香港騒乱と、人民解放軍を動員する支那共産党

アジアニュース

なかなか状況の収束が見えない香港デモだが、先日も大規模なデモが行われた様だ。

香港で再び大規模デモ=「170万人」参加

8/18(日) 18:56配信

香港島中心部で18日、逃亡犯条例改正への反対運動に端を発した抗議活動の一環として、民主派団体主催の大規模集会が行われた。

集会場所となった公園とその周辺には、主催者発表で170万人(警察発表12万8000人)が集まった。参加者の多くは幹線道路をデモ行進し、市民に実力行使した警察の責任追及や、改正案の完全撤回などを訴えた。

「yahoo!ニュース」より

170万人規模というのはなかなか想像を絶する人数だが、寧ろ警察発表12万8000人という方に笑う。もちろん、12万人でも十分にスゴイのだが、1/10規模で報告したいのは、やっぱり人数のインパクトが大きかったんだろうね。

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長引くデモと逃亡犯条例改正

後には引けない支那共産党

そもそも問題となっている「逃亡犯条例改正」だが、これは香港で逮捕された容疑者が香港で取り調べられるのでは無く支那本土に引き渡される可能性がある改正となっている。

逮捕して法の下に裁くのが香港の法律では無く、支那共産党の思惑一つだというところがこの話の恐ろしいところで、この条例改正がなされると、香港にいる人間は逮捕されたら死を覚悟する必要がある。

この事は、香港人のみならず、香港を旅行する外国人にも当てはまる話しとなる可能性が高いので、日本人としても座視できない。

そして、香港人にとってこの状況を放置すると、観光にも甚大な影響を及ぼしかねないので、看過できないという構図になっている。

だが……、支那共産党としてもこの状況を座視できるわけではない。何故ならば、香港のこの条例改正案は、支那当局の指示では無く、現長官の林鄭月娥氏の独断でやっちまった話のようだ。

早いうちにコレが撤回できれば良かったのだが、デモに屈して条例改正案の撤回などしてしまうわけには行かず、デモ側の要求に従って長官の更迭も出来ず、条例改正を実施してしまうわけにも行かないと言う、非常に不味い状況に陥ってる。

長官は対話を提案

ふんふん、いや、その段階はもう終わっているんだよ。

香港長官「対話の場を設ける」

2019.8.20 20:26

香港政府トップの林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は20日、記者会見を行い、大規模な反政府デモが続発していることに関連し、「各階層や政治的立場が異なる人々と対話する場を構築したい」と述べた。

「産経新聞」より

そもそも、デモ側の要求は、「改正案の撤回」と「長官の辞任」である。

いや、正確には5つかな。

香港デモ「五大要求」譲らず 穏健戦術に転換 長期化も
【香港=西見由章】香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正問題をめぐって香港中心部で行われた18日の大規模デモは、警察との衝突が発生せず…
  1. 条例改正案の完全撤回
  2. 「暴動」認定の撤回
  3. デモ参加者の釈放
  4. 当局による暴力の調査
  5. 普通選挙実現

……折り合うにはちょっとシンドイ条件が並んでいるんだけれども、しかし香港返還の時に約束された内容は「社会主義政策を2047年までは香港で実施しない」というものであった。つまり、民主主義は2047年までは維持される話になっているのだ。

よって、普通選挙の実現というところは厳しい要求ではあるが、おかしな話では無い。

そして、この5条件を香港の行政長官が飲めるか?というと、飲めるわけが無い。何故ならば香港の行政長官の林鄭月娥氏は支那共産党の傀儡である。この条件を飲むと言うことは、即ち共産党の敗北となってしまうのだ。

じゃあ、話し合いの余地があるか?なのだが、譲歩できる余地があるとも思えない。支那共産党の顔に泥を塗るような「譲歩」は、支那各地で起こっているデモに悪影響必至であるのだから、ここで後退できるわけがないのだ。

