支那の大型空母が建造される

支那

これが敵方になる可能性を考えれば、当然ながらこれに対峙できるだけの戦力、或いは戦略を手に入れなければならない。

もちろん、支那との直接的な戦争を起こすべきではないけれども、相手がある話。支那が勝手に攻めてこれば、対応せざるを得ない。そして、対応できる力を持っていることを示してこそ、抑止力になるのである。

中国初の大型空母、衛星画像で建造中の姿が判明

2019年5月8日 / 15:22

中国にとって初の本格的な大型空母の建造が、上海郊外の造船所で進められているもようだ。ワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が持つ衛星画像の分析で明らかになった。

「ロイター」より

さてさて、どんな大型空母だったんですかねぇ。

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支那の空母と言えば遼寧

アドミラル・クズネツォフ級航空母艦を切ったり貼ったり

支那空母といえば、これ。

ウクライナからスクラップ扱いで未完成の空母「ワリャーグ」を買い取って、当初の予定ではカジノになる予定だと報じられていた。

しかし、2012年に001型空母「遼寧」と報じられるに至る。

この遼寧には、色々と問題があって、溶接が上手く出来ていないので本来の強度が出ていないとか、予定している速度が出せないので、空母として使うには機能が満足できないとか、そんな残念な話が聞こえて来た。

しかし、問題はそうした「使えない空母」を保持している事ではなく、これをひな形として新たな空母を作っていることなのだと、そう思う。実際に、割り切ってテスト運用しているようだし、最終的には的にして沈めるにせよ、使えるうちは使い倒すというのは合理的な考えだと思う。

国産1隻目001A型空母

さて、残念な遼寧をひな形としてコピー空母として作られたのが001A型空母で、現在建造が進められている。

こちらもスキージャンプ台を備えた空母なのだが、遼寧との違いは対艦ミサイルの区画を廃して格納庫を増やしているなど、色々な面で改善がなされているという話ではある。

つまり、遼寧と違って完成すれば空母としての性能は発揮できる可能性があるのだ。

中国の新たな空母、試験航行に出発

2018年08月27日 16:45(アップデート 2018年08月29日 15:57)

グローバルタイムズ紙によると、空母は8月26日午前、拠点とする大連の港を出港した。数隻のダグボートが随行している。

航海中に、エンジン、通信システム、ナビゲーションが綿密にチェックされる。

「スプートニク日本」より

実際に、試験航行できる程度までには出来上がっているらしいので、早晩、配備されることになると予想される。

懸念があるとすれば、支那が自前で推進機構を作ったことなど、手探りでやらねばならなかった項目が多かったことなのだろうけれど、少なくとも修正しながら運航可能な状態に持って行ける可能性はあると思う。

3隻目は002型空母

で、冒頭のニュースは何かというと3隻目の空母の建造が進んでいるという話。

これだけ大きなものを隠すのは難しいので、見つかる前提で作っているとは思う。

中国初の大型空母、上海郊外で建造進む 衛星画像でその姿が判明

2019年5月8日(水)18時10分

中国にとって初の本格的な大型空母の建造が、上海郊外の造船所で進められているもようだ。ワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)が持つ衛星画像の分析で明らかになった。

中国は現在2隻の空母を保有しており、CSISの分析ではこれは同国が「002型」と呼ぶ3隻目とみられる。曖昧な部分があった昨年末撮影の画像に比べて、今回の画像で作業の様子が明確になったという。

「Newsweek」より

この3隻目はリニア駆動(電磁式)のカタパルトを採用すると言われているが、蒸気式になるのか、スキージャンプ式になるのかは今のところハッキリしないようだ。

ただ、それも時間の問題ではあると思う。

支那がまともな空母を手に入れるまでには未だ時間が必要だとは予想されているが、もし、空母を手に入れてその運用ノウハウを蓄積していたとしたら、日本にとって非常に大きな軍事的脅威、外交的脅威になるだろう。

