プラスチックと海

政策

G20で、廃プラスチックの海洋汚染の問題が取り上げられようだ。ちょっと周回遅れの話題ではあるが、触れておきたい。

海洋プラごみ「2050年ゼロ」 G20首脳が合意 

2019/6/29 12:53 (2019/6/29 14:40更新)

20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)は最終日の29日、国際的に問題となっている海洋プラスチックごみ(廃プラ)は、2050年までにゼロにする目標を導入することで一致した。閉幕後の議長会見で安倍晋三首相が明らかにした。

「日本経済新聞」より

えらいまた先の話だな、2050年って。

この「大阪・ブルーオーシャン・ビジョン」と言う名でなされた合意だが、事実上の努力目標なので、各国に義務が課されたわけでは無い。だから、各方面から「不十分だ」という声が挙がってはいるが、これはやむを得ない話。

何しろ、プラスチックによる海洋汚染の防止を目指すという枠組みが国際的に作られるのはこれが初めての事だからだ。今後の努力次第って事だね。

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インドネシアも廃プラ輸入禁止へ

支那に続いてインドネシアも

G20でもインドネシアが話を持ち出すというニュースを何処かで見たが、G20に先だってインドネシアは廃プラ輸入禁止の方針を打ち出した。

インドネシアも廃プラ輸入禁止へ 中国禁輸で「殺到」

6/26(水) 0:00配信

インドネシアのジョコ大統領(58)は25日、プラスチックごみの問題が深刻化している事態を受けて、廃プラスチック輸入を禁止する方針を明らかにした。先進国の廃プラが流入する東南アジアでは規制強化の動きが相次いでおり、他国の動きにも影響しそうだ。

「朝日新聞」より

なるほど、過去に廃プラスチック関連のニュースを取り上げた記事を紹介したが、支那が廃プラを禁輸した影響がインドネシアに、ということで。

インドネシア国内でも廃プラ輸入の問題が表面化してきた所に加えて、支那が輸入されていた分がインドネシアに流れて輸入量が140%増加、なんてこともあり、インドネシアとしても慌てたのだろうね。

以前の記事でも指摘したが、日本としては廃プラを燃やして処分するべきだ。

リサイクルの量を増やすのも良いだろうし、そのための研究も続けるべきだとは思うが、今、港などに積み上がっている廃プラスチックは、さっさと燃やして処分するのが正しいと思うのである。

廃プラスチックは資源?

発展途上国でしか成り立たないビジネスモデル

散々「エコだ」とか「リサイクルガー」とか煽っていた日本だが、しかし、前の記事でも指摘したように、プラスチックはリサイクルしにくい事情があり、リサイクすると余計にコストかかる厄介な「ゴミ」となる。

日本から中国への廃プラスチックの輸出状況の推移を示すグラフ

このグラフが興味深かったのだが、各種リサイクル法などが制定された時期より、支那への廃プラスチックの輸出量は大幅に増えている。

何故、支那は廃プラスチックを「輸入」したのか?といえば、原油を輸入してプラスチックに加工するよりも、廃プラスチックを「資源」として輸入するほうが遥かにコストが安いからだ。

この、「安く輸入した資源」を「安い労働力」を使って分別し、プラスチックに再生して製品を作る原料とすることが、支那のビジネスモデルだったのである。

労働賃金が高騰する支那

しかし、これが成り立たなくなる。

中国における年間平均賃金の推移(元)

支那における人件費は2009年までのデータしか無いが、、とにかく右肩上がりに上がっている。かつては日本の1/10と言われた人件費も、今や都市部では最低賃金が日本円換算で400円程度と半額近くまで上がっている。

それでも都市部以外では日本よりも安い人件費を維持しているようだが、少子高齢化が恐ろしいスピードで進む支那では、早晩「人件費」は他の国より高騰するのは避けられない。

これでも支那共産党が強力な権力を使って人件費高騰を抑え込んでいるから、「安い労働力」をなんとか維持できてはいるが、その無理がどこまで続けられるかはハッキリわからない。