長官は辞任もさせて貰えないので、「あのー、話し合いを」とへたれているが、その話し合いには何の意味も無いことは、状況からして明らかだ。

軍事力の行使をちらつかせる支那共産党

人民解放軍の介入

さて、そんな状況で、こんなニュースが出てきた。

警告か? 中国、武装部隊が香港近くに集結する映像を公開

Aug. 13, 2019, 02:40

中国政府は8月12日、「過激なデモ参加者」とその「錯乱した」暴力行為を非難、中国メディアは武装警官と武装車両が近くに集結している映像を公開した。

香港マカオ事務弁公室の楊光(Yang Guang)報道官は12日、記者会見でデモ参加者について、警官を攻撃し、他の暴力行為にも関与していると非難し、「テロリズム」と述べた。チャイナデイリーが伝えた。

「BISINESS INSIDER」より

これは分かり易い警告で、色々情報が拡散されている。

だが、こうした人民解放軍の行動を開示するのは、むしろ逆効果だと思われる。

確かにインパクトは大きいが、支那がやる気であればこんな情報流れないように封鎖して、さっさと実力行使すれば良い話。

だが、そのための代償は相当大きい。

だからこそ、出来ない。コストが高すぎるのである。

軍介入は「コストが高すぎる」。香港デモ対応でジレンマの中国指導部
中国共産党の習近平指導部は、香港抗議活動の収拾をめぐり30年前の「天安門事件」以来、最大のジレンマに直面している。空港占拠や中国記者への暴行へと発...

この手の情報を出してデモ隊が怖じ気づく事を期待した行動だと思われる。そして、それを知っていたとしても自らの命が可愛いのが人間なのだから、ある程度の効果がある可能性はある。

ただ、香港人にとって、当面の命の危険性を回避されたとしても、子々孫々に「自由」を残してあげられないことの重大性を分かっていなければ、あれほどの規模の行動にはなるまい。つまり、この程度で引くとも考えにくい。

どこに着地できるのか?

さて、支那共産党は一歩も引けない状況だが、デモ側の主張はどこまでラインを下げられるだろう?

多分だが、「条例改正案の完全撤回」が最低ラインだろう。しかし、そのラインを割らないと支那共産党のメンツが立たないのである。

ツイッターとFB、香港デモ妨害の「中国関連」アカウントを削除

2019年08月20日

ツイッターによると、「香港での政治不和を生む」ために利用されていた936のアカウントを削除したという。これらのアカウントは、中国本土で作成されたもので、「抗議行動の正当性や政治的立場」を弱体化するための組織的な試みの一端だとしている。

~~略~~

一方、フェイスブックは、7つのページ、3つのグループ、5つのアカウントを削除したという。同社サイバーセキュリティー対策部門の責任者ナサニエル・グライシャー氏は、削除したページなどについて、「頻繁に政治ニュースや、香港で続いている抗議行動などの問題について投稿していた」と説明した。

「BBC」より

SNSに動きがあったが、twitter社もFacebook社も犯罪の片棒を担ぐのは嫌なのだろう。デモの反対工作をしていると思われるアカウント凍結や削除を行ったようだ。

これを「ヒョウゲンノジユウガー」と叫ぶ可哀想な方々はいると思うが、これはそういう話ではない。

香港デモにニセ記者出没 大量の虚偽情報、SNS凍結も

2019年8月20日20時43分

 香港のデモが長引くにつれ、香港のテレビ局の記者に変装した人物がデモ現場に出没したり、デモ隊のイメージ悪化を狙ったとみられる虚偽の情報がツイッターやフェイスブック(FB)で大量に流れたりする事態となっている。香港のテレビ局がニセ記者の写真を公表して注意を呼びかけているほか、米ツイッター社も19日、936のアカウントの凍結を発表した。

 香港のテレビ局「Now TV」は今月中旬、同社のロゴと「MEDIA」(メディア)との文字が印刷されたベストを着てデモを取材する男性の写真を公開。同社は「全く関係がない人物だ」としている。

「朝日新聞」より

こちらの話の方が分かり易いが、香港でやられているのは情報戦そのものなのだ。そこに荷担したくないというのがtwitter社やFacebook社なのである。

空港封鎖を報じる

こうした情報戦が実際に起こっているのだが、分かり易い例がこちら。

香港デモで資産価値の5分の1が吹き飛び、キャセイ航空が窮地に

2019年8月20日(火)07時15分

香港の反政府デモが航空業界を揺るがしている。8月半ば、デモ隊にロビーを占拠された香港国際空港は機能不全に陥り、数百の便が欠航に。

香港を本拠とし、従業員が多数デモに参加したキャセイパシフィック航空への中国政府からの圧力も激しさを増している。

中国当局はデモに関与した従業員の中国本土離着陸便での業務禁止を通告し、本土便に乗務する乗員全員の情報を提出するよう要求。キャセイ側もこれを受け入れ、デモ参加者は解雇の対象になり得ると警告した(さらにはCEOが責任を取って辞任)。