潜水艦も増強

さて、空母を増やせば、当然必要になってくるのが潜水艦である。

中国海軍、新型の原子力潜水艦や駆逐艦を23日披露へ=幹部

2019年4月22日 / 14:24

中国海軍の邱延鵬副司令官は20日、海軍創設70周年を記念する国際観艦式で原子力潜水艦や駆逐艦を含む新しい軍艦を披露すると明らかにした。

習近平国家主席は人民解放軍の近代化を進めており、そのなかで海軍は大きな位置を占める。

中国政府は先月、今年の国防費の伸び率を7.5%とする目標を発表。昨年よりは低いものの、依然として中国の経済成長率目標を上回っている。

「ロイター」より

潜水艦や駆逐艦を披露、というのは、当然ながら空母と一緒に運用することを念頭においたモノである。

いわゆる空母打撃軍を作る事が出来るぜ、と、そういう風にメッセージを出しているのだ。

「中国、潜水艦隊を増強」米国防総省が報告書

2019.5.3 19:46

米国防総省は2日、中国の軍事・安全保障の動向に関する年次報告書を公表した。報告書によると、中国海軍は潜水艦隊の増強を優先課題に掲げ、「2020年までに65~70隻体制となる」と予想した。

 報告書によると、中国海軍は現在、戦略原潜4隻、攻撃型原潜6隻、通常動力の攻撃型潜水艦50隻の計60隻を保有。また、「20年代半ばまでに対艦巡航ミサイルを搭載した093型(商級)攻撃型原潜の改良型を建造する見通し」としており、西太平洋に展開する米海軍の空母打撃群などに対する接近阻止・領域拒否(A2/AD)戦略の強化につながる恐れが高い。

「産経新聞」より

アメリカの国防総省の分析もそれを裏付ける形での報告書を出している。

少なくとも看過出来る状況ではないというメッセージだろう。

日本は何を用意すれば良いか

空母に対して空母を用意するのは的ハズレ

じゃあ日本の海上自衛隊が空母を持てば話は解決するのか?というと、そんな訳はない。

一番のネックは憲法9条だが、この話の出発点はソコではなく、空母を確実に沈没させるための対艦兵器の開発を急ぐ必要があるだろう。

地対艦ミサイル射程、2倍へ改良 尖閣・宮古、対中抑止

2019.4.29 05:0

 防衛省は、南西地域に配備する陸上自衛隊の地対艦誘導ミサイル(SSM)を改良し、射程を現在の約2倍に延伸する検討に入った。艦艇の能力増強を図る中国軍への対処能力と抑止力を高める狙いがある。改良した同型のミサイルを海上自衛隊の哨戒機にも搭載し、空対艦ミサイルとしても活用する。複数の政府関係者が28日、明らかにした。

「産経新聞」より

一応、その方向で話は進んでいるのだが、これだけでは足りない。

これで、一応、宮古島周辺の防衛を、という事にはなるだろうが、宮古島の一部の反対派に阻まれて、弾薬を島から外に出すとかバカバカしい事をやっているようでは先が思いやられる。

そもそも、空からも攻撃できるようにする必要がある為、空対艦ミサイルの開発を急ぐ必要があるし、艦対艦ミサイルだって急ぐべきだろう。

XASM-3の開発を急いでいたにもかかわらず、2020年度から射程距離400km以上の新たなミサイル開発をするとかトンチンカンなことを言っている。

いや、射程を伸ばす必要はあると思うけど、何故、XASM-3を制式化しないのか。意味がよく分からない。

まずはA2AD戦略を

近接阻止・領域拒否(A2/AD)が可能な様に、地対艦ミサイルを備えるという方向性は良いと思う。

しかし、空母が出来ればもっと弾力的な運用が可能になってくる。

もちろん、支那が空母を持ったからと言って直ちに脅威に結びつく訳では無いとも言えるのだろうけれど、脅威が出現してから対策を考えるのでは遅いのである。

既に分かっている脅威であれば、今のうちから対処出来るように備えるべきでは無いのか。

予算が限られているのは知っているけれども、戦略なく予算を削るのは、あまりに愚かしい。

コメント

  1. マスメディア反乱軍 より:

    まさしく、予測される危機にどう準備し万全の対処が試される状況が、刻一刻と近づいていると政府も国民も認識すべきでしょうね。

    宮古島の出来事(お粗末すぎる不手際)は岩屋氏の大失態であり、これだけでも防衛相不適格だと思いっていますよ。 ふゥ~。

    まず、地対艦ミサイルはアメリカ軍とのリムパックで高い評価を受けた12式地対艦誘導弾の改バージョンで、射程を倍に延ばすのは計画されていた話でしょう。
    この兵器を艦対艦誘導弾に応用するために開発中なのが17式艦対艦誘導弾で、スペックは以前から予想された400km以上ですから12式改と共通&共有を目指していそうですね。
    飛翔速度は自衛隊は公表していませんがマッハ3~5位らしく、超音速に分類されMAXマッハ5なら計算上5分以内で着弾しますから、敵艦が避けたり迎撃するのは難しい、だからこそ一刻も早い戦力化と配備が期待されるところです。

    地対艦型は宮古島はもとより最低限で奄美大島のどこかと対馬にも配備して欲しいですね。

    ここまでが敵艦隊(空母打撃群)を400km以内で足止めする最低の防衛ラインとなります。
    同時に必要なのがご指摘の通り空対艦ミサイルでしょう、それも極超音速タイプが望まれます。
    これは、ほぼ全面戦争が前提となる兵器でしょうけど、一発で敵艦を撃沈できる性能が必須で強烈な抑止力となりますから。(もっとも先に制空権を確保するのが条件となりますけどね)
    僕としてはF-2に搭載可能な超高速滑空弾(空対地型)の対艦タイプの開発要素に入れて、バージョンを増やして欲しいと思っています。

    忘れてならないのが、支那もすでに射程3000~4000kmで核弾頭も搭載できるDF-26(東風26)という、「グアムキラー&空母キラー」を実戦配備済みで警戒を怠ってはなりません。

    木霊さんもご指摘の通り支那に対抗して、慌てて軽空母の建造は現実的には難しい問題だと思います。
    まず、4万t以上の基準排水量が必要ですし、できればF-35Bを重装備で離陸させれる電磁カタパルトも欲しい。
    軽空母ともいえるアメリカ級強襲陸用艦ですら4.5万tで、制海戦運用に特化した場合でも戦闘機は20機程度です。

    ここで一番のクリア困難な問題が出てきますね、航空要員はパイロットも含めて1機当たり20~30名が必要な事です。(アメリカ正規空母から試算)
    仮にF-35Bを18機運用するなら(最低の救難ヘリも搭載)航空機運用隊員だけで500~600名、いずも型で操艦要員は470名ですから1000名以上の専従で熟練の自衛官が必要になります。
    常時作戦能力を維持するには最低2隻は必要ですから、2000名の増員と訓練期間を要する話になっちゃいますね。

    莫大な予算を度外視してもこれが最初のハードルとして立ちはだかりますから、余程の事がないと実現は夢想じゃないかなァ~。

    僕は主力護衛艦にレーザー砲を搭載するのが、開発に時間が掛かり遠回りですが一番現実的と考えています。(強力な電力源が必要ですけど、日本の得意分野に期待)
    艦隊同士の無益なミサイルの撃ち合いを避けて全面戦争のリスクを回避できるのは、例えば敵の火器レーダーや管制類をピンポイントで無力化したり・空母甲板上の戦闘機を狙い撃ちしたり・空母のジャンプ台を破壊したり...、いわゆる海上の狙撃兵的な使い方ですね。

    これに加えて潜水艦の増強、具体的には一部噂の出ている無人哨戒潜水艦(機雷も搭載可能)の実用化を急いで欲しい。
    古典的な戦術ですが機雷戦(精密誘導型)で、魚雷と共に海面下から敵の足止めを可能にすると思いますから。

    専守防衛に縛られた憲法がある以上、日本の得意分野で勝負するしかないという、やや消極的な考えになるのが残念ですけど。

    • 木霊 より:

