避難所の開設とホームレスの受け入れ

政策

何だか話題になっているね。

首相、ホームレス拒否問題で「全ての被災者受け入れて」

2019年10月15日19時36分

 東京都台東区が台風19号で自主避難所を訪れたホームレスの男性2人の受け入れを断ったことについて、安倍晋三首相は15日午前の参院予算委員会で、「避難所は被災者の生命、身体等を保護するために設置されたもの。各避難所においては避難した全ての被災者を適切に受け入れることが望ましい」と答弁した。台東区に事実関係を確認し、対応する考えを示した。

「朝日新聞」より

首相が「ホームレスも受け入れろ」と、その様に指示した様に報じられているけれども、安倍氏は「被災者全てを受け入れることが望ましい」と答弁しただけである。

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ホームレスに人権は無いのか?

発狂?する野党議員

野党はいつも論点をおかしな方向に誘導しようとするな。

国民民主党の森ゆうこ氏は、台東区が、区民を対象に開設した一部の自主避難所で、路上生活者、いわゆるホームレスとみられる人を受け入れなかったことについて「人道的に被災者の権利という基本的人権を尊重し、人間らしく避難生活を送ることができる基準がある。どう考えているのか」とただしました。

「NHKニュース」より

質問者は……。

ああ、大した質問内容でも無いくせに通告を遅らせ、台風の中、官僚を待たせて残業させた森ゆうこ氏か。

挙げ句の果てには「質問が漏洩した」と大騒ぎと、見苦しい事この上ないな。

質問通告
⬇︎
通告内容漏洩(国家公務員守秘義務違反)
⬇︎
質問前に、質問内容についてネットで叩いて炎上させる
⬇︎
恐怖を感じて質問取り止め
⬇︎
国会議員の言論封殺完遂(憲法51条違反)

そんなに質問されると困るのか・・・だろうな— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) October 16, 2019

……ナニヲイッテイルンダ?コイツハ。

質問内容に関しては、守秘義務の課される性格ものでは無かろうに、いきなり騒ぎ始めて、挙げ句の果てには憲法51条を持ち出して発狂?である。

第五十一条

両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。

なお、憲法51条は、議院で行った言論などに関しては、院外で責任を問われないと書かれているだけで、言論封殺云々とは無関係の条文である事はここに指摘しておきたい。

院内における発言で罪に問われることは無い、といった条文を設けることで、国会議員の言論の自由を保障する条文だとされているのだが、しかし国会議員の行った発言で損害が発生した場合には国に対して損害賠償が認められる余地があるという判決があり、「何を言っても良い」と保障されているワケでは無い。森氏には品性もモラルも感じられないが、国会議員ならその辺りは弁えて欲しい。

……のだが、彼女は論理矛盾を来たし、もはや「発狂している」としか思えないような痴態を晒している。

なお、「院内」での発言は憲法で保護対象になったとしても、twitterでの発言まではカバーされないので注意した方が良いよ。

森ゆうこ参議院予算委員会質問
10/15(火) NHK放映 9時~(90分)

障害者政策、 経済情勢と消費税増税、金融政策、関電問題、原発汚染水、 日米FTA、北朝鮮漁船衝突事件、公立・公的病院再編統合、国家戦略特区、災害対策等
応援よろしくお願い致します。https://t.co/IV0sbuWPH2
staff— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) October 11, 2019

そもそも、10月11日20時22分に自分で情報発信しているじゃ無いか。

自分で出した情報が「情報漏洩」とはこれ如何に。

おっと、この話は11日の話で、15日の質問には直接関係ないね。これ以上脱線するのもどうかと思うので、この問題はこの辺りで終わりにしておこう。

二元論では語れない

さておき、「ホームレスを避難所で受け入れるか否か」という問題は、そもそも善悪の二元論で論ずるべき話か?という点が気になる。

何が言いたいかというと、「受け入れ先」となっている避難所の開設は、地方自治体が行う事になっているからだ。

http://www.bousai.go.jp/taisaku/kyuujo/pdf/h30kaigi/siryo5.pdf

http://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/1604hinanjo_guideline.pdf