続けられなくなった廃プラ輸入

しかし、技術力が上がり、賃金も上昇してしまった今の支那にとって、安くとも質の悪い「原料」を輸入するメリットが失われている。

それどころか、環境が各地で悪化し、環境問題に対する環境が高まる一方で、「公害病」だと思われる患者が各地で続出する状況になって、メリットの出せなくなった廃プラスチック輸入は禁止するのが当然の流れだろう。

更に、急速に支那国内が発展した結果、モラルが文明の進化についてくることが出来ずに、色々なところで先進国では考えられないような歪が発生してしまう。

一時期騒がれていた、「ダンボール肉まん」「地溝油」「プラスチック米」など、おかしな商品があちこちに湧き出したのも、こうした背景によるものなのである。

【14億分の1:中国事件簿】厨房の残菜は金になる 「地溝油」で金もうけ

2018年6月24日 17:04

中国で「地溝油」と呼ばれる、飲食などで使用された廃棄油を製造販売した罪に問われた4人の被告に対する審理が14日午前、北京市(Beijing)房山区(Fangshan)の裁判所で行われた。

被告席に座ったのは、厨房の廃棄物を回収し地溝油を作った夫婦と地溝油を買った料理店の経営者、地溝油を買って「火鍋の素」を製造した会社の経営者だ。

「AFP」より

そして、現代もなお「金儲け」のためにおかしな商品が出回る事態は収拾がついていない状況だ。

「リサイクル」が叫ばれた理由

日本では古くから古物商などといった職業があり、古着や古道具は取引の対象になっていた。しかし、「リサイクル」の概念自体は近代になってかららしく、大量生産、大量消費を良しとした高度経済成長時代から日本のゴミ問題は深刻化した。

大量生産、大量消費、とくれば当然「大量廃棄」という結果を迎えるからだ。

1965年、東京都の最終 処分場である「夢の島」では大量のハエが発生し、 風に乗って住宅地をハエの大群が襲うという事 件が発生。 警察や自衛隊が出動し処分場自体 を焼き払う焦土作戦が展開される始末となり、ゴミの埋め立てを行った「夢の島」は一躍有名になってしまった。

日本の歴史を紐解いてみると、どうやら江戸時代でもゴミ問題は深刻だったようで。江戸は 、各藩から 単身赴任者が集まり、藩邸で暮らしながら江戸 城へのお城勤めを行う一大単身赴任都市だった ため消費型の都市だった。それ故、大量のゴミが発生して、不法投棄があとをたたず、循環型社会にならざるを得なかったようだ。

結局、構造的にゴミがたくさん出てくる社会では、ゴミを出さないようにするか、循環させるという手法を選択せざるを得ないようになるのだ。

ただ……、現代の日本の場合、プラスチックのリサイクルという話になったときに、リサイクルさせるほうがコストがかかるという大きな問題に直面した。

そこに商機を見出したのが、利に敏い支那だったというわけだ。上で説明したように、「原料」より安い「ゴミ」を輸入して、物を生産すれば、より儲けられるのだから。

よって、儲からなくなれば当然、その商売を止めるのが当たり前である。

インドネシアも支那と似たような経緯をたどる

もちろん、支那でやられていたことは、支那と親和性の高いインドネシアでも行われた。そして、やはり禁輸に踏み切ったというのが冒頭のニュースである。

ジョコ氏は同日、ジャカルタで朝日新聞との単独会見に応じ、「国内のごみ処理も不十分なのに、どうして輸入できるのか」と述べ、同日朝に環境・林業相に輸入規制のための省令策定を指示したことを明らかにした。省令は「一両日でできる」とも述べた。

「朝日新聞」より

支那のような強権で抑え込むことが出来ないインドネシアでは、ゴミ問題が深刻化してしまったために、早急に手を打つこととなった。

こうした流れは日本にとっては不幸ではあるが、しかし、商売にならなければ、ゴミの輸入などさっさと辞めるに限る。

リサイクルは「悪」か

同じモノにリサイクルするのが難しい

では、日本国内で「リサイクル」するのか?というと、これはなかなか困難である。だからこそ、集められた廃プラスチックは、大抵は火力発電などに使う「燃料」に「リサイクル」されてしまう。「リサイクル率7割」などという話はまやかしなのである。

