イラン、アメリカのRQ-4?を撃墜する

中東ニュース

「やる気」があるという事をちらつかせるのは良いけれど、折り合えるところを探すのは大変だぜ。

イラン、領内で米偵察ドローン撃墜と発表

2019年06月20日

イラン革命防衛隊は20日午前、イラン上空でアメリカの偵察ドローン(小型無人機)を撃墜したと発表した。

国営メディアによると、革命防衛隊は南部ホルモズガン州のクモバラク付近で、「RQ-4グローバルホーク」を撃ち落したという。

米軍はドローン撃墜を確認していないが、米中央軍のビル・アーバン海軍大佐はロイター通信に対し、「本日、イラン領空を米軍機が飛行した事実はない」とのみ答えた。

「BBCニュース」より

無人偵察機を飛ばしてイランの動きを知られるのは、イランとしても我慢ならないという事なのだろうけれど、よくもまあ撃ち落としたものである。20~30km程度の上空を飛んで偵察していただろうと思われる。

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撃ち落とされたのは、RQ-4かMQ-4Cか

どこを飛行していたかが問題

さて、RQ-4かRQ-4CMQ-4Cか、で何が違うのか?ということなのだが、取り敢えずは1つ記事を紹介しておきたい。

イラン、米国の無人偵察機を撃墜 対立激化の恐れも

2019/6/20 14:05 (2019/6/21 0:33更新)

イラン国営通信によると、イラン革命防衛隊は20日、南部ホルムズガン州に侵入してきた米国の無人偵察機を撃墜したと発表した。米軍報道官は、ホルムズ海峡上空の国際空域で米軍無人機が地対空ミサイルによって撃墜されたことは認めたが、領空侵犯はしていないと反発した。米国によるイラン制裁やタンカー攻撃をめぐり、両国の対立が深まっている。今後さらに事態がエスカレートする可能性がある。

~~略~~

イランが指摘する現場は首都テヘランから1200キロメートルの距離に位置する。革命防衛隊は撃墜したのは無人機「RQ-4グローバルホーク」と主張したが、米側は海軍の無人機「MQ-4Cトライトン」だと指摘した。

「日本経済新聞」より

さて、撃墜したと発表しているイラン側はRQ-4「グローバルホーク」であり、アメリカ側は撃墜されたのはRQ-4CMQ-4C「トライトン」であると主張している。

RQ-4と RQ-4CMQ-4C は同系列の無人偵察機なのだが、 RQ-4CMQ-4C「トライトン」は開場をパトロールするために洋上監視型に改良してある。

RQ-4CMQ-4C は、有人哨戒機P-8「ポセイドン」と連係するために開発されており、任務の関係上、RQ-4より低空を飛ぶ運用をする事があるために、防錆、落雷、氷結などの対策が施されている。

ホルムズ海峡近くでは6月13日、日本の海運会社が運航するタンカーなど2隻が攻撃を受けて炎上する事件が発生した。これを受け、米軍は同海域でのパトロールや警戒を強化していたとみられる。

「日本経済新聞」より

つまり、イランが主張する領空侵犯があったか無かったかという大きな問題に影響してしまうのである。

領空侵犯は撃墜の名目になる

無人機の飛行に関しては、国際的な評価が定まっていない部分があるので、無人機が領空侵犯をした場合に、された国がそれを撃墜する、というのは撃墜の理由があったことになる。

しかし、アメリカが主張する様に洋上をパトロールしていたとすると、イランが迎撃した行為は、他国を攻撃したのと同じであるから、かなり不味い事になる。

幸いに無人偵察機だったからこそ、未だにグレーな話になっている部分があって、一触即発という事にはならないと思うのだけれども、かなりお高いのでアメリカのヘイトはかなり集めた事になるだろう。

Iran Shot Down a $176 Million U.S. Drone. Here’s What to Know About the RQ-4 Global Hawk

JUNE 20, 2019

Iran shooting down a U.S. surveillance drone in the politically sensitive Strait of Hormuz has created a dangerous new level of tension between the two countries.

