トルコ、F-35A戦闘機の代わりを模索する

中東ニュース

アメリカとトルコの関係は更に悪化の一途を辿っているな。

トルコは何だかんだ言って西側に留まると踏んでいたんだけど、どうやらそんな雰囲気は無さそうである。少なくともF-35A戦闘機開発のチームからは外れて行くようだ。ロシアの戦闘機でも買うのかねぇ……。

トルコ、米国に排除されたF35開発計画の「代わり」模索へ

2019年8月29日 10:01

トルコは28日、米国により最新鋭ステルス戦闘機F35共同開発計画から排除されたことに関し、同型機の「代わり」を模索すると表明した。トルコは27日、ロシアと防衛協力の緊密化で一致したばかり。

「AFP」より

さて、先日からロシア製の迎撃ミサイルシステムS-400を買うから、F-35A戦闘機が買えない流れになっているのは知っていたが、どうやらロシアとの防衛協力の緊密化を決定したようだ。

スポンサーリンク

トルコ、東を目指す

地理的にはロシアと組む選択肢はアリ

えーっと、ロシアとの防衛協力の話はこちら。

ロシアとトルコ シリア北西部で防衛協力確認 首脳会談 米の反発必至

毎日新聞2019年8月28日 18時35分(最終更新 8月28日 20時24分)

シリアのアサド政権との関係が緊張する中、トルコが接近を図るのが、アサド政権の後ろ盾のロシアだ。トルコのエルドアン大統領は27日、モスクワ近郊でプーチン露大統領と会談し、シリア北西部イドリブ県の情勢を安定させる対応策を協議した。両首脳は防衛分野で協力を深めることも確認しており、米国の反発を招きそうだ。

「毎日新聞」より

トルコの話を語る上では、シリア問題を避けては通れない。

トルコの隣りにシリアがあり、ジョージア(グルジアと言った方が分かり易いかな)を挟んで、或いは黒海を挟んでロシアとも近い。

地域的に中東の影響も色濃く受けるトルコではあるが、祖国防衛を考えると西側諸国と手を組むよりも東側と手を組んだ方が地政学的に都合が良い事が多いのだ。

これ毎日新聞の作った構図なのだが、大雑把には理解出来ると思う。

……余談だが、ここに登場するのはほぼ独裁者だというのが(トランプ氏は違うんだけどさ)、なかなか面白いね。

アサド政権とトルコ軍の緊張激化 シリア北西部の停戦崩壊、空爆激化

毎日新聞2019年8月28日 18時45分(最終更新 8月28日 18時45分)

内戦が続くシリアで、反体制派の最後の拠点・北西部イドリブ県を巡り、アサド政権軍と、反体制派を支援するトルコの間で緊張が高まっている。同県では昨秋に暫定的な停戦が実現したが、アサド政権軍は今年4月以降、「過激派を排除する」との名目で大規模な空爆を再開。停戦合意は事実上崩壊しており、トルコ側は「アサド政権が停戦を壊した」と非難している。

「毎日新聞」より

トルコはアサド政権の反体制派を支援しているので、トルコとシリアって相当仲が悪いんだよね。ところがそのシリアの後ろ盾になっているのがロシアで、ロシア皇帝プーチン氏と、シリアの大統領、アサド氏は仲が良いんだよね。

エルドアン氏とアサド氏は両方とも独裁者なので、案外波長が合う可能性はあるのだけれど、今のところ対立構造にある。

トルコとシリアが組めない理由ー領土問題

この対立の理由は色々あるらしいのだけれど、1つは領土問題かな。

ハタイ県問題があるようだ。

ハタイの首都はアンタキヤだ。

このハタイ県、トルコとシリアとの間にあるのだが、かつては独立国として独立を宣言(1938年)した時代もあった。その後、トルコに編入されるわけだが、当時、ナチスドイツの脅威に晒されている時代であったので、その判断自体は間違ってはいなかったと思う。

ただ、このハタイのトルコ編入を快く思っていなかったのがシリアである。実は、シリアは一時期フランスの植民地(委任統治領)化されていた時代があり、デーヴル条約(1920年)によってシリアはシリア・アラブ王国からフランス委任統治領シリアとなった。その時代にはハタイはシリア領だったのである。