      日本の防衛政策に言及するには中途半端な記事になってしまいましたが、支那への対策を市無ければならない話はこれだけでは無いから頭が痛いですよね。
      空母に関してはまだもうちょっと時間があるので、日本側も今から整備していく必要があると思います。
      しかし、自衛隊は人手が足りないんですよね、主に予算的な影響で。
      困った話です。

      • マスメディア反乱軍 より:

        木霊さん、レスありがとうございます。

        >空母に関してはまだもうちょっと時間があるので、日本側も今から整備していく必要があると思います。

        最新DDH型(いずも・かが)のF-35B搭載は決定済ですから、一応軽空母化は前進しつつありますね。
        F-35Bの調達数が48機の予定から逆算するといずも・かがには8機(2飛行中隊)、次期DDH(もはやヘリ護衛艦ではないですから、マルチ運用を口実にDDMとかの呼称になるかも?)は12機(3飛行中隊)+救難ヘリと物資輸送も兼ねた多目的ヘリ4機程度を考えているのかも知れません。
        4隻に計40機標準配備、残り6機は訓練用&予備機(馬毛島がもめていますけど)で残る2機は飛行開発実験団で研究開発専用機...、こんなシフトかな?
        それでも、いずも型19500tの倍の40000tクラスになるでしょうし、操艦要員・航空機要員を合わせると最低1500人規模になるんじゃないでしょうか。

        >しかし、自衛隊は人手が足りないんですよね、主に予算的な影響で。
        >困った話です。

        つまり政治とは予算って事ですねェ~、欧州並みの防衛費がどうとかGDP比2%がどうだとか不毛化しかねない議論より、国民の命と財産そして国土を守る為という真摯な論理構築が抜けていると考えています。
        「給与や老後の待遇を高くするから命を張れ!!」というのも、真剣に国防に携わってきた自衛官の皆さんに失礼な話とは思いますが、やはり待遇改善の一環として徐々に上げていって欲しいですね。

        P.S.
        莫大な金が掛かるFX-3ですがアメリカのちょっかいを排除し、あくまで純国産を目指すべきと考えてます。(アメリカが許さない先進的な性能を会得するのが目的)

        他を圧倒的に凌駕するスティルス性能に加え、単座型は制空権を圧倒的に維持可能な対空能力(最強と言われるF-22さえ寄せ付けない)、複座型には誘導可能な無人攻撃機複数を操れる能力...、「令和のハイパー・ゼロ」を目指すなら純国産にこだわるべきでしょう。

    • あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_3 より:

      マスメディア反乱軍様

      日本の誘導弾開発は(予算が乏しいので)ファミリー化・流用が徹底されているようですね。

      >地対艦ミサイルはアメリカ軍とのリムパックで高い評価を受けた12式地対艦誘導弾の
      >改バージョンで、射程を倍に延ばすのは計画されていた話でしょう。
      >この兵器を艦対艦誘導弾に応用するために開発中なのが17式艦対艦誘導弾で

      Wikipediaの記事を見ると、系譜は、

      12式地対艦誘導弾→17式艦対艦誘導弾→12式地対艦誘導弾(改)&哨戒機用新空対艦誘導弾

      のようです。
      この系譜から判断するに、17式艦対艦誘導弾の速度は亜音速だと思われます。
      (「ハープーン」系統と言えそうです)

      >地対艦型は宮古島はもとより最低限で奄美大島のどこかと
      >対馬にも配備して欲しいですね。

      奄美大島には、12式地対艦誘導弾が配備されました。
      ソース)南海日日新聞「地対艦ミサイル公開 陸自両施設概要説明」2019年4月1日
      >陸上自衛隊は31日、奄美駐屯地(奄美市名瀬大熊)と瀬戸内分屯地(瀬戸内町節子)
      >の両施設の概要や装備品について報道機関に解説し、瀬戸内分屯地に整備する
      >大規模弾薬庫の規模や最新鋭の地対艦ミサイルについて説明した。
      注)瀬戸内町(鹿児島県大島郡瀬戸内町)は奄美大島内の地方自治体の一つ

      なお、石垣島への配備が準備されてます(例によって、パヨクが騒いでいますが)