「TIME」より

これがかなり分かり易く書かれていると思うだが、撃墜されたのはRQ-4ということにしているね、この記事は。

革命防衛隊は「警告だ」と吠える

警告の意味

なかなか鋭い主張をしてはいるが、ちょっと苦しいところだな。

イラン、米無人機を撃墜=「領空侵犯」と革命防衛隊

2019年06月21日01時35分

イランの精鋭部隊「革命防衛隊」は20日、南部ホルムズガン州の上空で同日未明、米国の無人偵察機を撃墜したと明らかにした。「イランの領空を侵犯した」と主張している。革命防衛隊のサラミ司令官は演説で「撃墜は米国へのメッセージだ。侵略行為には強力に対応する」と警告した。

「時事通信」より

イスラム革命防衛隊が主張したいのは、グローバルホークを撃墜する程度の実力はあるぜ、ということなのだろう。

イランにとって、アメリカに本気になられるのは都合が悪い。どう考えても軍事力の差ですり潰されるからだ。

だが、痛い反撃が出来るというアメリカに対して主張をすることで、一定の抑止力として機能させようという狙いがあるのだと思う。

 米中央軍の報道官も米軍無人偵察機がホルムズ海峡上空で、イランの地対空ミサイルで撃墜されたことを認めた。ただ、「国際空域で起きたいわれのない攻撃だ」と批判し、米軍による領空侵犯はなかったと反論した。

「時事通信」より

飛行記録などは持っているだろうから、アメリカの主張に対する根拠は容易に示せる状況なのだと思う。

この段階でアメリカがそのカードを切ってくることは無いと思うが、イランの対応如何では次のカードを切ってくる可能性が高い。

アメリカも直ぐにカードを切らなかったと言うことは、注腸するほど明確に洋上だったとは言い難いのだろう。また、アメリカの装備の能力の一端を示すのは、アメリカとしても本意ではないという事もあるに違いない。

Footage of Iranian air defence shooting down American RQ-C Global Hawk

……いや、証拠を出しているね。でもイラン側の動画で、これだと寧ろアメリカ側の主張を裏付けるような話なんじゃ??

「ホルムズ海峡を封鎖できるんだ」というメッセージになるんだろうけれど、国際社会に対してマイナスイメージを与えかねない作戦とも言える。

もちろん、アメリカの態度を見る限り、付け入る隙がありそうだとイラン側は判断したんだろうけど。

追記

あらあら、アメリカが領空侵犯を認めたらしいよ。

米政府関係者が、イラン領空侵犯の事実を認める

2019年06月23日21時53分

アメリカ政府関係者の1人が、「イランに撃墜されたアメリカの無人偵察機は、イランの領空に侵入していた」と語りました。

イギリスの新聞ガーディアンのインターネットサイトは、「アメリカのトランプ大統領とその支持者らが21日金曜、ツイッターやインタビューの中で、トランプ大統領が人的被害を阻止するためにイランへの空爆を中止し、イランの地元の司令官が許可なくアメリカの無人機を撃墜し、これを策略的な陰謀だと主張している一方で、アメリカのある政府高官は匿名で、表向きに事実に近い発言をし、対イラン攻撃の停止の理由は、この無人機やそのほかのアメリカの無人機P8Aポセイドンが実際に、本来の航路をはずれ、イランの領空に侵入していたことによるものだとしている」と報じています。

「Part Today」より

認めたらしい……?

