北朝鮮が発射したのは、米国のATACMSなのか?米韓同盟を揺るがす事態へ

北朝鮮

さて、きな臭い情報が出てきたぞ。情報が整理できてはいないのだけれど、短稿にてお届けしたい。

北朝鮮のミサイル、米国の「ATACMS(エイタクムス)」に酷似で、機密漏洩疑惑が浮上

2019年08月19日 18時00分

 北朝鮮のミサイルをめぐり、驚くべき分析が注目されている。東部・咸興(ハムフン)付近から10日、日本海に発射された短距離弾道ミサイルとみられる2発の飛翔(ひしょう)体が、米軍の戦術ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」に酷似しているというのだ。まさか、米国のミサイル技術が漏洩(ろうえい)したのか? それともミサイル本体が横流しされたのか? 識者が疑惑視する「某国」の存在とは。北朝鮮は16日朝も日本海に飛翔体を発射した。東アジアの安全保障環境を激変させかねない疑惑に迫った。

「@niftyニュース」より

この話はちょっと前にも出ていて、信憑性に疑いを持ってはいたのだが、どうやら「似ている」というのは事実っぽい。

似ている見た目、固体燃料で奇襲発射…北の発射台は探知すら困難

記事入力 : 2019/08/14 08:40

韓国軍の合同参謀本部は13日、ATACMS級と推定される北朝鮮の地対地ミサイル挑発について「短距離ミサイル」だとしつつ、「細かな諸元などは分析中」とする従来の立場を維持した。一部からは、北朝鮮を写真を公開するまで、韓国軍は今回のATACMS級挑発について「イスカンデル級ミサイル挑発」と判断していた、という声も上がった。北朝鮮は、ここ1カ月の間に「キルチェーン」無力化を狙った3種類の新型兵器を試射したが、韓国軍によるきちんとした情報判断はいまだに行われていないのだ。

「朝鮮日報」より

朝鮮日報はしれっと「ATACMS級」などと報じていたが、そもそもATACMSは米国陸軍が保有する地対地ミサイルの1つで、輸出事例は韓国陸軍への111基売却意外は知られていない。

1991年の湾岸戦争の際に使われたのが初めてのようだが、現在はこれよりも新しい規格のミサイルをアメリカで開発中なのだとか。

しかし、このミサイルの性能そのものよりも、これが「どこから北朝鮮に漏れたのか」という点が問題視され始めている。

驚愕、韓国が北朝鮮に弾道ミサイル供与か

2019.8.14(水)

 北朝鮮は8月10日、新たな飛翔体を発射し、「もう一つの新しい兵器システム」を完成させたと公表した。

 韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が10日に短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表。高度は約48キロ、飛翔距離は約400キロ、最大飛行速度はマッハ6.1以上で、ロシア製「イスカンデル」の北朝鮮版「KN23ミサイル」の可能性が高いと分析した。

 今回のミサイル発射の焦点は、「性能がどうか」というものではなく、米国製の兵器が北朝鮮に流れている可能性があるということだ。

「JBpress」より

何故かというと、このATACMSは韓国陸軍に販売された後、北朝鮮にその技術が横流しされた可能性があるからである。

こうした疑いは、日本政府も持っているようで、その一端が例のホワイト国リスト除外騒ぎである。

この話がどう帰結するのかは今のところハッキリしないが、少なからずアメリカ軍はその疑いを抱いている可能性は高く、アメリカ政府は問題視しているだろうと予想される。

そして、その情報を日本政府もある程度は掴んでいるだろうと思われる。今回の話は、それを裏付けるような話だったのでは無いか?そう考えると、日本政府の覚悟の程が理解出来る気がしてくる。

まあ、今後分かっていく話ではあるんだろうけれど、今のところ裏のとれない話しなので、「噂」だということで。

コメント

  1. せいちゃn より:

    木霊様こんにちは。

    これ、北朝鮮が米韓同盟をぶち壊して(軍事的・経済的にも)弱った韓国を飲み込もうと考えているのかな?

