香港警察、見せしめとして雨傘運動指導者を逮捕

支那

雨傘運動って2014年の話だぜ?今頃逮捕かね。

「雨傘運動」指導者2人を逮捕=香港警察、デモ関連で

8/30(金) 10:21配信

香港民主派による2014年の大規模デモ「雨傘運動」の元学生団体リーダー、黄之鋒氏(22)と民主派女性幹部の周庭氏(22)が30日、警察に逮捕された。

「JIJI.com」より

若いリーダーだが、今の年齢が22歳と言う事は、5年前だと17歳か。若気の至り、では済まないのだろうね、特に逃亡犯条例の改正後には生命の危機すらあるだろう。

これは当時の写真らしい。

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週末のデモを警戒する支那

香港でも主催団体のリーダーが暴行を受ける

そろそろ支那共産党が焦れてきている様に思える。

香港デモ主催団体リーダー、武装した覆面の男2人に襲われる

2019年8月30日 7:42 JST

香港で何週間もわたり記録的なデモ行進を主導している民主派団体、民間人権陣線(CHRF)のリーダー、岑子傑(ジミー・シャム)氏は29日、武装した覆面の男2人に襲われたことを明らかにした。

「Bloomberg」より

誰が犯人かは容易に想像が付くわけだが、これでデモ側はかなり頭に血が上る可能性はあるね。

香港で31日に大規模デモ 香港政府「緊急法」発動も

2019.8.29 13:13

逃亡犯条例改正問題をめぐり混乱が続く香港で31日、香港政府と中国政府に対する大規模な抗議デモが行われる予定だ。香港政府が一連の混乱を収拾するため、通信や集会を制限できる「緊急状況規則条例」(緊急法)を発動するとの観測が広がっており、民主派や若者たちは対決色を強めている。31日のデモを機に、香港・中国当局が厳しい対応に乗り出す可能性がある。

「産経新聞」より

明日、31日には大規模デモが予定されているようなので、これに対する牽制と考えても良いだろう。

人民解放軍の入れ替え

そして、もう一つ気になるニュースが。

中国、香港駐屯部隊を「入れ替え」 米が懸念表明

2019.08.30 Fri posted at 12:30 JST

(CNN) 中国国防省の任国強報道官は29日、香港に駐屯する人民解放軍部隊の「入れ替え」を行ったと発表した。入れ替えのタイミングについては「例年と同様」と強調しているが、31日に予定されている大規模デモを前に、米当局者や香港市民は警戒を強めている。

「CNN」より

部隊の入れ替えのタイミングで、より攻撃的な装備などを持ち込んだ可能性は十分に考えられる。

大規模デモを制圧するのに人民解放軍が投入されてしまうと、いよいよ天安門事件の再現がちらついてくるが、しかし、この様な情報を出してきたという事を考えると、寧ろ「脅し」をかけたという風に考えるべきだろう。

冒頭の逮捕の話も、「脅し」の1つだろう。そこまで、明日のデモを警戒していると見るべきだ。

緊急法の発動も

気になるのは、緊急法の発動を準備しているといわれている点だ。

今回は香港島の中心部から、中国政府の香港出先機関、香港連絡弁公室までのデモ行進が予定されている。警察当局は29日、民主派団体が申請したデモ行進を許可しないことを決めたが、民主派などは強行する構えだ。7月21日にはデモ隊が同弁公室の建物を包囲し、中国の国章に黒い液体をかけるなどして中国側が激しく反発した。

~~略~~

緊急法は英植民地時代の1922年に制定されたもので、行政長官とその諮問機関、行政会議が「緊急事態」と判断した場合、立法会(議会)の審議・決定を経ずに、「公衆の利益にかなう規則」を定めることができるとしている。デモなどの呼び掛けに利用されているインターネットなどの通信や、報道、集会、移動の自由などが幅広く制限できるとされる。

「産経新聞」より

これとセットでもう1つ。

中国が却下、逃亡犯条例改正取り下げの香港行政長官提案-ロイター

2019年8月30日 15:49 JST

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官はこの夏、争点となっている「逃亡犯条例」改正案の取り下げを中国政府に提案したが、中国政府はこれを却下したと、ロイター通信が30日報じた。

「Bloomberg」より

もはや取り下げしか無いと考えた香港長官の林鄭月娥氏だが、支那共産党がこれを却下したとされている。前々から言及しているが、却下は支那共産党の「負け」を意味するので、事ここに至っても支那共産党は「メンツ」を気にしているんだね。

週末の香港が平穏でありますように

これについて百田氏がtweetをしていた。

私はずっと「香港の人たち、デモを頑張れ!」とは言わなかった。
本当に頑張れば、拷問と死が待っているからだ。
クーラーのついた快適な部屋で、あるいは喫茶店でコーヒーを飲みながら、スマホに「香港加油」なんて気軽に打ち込めなかった。
今はただ命の無事を願う。— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) August 30, 2019