この話、信じて良いの?公式に認めた、という話じゃ無さそうだぞ。

コメント

  1. マスメディア反乱軍 より:

    RQ-4なのか海軍のMQ-4C(トライトン)なのかは判りませんが、100億以上の最高級無人機です。
    攻撃機であるMQ-9(リーパー)の約10倍近い高額兵器。

    まさに喧嘩売ってるのと同じじゃないかなァ~。
    トランプ大統領は一旦は攻撃の許可を出して止めたとか何とか...、速攻で決断したのに止めたのは開戦を望んでいない証拠と思いたいのですが、今後予断を許さない緊迫した情勢は続きそうです。
    少なくともポンペオ・ボルトンの強硬派には絶好の口実を与えてしまったんじゃないでしょうか。

    新国防長官代行のM・エスパー氏は北朝鮮強硬派らしいですが、イラン政策についてはどうなんでしょうねェ~。
    湾岸戦争を経験し軍事産業のレイセオン社のロビー担当という経歴なんで、ミサイル在庫の消費を望むレイセオン社寄りでイラン戦争を強行したりして...。

    核合意と言っても所詮は恒久的な手段ではなく(プルトニウムの量を規制しただけ)、これを理由にトランプ大統領がヤワなオバマ合意に懸念を持つ理由も判る気がしますし、イランだっていつ態度を変えるか判らないのですから、欧州諸国も合意の脆弱性とリスクは理解しているはず。
    イランもアメリカの経済制裁が続く限り有効な打開策は見えてこないので、強引に戦争カードを切る可能性も排除できないもんね。
    泥沼になりかねない地上戦を嫌がっているアメリカの思惑を読んでいるんでしょうか?

    しかし、タンカー攻撃の疑惑も晴れていないのに、何故こんな無茶するのか僕には理解できませんね。

  2. あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_3 より:

    政治的には、撃墜されたのがRQ-4(RQ-4A or RQ-4B)なのかMQ-4Cなのかは重要ではないと考えます(注:「RQ-4C」は存在しない感じです)
    パヨクが(MV-22Bが事故を起こそうが、CV-22Bを事故を起こそうが、(試作段階の)V-22が事故を起こそうが)何でもかんでも「オスプレイは欠陥機」と騒ぐのと同じレベルだと考えます。

  3. kujira より:

    基本的に米軍は単独では戦いません。
    国連軍、あるいは多国籍軍で戦争を行っています。

    現在、欧州各国は全てイランを支持しており、米国トランプ大統領の一方的な核合意(オバマの大成果)からの離脱を強く批判しています。
    欧州の支持なく単独戦争となれば、欧州移民の国アメリカでは大きな失策とみなされることは確実で、秋に選挙を控えているトランプにとって、マイナスにしかならないでしょう。
    ただ、米国情報機関の上層部は、イランコントラ事件同窓会とでもいうべき強硬派が占めており、どこまでこれにトランプが対抗できるかが鍵となるのでしょう。

  4. マスメディア反乱軍 より:

    木霊さん、おはようございます。

    イランは領空侵犯を複数回警告したと主張していますね。
    さらに撃墜の瞬間というアメリカのお株を奪う刺激的な映像まで公開しています。

    一方のトランプ大統領は「150人以上の死者が出るのはつり合いがとれない」とか言って、何か攻撃作戦自体がじっくり考慮されたものではない印象を与えているのはマイナスでしょう。

    ところでイランによると同時に捕捉していたP-8哨戒機(ポセイドン)も標的にし撃墜可能だったとか...。

    >有人哨戒機であるP-8 ポセイドンを補完する広域海洋監視を任務とし、MQ-4Cが対象を発見した際にP-8が駆け付けて対処するという運用を想定している。(Wikipediaより引用)

    という事はアメリカ海軍のMQ-4Cという事でしょうね。
    さらに任務形態が下記の様になっていますから、低高度で偵察中だった可能性が高く、それが仇となってイラン革命防衛隊のミサイル射程の餌食となったのかな。

    >ベース機であるRQ-4よりも低い高度で飛行する可能性があるため、(同引用)