「Newsweek」より

これ、香港のデモ側の行動が過激すぎて航空会社が巨大な損失を被ったような記事の仕立てになっているが、事実は異なる。

香港のデモ参加者は、空港でデモをしたのだが、その抗議行動に従業員が多数関与しているとして、支那当局が空港の封鎖をしたというのがその実情だ。

香港空港、占拠のデモ隊と警官ら衝突 欠航は600便に

2019年8月14日00時58分

「逃亡犯条例」改正問題を機に香港で政府への抗議活動が広がっている問題で、数千人規模のデモ隊が12日に続き13日も香港国際空港に集まり、ロビーなどを占拠した。旅客の搭乗手続きができなくなり、空港当局は夕方以降出発する全便の欠航を決めた。

「朝日新聞」より

映像を見て頂くと分かるが、確かに搭乗手続の阻害になった可能性は高そうだが、一方で、全便欠航する必要があったかは疑問である。

空港でやられては不味いと考えた支那当局が先走っちゃった、というのがその実情なのだろう。強制排除するののはかなり印象が悪い話なのだろうね。

つまり、被害を拡大させたのは支那当局であった、ということなのだがデモ側が損害を与えた体で報道されているのはバランスを欠いていると言わざるを得ない。いや、デモ側の行動が原因で損害が発生したのは事実なのだろうけれど、決定したのは支那当局で、全便欠航にせずに対処する方法もあっただろうと思われる。

「旅客の搭乗手続きができなくなり、空港当局は夕方以降出発する全便の欠航を決めた」というのは、本当に正しい内容かは疑問である。

そして、こうした報道はどんどん増えていくだろう。

印象として、「香港のデモをやっている奴らが悪い」という格好にすることで、国際世論を支那が正しいという方向に誘導しようとしているんだな。

最悪の事態を招く可能性はある

こうした情報戦は今後も続いていくのだろうが、決め手に欠けるのも事実。

デモ側も長期化は避けたいところだろうが、最低限のラインを超えて妥協することも出来ないだろうから、どこに着地するのかは依然として不透明だ。

人民解放軍が「最後の手段」を講じる可能性はある。そうなれば支那共産党の負けに繋がりかねないのだが、チキンレースの様相を呈していることを考えると、どう転んでもおかしくない様に思う。

日本政府はこの件に口出ししない方針のようだが……、強いコメントを出しても良いんじゃ無いのかな?

コメント

  1. 河太郎 より:

    元米軍人の語るた戦場を最後に引退するつもりですが(もう暫く猶予を)
    一つだけ思う事があるので。
    北京と香港でしか言及がありません。
    でも…木霊様が北京でガソリンと爆発物を積んだ車を暴走させた事件の記事をアップされてから二年たらず。
    胡錦濤の時には閲兵中に、軍艦が胡錦濤の乗艦を砲撃した事件も。
    武装警察はそもそも大量リストラされてきたてきた陸軍人の集まりです。
    怨念はたまってます。
    そもそもヤクザが介入してるのも、
    あれ洪門でなく、リストラされて黒社会に下野した元陸軍人では?
    数年前のデーターですが、年間に8000人の元軍人の黒社会要員が逮捕されていました。
    その種は深センにいる治安部隊にもいると思うのですね。

    アンチ習派が習支配の転覆を今でも図るているならば……
    いきなり発砲もあり得ませんか?
    それシナ政府の致命傷にはならないですが、習政権の致命傷に発展する可能性はあるのでは?

    それを狙う者がいるならば、治安部隊に暴発する士官を混ぜるくらいの事はするのでは?

