、支那には手も足も出ない脆弱なASEANを経済面から遠隔でコントロールする(牽制かな)思惑があるかも知れませんが、今でもウンザリするほど厄介鬱陶しく、できる限り距離を取りたい「南朝鮮」との関係が自動的にFTAで結ばれるのは嫌ァ~な感じがします。

    南朝鮮とのFTA締結のメリット・デメリットを細かく説明できませんが、これだけに限ってみると本当に日本にとって必要で有効な事なのかなァ~?
    基本的にFTAはメリットを享受する業界の為には有益なんでしょうけど、反面損する業界(デメリット)も出てくる訳でしょうし、けっしてWin-Winと諸手を挙げて喜ぶのはどうかと思っています。

    特に「安全保障上の措置」にしか過ぎない、ホワイト国解除を含む輸出管理強化を「制裁・報復」と勝手にノタマい、発狂した挙句にWTOやRCEPにまで問題を持ち込む様な異常な国なんですから。
    RCEP範疇内のオマケ的なFTAとはいえ、歯止めとなる防御策だけは抜かりなく準備しとく必要があるんじゃないでしょうか。

    軍事面でも日本&アメリカとタイアップできそうなインドには、支那へのプレッシャーとして今からでも何とか留まって欲しいのですが、ただただウザい南朝鮮は「厄介者の要らない子」で排除したい気分...。(笑)
    国連決議違反である北朝鮮への瀬取りの証拠を突きつけ、「国際法を守らない国家はRCEPに参加資格なし」とか難癖付けて協議自体からオミットできないもんでしょうか。

    • 木霊 より:

      日本は韓国や支那とFTAをやろうとして、ずーっと交渉を続けていますが、未だにそれが実ったという話は聞かないですよね。
      ただまあ、これも相手が守るという前提で条約を結びますから、基本的に条約を守らない相手と話をするというのはなかなかどうして、バカバカしい話ではあります。
      こうした流れに業を煮やして、多数の国を巻き込めば話を決めやすいと、その様に思ったのか、最近はRCEPの方に力を割いているようですが。