    ロシアのS-300が使用された様なのでMQ-4CでもRQ-4A/Bでも射程距離は十分なんですけど、最新鋭のP-8まで狙っていたとなるとアメリカも肝を冷やしているんじゃないかな。
    これ、けっこう大事なポイントと思いますね、地上軍を派遣せずアメリカ海軍のトマホーク・戦闘機だけ使う作戦パターンに絞って、航空戦力に打撃を与え士気を削ぐ作戦なのかもです。
    空軍や海兵隊をサウジアラビアかイラクに派遣して援護が必要になりそう。

    MQ-4C・P-8は海軍基地のあるバーレーンから出撃したと思いますが、いざ開戦の時にアメリカ海軍の空母打撃群の戦闘機なんかもウカウカしていられませんね。

    僕は通常戦力差は圧倒的で開戦したらアメリカの大空爆で一方的と思っていましたが、地上戦以前にアメリカ軍の航空戦力の被害も少なくなさそう...。

    無人機にはチャフやフレアが装備されていないようでなんで、完備している戦闘機などの作戦機とは別かもと思いたいですけどねェ~。

    いずれにせよイギリスが同調しサウジアラビア・イスラエル・UAEまで巻き込む事になっちゃったら、ホルムズ海峡は機雷がバラ撒かれ中東は大混乱必至となりそう。
    サウジアラビア・UAEは石油輸出で大打撃を喰らいますから忌避すると予想しますが、アメリカのイラン制裁に乗じて宿敵を叩き潰す千載一遇のチャンスでヤル気満々じゃないかなァ~。

    アメリカ・イスラエルvsイラン・後見のロシアによる戦争...。
    恐るべしユダヤ資本!! せも絶対に乗せられてはなりませんね。

  5. マスメディア反乱軍 より:

    さすがのアメリカもイランとの開戦には慎重な姿勢のようです。
    強硬派と慎重派のせめぎ合いや欧州諸国のアメリカ批判等、数々の情報が飛び交っていますが予断を許さない状況なのは確かでしょう。

    アメリカの慎重派が国防省というのも興味深い話で(軍人が戦争のリスクを一番考えているのは抑止の面で良い話と思っています)、増派を要請しながら開戦は反対との立場なのがどういう意図なのかも読めませんしね。

    イランは続々と領空侵犯の証拠を出してきていますから、今のところアメリカは不利な状況で新たなる制裁などチラつかせブラフを掛けるしかないのかな?
    アメリカにとっては支那との貿易戦争の方が急務と思いますし(日本人的発想と都合ですが)、朝鮮半島非核化をやり遂げないうちに二面戦争突入は不利だと考えます。
    イラン相手はロシア・支那をも敵に廻すリスクがあります。

    それにしてもイラン、長年イスラエル&アメリカ相手に抵抗してきただけあってしたたかですねェ~。
    空戦になれば親米の革命前時代のF-14(トムキャット)が36機、ロシアのMig29(ファルクラム)が40機+イラン革命防衛隊のSu-25(フロッグフット)が10機以上で、これがアメリカ戦闘機にギリギリ対抗可能な最新機種...、残りはF-4(ファントム)・F-5(タイガーⅡ)等の旧型が250機しかないのに、制空権確保はロシア製地対空ミサイルで対抗するつもりなんでしょうか?

    人海戦術を駆使できる地上戦に余程の自信があるのでしょう、ある意味いい度胸してます。

  6. まり より:

    サッヤード2Cでトライトンを撃墜したのは悪手だ。
    タンカー事件は、米の説明や映像に、不可解な点が
    いくつかあり、Sやsとお友達のIの影も噂され、
    イランが主犯とは言えなかった。
    公海上で領空侵犯する必要がまったくないトライトン
    を撃墜したという事実は世界が認める事となる。
    88年のプレイングマンテイス作戦が浮かぶ。
    戦争は経済活動であり、絶対条件として利益>損害、
    必要条件として大義名分。米にイランを今つぶす価値
    がそれほど大きくはないと、私は思っているが・・

  7. 暇人 より:

