まだやっていた支那へのODA

政策

いい加減終わったと思っていたんだけど……。

中国へのODA 最後の事業で施設完成

2019年10月18日 21時50分

日本が40年にわたって続けてきた中国へのODA=政府開発援助で、最後に採択された案件の一つとして建設された施設が、中国東部、江蘇省に完成し、関係者が出席して記念の式典が行われました。

「NHKニュース」より

まーだやっていたのか。

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最後の対支那ODAは2018年

380万円かけてゴミ分別施設

……ねえ、ODAで必要だったの?それ。

これで380万円?マジ?

DIYで作った工作レベルのできなんだけど、支那で作って380万円相当という設備には、とても見えない。そして、これが本当にODAを必要としたとは思えない。

およそ380万円かけて建設されたこの施設は、地元で先月から生活ごみの分別が義務づけられたことを踏まえて、住民が環境問題について学習する教室で、出席者たちは、周辺にあるたい肥を作る施設などを見学して現地での活用方法を確認していました。

「NHKニュース」より

「学習する教室」というのも意味が分からない。

結局、何がしたかったんだい、これ。

役に立たないODA

上のゴミ箱の話だが、どうやら「分別」を通じて「循環型社会」を学ぶ「教室」の機能を持っている設備らしい。

記事は、10月18日に無錫市内において「環境学習師範教室」の建設計画が正式に竣工したと伝え、同計画は日本の最後の対中ODA案件のうちの1つであると紹介。「環境学習師範教室」は、地域住民に「ごみの分別」の習慣を養ってもらい、フードロスを再利用することで循環型農業を実現するための施設だという。

また、無錫市では9月1日より、ごみを分別して捨てることの責任は「個人にある」との条例が施行されており、生活ごみを減らし、ごみを分別して捨てる義務が生じていることを紹介し、「環境学習師範教室」は環境保護に対して大きな意義を持つ施設であることを強調した。

「エキサイトニュース」より

しかし、支那の現実はこんな設備1つで改善するようなものではない。

例えば、 ちょっと有名になった陝西省西安市の高層マンションの話がこちらの写真。

道にゴミが捨てられた結果、こんな事になってしまったらしい。詳しい事はよく分からないが、凡そ他の国では考え難い話。

いいのかねぇ……。

この話、ここだけ特殊だというわけでは無く、探してみると幾つか記事が見つかった。

不法投棄のゴミが8階建てビル相当の山に、2年間にわたる住民の訴えは実を結ばず―北京市

配信日時:2013年3月23日(土) 6時20分

2013年3月21日、中国・北京市朝陽区の住宅地のすぐそばにある建築ゴミが埋め立てられた山は8階建のビルに相当するほどの高さになっていた。風が吹くと土ぼこりが舞うため、周辺に住む1000人以上の住民は窓を開けることすらできない。強風が吹くときはさらにひどく、視界は1mにも満たないと周辺住民が話している。新京報が伝えた。

「レコードチャイナ」より

こちらの記事も写真付きだ。

どっちかというとゴミという寄り瓦礫の類ではあるが、積もりに積もって8階建てビルに相当する高さになったと言うのだから、不心得者が捨てたというレベルでは無い。

植林に対してODAで支援する必要性はあったのか?

そもそも、総額で3兆円相当も注ぎ込んで、どの程度成果があったのかは疑問だ。

中国へのODAはおよそ3兆6000億円供与され、北京の病院や地下鉄、上海の空港のほか、植林の支援など幅広い分野で活用されてきました。

「NHKニュース」より

これ、「病院」や「地下鉄」、「空港」「植林支援」等と言う言葉が並んだら、意味があることをした様に思えるのだけれど、その現実は残念なものだったようだ。

不毛の大地を緑に、「日中協力の成果を全土に広めよう」

プロジェクト名:寧夏回族自治区植林植草事業 2001年度承諾 プロジェクト総額:10,683百万円、うち円借款利用限度額:7,977百万円

砂漠化が深刻化している中国。1990年代後半には毎年東京都の面積の1.5倍にも相当する約3,400平方キロメートルが砂漠化し、また、首都北京の郊外約70キロメートルの地点まで既に砂漠化の波は押し寄せているという。砂漠化・乾燥化した表土は風に舞い上げられ、日本を含む東アジアに降り注ぐ黄砂の一因とも考えられており、中国の砂漠化問題は中国だけでなく、東アジア全体ひいては日本に直接影響する問題ともいえる。

「JICA」より

例えば植林だが、これ、良い話のように感じるのだけれど、どうもそうでは無かったようだ。

因果関係はしっかり分からないが……、後日こんなニュースが報道された。

植樹にQRコード活用 中国、国民に努力促す

2018年3月23日 16:23

中国では、国民は年間3~5本の植樹をする努力することが求められている。1980年代の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で決められた。

 植樹を進める団体「植樹祭」を中心に、学校や労働組合を通して行われてきたが、環境保護への意識を高める一方で時間と労力を要する上、樹木を育てるには専門的な知識が必要だ。

 だが、今ではQRコードをスキャンし、60元(約1007円)を寄付すれば、植樹の責任を果たすことができ、さらに植樹をしたという証明書を取得できるようになった。

~~略~~

 中国緑化基金会は、インターネットを活用した植樹活動を進めるため、国民に環境保護や低炭素社会の実現、貧困削減など公益的な理念を呼びかけている。これまでに約57万人から1044万元(約1億7529万円)の寄付金が集まっている。寄付金は甘粛省(Gansu)、寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)、広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)などの地域の貧困対策や造林に使用される。

「AFP」より

日本の努力が先鞭を付け、緑化が推進されているとも採れるニュースだが……、しかし緑化事業自体は支那が推進しなければならない性格のもので、別に日本がODAでお金を出さなければ解決しないような性格の事業では無い、とも言える。