内閣府は災害発生時における「避難所の開設」について、地方自治体・市町村に「自治事務」として開設を義務づけている。また、避難所における生活環境の整備は「努力義務」であるとしている。

つまり、地域住民の税金をベースにして行われている。

もちろん、人道的な見地からすればホームレスであっても分け隔てなく受け入れるべきではあるのだろうが、資料にもある様に、基本的には避難所は地域住民の受け入れが前提に設計されるものなのである。

資料の表現としては「住民」の避難場所を確保する前提で、「その他の被災者」とされている部分に誰が該当するか、というのが問題になるのだろう。

政府はこの「その他の被災者」について、帰宅困難者を想定している様で、「住民サービスの範疇を超えて、他市町村からの通勤・通学、観光客などが多く含まれる」と定義されている。

ただし、「避難所への帰宅困難者の流入人数の抑制に努めましょ う」として、帰宅困難者の積極的な受け入れは想定していない。

これは添付されているチェックリストなのだが、要は帰宅困難者はスムーズな帰宅が出来るように促せ、という事になっている。

帰宅困難者の一時的受け入れを否定するものでは無いが、基本的には住んでいる地域での避難を推奨している、そう理解できるのだ。

避難所の定員は地域の実情にあわせて決まってしまう

何故、この様な対応をするような案内がなされているかというと、避難所に地域住民全員が入るような想定がなされていないからである。

満員など受け入れ停止の避難所も

10月13日 03時59分

大雨の特別警報が出され、市の全域に避難指示が出ているいわき市では、54か所に設けられた避難所にあわせておよそ7000人が集まりました。 このうち、13か所では定員いっぱいになるなどして、受け入れを停止しているということです。

「NHKニュース」より

実際に、今回の台風で避難所が定員オーバーで受け入れ停止したようなケースも散見された。

住民サービスの一環として開設される避難所であるにもかかわらず、定員オーバーしてしまう辺りが何とも情けないのだが、しかし、これは実際の「ハコのキャパ」に対して要避難者が多いと現実的に発生しうる

そして、多くの市町村が、住民全員が収容できるようなハコを用意していないのが現実なのである。

特に近年は、避難所での生活に「人として最低限度」の生活を求める方向で規定されるようになっていて、政府の資料を見ても分かるが、ペットの避難というところにまで目を向けざるを得ない状況になってきている。

公共施設を作る事に批判があるにも関わらず、いざ災害発生したとなれば、快適な避難所を求めるのだから質が悪い。

現実問題として、避難所に適した公共施設の数は圧倒的に足りていないのが実情であり、仮設住宅を建設したりといった対応になるのは日常茶飯事である。対費用効果の観点から考えても、多くの避難所を維持できないことが明白で、行政予算の圧縮を求める一方で充実した行政サービスを、となると、ある程度妥協しなければならないことは誰しも理解ができる話だと思う。むしろ、移動式で必要に応じて展開可能な仮設住宅を用意するか、ヘリかトレーラーで移動する仮設住宅ユニットを必要としているのでは無いか?とすら感じるよ。

何故ならば、避難所設定のハードルというのは意外に厳しいのだ。

そもそも避難所である以上は、災害時に真っ先に被災してしまうようではその機能が果たされない。したがって、必要な管理がなされる「条件に適合した施設」を要する事になる。

こうした状況から、「利用可能な避難所」の「定員」は自ずと決まってくる。

故に、避難所に避難できない住民が出てきてしまうことは、避けられない。

自治体には、仮設住宅ユニット設置の広場の確保を義務づけておいて、必要に応じて展開できるようなユニットを用意した方が合理的だと考えるのも無理は無かろう?

海に面していれば、寧ろ移動式の避難船を利用する手もあるかも知れない。まあ、今やられていないと言うことは、コスト面で問題があるんだろうけどさ。

人権擁護の観点で語ってはいけない

マスコミは騒ぐが、実現は困難

そんな状況であるので、まず第一に被災地域の住民を受け入れ、余裕があれば帰宅困難者などを受け入れるというような避難所の運営方針になることは仕方が無いことなのである。

路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

会員限定有料記事 毎日新聞2019年10月13日 20時34分(最終更新 10月14日 10時07分)

台風19号に伴って開設した避難所で、東京都台東区は路上生活者など区内の住所を提示できない人を受け入れなかった。生活困窮者支援の専門家からは「究極の差別だ」などとの批判が上がる。東京都内では住所の区別なく受け入れた区もあり、「災害弱者」への意識の差が浮き彫りになった。

「毎日新聞」より

毎日新聞などはこんな始末だが、「どんな専門家」が「差別だ」と騒いでいるのかと思ったら、「生活困窮者支援の専門家」だとよ。

ふざけんな!