    RQ-4の撃墜事件、イラン領空の内側だったのか、公海上だったのか、よくわからないですね。残骸をイランが回収しているところを見ると、速やかに回収できた=イランに近い方だった、で領空侵犯していたように思えます。
     一方、RQ-4といった高価な無人機で領空侵犯するのは割に合わないですし、センサ類も高性能で、わざわざ領空侵犯する必要も無いように思います。RQ-4にはミサイル妨害装置一式(AN/ALR-89)が備わっています。RWR、ECM、曳航式デコイがセットになった物で、これを使っていない無防備状態だったから撃墜されたとなると、領空侵犯するような任務飛行ではなかったように思えるのですが。
     ただ作動させていても撃墜された、となると米国側に大打撃でしょう。イランの地対空ミサイルに、米国戦闘機も装備している妨害装置が役に立たなかった、ということですから。

     個人的には事故、コントロールを外れたRQ-4がうっかりイラン領空に入ってしまったか、イランの現場指揮官がイラン領空内と勘違いして血が上って撃墜命令を出した、ように思えるのですが、どちらも認めがたいことでしょうね。

    • マスメディア反乱軍 より:

      暇人さん、とても参考になるコメントありがとうございます。

      >RQ-4にはミサイル妨害装置一式(AN/ALR-89)が備わっています。RWR、ECM、曳航式デコイがセットになった物で、これを使っていない無防備状態だったから撃墜されたとなると、領空侵犯するような任務飛行ではなかったように思えるのですが。

      何らかの防御装置はあるとは思っていましたが、AN/ALR-89が装備されているとは知りませんでした。
      では何故、妨害装置とデコイがあったのに使わなかったのか、それとも作動させたのに無効だったのかが重要ですね。
      ただ、チャフ・フレアで防御できるAN / ALE-47は搭載されていたのでしょうかねェ~?
      戦闘機の様に高速ではないRQ-4なんでデコイだけでは不十分な気がしますし、むしろチャフ・フレアの方が有効な様な...。

      >個人的には事故、コントロールを外れたRQ-4がうっかりイラン領空に入ってしまったか、イランの現場指揮官がイラン領空内と勘違いして血が上って撃墜命令を出した、ように思えるのですが、どちらも認めがたいことでしょうね。

      う~ん、高度にもよりますが相当の精密攻撃で狙わないと、確実な撃墜は難しい様な気がしますから、現場指揮官の勘違いはないんじゃないかと思いますけどね。
      イランの主張は複数回警告したとありますから(つまりロックオン状態?)、普通ならRQ-4操縦士は空域離脱しミサイルを回避するはず...、結局真相は後日談で出てくるんでしょうか?

      いずれにせよ、国際社会の判断もまとまらない感じなんで、「今そこにある危機」的状況は継続しそうです。
      アメリカ・イランともに早くどこかで折り合いを付けて欲しいと願っています。

      P.S.
      あの強面のプーチン大統領ですら「イラン恐るべし」という認識らしいですね。
      強硬な対イスラエル&アメリカで50年近く対抗してきた、「血の結束力」の様なものがあるのでしょうか?

      • 暇人 より:

         チャフ、フレアの発射装置に関しては、RQ-4は高高度飛行が主である以上、短射程ミサイルを考慮する必要は少なく、短射程ミサイルで多く使われる赤外線誘導を妨害する必要が無いからフレアは不要、チャフもRQ-4のように機動性に乏しく、速度も出ない無人機だと艦艇用のようにロケットで遠くまで飛ばす必要があり、そうなると大きくなりすぎる、で搭載しなかったのではないでしょうか。
         ただ、MQ-4Cになると低空飛行もしますので、短射程ミサイル防御も考える必要があるかもです。最近では潜水艦もSAMを持っている場合がありますので。

         そんなことを思っていましたら、「領空侵犯してました」と米国が認めたとか。
        http://parstoday.com/ja/news/world-i53930