そもそも、例えば使ったペットボトルを回収してペットボトルとしてよみがえらせるというのは非常に困難なのである。

こうした中、廃プラスチックのリサイクルを、国内で広げていこうという動きが始まっています。 廃プラスチックを回収し、ペレットを製造してきた日本の会社です。 ペレットは、国内の大手メーカーに出荷され、衣類や掃除シートなどにリサイクルされています。 今、力を入れているのは、ペットボトルからペットボトルへのリサイクルです。 この会社では国内の大手飲料メーカーなどと協力して研究を重ね、原料は廃棄されたペットボトルだけでペットボトルを作る技術を世界で初めて開発したと言います。

「NHK」より

その技術に目処がたったという話もあったが、技術的には素晴らしいと思うのだけれど、結局はコストが見合うのか?が問題なのである。

NHKでは素晴らしい技術のように報じているが、残念ながらそれにかかるコストに関して言及をしてはいない。

正直、行政がゴミの回収をして廃ペットボトルなどを集めるので、ある程度入手コストは削減できるのだが、それでも洗浄してペレットに変えていく過程でコストが掛かってしまう。

そのコストを支払ってもリサイクルすべきだという結論に至らなければ、むしろ燃やしてしまったほうが効率的だと言えよう。

外国でも苦戦している

さて、世界一ゴミを出している国といえば、日本を尻目にトップに君臨する国がある。それはアメリカだ。

プラスチックごみ 世界最大の輸出国 アメリカは今

2019年5月31日(金)

高瀬
「プラスチックごみの処理をめぐって、日本を始めとする先進国では今、早急な対策が求められています。
大量のプラスチックゴミを受け入れてきた中国が、去年(2018年)1月、環境汚染を理由に突如、受け入れを停止したからです。」
和久田
「中でも、プラスチックごみの世界最大の輸出国のアメリカでは処分をめぐって、深刻な影響が広がっています。」

「NHKニュース」yり

アメリカは単純に埋め立てる作戦を実行しているようだが、埋め立ては望ましくはない。

中国の廃棄物輸入禁止策、世界のリサイクル産業に波紋

2018年1月24日 16:00

【1月24日 AFP】中国では長年、世界中から資源ごみを輸入していた。しかし、今年から廃棄物の輸入が一部停禁止されたことで、世界各国は早急に大量のごみの新たな廃棄先を見つける必要に迫られている。

 中国の廃棄物輸入禁止策は昨年7月に発表され、年明けから施行された。欧米などの企業はわずか6か月の間に他の選択肢を探すことを強いられ、中には駐車場に廃棄物を保管する企業まで出ている。

~~略~~

中国政府の最新統計によると、2015年だけでも中国は4960万トンのごみを買い入れている。例えば欧州連合(EU)は収集・分類したプラスチックごみの半分を輸出しているが、その85%は中国へ向かう。またアイルランドは2016年、プラスチックごみの95%を中国へと送った。同年、米国が中国へ輸出した廃棄物は52億ドル(約5700億円)相当の1600万トン超に上った。

「AFP」より

こちらの記事では、ヨーロッパが苦戦しているという内容だが、そこまで支那は大量の廃プラスチックを輸入していたという事でもある。

それがいきなり「輸入禁止」を宣言したのだから、そりゃ各国慌てるのも無理は無いのである。

G20で決まったこと

本丸が攻められていない

結局、G20で何が決まったのか?という話に戻るのだが、スタートラインに立ったに過ぎないというのが現状である。

大阪ブルー・オーシャン・ビジョン実現のための 日本の「マリーン(MARINE)・イニシアティブ」
 G20大阪サミットにて共有された,海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現に向け,安倍総理は同サミットにおいて,日本は途上国の廃棄物管理に関する能力構築及びインフラ整備等を支援していく旨を表明した。そのため,日本政府は,(1)廃棄物管理(M...