 世田谷区災害対策課によると、同区は神奈川県との境を流れる多摩川の河川敷に住んでいるホームレスの人たちに対し、事前にチラシを配って台風と避難所の情報を知らせた。今回はホームレス向けの避難所を2カ所用意したが、利用者はなかったという。

「毎日新聞」より

こうした余裕のあるところは希で、そもそも地方自治体は自身の地域住民の数の把握はともかくとして、帰宅困難者の発生総定数の把握もままならない状況にある。

どの程度の帰宅困難者が発生するか?

それは、地域にある企業の従業員のうち、他地域から来ている方の数をカウントすれば、ある程度その概要は掴めるだろうが、観光客や道路を通過中に被災したような帰宅困難者まで想定することは現実的では無い。

それ以前に、十分な避難所の確保すらままならない状況なのだから、まさかホームレスまで避難させろと言うのはかなり無理がある話。ホームレスの実数を把握することは困難だからだ。

そりゃ、余裕があれば受け入れる方が望ましいのだろうが、ホームレスが大挙して押し寄せてきたらどうすべきか?という事を考えると悩ましい。そして、退去を迫る時に、住居があれば「もう大丈夫ですよ」と追い出すことも出来ようが、そもそも住居がないホームレスに避難所に居座られたらどうすべきか?という点も悩ましい。

同じサービスは許されるのか?

そもそも、「命の危険性があるから助けよう」という話は分かる。分かるが、では行政のサービスの一環として開設された避難所に、ホームレスが「住民と同じ様なサービス」を受ける前提で受け入れることが望ましいのだろうか?

この辺りは悩ましい問題となる。少なくとも住民感情は許さないだろう。

おぎやはぎ小木「嫌ですよ、それは」 避難所「ホームレス拒否」めぐる発言で「人命優先」「いや本音」と物議
東京都台東区の避難所がホームレスを受け入れなかったことについて、お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明さん(48)らによるテレビでの発言が話題になっている。小木さんは、受け入れに関して「(避難所に)来ている方たちは嫌ですよ」などと述べた。ネット上では、その真意を巡って、賛否両論の議論になっている。

ただでさえ、閉鎖空間では臭いや音に気を遣わねばならない。恐怖感からのストレスもある。このサイトで言及されているような事も、人間の感情としては考慮しなくてはならないのが現実である。

ホームレス避難所追い返し問題を安倍総理に言及され台東区が謝罪 〈週刊朝日〉
 大きな被害をもたらした台風19号が接近するなか、東京都台東区が、自主避難所を訪れたホームレスとみられる人を受け入れなかった問題で、同区は15日謝罪コメントを発表した。 当初は、「ホームレスらへの対応...

結局、台東区は謝罪に追い込まれた。が、この話は「人権」を前面に出して話すべきでなはい、と僕は思う。

台東区の避難所の状況がどうであったか?は分からないが、住民が更に避難してくる可能性がある、といった状況で、先にホームレスを受け入れ、住民の受け入れを断る、なんて話になったらそれこそ行政は義務の履行が出来ないことになる。

首相が「基本的には」と言ったのはその辺りを考慮してのことだろう。

よってこの話は、「受け入れの余裕があったのに断ったか否か」という話になる必要があると思う。台東区の区民が更に避難してくるという事が予想されていたのであれば、「区民優先ですから」と断られても仕方が無いと思う。

台東区、野宿者の避難所利用拒否の二重三重の問題点。求められる検証と改善 - ライブドアニュース
台風19号の影響で都内でも河川の氾濫などの被害が出た10月12日から13日にかけて、台東区が野宿者の避難所利用を拒否したことについて、ネット上で批判があがっている。これについて12日に私が台東区災害対策課に