確かに、このままではデモ側に勝機は薄い。デモ側の「勝利条件」は直接的には現状維持なのだが、それでも将来的には自由をすり潰されていくことになる。

一方の支那共産党の「勝利条件」はデモ鎮圧なのだが、これは力で押さえ込めばどうとでもなるのだ。ただ、将来的に考えて力で押さえつけることは、アメリカの仕掛ける貿易戦争に西側諸国が乗っかってくる口実を与え兼ねないので避けねばならない。

そこまで視野に入れると、デモ側の目指す所は民主化の切っ掛けを作ることであり、各地へのデモ拡大なのである。

支那各地の暴動のニュースは伝わってこないが、確実に増えていると言われている。だからこそ、支那共産党がしびれを切らしているのだろうが……、今回の逮捕劇でデモ側が下手をうつと流れが変わる可能性が高そうだ。デモをしないという選択肢をとれば逮捕者は更に増えるだろうし、デモを強行すれば香港警察介入の口実を与える。デモ側は確実に動揺するだろうと思われる。そこに支那共産党がつけ込んで来るかどうかが分水領だろうと思う。

ただし、可能であれば大変な事態に発展しないように、と、願わずにはいられない。

追記

大きな騒ぎにはなったようだが、人民解放軍が動き出すところまででは無かった。

香港警察にデモ隊「なりすまし」疑惑 「火炎瓶は警察の自作自演」動画が拡散 識者「『暴徒化』鎮圧を正当化か」

2019.9.2

「自由」「人権の尊重」「法の支配」を守ろうとする抗議デモが続く香港では、新学期を迎えた2日も学生らによる授業のボイコットや、職種を超えた大規模ストライキが呼びかけられており、事態の収束は見通せない。こうしたなか、警官隊に火炎瓶を投げたとする過激な行動が、警察側の「自作自演」だったと主張する動画がネット上で拡散している。真実はどこにあるのか。

「ZakZak」より

ただ、工作は色々なされたようで。

前から武闘派のデモ隊が暴れるという点は問題視されていたが、その背景に三合会の存在があるのでは?という話は囁かれていた。

この話は根拠のないものではなく、香港警察は三合会の存在を認めつつ黙認し、時には利用するというのは有名な話。こうしたケースは香港にかかわらず世界各国に大なり小なりある話。そう珍しいことでもないが、裏者会の影響の強い香港はそれなりの影響力があるのだといわれている。

そして人民解放軍を指示する支那共産党にしても、こうしたデモに打つ手無しの状況となっているワケで、こうした工作があったとしても不思議はない。

ただ、ネットの情報が真実か?という点については常に疑ってかからねばならないだろう。

追記2

ところで、デモ側はジリ貧だと書いていたが、見落としていた情報があったので追記しておきたい。

どうする「一帯一路」香港サミット2019

2019年9月2日(月)19時09分

9月11日から12日にかけて、香港で「一帯一路」サミット2019が開催されることになっている。部長級ではあるものの、現状では開催可能なはずがない。では、どうするつもりなのか?

「Newsweek」より

実は、一帯一路サミットなるものを香港で行う予定だったのである。

そもそも一帯一路構想が失敗しかけているという話を聞くようになって、今さらそんなサミットを、という気はするのだが、そこは習近平氏のメンツがある。8月31日のデモ収束を目指して支那が無茶をやったのはそういう背景があったとみるべきだろう。

そして、まさかサミット中止などと言う事になれば、それこそ大失態だ。この記事では深圳に場所を移してサミットを開催するのではないか?と予想しているが、今のところその関連情報が出ているわけではない。

今週中に収束させることが出来ないと、いよいよ別の場所で開催ということも視野に入ってくるわけだが……、どうなるんでしょ?

コメント

  1. マスメディア反乱軍 より:

    >部隊の入れ替えのタイミングで、より攻撃的な装備などを持ち込んだ可能性は十分に考えられる。

    昨年の改編で国務院から完全に切り離され中央軍事委員会に一本化された武装警察を動かせるのは、実質的に習キンペー君のみと考えていいでしょう。
    世界最強の独裁者が香港の命運全てを握っているのですからヤバ過ぎますね。

    林鄭長官が改正案の撤回と独立委員会の設置は政治的に最も実現可能で、一部の穏健なデモ参加者の不満を和らげるのに寄与すると折衷案を出したそうですが、中国政府はこれを一蹴し要求に応じないよう同長官に指示したらしいですね。

    >確かに、このままではデモ側に勝機は薄い。デモ側の「勝利条件」は直接的には現状維持なのだが、それでも将来的には自由をすり潰されていくことになる。

    香港市民が助かる道は欧米の大規模な関与しかなく、それも現実的には望みは薄く悲壮な戦いがしばらく続くのでしょう。

    >そこまで視野に入れると、デモ側の目指す所は民主化の切っ掛けを作ることであり、各地へのデモ拡大なのである。

    ウィグル・チベット弾圧は元より広大な支那のデモ勢力との同調は、相当なハードルがあると思いますね。
    実現には裏で暗躍し介在する組織(CIAとか)が必要と思いますが、重大な内政干渉となり戦争の第一歩に踏み込みむ懸念がありますから、そんな甚大なリスクを冒す国はさすがにないでしょう。

    >これについて百田氏がtweetをしていた。

    「永遠のゼロ」は高く評価していますが、以降駄作ばかりで小説家を引退した大嫌いな百田氏のこのコメントには同意しますね。

    >可能であれば大変な事態に発展しないように、と、願わずにはいられない。

    何もできなく願うしかないのですが同意です!!