で、その後、ハタイで独立が宣言されて独立し、トルコがフランスに対して自国の領土だと主張し、フランスがそれを認めた。つまり、シリアの知らないところでハタイはトルコに切り売りされてしまったんだな。

そんな訳で、トルコに編入されたハタイ県は、シリアにしてみれば「俺の領土だ!」という想いがあるのも無理は無い。

……フランス、ろくなことしねーな。

トルコとシリアが組めない理由ー宗教問題

領土問題でも大概だが、これに宗教問題が加わるから更にややこしい。

激動 中東はどこへ(3) トルコ モダンイスラムの挑戦

2011年12月7日(水)放送

ことし9月エジプト・カイロの空港に大勢の人々がある人物を迎えようと集まりました。 やって来たのは、トルコのタイイップ・エルドアン首相です。 どの国のリーダーよりも早くアラブの春を迎えた中東諸国を回り、民主化を支持。 先々で、映画スター並みの歓待を受けました。 人々は今、経済も好調で欧米にも堂々とものを言うようになったトルコをモダンイスラムの希望の星と捉え始めています。

「NHK」より

トルコで独裁的な政治をしているのが大統領のエルドアン氏だが、大統領就任当時、彼はトルコを「先進的な民主国家」にすると宣言した。

「アラブの春(2010年~2012年)」が吹き荒れる前に、トルコが先陣を切って民主主義国家を目指したワケだ。西側諸国もこれを歓迎し、トルコは重工業化を目指す路線を採るのである。この路線は概ね成功したと思われ、新オスマン主義などと呼ばれるに至る。もちろん、これを好調な経済が支持率を支えていたという背景を忘れてはならないだろう。

とはいえ、強権的な政治手法は国内の「表現の自由」について取締り始め、次第にエルドアン氏の評価は下がっていく。

この辺りの記事で説明をしたのだけれど、強権を振るうエルドアン氏の自信を支えているのは、トルコ周辺、黒海の底に埋まっていると言われる地下資源の存在なのだろうと思う。

それ故、独裁的な政治をやっても、無理が罷り通っていた部分があったのだが、経済が減速してきたお陰でその無理が効かなくなってきているというのがトルコの現状だと認識してもらえばそれほど間違いでは無いだろう。

おっと、話が逸れてしまったが、トルコがこうした一定程度の成功を収めた背景には、イスラム教の教えを厳格に守る路線を採らなかったということもある。

建国以来、政教分離を国是とし脱イスラム、脱中東を推し進めてきました。 そこにあったのはイスラムは近代化への障害である、という考え方です。 トルコの指導者は、代々イスラム的なものを政治や社会などの公の場から排除する世俗主義の徹底を図ってきました。 しかし、AKP政権の下では、政治とイスラムの関わりについて新たな模索が始まりました。

「NHK:クローズアップ現代」より

多くの中東の国家は、イスラム教を国境として中心部にいる人々の既得権を守るような形で政権維持をしている関係で、トルコのやり方とは反りが合わない国々が多い。イスラム国家にとって、民主主義は必ずしも都合が悪いものでは無いのだが、拒否反応を示す国も少なくないのだ。

更に、アラブの春がトルコに引き金を引かれた西側世界の工作だという、逆恨みに近い感情を抱いている国も少なくはないようで。

さて、一方のシリアだが、元々サウジアラビアやカタールを中心とした湾岸地域のスンニ派アラブ諸国と敵対関係にあったが、アサド政権ではこれらの国々との関係改善に成功した時期があった。ところが、アラブの春を引き金にしたシリア内戦によってそれがぶち壊しになる。

そして、歴史上も対立関係にあるトルコとは徹底的に関係が悪化するに至る。この辺り、敵の敵は味方理論が跋扈していて、どこがどこと結んでいるかは複雑なのだが、決定的だったのはシリア反体制派をトルコが支援している点だろう。ただ、注意しなければならないのは、シリア反体制派は一枚岩では無く、多数の組織が入り乱れている。よって、欧米もシリア反体制派を支援しているが、トルコの支援する反体制派とは異なる組織に支援がなされていて、反体制派同士で対立するなんて状況も出ている。