    経験則から兵士とは、命令に従う者である事を知ってます。
    その時に従うのは政府でも共産党でも主席でもなく、部隊の現場指揮官です
    阿鼻叫喚の中では目前の指揮官の命令で動く。それが兵士です。
    政治士官がいるそうですが、一度、現場に出場して事が起きれば、政治士官は鎮圧が終わるまで指揮権はないでしょう。
    この話、一度、香港に出場すれば、北京のコントロールから外れる可能性は高いと思います。出場するまでは文官が理詰めで動かしても、その先は「偶発」に左右されます。
    習政権が内心で折り合いを求めていても、アンチ習派の策謀で、天安門以上の流血が起きる可能性は高いと思います。私が現場の兵士だったら命令で撃つと思うもの。

    • 河太郎 より:

      北京…習政権の制御ですが。そういう事の為に政治将校はいます。
      でも、この人たちが有事に無力なのは、実はシナの反日戦争ドラマや、解放軍ドラマを観ていると解るのですね。「兵士の兄貴役(笑)」にして
      「指揮官の信頼できる相談役(笑)」
      それは美化された姿なのですが、その美化が逆に、「有事には職業軍人に兵士が従う」事を逆説してます。
      仮に反習派が消滅してないならば(完全に消滅してないと思います。とくに陸軍や武装警察には)、数人の指揮官。それも小隊長レベルで空気を入れれば良い。彼らが発砲を命じれば、兵士は従います。
      兵士は「北京の命令かどうか?」なと現場では問わないですよ。命令されたら実施する。それが兵士。
      そのように訓練されて動けるのが兵士なのです。
      数小隊が発砲を始めれば、もう混乱で兵士は動き始める。
      大軍はいりません。4小隊、160人レベルでカオスは作れる。
      アンチ習の閥が残存していれば、これほど美味しい話はないかと。
      木霊様にして、シナが巨大化しているので、彼らが「近代国家」と錯誤しているのでは?
      あそこは始皇帝いらい変わってない!
      半島のように中世では(痛い目にあってるから)ないですが。基本的に変わっていない。
      こういう一大事に、「朝廷」の権力闘争が出てこないとは思えません。
      私は今日、休みで小さなデモに参加してきました。左翼系のデモすが。
      そこでアパホテルの時に(私は言い分を聞いてみたくで、参加はしないが同行してます。)ような緊張感は無かった。でも香港からの留学生と、シナからの留学生とで口論はあった。
      平日だからかも知れないけど。
      極右でありながら三里塚で左翼の連中と共に機動隊と衝突した時に比べて、「所詮はインテリのケンカってこんなもんか?」と思うた。
      どちらも知的で理性的。
      喜ぶべきなんでしょうけどね。

      だが権力闘争はもっとドロドロして血生臭い!
      シナが巨大である故に、その権力闘争は果てしないだろう。
      彼らは北京と香港の対峙だけ考えていて、結果としてジョーカーが出てくるのを考えてない??
      シナ内部の権力闘争で、とんでもない流血が起きる事を予測しない?
      悪いけど君らは甘いと思うた。どちらにも。
      インテリは太陽が黄色く見えるまで匍匐前進した事がないから甘いのかね?戦に対する感覚が。
      勿論、香港で本気で対峙してる若者たちを誹謗する気持ちはない!
      でもインテリは甘い。
      引きちぎれた腸から出る糞便と、血液のヘモグロビンの鉄臭が漂う現場を想像した事もないのだろう。
      俺はそんなに甘い結果に着地しないと思うけどね。朝から収穫があるので、私の参加はここまで。
      流血で終えない事を祈ります。
      流血で終えると予測してますが。では失礼します。

      • 河太郎 より:

        あーもう寝れないや。構わん。
        木霊様には池袋で買える反日戦争ドラマとか視聴を勧めますね。ガタガタの意味不明な字幕だったり、字幕抜きの海賊版だったりするのですが。
        シナ人と一緒に観て解説してもらうと、あの国の軍事の奇形性が解りますよ。
        政治士官とかいるのですね(笑)
        んで、北京と現場の矛盾(笑)に悩む政治士官とか出てくる。
        国軍でなく党の軍ですから。
        するってーとですね、北京朝廷の権力闘争にナイーブなのが、逆説で見えるのですよ。
        「反日ドラマなんて!」とか言う方もおられるでしょうが。
        敵を観察すると見えてくるものがあると思います。
        奴等が隠そうとしている事が。
        シナ文化は稚拙なので、逆に見えるのですね。
        オススメします。
        こういうのを池袋のシナ人街で大人買いすると、親中とか言われるのですが、関係ない!
        シナ人から感想を聞いて、それを総合すると本音や実情がチラチラ見えてきます。