         また撃墜されたのもMQ-4Cではなく、MQ-4C開発のためにRQ-4Aを改修した試験機だったようです。試験機となると色々フル装備だったかも疑問に思えてしまいますね。
         MQ-4CはIOCを獲得したのも1年前で、フル稼働は2023年予定だそうで、ホルムズ海峡のような緊迫地域にいきなり投入、というのも無いでしょう。

    • マスメディア反乱軍 より:

      暇人さん、貴重な情報の追記ありがとうございます。

      >チャフ、フレアの発射装置に関しては、RQ-4は高高度飛行が主である以上、短射程ミサイルを考慮する必要は少なく、短射程ミサイルで多く使われる赤外線誘導を妨害する必要が無いからフレアは不要、チャフもRQ-4のように機動性に乏しく、速度も出ない無人機だと艦艇用のようにロケットで遠くまで飛ばす必要があり、そうなると大きくなりすぎる、で搭載しなかったのではないでしょうか。

      テストを兼ねた偵察作戦で防備もなしに無謀にも低空飛行し、しかも領空侵犯までやっちゃったって事でしょうかねェ~。

      >ただ、MQ-4Cになると低空飛行もしますので、短射程ミサイル防御も考える必要があるかもです。最近では潜水艦もSAMを持っている場合がありますので。
      >また撃墜されたのもMQ-4Cではなく、MQ-4C開発のためにRQ-4Aを改修した試験機だったようです。試験機となると色々フル装備だったかも疑問に思えてしまいますね。

      試験機とはいえユニットコストだけでも100億以上の高額兵器です、まさかイランの地対空ミサイルの性能を試したなんてないでしょうけど、アメリカ空軍(or海軍?)の作戦指揮官は無謀過ぎますね、その意図はやはり謎のままです。
      しかも、P-8まで標的だったみたいだし...。

      >「領空侵犯してました」と米国が認めたとか。

      ハメネイ師個人口座の凍結やら制裁追加していますが、片や圧倒的武力で破滅させると言ったと思ったら、戦争は望まないともコメントするトランプ大統領の真意がまったく判りません。(というか支離滅裂)
      まさか懸案が山積みで神経衰弱状態...?(苦笑)

  8. マスメディア反乱軍 より:

    イラン駐日大使の断固たる反米メッセージや欧州諸国のイラン擁護(というかアメリカ非難)で、一応「親イラン」と称される日本の立ち位置も難しいですね。
    G20でマクロン大統領と核合意堅守を確認した様ですが、アメリカ向けにはやや背信行為(難癖ですが)と取られるリスクもあるんじゃないかな。

    ただ、忘れてならないのは「親日国イラン」とは、自由&民主主義とはあくまで一線を画す国って事です。
    イランもの国是である「イスラエルを世界地図から消滅させる。」がある以上、アメリカ・自由主義諸国との対立は永遠に続くでしょうからね。
    過去に如何なる因縁や問題があるとはいえ、「他国を消滅させる」という発想は危険過ぎます。

    何でもありで暗躍するイスラエルとそれに抗う事ができないアメリカの国情なんで、その政争に巻き込まれてはなりませんが、アメリカの理屈(イスラエル過剰擁護)に正面から対抗できないのも哀しい現実です。

    ではどうすればいいのか...、所詮凡人の僕には判りませんが、贔屓を除外した事実確認だけは常に怠ってはならないと思っています。
    グレーゾーンがほとんどになりますからベストは無理でもベターな判断基準にするには、相当高度で範囲の広い情報収集と分析能力が必要でしょう。
    イラク戦争での小泉内閣の鵜呑みによる失敗を繰り返しては、国として恥ずかし過ぎますから。

    大切なのは日本が古来そして敗戦から学んだ「王道」を貫く事...、安倍ちゃんにはそれを「日本人の気概」として正道を発信し続ける事を僕は期待しています。(理想論ですが僕は諦めたくない-微笑-)