そして、それも有名無実化しつつあるという事を考えると、これが果たして良かったのかは疑問だ。

http://www.clair.or.jp/j/cooperation/docs/H21_17matsue.pdf

もちろん、こちらのレポートのように成功したと思われるような事例も幾つか見つけることができたので、無駄だと断じるつもりは無いが、それを敢えて日本がやる必要があったのかはよく分からない。

北京地下鉄1号線と地下鉄事業海外進出

調べて見ると、北京地下鉄1号線も日本のODAで作ったのだとか。

苦行か…酷暑にエアコン利かない地下鉄通勤 北京1号線

2018年8月3日 21:26 

北京地下鉄の車内(2018年7月1日撮影、資料写真)。(c)CNS/樊甲山

【8月3日 CNS】中国は、全土で高温が続いている。北京も連日、蒸し暑い「サウナ日」とも言いたくなる気候だ。混雑で有名な北京の地下鉄だが、さらに「サウナ」の苦しみが重なる。インターネット上には、「地下鉄1号線のエアコンが利かない、まるでサウナだ」との市民の嘆きがあふれている。

~~略~~

 多くの市民は、北京地下鉄の正式サイトで「北京地下鉄1号線と八通線の一部のエアコンの利きが良くない、特に朝晩のラッシュの時間帯は、車内は蒸し風呂状態だ」と書き込んでいる。

「AFP」より

関連するニュースが無いか調べて見たら、こんな記事が。

1号線と8号線は日本が最初に支那に導入した地下鉄なので、エアコンの効きが悪くなるのは仕方が無いだろう。だって、北京市地下鉄建設事業の1回目が始まったのは1988年で1995年8月に完成している。つまり、20年ほど地下鉄を使い続けている計算になる。

流石に老朽化したシステムがあっておかしくない。

中国地下鉄の米国進出に、日本のネットユーザーは「米国は賢明」「日本の未来は暗い」と自嘲―中国メディア

配信日時:2017年11月11日(土) 6時30分

2017年11月9日、中国金融観察網は、中国企業が製造した地下鉄車両が米国進出を加速させていることについて、日本のネットユーザーから続々と自嘲気味のコメントが寄せられていると伝えた。

記事は、中国の鉄道車両メーカー・中国中車が米国の地下鉄車両への進出を進めており、すでにボストン、シカゴ、ロサンゼルス、フィラデルフィアで車両の受注に成功したと紹介。そして、10月16日には中国中車長春軌道客車が開発、製造したボストン地下鉄用車両がラインオフしたことを伝え、「これは中国で初めて米国の規格に基づいて生産した地下鉄車両で、米国側のさまざまな要求を満たしている。人に優しい設計で、乗客は快適に地下鉄が利用できるようになるだろう」と評した。

「レコードチャイナ」より

そして気がつくと、技術がパクられて海外に輸出するトコロまで成長している様子。自国の地下鉄を直せよ……。

鉄道事業に関しては既に支那は日本の競合相手で、価格面で太刀打ちできない状況になっている。実際にアメリカへの進出は支那が成功させている反面、日本は失敗して大変なことに。

日本が支那に対するODAで鉄道を作ったのは、支那の市民の足を確保するという目的だったはずなのだが、今では市民の足はさておき、海外に輸出するという状況になっている。皮肉な話である。

もはや技術面で支那に太刀打ちできない分野のある日本

そんな訳で、日本のODA打ち切りは10年ほど遅かったというのが僕の感想だ。

今や領土問題を吹っ掛けられて、尖閣諸島を盗られそうになっているが、ODAで支援している間にも、反日プロパガンダが醸成されていたことを考えると、一体何をやっていたのかと問い詰めたくなる。

対日デモで盛り上がった時期があったが、あのデモは官制デモであったと言われている。

2005年と2012年にそれぞれ反日活動が盛り上がったが、何れも「 デモは日本の侵略の歴史に対する誤った対応を不満に思った民衆が自発的に起こしたもの 」と暴動の鎮圧どころか煽る始末であった。

民主主義の国では無い支那でのデモは、民主的な動機からデモがわき起こることは希で、暴動に発展する規模ともなると、政府主導でやられているケースが殆どだ。

反政府デモは瞬殺レベルで鎮圧される事から考えても、政治的に利用する形でデモを煽っていることは明白であり、それが官制デモと揶揄される所以でもある。

そして、虎視眈々と技術が盗まれていき、結果的に日本が追いつけない分野が幾つもできるに至った。もちろん、日本の技術がベースであることはそれほど多くないと思うが、支那をここまでつけあがらせた原因の一端は間違い無く日本にある。もはや、日本と支那との関係はそういう力関係にあるのだ。

ODAを存続してきたのは日本の外交政策の誤りであった、とも言えると思うが、ODAの中止は河野氏が外務大臣であった時点で行われている事を考えると、安倍政権はけっしておかしな方向で外交をやってきたわけでは無いと思うのだが……、今現在はちょっとおかしくなってきている気がする。

利に聡い支那との外交は、ダマし合いのレベルでないと成立せず、常に支那は国内に対しても海外に対しても狡猾な手法で乗り切ってきた。その事に早く日本は気がつくべきなのだ。

コメント

  1. 「DIYで作った工作レベルのできなんだけど、支那で作って380万円相当という設備には、とても見えない。そして、これが本当にODAを必要としたとは思えない。」

    いや、もうこれ誰かが、ポッケナイナイしたんでは?

    • ポッケナイナイしたか、キックバックしたか。

      写真に写っているモノが全てとは限らないのですが、お粗末な感じですよね。