支那がつけ狙う尖閣諸島の領有権

支那

本日は短稿にて。

尖閣と南シナ海、中国国防相「失うわけにはいかない」

2019/10/21 18:30

【北京=中川孝之】中国の魏鳳和ウェイフォンフォー国務委員兼国防相は21日、北京で講演し、沖縄県・尖閣諸島と南シナ海の島嶼とうしょ部について、「中国の固有の領土であり、祖先が残してくれた土地だ。一寸たりとも失うわけにはいかない」と述べた。領有権主張で日本などに譲歩しない姿勢を改めて強調した。

「讀賣新聞」より

わざわざこのタイミングでこの様な発言を突きつけてくるのが支那である。

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尖閣諸島は日本の領土

歴史的事実

説明するまでも無い話だが、日本政府がどのように説明しているかについては知っておいて欲しいところ。

尖閣諸島についての基本見解
尖閣諸島が日本固有の領土であることは,歴史的にも国際法上も疑いのないところであり,現にわが国はこれを有効に支配しています。したがって,尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題はそもそも存在していません。

読んで頂ければ、大体理解出来ると思う。

簡潔に説明されているので、直ぐに理解できるはずだ。

重要な点は、「歴史的」にも「国際法」上も、疑いの無い所だという事である。

尖閣諸島情勢の概要
尖閣諸島が日本固有の領土であることは 歴史的にも国際法上も明らかです。日本は領土を保全するために毅然としてかつ冷静に対応していきます。国際法遵守を通じた地域の平和と安定の 確立を求めています。

更に詳しくはこちらを読んで頂きたい。

相変わらず軍の船をウロウロさせる支那

既にあまり報道されなくなってしまったが、尖閣諸島周辺には、支那の海警局の船がウロウロする事案が続いている。

尖閣沖の接続水域 中国海警局の船4隻が航行

2019年10月22日 16時34分

第11管区海上保安本部によりますと、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行しています。

4隻は、22日午後3時現在、尖閣諸島の南小島の東南東およそ33キロから34キロを航行しているということで、海上保安本部が領海に近づかないよう警告と監視を続けています。

「NHKニュース」より

支那の海警局というのは、その正式名称を中国人民武装警察部隊海警総隊といい、支那共産党の中央軍事委員会の指導により動く組織である。

要は海警は軍事組織なのである。

中国海警局が軍指揮下に 党と政府の改革案 海軍と連携、尖閣に危機

2018.3.22 05:00

中国国営新華社通信は21日、共産党と政府の機構改革案を伝えた。尖閣諸島(沖縄県石垣市)がある東シナ海などで監視活動を行う中国海警局が、人民武装警察部隊(武警)に編入され、軍の指揮下に置かれる。

「産経新聞」より

人民解放軍も中央軍事委員会の指揮下にあるため、人民解放軍と海警が連携する事ができる。また、海警が保有する艦船は、人民解放軍からのお下がりが多く武装がそのまま、というケースも見られる。

要するに、支那がやっている事は既に日本に対する侵略行為なのである。

領土が奪われたらそのまま差し上げるつもりなのか?

前例のある悪癖

実際に、侵略行為他あったとき、今の日本政府はどうするのだろう?

過去には、終戦直後(議論がある部分ではあるが)に条約を無視してロシアに侵略され、北方4島までが敵方の手におちた。ポツダム宣言受諾(昭和20年8月14日)よりサンフランシスコ平和条約(昭和20年9月3日)までの間、日本軍は武装解除したために日本はロシアに抵抗する術を持たなかった。

とはいえ、占守島の戦い(昭和20年8月18日~21日)で絶望的な退却戦をし、武装解除により兵士達は捉えられてシベリア抑留という結果になってしまった。が、ここで時間を稼げたことで、北海道上陸を防ぐことができた。

ただし、北方4島はこの時からロシアが居座っており、未だに日本に帰ってきてはいない。

もう1つが、竹島である。韓国軍による竹島占領(昭和27年1月18日に李承晩ラインが宣言される)である。その当時、日本軍は解散されて自衛隊は設立されていなかった(自衛隊設立は昭和29年7月1日)。それを根拠にして、日本の漁船を不当に328隻も拿捕し、日本人を44人も殺害し、竹島に兵力を駐屯させた。そこから何十年も韓国は竹島に居座っている状況である。

自衛隊が設立された今、過去あったような事例と同じ様な経緯を辿るとは信じられないが、しかし、仮に占領された場合には、果たして自衛隊が有効な反撃、奪還作戦が実行できるのか?という点は疑問だ。

つまり、奪われたら奪われっぱなしの可能性があるのだ。

憲法上も防衛可能

もちろん、竹島は憲法上も取り返すことが可能である。自衛隊の実力的にもそれは可能だが、韓国側は一応、軍隊が常駐していない、という体にしてある。したがって、日本側は先ずは警察が出ていかねばならず、自衛隊が出ていく段階にならないと、奪還というところまでは行けない。