    • 木霊 より:

      週末の香港のデモはかなり大規模なモノになったようです。
      ただ、かなり香港警察の自作自演が目立ったデモだったようで、空港にモノを投げ入れたのが香港警察の人間だったという画像も出回っているようですね。
      なんとも怖い時代になったモノではあります。

      百田氏は嫌いな人も多い様ですな。しかしまあ、売れ線を狙って書く小説は駄作が多いとはいいますし、彼の普段の発言はあまり褒められたものではありません。自業自得ですかね(苦笑

      • マスメディア反乱軍 より:

        木霊さん、おはようございます。

        >ただ、かなり香港警察の自作自演が目立ったデモだったようで、空港にモノを投げ入れたのが香港警察の人間だったという画像も出回っているようですね。

        今後は自作自演によるデモ派への悪辣な攻撃は増えるでしょうね、8月31日のデモでも火炎瓶を投げつけたのは香港警察の自作自演とか話題になってます。
        SNSはフェイクニュースに通じる危うさががあるので、僕は常に半信半疑の姿勢なんですが、画像・動画でリアルタイムに発信できるSNSの力の見せどころかな?
        今や読み手というか鑑賞者に最もインパクトを与える手段でもあります。

        >なんとも怖い時代になったモノではあります

        言論統制は当然至極で卑劣なデモ参加者を装った偽装までしていますから、上手く利用して支那の残忍さを世界に拡散したいところです。
        まずはチベット・ウィグルと上手い具合に協調できればいいのですが...、それには強力な媒体となる反支那国家の組織的介入が必要じゃないかな。

        まだまだ弱いとはいえ国際世論の風は香港民主化市民に吹いているのですが、今のところアメリカを含め西欧の本気の援軍は期待薄...、消耗戦&神経戦→そして籠城戦しかなのが辛いですね。
        何とか流血と命の犠牲者だけは避けて欲しい!!

      • 木霊 より:

        追記をしましたが、僕が見落としていた視点もあったようで。
        かなり急いでいるようですね、支那共産党は。

        それと、報道でちょいちょい出てきている長官の顔の表情が段々死んで来ているのが気になります。
        自認を口にしたようですが、即座に撤回するような会見をやっていたようですね。彼女も精神的に持たなくなってきているのかも知れません。

  2. マスメディア反乱軍 より:

    デモ隊が掲げる五大要求の内、今回の騒動のきっかけであり最大の案件である「逃亡犯条例改正案」を正式撤回しましたね。
    まずは成就おめでとう!! そして天安門の様な犠牲者がここまでは出ていない事に安堵です。

    審議中止で事実上は廃案でしたから、支那共産党のメンツだけで引き延ばしてきたのですが、キンペー皇帝の真の思惑はまだ判りません。

    さて、五大要求をおさらいしておきましょう。
    ①逃亡犯条例改正案の完全撤回→成就
    ②独立調査委の設置
    ③抗議活動を「暴動」と呼ぶ表現の取り消し
    ④一連の逮捕者の無罪放免
    ⑤普通選挙の実施

    デモ隊は「どれが欠けてもだめだ」と主張していますが、次のポイントは雨傘運動の発端にもなった⑤普通選挙の実施が実現するかでしょうね。

    支那共産党の恣意的な候補者しか立候補できないシステムが残る限り、香港の自主性はいつ脅かされてもおかしくないのですから。
    「逃亡犯条例改正案」もいつ形や名前を変えてやってくる可能性は高いでしょう。

    しかし、この⑤が最もハードルが高いのは間違いなく、その根を断つにはこれまで以上の苦難が香港市民を待ち受けるでしょう。
    国際社会、そして日本の積極的かつ強烈なフォローを期待しています。

    今回の香港だけでなくウィグル・チベットへの殺戮と弾圧、台湾への不当な圧力&恫喝の数々...、こんな人権無視の主席を国賓として迎え天皇陛下に謁見を許していいのかな。(怒!!)

    P.S.
    デモ拡大において中高生の授業ボイコットの拡がりは、支那にとって想定外で恐れる展開じゃないでしょうか。
    早ければ5年後に潜在的なデモ隊、そして10年~20年後には社会人として香港の中心となる世代ですからね。