      • 河太郎 より:

        畑に出るので簡略に。
        無い物ねだりとは思いますが、
        自前の武力を持たぬは無力かと。香港の若者の本気は解る。
        解るが武力がない。
        武力なき者が蹂躙されるのは人類史で明らかです。彼らの必死は解る気持ちがする。願わくば踏みにじられて欲しくない!
        だが自前の武力を持たぬ者は、
        他人にすがるしかない!
        だから左翼に頼んでデモしょ?
        他人にすがる戦略では、たとえシナに苦渋を飲ませる事が出来ても、次は破れる。
        それがデモに参加しての本音かなぁ。

    • 木霊 より:

      三合会の関与に関してはこちらで触れています。

      https://annex2.site/20190729-01/

      香港では裏の影響というのは良くも悪くもあって、その影響も強いだろうと思ってはいますが、今回は動かないかな?とは思っています。ただ、ご指摘の様に、人民解放軍が北京のコントロールを離れてしまうことは十分に考えられる事態です。軍隊を出すということは、そういう事なのでしょうしね。
      そういう暴発が起こらないようにかなり支那共産党は気を遣っているのでは無いのかなと。

  2. マスメディア反乱軍 より:

    心配していましたが緊迫してきましたね。

    >170万人規模というのはなかなか想像を絶する人数だが、寧ろ警察発表12万8000人という方に笑う。もちろん、12万人でも十分にスゴイのだが、1/10規模で報告したいのは、やっぱり人数のインパクトが大きかったんだろうね。

    支那の古典の三国志に代表されるように、兵とか軍事力の人数は10倍以上と捏造が当たり前なんですが、その逆でマイナス要因ではまさに1/10以下って事でしょうか。(冷笑)
    つまり、経済指標も似たり寄ったりで捏造なんでしょうね。

    >そして、この5条件を香港の行政長官が飲めるか?というと、飲めるわけが無い。何故ならば香港の行政長官の林鄭月娥氏は支那共産党の傀儡である。この条件を飲むと言うことは、即ち共産党の敗北となってしまうのだ。

    落としどころが全く見えないのが香港事案の厳しいところなのは間違いないですね。

    >人民解放軍が「最後の手段」を講じる可能性はある。そうなれば支那共産党の負けに繋がりかねないのだが、チキンレースの様相を呈していることを考えると、どう転んでもおかしくない様に思う。

    ブラフのつもりがその効用はもはや限定的...、支那共産党も引くに引けない状況を自ら作っちゃた訳で、あとは政治的意図(反キンペー派の策略)で暴発する可能性はあると懸念しています。
    武装警察は人民解放軍傘下にある軍隊なのですから、もし1発の銃弾でも市民に犠牲者が出たら、香港市民はさらに燃え上がるでしょうし、一気に国際社会の大半を敵に廻す事になりかねません。

    SNSなどで一瞬にして画像・動画が世界中に拡散する現代、天安門のように必死で情報隠蔽に時間を掛ける余裕はありません。
    なにより、デモに参加している全香港市民の皆さんの無事を祈ります。

    >日本政府はこの件に口出ししない方針のようだが……、強いコメントを出しても良いんじゃ無いのかな?

    内政干渉と反発されようが日中関係に影響が出ようが関係ない、「人権と自由」を主軸に正々堂々と王道たる態度を表明すべきでしょう。
    それも、北東アジアの平和を真剣に案じるなら、安倍ちゃんが先頭に立ってやるべき事案だと思いますね。
    来春の習キンペー君の国賓来日なんて気を使ってる場合じゃない!!(怒)

    • 河太郎 より:

      畑に出る時間が迫るので丁寧な言葉は書けません。でも、否定的でも貴殿に私が感謝している気持ちなのはお分かり頂きたいです。

      甘い!です。
      シナの実情と、彼らがどのように考えているかは「別物」です。
      天安門の映像を観ると、兵士は水平射撃している。それも腰だめでなく、肩付けして。つまり当てる事を目的に掃討してます。
      そのような暴虐は国際社会を怒らせました。シナは孤立しました。
      けど……たった数年で、外資導入で、
      西側諸国を懐柔しましたね。
      ほれはシナに「自信」を与えていると思います。根拠ある自信か否かは関係ないんですよ!
      この程度やっても、我が国の巨大な市場の前に、西側は、くぅ~ん!と靡いてくるだろうと。
      あれが奴等の自信になっているならば、強硬な鎮圧も出てくる可能性は高いと思います。
      その結果として、一部の反習派の空気注入による部隊長の「暴走」もあるかも知れない。先は見えません。
      だが、国際社会の糾弾に怯えて、シナが手を控えると言うのは甘い認識と思うてます。
      それが本当に現実的かは関係亡いんですよ。奴等が「どう捉えているか」が肝心な事で。
      発砲をシナが(国際社会に怯えて)控えると言うのは、甘いと思います。
      それが「シナの詰み」と考えるのは妥当ですが、シナが「そう考える」かは別な話と思います。

      • 河太郎 より:

        客観的な現実と、どう捉えるかは全く別な問題!
        時々に思うが、読者諸兄には知的な方が多い故に、道理で世間が動くと錯覚している気がする。もっと世界は為政者でも、
        拘りやら、偏見やら、希望的観測やらに束縛されてます。
        簡単に非理性的な方向に動く。
        今の南朝鮮を観ても解るしょ?
        私は流血で終わると想定してますし、そのように奴等が想定しているか? は別物と思う。
        あ、軽トラの迎えきました。、
        これで失礼!

      • 河太郎 より:

        トラックに揺られながら。
        貴兄は盤面を自分(西側諸国)から観ているのでは?
        将棋は盤面を逆に…つまり敵側の視点で観ないと勝てないと思います。シナが戦々恐々しているのは事実と思いますが、それで次の手を手控えるほど、恐れているかってのは別物と思いますね。では。

      • マスメディア反乱軍 より:

        河太郎さん、これが貴方との最後のやりとりになると思います。

        イシューに関する意見の是非以前に、僕は一旦ブログからの撤退を口に出された方とは、議論するのは不毛で時間の無駄と考えています。(失礼)
        これは、貴方に限らずそれぞれが抱えている個人的な事情や感性の違い以前の、僕の基本スタンスと思って下さいな。
        だって、いつまた「個人的理由で撤退」されちゃうと、それまでの議論も価値はなくなってしまいますからね。

        僕は極端な合理主義者なんですが、その中でも意見の相違があっても「継続性」を基本の一つとして重んじています。
        つまり、書いた事に責任を持つのが基本で、もし誤った認識や思い込みだけで間違ったなら、そのご指摘には素直に「ごめんなさい」と謝りますが、自分の信念や思考に合わなければ徹底的に議論を深めたいのです、ただそれだけ...。

        どうか、お元気で!!

      • 河太郎 より:

        マスメディア反乱軍様。
        丁寧にスタンスを説明して頂けて、本音で感謝いたします。
        ついシナには祖父の代からの拘りがあるので、最後に記するつもりの米兵の言葉を後回しにしました。
        合理的観点から言い、去るを決意した者と継続的な対話ができないので、それは以後にスルーするという御意見は確かであると思います。納得です。
        一期一会で貴兄に会えた事を感謝いたします。
        唯一、最後にお願いできれば、
        「戦争」について私の親族と戦った米軍人が遺した話を読んでは頂きたいです。別に返信は望みません。ただ御一読を頂ければ嬉しいです。
        戦地で兵士は何を想うかという肉声なので。以後は木霊様には悪いが、勝手に書くと決めた兵士の言葉のみ書いて私は消えます。これまでの交誼を感謝いたします。では。
        追伸・最後は読んで下さい。

  3. マスメディア反乱軍 より:

    全て読ませて頂いています。

    • 河太郎 より:

      ありがとうマスメディア反乱軍様。
      稚拙ですが最後は渾身の力でまとめます。では、さようなら。いままでありがとうございました。

  4. マスメディア反乱軍 より:

    ついに警察部隊が一発で空に向かってとはいえ発砲に及びました。
    これ以上のエスカレートは人命が懸かった危険水域に入る恐れがあります。

    落としどころが全く見えない厳しい情勢なのですが、支那共産党が譲歩するしか手はないと考えます。
    せめて「デモが収まるまでは軍(武装警察)を含め強制的な抑圧はしないと約束し、逃亡犯条例改正は廃案も含め再検討する」と、一歩引いた考えを表明するしかないんじゃないかな。