同様にして尖閣諸島が奪われれば、それを取り返すことは可能である。

ただ、良く言われるのは、民間人のふりをした支那軍人が尖閣諸島の何処かに上陸し、実効的な支配を開始してしまった場合に、自衛隊が動けるのか?という議論だ。あんなところ、占領して何に使うんだ?という人もいるが、戦略拠点に使うに決まっているわけで、尖閣諸島の次は沖縄である。

離島奪還に関して、自衛隊は色々な想定を行ってシミュレーションを行っているため、ある程度は対応出来るような態勢を整えているのでは無いか?とは思う。

ただ、判断するのは政府なので、「できるかどうか」はそちらの方にかかっているのかも知れない。

相手がやる気満々なのだから、いい加減腹を括った方が良い。

コメント

  1. 木霊さん、おはようございます。

    >わざわざこのタイミングでこの様な発言を突きつけてくるのが支那である。

    まったく、デリカシーのカケラもない蛮族国家ですねェ~。

    >しかし、仮に占領された場合には、果たして自衛隊が有効な反撃、奪還作戦が実行できるのか?という点は疑問だ。
    >つまり、奪われたら奪われっぱなしの可能性があるのだ。

    以前にも書きましたが尖閣で不法占領(漁民を装った兵士の上陸含む)が起こった場合、海保・警察・自衛隊の役割分担や憲法の自衛権がどうとかなんか、グダグダと議論している場合じゃない事とだけは確かです。
    現法律下では先制的な手段を打てるはずもないのですから、「獲らせて獲り返す」(獲られてしまう情けなさはともかく)が日本の取れる精一杯の基本戦略なのも判っていますが、現実的にそれしかないのが悲しい。
    つまり、籠城戦=アメリカの援護を期待しての奪還作戦が、どこまで周到に練り上げているかがポイントでしょう。(兵器の準備を含みます)

    但し、これには重要な大前提があります。
    アメリカが初動段階で「日米安保を自動的に発動」して味方してくれる訳ではなく、まずは日本が独自で奪還作戦を実行し、支那の野望を打ち砕く決意を示す事です。

    具体的な装備は島嶼諸島に配備されつつある12式地対艦誘導弾をベースにした17式艦対艦誘導弾も、まや型DDGから順次搭載されていくようですが、開発中の「島嶼防衛用新対艦誘導弾・島嶼防衛用高速滑空弾」の早期戦力化が急がれますね。
    これなら戦闘機で500km以上離れたところから尖閣諸島に上陸した民兵部隊の壊滅、護衛艦からの攻撃でその周辺で援護する支那艦隊がうかつに近づけない戦術展開が可能になります。

    そして水陸機動団が効果的に機能できるか、一段の増強を含め重要な任務となるでしょう。

    古来、籠城戦での勝ち目は援軍があるかないかにかかっていますし(盟約があっても実行されるか)、万が一裏切られたらそれまでという大きなリスクをはらんでいますから、同盟国とはいえ助けるかどうかは、断固として自ら守る意志があるかないか己次第って事と考えています。

    アメリカの参戦にはアメリカ国民と議会の支持が必須ですから、「大事な同盟国の日本と民主主義の危機、日本は必死で戦っている。こんな支那の野望・横暴は許さない!!」と圧倒的な世論のバックアップと同情がないとね。

    P.S.
    昨日、ペンス副大統領が講演で「近隣諸国への対応は一層、挑発的になってきた。中国当局は日本が統治する尖閣諸島周辺の海域に60日以上連続して船を派遣した」と触れた様です。
    もちろん、日本への甘いリップサービスなんかじゃなく、「これ以上、支那の海洋進出や軍備拡張は許さない」というアメリカファーストを強調したのでしょう。

    つまり、台湾と沖縄を含む東シナ海から「一歩も出てくるのは許さない」って事じゃないかな。
    今のところ、支那に対しては与野党・議会に関わらず一枚岩の様ですから、日本も今の内に支那が諦めざる得ない新兵器を含めた戦略的防衛網を確立すべきでしょう。

    • そうですねぇ。
      とらせないようにするよりも、盗らせて取り返す方が容易だとはいわれています。ただ、本文の方に書いたように、果たして本当に取り返せるのか?という点に関しては政治的観点から考えると「微妙」なのではないかと。
      そして、アメリカが本当に動いてくれるのか?に関しては、僕は疑問視しています。少なくとも、日本が動く姿勢を見せないのにアメリカが動く、なんてことは無いと思いますから、独力で取り返すことのできる体制を整えるのは必須であると、そう思います。そして、そのリスクは現実的になっております。
      法整備はしっかりやって欲しいです。

      台湾と連携することを考えた上で、尖閣の守りをしっかりして欲しいところですね。台湾が尖閣諸島を支那にとられるということを危険視しているのは間違い無いことだと思いますから、利害も一致していると思うのですけれどね。