      >同時に必要なのがご指摘の通り空対艦ミサイルでしょう、それも極超音速タイプが
      >望まれます。

      この話でしょうか?
      ソース)共同通信ーロイター「防衛省、極超音速ミサイル開発へ」2018年9月19日
      >防衛省は、マッハ5以上の速度で飛行し、相手のレーダー網などをくぐり抜ける
      >「極超音速巡航ミサイル」の開発に乗り出す。2019年度予算の概算要求に、
      >極超音速を生み出す特殊なエンジンの技術研究費として64億円を計上した。
      ソース)ZAKZAK(夕刊フジ)「防衛省、長距離巡航ミサイル開発へ…抑止力を強化 F35に搭載「敵射程外から反撃可能」」
      >政府筋によると、開発のベースは国産空対艦ミサイル「XASM3」。マッハ3
      >程度の超音速で飛行でき、迎撃されにくいのが利点だが、射程が200キロ弱で
      >実用性が問題視されていた。今後、燃料を増やすなどの改良を加え、射程を伸ばす。

      個人的には、(巡航ミサイルではない)空対艦ミサイルとしては、射程200kmで十分だと思いますが…

      最後に、

      >僕は主力護衛艦にレーザー砲を搭載するのが、開発に時間が掛かり遠回りですが
      >一番現実的と考えています。(強力な電力源が必要ですけど、日本の得意分野に期待)

      個人的には、レーザー砲を艦船に搭載する場合、高角砲・両用砲・機銃の代わりにしかならないと考えます。これは(威力ではなく)電磁波(光・電波)の直進性の問題です。
      海面上では、水平線まで約5kmとのことです。その先の海面は見えません。なので、敵艦船や敵地攻撃には不向きと考えます。
      CIWS「近接防御火器システム」には、レーザー砲は有効と考えています。

      • マスメディア反乱軍 より:

        あるけむさん、レスありがとうございます。
        いつも僕の抜けた書き込みに修正や補足をして頂き感謝しています。(微笑)

        >奄美大島には、12式地対艦誘導弾が配備されました。

        完全に見落としていた最新情報でした、つまり沖縄近辺の防御を含め支那艦隊を太平洋には出させないという意思表示にもなりますね。

        >なお、石垣島への配備が準備されてます(例によって、パヨクが騒いでいますが)

        島嶼防衛の為には宮古島配備だけでは心もとないと感じていましたので、これは早急に現実化して欲しいもんですね。(極左を排除できる手段を考えたら日本版ノーベル平和賞ものとすら思っています)
        台湾の裏側に当たりフィイリピンとの間のパシー海峡(旧日本軍にとって忘れてはならない大量虐殺で多くの日本兵が犠牲なった場所)への出口が石垣島ですから、このルートでの支那の南シナ海への進出の楔ともなります。
        米台比との安全保障体制のアピールも目的かな?

        >個人的には、(巡航ミサイルではない)空対艦ミサイルとしては、射程200kmで十分だと思いますが…

        仰る通り、超音速でF-35Aに搭載可能なら攻撃力&防御も含めて200kmで十分でしょうね。
        僕が開発中の極超音速ミサイル(これは対地用で子爆弾を使い敵の火力網を広範囲で打撃するのが主)にこだわるのは、全面戦争必至となった場合にいち早く一撃で敵空母やイージス艦を撃沈し、敵艦隊の戦闘能力を奪う事にありますから、空対艦バージョンが必須と考えてるからです。
        これを使う(使わざる得ない)ケースは、日本にとって非常にヤバイ究極の選択肢になりますが、抑止力として絶対に欠かしてはダメな装備と考えています。

        >個人的には、レーザー砲を艦船に搭載する場合、高角砲・両用砲・機銃の代わりにしかならないと考えます。これは(威力ではなく)電磁波(光・電波)の直進性の問題です。
        >海面上では、水平線まで約5kmとのことです。その先の海面は見えません。なので、敵艦船や敵地攻撃には不向きと考えます。