実際にこのサイトでは台東区に問い合わせて、 この様な回答を得ている。

より具体的な回答を得るために「区民の入場が完了するまで、野宿者が来ても待たせるという意味か」と尋ねると、「そうだ」とのことだった。

「ライブドアニュース」より

この記事では、路上生活者こそ屋根の無い環境に暮らしていて、台風の時は生命の危機に陥るので保護すべきだという論を張っている。

それは事実だろうが、しかし地方自治体が開設する避難所がそれを請け負うべきかというと、それは違うと思う。住民を優先させたという判断は間違っていないだろう。

ただ、これは結果論であり、現実問題どうすれば良いのか?という事になると、やはり、世田谷区がやったような「専用の避難所」を開設するより他あるまい。

しかし、多くの地方自治体は、それに適した公共施設を確保出来ていない訳で、ではどうすべきか?となると、上に紹介した毎日新聞に出てきた専門家、「生活困窮者支援の専門家」が専用の避難所を開設すべきなんじゃ無いかな。

え?それは「差別」だ?

いや、行政サービスとは分けるという意味での区別だよ。差別と区別を一緒くたにしてはいけない。

そのために国がそれを主導する、というのは、それはその必要があるかもしれない。

だが、地方自治体にその責任を押し付けるのは、僕は間違いだと思う。そういう意味では国会で議論された事には意味があると思うが……、安倍氏の回答は残念だね。

この件に関して、僕の考えは或いは偏りがあるかも知れない。その自覚はある。では、皆さんはどうお考えだろうか?

追記

ヤバイな、コイツ。

イタリアの避難所の状況がどうであるか?という点について調べる術がなかったので調査していない。

していないが、しかしそもそも「可能か不可能か」でいえば、入るハコのキャパすら増やせない状況なのに、無理だろ。

いや、食事のサービスに関して言えば、キッチンカー導入というのは考えても良い話。ただ、自衛隊の特殊装備で炊き出しをして貰っている場所もあるので、現状でも避難所が少なければ対応できているだろう。お風呂だってそうだ。

この話、こんなアホが騒いだ話で終わってはいけないと思う。

国の在り方の議論をするために、こんな議員は退場させるべきだろう。

コメント

  1. アルトリア より:

    こんばんは!
    いつも読ませていただいてます

    最近は人権や表現の自由とかに辟易してます。
    もし自分の避難した避難所にホームレスが居たとしたら、今回人権人権騒いでる人たちは、彼らを快く受け入れてさらに税金や血や汗を流して日々働いてる人達と同等の扱いをすべきと言えるのか疑問です。

    自分も余裕があればでいいと思います。

    公共施設やそれに準ずるような物を使うのはちゃんと金を払ってる人達が優先だと思いますね。
    当たり前の考えだと思ってたのですが、私も少数派なのでしょうか。

    • 木霊 より:

      「人権」とか「表現の自由」を口にする人が、なかなか香ばしい人物が多い印象になってしまっているのが困りものですね。

      この問題は本当に難しいと思いますが、地方自治体に十分なハコを用意するように通達するのはかなりハードルが高いと思います。
      実現可能なレベルの通達を国から出す、それしか無いと思うんですけどね。
      「人権」に配慮するという点では、「後から避難してくる人」にも適用されなければならない話で、どこで打ち切るのか?というところはなかなか難しい話であります。
      その上で、地域の人々を守るのか、生活の拠点が無い人を守るのかといわれれば、どうしても後者を切り捨てる選択になるのは仕方が無いのかなと。
      余裕があれば、入れてあげても良いかも知れませんが、現実的には、避難している人の不安を煽るような運用は難しいデスよね。

  2. まぐう より:

    区民最優先は当然でしょう。そこがぶれたら何のために税金払ってるんだって話になる。

    非常時だけにより多くの区民が利益を得られる形にするのは当然でしょう。そういう意味では台東区が謝罪したのは悪い先例を残した様な気もしますが、突っぱねるのも難しいところでしょうね。

    • 木霊 より:

      お金だけで話をしたくは無いんですが、現実的にそうなるのは仕方が無いですよね。
      そして、台東区は謝罪をしたのが良くなかったと思います。そうなると、次は受け入れるのか?という話になっちゃいますから。

  3. 無一物 より:

    気の毒とは思いますが同情はしづらいかな。
    一度ホームレスになると脱出しづらいのも確かなので、その点だけは同情するところはありますが。

    どちらにしてもキャパが圧倒的に足らないのは事実なんですよね。
    私事ですが、自分の近所の避難所はキャパが住人の10分の1しかありませんでした。
    この状況で住所不定者を受け入れろ!と言われても住んでる身としては納得しかねるところ。
    受け入れ拒否はまぁ、住人よりの思考をすると、ある程度やむを得ないとは思いました。

    • 木霊 より:

      そもそも、現在の避難所のキャパって、「一部被災」を前提にしているので、今回みたいな全面被災という状況だと、避難所が溢れる状況を迎えるのは避けられません。
      今後、住民じゃ無い人の受け入れを巡って議論がなされるべきですが……、例の森氏は避難所でワインを出せとか訳の分からないことを言い出す始末。
      ダメですね……。

  4. 匿名 より:

    自分は嫌だな。ホームレスを救いたい人の家を開放すればいいと思うよ。
    他人と避難所に押込められている状況でストレスが溜まる。それが爆発しないのは「皆、同じ地域で同じ被害にあった同じ立場の人達」という思いで助け合おうという意識が働くから。
    ホームレスってそうじゃないでしょ。自分で好きに生きて専用のシェルターも拒否する社会性の無い人がほとんど。
    自由の代償はそういう時に払うしか無いでしょ。でも見過ごしたり締め出して亡くなられても後味悪いんで、人権団体さんや救いたい方達が立ち上がればいいと思うよ。
    自分の私有する場所で保護してください。そうすればあの意味の無い人権団体も少しは役に立つ事が証明されるじゃない。

    • 木霊 より:

      僕自身も、「受け入れてあげたい」とは思います。ですが、実際に避難所にてホームレスの方が隣りに来たらと思うと、ちょっと洒落にならないと、そう思います。

      人権云々の問題以前に、住民の不安を更に煽るような事をするのが本当に正しいのかは、悩ましいところですね。

  5. 音楽大好き より:

    皆さま、今晩は

    私、幸なことに避難所に行くような状況になった事ないんですけど、
    避難所に行ったらホームレスらしき人がいると、やですよね。でも、命にかかわるならば助けるべきでしょう。

    ・いつものねぐら・・・どこかにあるダンボールハウスは浸水、寝る場所ない。
    ・いつもの仕事場・・・繁華街の裏通り、レストランや呑み屋のゴミ箱も水没、食い物ない。
    ・気温が低い・・・服が濡れていると低体温症になりやすい。今日の東北地方の気温では命にかかわります。実際、低体温症で亡くなった方がいらっしゃるといった報道もありました。ホームレスも「人」「生き物」なんですよね。

    帰宅困難者は受け入れるべきでしょう。住民でなくても、その地域で働いている(事業所が納税している・・・赤字企業だったらどうする?)、遊びに来ただけでも、その地域でお金を使った(と思われる)のですから。
    ハコの大きさや備蓄などなど問題が多いのですが、少なくとも「受け入れられなかったから死んだ」人はゼロであるべきです。

    で、ホームレスも避難所では同じ待遇というのも、どうかと思う・・・彼らの日常よりも「いい暮らし」(ゴミ箱あさりをしなくても食事にありつける)だったりして・・・難しいねぇ・・・どうやって切り分けるの? 避難所に入るには住民票が必用ってなわけにはいかないし。

    • 木霊 より:

      「助けるべき」という気持ちはありますが、実際に感情面を考えると、難しいところだと思います。
      入口で利用者は「住所」を書く必要があるそうで、今回はその住所を書けなかった(北海道出身だそうです)のが問題だったようです。
      区別を付けることがそもそも難しい事ではありますが、区別が付かないほどこざっぱりとした感じで、住所が嘘でも書ける方であれば、受け入れ、という事になるんでしょう。
      こういう局面でも、見かけは割と重要かも知れません。