有名になったテロ組織ISも、一時期トルコから支援されていた時期があったらしいのだが、トルコ国内にいるクルディスタン労働党と繋がりが深い組織への支援を警戒して、いまはそちらにはトルコから資金供与されていないようだ。

西側諸国の一員で行く路線に見切りを付けるトルコ

上で紹介したように、大統領当選時は民主主義国家を目指したエルドアン氏だが、実権を握り、独裁色を強めた結果、民主主義は少々都合の悪い制度である事に気がつき始めたようだ。

トルコ、ロシアと関係修復 対シリア外交行き詰まり打破へ イスラエルとも関係正常化

2016.6.28 20:58

トルコのエルドアン政権が、悪化していたロシアやイスラエルとの関係修復に乗り出している。特に、対立するシリアのアサド政権を支えるロシアをめぐっては、緊張緩和によって対シリア外交の行き詰まりを打破したいとの思惑がありそうだ。

~~略~~

 またシリア北部では、トルコと敵対する少数民族クルド人系勢力が、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討を目指す米国やロシアの支援を受け勢力圏を拡大。クルド勢力がシリアで実質的な自治を獲得し、周辺国でも活動を活発化させることへのトルコの懸念は強い。

「産経ニュース」より

「産経新聞ではロシアとの関係改善を目指している」とあるが、どちらかというと反体制派の勢力拡大に繋がる資金供与を止めてくれと、そんなメッセージのように思える。

西側の一員として行動して行くには敵が多すぎるので、東側に近づいて行ったという事なのだろう。

そこで決めたのがS-400の購入であり、その事に怒ったのがアメリカだ。

F-35導入問題

さて、トルコ空軍は100機のF-35Aを購入することになっている。しかし、S-400を購入すると発表されて、既にS-400はトルコに納入され始めている。

そうなってくると、アメリカとしてはちょっと困るのだ。

その辺りはこのブログでも言及した。

 トルコ政府はF35を100機以上発注し、同国の防衛産業も開発計画に巨額の投資を行ってきた。しかし、米政府は先月、トルコがロシア製ミサイル防衛システム「S400」を購入したことを受け、トルコはF35共同開発計画から排除されると発表した。

「AFP」より

冒頭の記事でもその辺りが言及されているね。

 トルコの半国営アナトリア(Anadolu)通信によると、同国のメブリュト・チャブシオール(Mevlut Cavusoglu)外相は訪問先のエストニアの首都タリンで、「わが国にはジェット戦闘機が必要だ。F35を購入できないなら、新たに代わりを模索する」と述べた。

「AFP」より

で、アメリカがトルコにF-35を売らないと言い出したので、トルコは「じゃあ他の戦闘機を買うよ」と、売り言葉に買い言葉な状況になっている。

ホワイトハウス、エルドアン大統領とトランプ米大統領の電話会談に関する声明発表

29.08.2019 ~ 30.08.2019

ホワイトハウス報道局から出された声明で、エルドアン大統領とトランプ大統領が昨日電話会談したことが振り返られた。

声明で、「会談で貿易額の増加やイドリブ地域の人道危機についての共通の懸念も含む一連の二国問題、地域問題が話し合われた」と伝えられた。

トルコ大統領府通信局は昨日声明を発表し、エルドアン大統領とトランプ大統領が電話会談したことを伝えていた。

「TRT」より

多少は軌道修正をする気があるらしく、エルドアン氏はホワイトハウスに電話をかけて、トランプ氏と電話会談しているみたいなニュースは流れていたが、既にS-400はトルコに納入されているので、後戻りは出来そうに無いな。

ロシアの売り出し中の戦闘機

最新鋭戦闘機Su-57「PAK FA」

ロシアが絶賛開発中の方がSu-57である。

かっけー!!