詳しくは外務省のサイトを見て頂くとして、内容を少しつまんでいこう。

G20大阪サミットにて共有された,海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現に向け,安倍総理は同サミットにおいて,日本は途上国の廃棄物管理に関する能力構築及びインフラ整備等を支援していく旨を表明した。そのため,日本政府は,(1)廃棄物管理(Management of Wastes),(2)海洋ごみの回収(Recovery),(3)イノベーション(Innovation),及び(4)能力強化(Empowerment)に焦点を当てた,世界全体の実効的な海洋プラスチックごみ対策を後押しすべく,「マリーン(MARINE)・イニシアティブ」を立ち上げる。

「財務省サイト」より

要は先進国が途上国の廃棄物管理に手を貸しますよ、というお話である。

……ただ、上で書いた通り、むしろ先進国でのリサイクルが進んでいないのが現状で、上手く行かないからこそ、先進国は廃プラスチックを輸出してしまったのである。

今回の合意はその辺りの事に触れてはいないんだよね。

確かに途上国でのリサイクルシステムの確立というのは、悪い話ではないのだけれども、問題となっているのはそこでは無いのも事実。

海に流出する廃プラスチックは、リサイクルシステムがしっかり決まっていないので不法に投棄されるような事になっているのが問題であろう。しかしその一端として、先進国から輸出される廃プラスチックの存在がある。そこを対策しないとどうしようも無いよね。

今後、廃プラの輸出は難しい

さて、G20の話しはさておき、廃プラスチックの輸出というのは、今後、難しくなってくると予想されている。

東南アジア不法輸入にNO! 漂流する日本の廃プラ

2019年6月3日 6時0分

日本は、ごみの分別のきめ細かさでは、世界一だろう。

~~略~~

 5月28日、マレーシア政府は、不法輸入された廃プラを輸出元の国々に強制送還する方針を明らかにした。押収されたのは、コンテナ60個分で計約3000トン。
 該当国は次の9か国。
 日本、中国、米国、英国、カナダ、オーストラリア、スペイン、サウジアラビア、バングラデシュ。

「ライブドアニュース」より

今後、廃プラスチック輸入を断る国は増える事が予想され、支那、インドネシアに引き続きマレーシアもまた否定的である。

汚れた廃プラ輸出を規制、バーゼル条約締約国が合意 

2019/5/11 5:24

【ジュネーブ=細川倫太郎】有害廃棄物の国境を越えた移動を制限する「バーゼル条約」の締約国は10日、汚れた廃プラスチックを新たな対象に加えることで合意した。海洋汚染など環境破壊の深刻化で、海外輸出を規制する。2021年1月から運用を始める。今後は原則、国内で処理する必要性が増し、自国でのリサイクルを促す可能性がある。

「日本経済新聞」より

バーゼル条約締結国が廃プラ輸出を禁止する方向に舵を切った事も関係がありそうだけれども。

さておき、国内で処理するのが原則だが、どう考えてもリサイクルには限界があるし、ある程度は燃やしてしまうしかないのが現実である。多少例外もあるようだが、この手の話はそれほど大きな効果は得られないだろう。

廃プラ禁輸で中国企業が日本進出

毎日新聞2018年12月22日 17時29分(最終更新 12月22日 23時27分)

中国が昨年末廃プラスチックの輸入を禁止したことを受け、中国系企業が日本国内に進出、輸出可能な再生原料に変えて中国に輸出する動きが出ている。再生可能なプラスチックが、禁輸のため不足していることが背景にある。

「毎日新聞」より

何故ならば、そんな事ができるのであれば支那国内で再生原料を作ればもっとコストが安く出来上がるからだ。

しかしこれが商売になっている背景には、原料の回収、即ちゴミの回収に行政がコストを支払っているという事実があるのだろう。もっと言えば、税金が投入されているから再生原料のコストが低く出来るのである。

バカバカしいと思わないか?税金を払って支那を儲けさせようというのだから。

国内のサイクルを見直せ

G20では、途上国のリサイクルシステムについて技術支援しろという話が出たのだけれども、本当にやらなければ為らないのは国内のサイクル見直しである。

リサイクルにしても、どこに税金を投入してどれだけを再生資源として使うのか。使わないものはどのように処分するのか。

その辺り、足元が定まらない辺りが一番の問題なのだと思う。

燃やして処分するにしても、その熱を再利用できる事に目を転じればトータルでどうなの?という話も出来る。

まあ、途上国に出資してシステム構築をした上で、逆輸入するのも一つの手かも知れないけれども。それにしても当面どうするのかは、決定する必要があるよね。結論はいつもシンプルなのだ。