        何度かNIFCAについて書いてきたのに、「水平線の存在」を完全に忘れていました。恥ずかしい!!(苦笑)
        現代戦で戦闘艦どうしの至近距離での対艦戦はあり得ませんからね。
        全面戦争を回避し敵艦隊の目と耳をい戦闘意欲を削ぐ事ばかり考えていましたので、長距離からレーザーで火器レーダーや防空レーダーを無力化できればなァ~と妄想が先に立っての大失敗ですね。(大反省)

        スターウォーズの様に戦闘機のレーザーで敵艦にダメージを与えるのには、まだまだ相当時間が掛かるって事。
        護衛艦なら高出力で小型の発電システムさえあれば、レーザー兵器を運用できるのではとこれも先走り...。

        >CIWS「近接防御火器システム」には、レーザー砲は有効と考えています。

        この実現が先になりますね、でも是非各国に先行して実戦配備して欲しいもんです。

  2. 暇人 より:

    支那の軍拡、近代化のスピードはスゴいものがありますね。国内マスコミはほとんどスルーしていますが。

     地対艦ミサイルは12式までは、上陸間際の相手を迎撃することが主目的のようで、運用構想図を見ても陸上に置いたレーダにて目標を標定しています。これでは広く海域をコントロール(封鎖)するのは難しいです。一方、これから開発するミサイルの構想図では航空機等とのデータリンクが入っていますので、これでようやく海域コントロールに使えるようになるのでしょう。同時に哨戒機用も開発するようです。

     XASM-3はできあがった頃には能力不足になってしまった例ですね。最近はデータリンク、中間誘導により水平線越えでも対空ミサイルを誘導できるようになってきています。こうした対空ミサイルを支那が開発装備するかもしれないことを考えると、150~200kmの射程では足らなくなってきたのでしょう。

    • 木霊 より:

      共産党が一党独裁の状況ですから、判断は速いし、金も使いたい放題なのでしょう。
      資金投入をここまでできるというのは、国力を上げる為には有利なんでしょう。

      XASM-3に関して、僕は飛距離を伸ばすことは重要であるとは思っています。
      ただ、改良版を導入するにせよ、今、完成まで漕ぎ着けた兵器を制式化しないというのは、ちょっと勿体ないし、そんな時間的余裕があるのか?という気がします。
      ASM2と比べて射程があまり変わらないという点は確かにしょんぼりですが、XASM-3はASM1との置き換えを目指して作られたのですから、後から改良版を導入するにしても制式化して欲しかったというのが本音であります。ASM1は射程が50km程度ですからねぇ。

      • あるけむ(R.K.M)@fwbc1965_3 より:

        木霊様
        マスメディア反乱軍様

        XASM-3に関する件なので、まとめてコメントさせてください。

        木霊様のコメント:
        >XASM-3はASM1との置き換えを目指して作られたのですから、

        確かに、XASM-3はASM-1およびASM-2との置き換えを目指して作られたようですが、(少なくとも)重量がASM-2の約2倍というところで、置き換えには無理があるのではないかと考えます。

        あと、F-2の開発理由である「一機に空対艦ミサイル4発搭載可能」という条件をXASM-3の場合、重量過多で満たせないのではないかという疑問があります。

        ハープーン系統とXASM-3の混用には戦術的に効果があると考えます。
        (タイミングを合わせて、両方をぶち込むとか)

        マスメディア反乱軍様のコメント
        >超音速でF-35Aに搭載可能なら攻撃力&防御も含めて200kmで
        >十分でしょうね。

        XASM-3は「機外搭載」ならF-35A/Bに搭載可能だと思います。「機内搭載」(ウエポンベイに搭載)は、全長がハープーンより長いので不可能でしょう。
        参考)Wikipediaの記事「F-35 (戦闘機)」
        >空対艦ミッションでは、ウェポンベイには搭載できないハープーンなどの
        >対艦ミサイルを主翼下に搭載して運用するが、

        ただ、「機外搭載」だとステルス性無視なので、F-35系にこだわる意味はないような気がします。

      • マスメディア反乱軍 より:

        あるけむさん、再びレスありがとうございます。

        >XASM-3は「機外搭載」ならF-35A/Bに搭載可能だと思います。「機内搭載」(ウエポンベイに搭載)は、全長がハープーンより長いので不可能でしょう。

        できるだけ高速で射程が400kmとかの要求スペックで、F-35のウェポンベイに搭載までは無理難題なんですね。

        >ただ、「機外搭載」だとステルス性無視なので、F-35系にこだわる意味はないような気がします。

        ということは、F-2で運用ってことですね。
        戦闘爆撃機のF-15Eが欲しいところ...、ですね。

        P.S.
        それにしてもあるけむさんを筆頭に、皆さん多種多様な兵器の性能だけでなく、搭載武器の可否や運用までお詳しいのに感心しています。(微笑)

        数年前に目立ちたいだけの橋下が、「今でもアメリカ第7艦隊は核を持ち込んでいる」とか知ったかぶりのコメントして大恥かいちゃった事がありました。
        少なくとも防衛省や外務省関連を得意畑とする議員達は、僕たちど素人でも指摘できるこういう常識くらいは普通に把握しておいて欲しいもんです。
        政策秘書の質を上げて有能な人材を雇えばいい話で、ケチったツケは議員本人にブーメランで返ってくるだけなのにねェ~。(冷笑)

  3. 暇人 より:

    木霊さん、お返事ありがとうございます。

     ナチスドイツ、スターリン体制のソ連を見るに、独裁体制というのは内政を無視して、外に対する方向へ注力するのに好都合なのかもしれません。

     XASM-3に関しては、当初計画では2003年開発開始、2010年装備化の予定だったのが、予算が付かず、開発開始が遅れて2018年に完成に至っています。
     おそらくは2003年にまとめた仕様のまま開発してしまい、今から装備しても数が揃う頃には旧式化しかねない、という危惧、もしくは遅らせても未来の脅威に対応できる物を、ということなのでしょう。
     英断かもしれませんが、ちぐはぐ感は否めません。陸自の03式SAMはデータリンク、目標情報の共有により、見通し線外目標への攻撃も行えます。同じような海の「NIFCA」が構想されたのは2010年頃からですが、地対空ミサイルで実用化されていれば艦対空ミサイルに適用されるのも時間の問題であることを考えれば、2003年の時点で大幅な射程の延伸が必要だったかと思います。
     XASM-3は「超音速対艦ミサイルは西側諸国にはないから、国内開発する」でミサイルの速度重視、射程は二の次になってしまった感があります。

  4. マスメディア反乱軍 より:

    空母の記事とは外れますが中央日報からのF-35Aに関する引用です。

    >現在、日米同盟が拡大している。驚きつつもうらやましい。たとえば米国はF35設計機密を日本に与えると破格の提案をした。反面、韓国にはAESA(アクティブ電子走査アレイ)レーダー技術さえ提供していない。

    単にブラックボックスなのを恨んでいるのか(当たり前の処遇ですけど)判りませんが、戦闘機の要である「射撃統制システム」はやはり日本とは大きな差があるみたいです。
    モンキーモデルだとしても不思議じゃないんですが、少なくともバージョンアップの際には日本は国内で対応可能、南朝鮮は機体ごとアメリカ本国に送っての対応になるでしょうねェ~。

    高額な故に数を揃えにくいF-35シリーズですから、これは致命的な運用機会損失じゃないかな?
    順次やり繰りしながら国内で改修できるのと、輸送期間を含めアメリカのメーカー頼りしかないのとでは、実働時間に雲泥の差となるでしょうからね。

    ただでさえ正味の運用効率が劣悪な南朝鮮空軍ですが、日本と同じ整備レベルであったとしても、50機をマトモに運用するには1.5倍くらいに増やさないとアメリカに送っているロスト期間は補えない。

    P.S.
    記事の本題は日韓の安保への危機感がメインでした、日本の基地から補給がなければ1週間しかもたないとか、今更ながらGSOMIAの重要性がどうとか、レッドチームと認定している日本には関係ない都合の良い愚痴三昧でした。(冷笑)