ロシアの戦闘機はいつも美しいね。ただ、これ、ステルス性能はかなり微妙だと言われているので、戦闘機としての運動性能はF-35よりも高いと思うが、ステルスまで含めるとなかなか微妙な戦闘機だ。

戦闘機開発で面倒なのは、アビオニクスがどんどん高度化するので、一国で開発を進めるには巨額の資金が必要となってなかなか開発を進められない点だ。

このSu-57戦闘機はロシア国内で配備が開始されていると言われているが、海外に売ったケースはまだ一例も無い。

Russia’s Fifth-Generation Su-57 Jet Already Has Export Permit – Source

10:44 29.03.2019(updated 10:54 29.03.2019)

On Thursday, Janes media outlet reported, citing Viktor Kladov, Rostec’s foreign cooperation director, that Rostec had submitted all the necessary documents to the Russian government to secure an export permit. Russian President Vladimir Putin is expected to give the final approval in a few weeks, the media added.

「SPUTNIK」より

トルコは「輸出許可貰っちゃうもんねー」と報道していたが、これを購入するとしたらまだ先の話になりそうだな。

Su-35戦闘機

なので、現実的にはこのSu-35辺りが候補に入っているとは思われる。

これもなかなか美しい。

噂では、人工知能システムを搭載するというこの戦闘機、多用途に使えるスグレモノで、ロシアの他に支那も採用しているようだ。ただ、支那はロシアの戦闘機のデッドコピーを作った過去があり、現在進行形で自国の戦闘機を開発していて、底にリバースエンジニアリングした技術を導入していると言われていて、ロシアにとってこの決定が良かったかどうかは微妙だな。

後は、インドネシアが採用を決定し、インドやエジプト、ベトナムも採用を検討している。UAEやらアルジェリア、ベネズエラ、ブラジルも興味を示していると言われているので、割とベストセラー的な戦闘機になる可能性はある。

候補としては、既に実績のあるSu-27なんかも考えられると思うんだけど、F-35と性能比較するとやはり見劣りする部分があるので、可能性としては低そうだ(Su-35はSu-27の発展型という位置づけではあるので、わけて考える必要は無いかも知れないが)。

周辺国との関係改善を望んでいるトルコ

ロシアとの関係改善

兵器購入という面に表れたこの話、結局、トルコが周辺国との争いに疲れているのではないか?という風に僕は分析している。

シリアとの間にも戦車や戦闘機が登場してドンパチやらかす状況になっていて、隣国との抗争は仕方のない面もあるが、軍事力行使をするとどうしても金がかかる。

しかし、トルコ経済が減速している中で、なかなか資源開発が始まらない状況にある。

東地中海、天然ガス巡り緊張 トルコが掘削、欧米は非難

2019年7月18日05時00分

地中海東部のキプロス島周辺で、発見が相次ぐ天然ガス田が国際的な緊張を招いている。キプロス共和国の排他的経済水域(EEZ)で、同国を国家と認めていないトルコが探索のための掘削を始めたためだ。欧州連合(EU)の国々も巻き込み、問題は複雑化している。

「朝日新聞」より

№168 トルコ:キプロスの天然ガス開発を妨害

公開日:2018/02/16

2月9日、トルコ海軍の艦艇は、キプロスの南沖合約70キロの海上を航行中のイタリアのEni社の掘削船を停船させた。停船の理由は、近くでトルコ海軍が演習を行っているためだとした。同掘削船(Saipem1200)は、キプロス沖合の掘削現場(Calypso1NFWのブロック3)に向かう途中だった。11日、トルコ外務省は、キプロスが単独で天然ガス開発を進めていると非難した。トルコは、キプロスが自国の沖合で天然ガスを開発することを支持しているが、北キプロスも開発に参加することを要求している。ブロック6については、2月8日にEni社が大規模なガス田を発見したと発表していた。

「中東調査会のサイト」より

こんな感じでキプロスと争いがあるニュースが流れていているのだけれど、実際に資源が手に入ってしまえばトルコ経済も大きく改善する可能性があり、それを目論んでいるのがエルドアン氏だと思う。

ただ……、トルコが重工業に力を入れることが本当に幸せなことなんだろうか?というような疑問は持ってしまう。そりゃ中東が地下資源によって潤っている事実はあるんだけども、それで中東が幸せかというと、そんなことは無いんだよね。

コメント

  1. ロシア(旧ソ連含む)戦闘機はスタイリッシュで美形ですよねェ~。

    アメリカの最強戦闘機F-22・最新鋭F-35がスティルス性重視のウェポンベイだからか、どうもずんぐりむっくりな感じとはかなり違います。
    それでも、F-15シリーズも現役・F-16は進化中・F-18も艦載機として実績十分なんで、トータルの空軍配備力は数段の差がありそうです。

    しかし、ロシアの最も莫大な金が掛かる戦闘機開発への執念は大したもんですが、国家予算に見合っているのか謎...。
    中東に執拗に肩入れするのも輸出需要をアテにして、代金の一部を天然資源で回収するつもりでしょうか?