決めてやらないと、海洋を汚染するなんて話になっちゃうからね。ただまあ、これ、日本だけで頑張っても解決が出来ない話なので、G20で話題が出たことが、大きな前進だとは言えるのだけれど。

……なんとなく、良いところに議論が着地しなかったのだけれど、本日はこの辺りで。

追記

さて、コメントを頂いて思いだしたニュースがあったので紹介しておきたい。

世界初 店頭回収したPETボトルを100%使用、「セブンプレミアム 一 緑茶」 “リサイクルの見える化”を促進/日本コカ・コーラ×セブン&アイ

2019年6月5日

日本コカ・コーラとセブン&アイ・ホールディングスは、セブン&アイグループの店頭で回収したペットボトルを100%使用したリサイクルペットボトルを使った共同企画の緑茶飲料「一(はじめ)緑茶 一日一本」を6月10日から、全国のセブン‐イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武など、セブン&アイグループ約2万1400店で発売する。

特定の小売グループ内で回収したペットボトルをリサイクルし、再び同じ小売グループ内で販売する取り組みは世界初。わかりやすいリサイクルループを示すことで消費者の理解を高め、リサイクルへの積極的な参加を促していきたい考えだ。

~~略~~

回収機の設置費用はセブン&アイと日本財団が協力して負担する。ただ、回収したペットボトルを再びペットボトルにリサイクルできる業者(リサイクラー)が関東に2社しかないため、回収機の設置は当面関東エリアが中心になる。井阪隆一セブン&アイ・ホールディングス社長は、「社会全体で取り組まなくてはいけない課題。リサイクラーには勇気を持って設備投資をしてもらえるよう啓発していきたい」と話した。

「食品産業新聞社ニュース」より

セブン&アイホールディングスとコカコーラが組んでペットボトルリサイクルを始めたというニュースで、この話のポイントは回収ペットボトルを100%使用してリサイクルペットボトルを作る取り組みであるようだ。

理屈的にはちょっと無理があると思う。第1世代のリサイクルペットボトルはともかく第2世代、第3世代とリサイクルを重ねていくと、色々と問題が出そうな気がするのだ。そのうちしれっと90%とかに割合が変わっている可能性はあると思う。

まあ、それはさておき何がポイントかというと、その場でペットボトルを圧縮することと、ポイント還元してくれること、グループで実施していること、だ。

残念ながら全国展開してはいないようだが、こうした取り組みは、自治体レベルに任せるよりも面白いと思う。

案外、自治体もこういった所に出資して、企業にやって貰った方が良いんじゃ無いかな。

コメント

  1. 今夜は晩酌 より:

    この海洋プラスチック問題は10年ほど前に読んだ「人類が消えた世界」で初めてその問題を知った記憶があります。その時は漠然とした不安を持ちましたが、目に見えた実害を感じなかった為、最近の報道まですっかり忘れてました。
     多くの環境問題は莫大な金を投入しても、ほぼ解決不可能な物が多く悩ましいかぎりですね。個人的にはCO2問題は本当に環境問題か疑問をもっていますが、プラスチックゴミはやはり食物連鎖で最終的に、人間に取り込む事になるので、なんとか軽減したいですね。
     木霊さんがおっしゃる通り、政府レベルではゴミは燃やす!が現状、最も効果的と小生も思います。あとは個人レベルで過剰包装品を敬遠するぐらい、あとは出来るだけ物を消費しない・・・・意外と難しいな。

    • 木霊 より:

      残念な事にこのコンテンツは人気が低いのですが、真剣に検討すべき事柄だと思っています。
      やれることはシンプルだと思っていますが、しかし各国の思惑があってなかなか前に進めない分野の話であるとは思います。
      「ゴミ削減」というのは、積み上げていく話なので、過剰包装を止めることが大切ではあるのですが、しかし、世の中には必要があってその包装方法を選択しているという事もあります。
      余談ですが、僕は仕事でデスクトップPCを購入する立場にあるのですが、包装は色々苦心しているようで。
      一時期は段ボールを隙間に詰め込むスタイルが流行ったことがありますが、現在は再び発泡スチロールになっています。コストと性能のバランスなんですかね。

  2. とくめい より:

    まぁ、これまで対応してなかったのだから、スタートラインに立った(というより問題提起をできた)程度でも十分でしょう。
    そもそも、この分野、さほど期待もしていなかったわけですし。

    まぁ、支援と言っても、製品リサイクルより効率的な熱サーマル(燃やす)になるわけで、それら焼却施設をODAで整備、が日本的な流れかな?
    国内だと発電より温水プールに使われることのほうが多いのが難ですがw

    • 木霊 より:

      スタートラインに立った、という意味で評価すべきなのでしょうね。

      日本がやれることはやるべきだと思うのですが、プラスチックの削減というのも、日本では容易では無いと思います。
      レジ袋削減の流れも、どうかと思うんですよね、利便性から考えると。ストローにしてもそうですが、そこじゃないんじゃ?と、思う訳ですが。

  3. マスメディア反乱軍 より:

    20年くらい前のダイオキシン問題で雨後の筍様に這い出してきた、国の研究費援助目当て&TV出演料で稼ぎたかった自称専門家や自称研究者どもはどこに隠れちゃたんでしょう。
    リサイクルには新たな石油資源を使わらず得ず、膨大で採算の合わない事はごく一部の論客が喝破していました。
    なにしろ、田舎では普通の紙や草の焼却まで全面禁止を主張する狂い様には、当時からキャンプや庭のバーベキューでも焚き木をこよなく愛していた僕には、「こいつらアホか!!」としか思えなかったですんもん。

    >そのコストを支払ってもリサイクルすべきだという結論に至らなければ、むしろ燃やしてしまったほうが効率的だと言えよう。

    「各国が責任を持って回収し燃やして処分する」、これが現時点で海洋汚染を防ぐ一番合理的な対処だと木霊さんのご意見に全面同意します。

    他の方のコメントにもありますが「スタートラインに立った」という事の意義と、木霊さんはG20の成果に懐疑的な様子ですが、先進国が一番合意しやすいテーマでコンセンサスを主導したという意味で、僕はこれだけでも安倍ちゃんのG20を評価したいですね。(というか拡大したG20は各国の利害衝突必至ですから、中々合意できるテーマって限られると思うんです)

    >バカバカしいと思わないか?税金を払って支那を儲けさせようというのだから。

    同時にこの懸念は何とか阻止しなければなりませんね、ただでさえヤバイ国に恩恵が及ぶ様では本末転倒です。

    >まあ、途上国に出資してシステム構築をした上で、逆輸入するのも一つの手かも知れないけれども。それにしても当面どうするのかは、決定する必要があるよね。結論はいつもシンプルなのだ。

    ここは日本企業と研究機関の技術力&アイデアにより、世界をリードする先進的な処理システム開発に期待したいところです。(まさしくシンプルじゃないかな?)
    そして、イノベーションの進化はどんな分野でも、そしていつの時代でも大切な国力・科学の基盤となり得ますから。

    日本では大手スーパーや地方自治体レベルでも、ペットボトルなどプラスティックごみの回収システムは、国民意識では当たり前に近いところまで来ています。
    どれくらいの回収率なのか推移するデーターを提示し、理想値を提案するのも国民の環境意識向上に寄与するんじゃないかな。(過度な強制は嫌)

    残るは海や河川や山に平気で捨て置く不届き者への、超厳罰化くらいしかないでしょうけど。

    僕達個人が消費文化を見直すのも微力ですが忘れてはなりませんね。

    • 木霊 より:

      ダイオキシンの話は前回だしましたが、まあ、酷い騒ぎでしたね、あれも。
      ところでスーパーや自治体レベルでも、ということだったけれども、追記に書いたような取り組みは面白いと思います。