    • 木霊 より:

      北朝鮮は実に面白いタイミングでこのATACMS級のミサイルを撃ち込んだものだと思いますよ。
      まさかアメリカから直接北朝鮮に技術が流出している、なんてことは無いでしょうから(闇ルートで流れた可能性はありますけどね)、一番疑わしいのが韓国というのは「誰もが思うこと」なのだと思います。
      しかし、韓国が国連制裁決議に違反することが公になってくると(既になっていますが)、更に韓国の国際的な信用が低下してしまいます。
      金で技術を買う、ということも困難になるんじゃ無いでしょうかねぇ?今後は。

  2. 暇人 より:

    ATACMSと北朝鮮のミサイルを比較すると、大きさは違いますし尾翼の大きさも違うので、パっと見、相似形でも別物のようです。
     とはいえ、数種類のミサイル、ロケットを開発試射を行い、着弾まで成功させているところを見ると、北朝鮮のミサイル技術はあなどれないところに来ています。

     今回、あえて似たようなミサイルを発射したのは「韓国は我々北朝鮮とつながっているから、米軍さんは撤退したら」という、北朝鮮が仕掛けたワナかもしれません。

    • 木霊 より:

      今回撃たれたミサイルの問題点は、ロシア製のイスカンデルよりもアメリカ製のATACMSに似ていることなんですよねぇ。
      別モノかどうかは今後検証されていくのでしょうけれど、別のタイプのミサイルを同時に開発する、それもコレまではロシアからの技術をベースにミサイルを作って来たわけですから、不自然なことこの上ないですよね。
      わざわざアメリカと韓国との間に楔を打ち込む気で「似たもの」を開発していたにせよ、ハッキングでデータを入手した程度の事で似たキャリアを含めたロケットを作れるとは考えにくいので、何処かから技術を入手した可能性が高いという風に理解した方が良いのでしょう。アメリカと韓国がGSOMIAを締結しているのにもかかわらず、ちょっと問題じゃ無いですか?という気はしますよ。

  3. マスメディア反乱軍 より:

    木霊さん、おはようございます。

    >こうした疑いは、日本政府も持っているようで、その一端が例のホワイト国リスト除外騒ぎである。
    >この話がどう帰結するのかは今のところハッキリしないが、少なからずアメリカ軍はその疑いを抱いている可能性は高く、アメリカ政府は問題視しているだろうと予想される。

    G20・トランプ大統領の板店門での金豚クン会談→3品目輸出管理強化そしてホワイト国除外と続いた流れから見て、日米間でこの問題も共有していたと想像できるんじゃないでしょうか。
    つまり、文クンの天下以降に同盟破りに匹敵する怪しい行動がたくさんあり、その証拠を掴んで南朝鮮を徐々に追い詰めるつもりだったりして。
    日本政府が呼吸を合わせアメリカと忖度しているかの様に、ミサイル発射への懸念と強い抗議をしていないのも中々意味深です。

    >今回撃たれたミサイルの問題点は、ロシア製のイスカンデルよりもアメリカ製のATACMSに似ていることなんですよねぇ。
    >わざわざアメリカと韓国との間に楔を打ち込む気で「似たもの」を開発していたにせよ、ハッキングでデータを入手した程度の事で似たキャリアを含めたロケットを作れるとは考えにくいので、何処かから技術を入手した可能性が高いという風に理解した方が良いのでしょう。

    「火の無いところに煙は立たず」の例え通りで南朝鮮有罪の可能性は高いと思うんですが、これだけバンバン好き放題にミサイル発射されているのに弱腰過ぎる南朝鮮の態度は、「李下に冠を正さず」の諺とは真逆な不信感を増長させていると思いますね。

    一部のメディアはBMDでは迎撃不可能な新兵器とか煽って、まるで日本のBMD防衛を貶めるのが目的の様な記事を書いています。
    イージス・アショアや新型ミサイル(超高速対韓ミサイル・超高速滑空弾)を無能と決めつけ、邪魔をする邪な意図が見え隠れしていると思っています。
    ATACMSのコピーならアメリカ軍が迎撃・対処を考えていないはずはないし、トランプ大統領の容認姿勢も余裕なのかなとも想像しちゃいます。

    とはいえ、日本にとっては脅威が増したことだけは確かなんで、これを良いチャンスに転じBMDはもちろん「先制を含む敵地攻撃」体制を強化して欲しいですね。

    「憲法9条改正」に口を出せば内政干渉になり余計な反発を生むだけ...、先般のトランプ大統領の「日米安保懐疑論」も含め、日本に期待する役割強化(=軍事予算&軍備増強)の為に、危機感を煽る事でバックアップしようとする魂胆なのかもです。
    そして、その目的はもちろん対支那戦に向けての布石、日本は既にそのキーパーソンとして組み込まれている様な気がしています。