    P.S.
    防衛省の概算予算が5.3兆円と決定したようです。
    この中で注目したのが「いずも」空母化のための改修費が31億円だった事です。
    元の建造費が1200億円ですから+2.5%程度、僕は改造費が100億円くらいまで膨張したらかなり叩かれると心配していましたから、ちょっと安心しました。(笑)
    後は改修のドッグ入り期間がどれくらいかかな。

    いずも改修だけでなくスピードアップすべき事案はテンコ盛りです、そして憲法改正は待ったなしだと思いますね。(自衛隊の位置づけ変更だけに終わる懸念が不満)

    • ロシアの戦闘機を購入するという選択肢、トルコは真面目に検討はしているのでしょう。
      しかし、それで戦力アップになるかどうかは微妙でありますから、可能性はあるよ、程度の話でしょうね。
      数を揃えれば結構いけるとは思いますが、如何せんメンテナンスが大変ですからね、彼の国の戦闘機は。

      防衛省の予算は少なかったですね……。
      内容は盛りだくさんなのに、アノ始末です。現実問題として、GDPの2%程度の引き上げても良い様に思うのですが、そんなことをすると「予算がー!借金ガー!」と騒ぐ人も出てくるのでしょう。そこで消費税は凍結してしまって、経済対策に使うお金を削減するというシナリオを……。
      まあ、無理ですか。

      • 木霊さんレスありがとうございます。

        >数を揃えれば結構いけるとは思いますが、如何せんメンテナンスが大変ですからね、彼の国の戦闘機は。

        トルコに売るにしてもアメリカへの情報漏洩を恐れて、いつものモンキーモデルとなるんじゃないでしょうか。
        そして、ご指摘通りメンテナンスの難しさが潜在リスクでしょうね、そもそも交換部品がスムーズに供給されるかは地域を含む政治情勢変化次第で変わるでしょうし、それなのに重要な戦略兵器をロシアに委ねる...、危険な人質になり得ますもんね。

        >防衛省の予算は少なかったですね……。
        >内容は盛りだくさんなのに、アノ始末です。

        増強する課題はテンコ盛りなのにねェ~、僕は自衛官の待遇改善が一番の急務と考えていますので、そこに金が回らなければ「仏造って、魂入れず」となるのを一番心配しています。

        P.S.
        イージスアショアで秋田県の「反対ありき」の姿勢が鮮明ですが、一刻も早い配備が重要なんですから早くどうにかして欲しいもんです。

        メディアも沖縄米軍基地の過重を必死で批判するけど、代案は本土で受けいれるしかないのが判っているクセに、日本独自のBMDの根幹となるこの問題ではお決まりの批判だらけですよねェ~。
        山口は何とかなりそうですが秋田には早々に見切りをつけて、青森や北海道(例えば過疎化がすすむ奥尻島)等に計画変更すべきタイミングでしょう。

        その上で、秋田県には「見せしめ」の意味で、地方交付税の特別交付税制限する&観光支援費の抑制など、極論ですが明確な制裁処置を取ればいい。
        米軍基地と自衛隊の核心装備は別個に存在するのではなく、総合的な国の安全保障構築の根幹部分なのでかすら、地方自治体の我儘は亡国への危機感がなく、国の備えとはならない弊害でしかありません。

        既にアメリカのXバンドレーダーがある青森県の車力なんか考えて欲しいし、その際不要になるXバンドレーダーはロシア対策で名寄(北海道)、支那対策で五島・対馬(長崎県)に再配備すれば、より強固なBMD体制になると思いますけどね。