    完全に信頼が失墜した香港政府ではなく、支那共産党が宥和に舵を切れば(出直しの時間稼ぎとしても)デモの過激化は収まる可能性があります。

    P.S.
    過激派の行動は支那工作員関与の噂というか可能性は排除できないですけど、どっちにしても真相は絶対に闇の中に葬れるでしょう。

    • 木霊 より:

      支那共産党、本当に譲歩するでしょうか?
      ご指摘通り、譲歩するしか手が無いように思えますが、長期的に考えれば、いつまでもデモが続けられる訳は無いと考えているでしょうし、どちらかというとデモ隊の方が不利な状況なんだと思っています。民主化に繋がる次の一手を考えられないと、デモ側はじりじりと体力を削られる事になるんじゃ無いかと危惧しています。
      頑張れば頑張るほど、デモ側は苦しいですね。

      • マスメディア反乱軍 より:

        >支那共産党、本当に譲歩するでしょうか?

        支那共産党の絶対的国是と習キンペー君の立たされている立場から考えれば、絶対に譲歩はしないでしょうね。
        G7の声明に速攻で内政干渉と強い反発をしてきましたが、苦しい足元を見透かされかねないのを承知での反発でしょう。

        >ご指摘通り、譲歩するしか手が無いように思えますが、長期的に考えれば、いつまでもデモが続けられる訳は無いと考えているでしょうし、どちらかというとデモ隊の方が不利な状況なんだと思っています。民主化に繋がる次の一手を考えられないと、デモ側はじりじりと体力を削られる事になるんじゃ無いかと危惧しています。 頑張れば頑張るほど、デモ側は苦しいですね。

        仰る通り基本体力勝負だと思います、攻めている様で実際は守りの戦略でしかなく、来るか来ないか判らない援軍無しでは続かないのが、デモの脆弱性であり今回に限った事じゃありませんからね。 つまり籠城戦に近い戦いという事。
        意地悪な表現ですがメディアが騒いでくれているうちが華って事じゃないかな?

        但し、支那が最も恐れる変数は「万一血が流れたら...。」じゃないでしょうか。
        皮肉な事に国際社会が無血を望むのと同じで、支那にとっては自家撞着状態なのも事実かもです。(武力行使したくてもできない)
        天安門の再現だけは避けたいと考えているからか、支那は軍警察を配備したり香港行政府はデモ排除令を示唆したり揺さぶりをかけていますが、その効果は薄い様な気がしますから長期戦でデモ側の体力を削ぐつみりでしょうか。

        しかし、事態が一気に悪化する可能性前述した通りあり得ます。
        流血騒ぎで警察の発砲で一人でも犠牲者が出たら、香港市民の怒りは一気にエスカレートするでしょうし、1984年の南京条約で永久割譲されたイギリスは、途中で99年間の租借と条件が変わったものの、香港の元宗主国として黙っている訳にはいかなくなるでしょう。
        これにアメリカが同調しカナダも追従、ドイツ・イタリアは支那よりなんでアテにならないけど、フランスも動けばどうなるか?

        その時は日本も決断しなくちゃならないでしょう。

  5. まり より:

    8月8日香港英国総領事館勤務のサイモン・チェン氏が
    深州で会合後、高速鉄道で香港に戻る途中で行方不明。
    先だって、中国側より同氏が治安に危害を与える懸念
    があり、身柄を拘束(拉致?)したと報告あるも、その
    高速理由は不明であり、同氏を香港人ではなく、中国人
    だと主張し、内政干渉を理由に外国からの問い合わせや
    面会要請に応じていない。
    *香港人に英国海外市民パスポートを配布している事
     への報復処置とみられる。
    *香港には英国市民が多数誕生している可能性がある。

    • 木霊 より:

      このニュースはどうにもよく分からないのですが、「帰って来た」という報道もあるようですね。
      https://www.afpbb.com/articles/-/3241191
      8日に行方不明で、支那当局に拘束されていて、24日に帰って来たと。
      一体にその間に何があったのか?という気がしますが、真相は明らかにされない気がしますよ。