4月末に日米首脳会談の予定か

北米ニュース

さて、ムン君がわざわざアメリカに行ったのは、この日米首脳会談の日程の影響もあったとは思われる。

4月下旬に日米首脳会談 “北”問題や貿易について協議

2019年3月22日 金曜 午前6:23

安倍首相は、4月下旬にアメリカを訪問し、トランプ大統領と首脳会談を行う方針を固めた。

複数の政府関係者によると、日米首脳会談は4月26日ごろに行われる見通しで、北朝鮮問題への対応のほか、日米の貿易問題についても話し合われる予定。

「FNN PRIME」より

大相撲の表彰がどうとか言うニュースも見かけたので、ああ、日本に来るんだな、くらいの印象しかなかったが、トランプ氏が遊びに来るわけもないので、やっぱり首脳会談は設定されるのだろう。

それにしても、ちょっと前まで5月とか言っていた気がするんだが?

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青木功にも会わせろ!

トランプ流のワガママ

テレビのニュースはこんな話で盛り上がっているようだ。

トランプ氏 ゴルフと大相撲プラン 5月 国賓として来日時

4/13(土) 1:07配信

ゴルフに大相撲と、5月に国賓として来日するアメリカのトランプ大統領への「おもてなしプラン」が見えてきた。

5月26日に、日本滞在中のトランプ大統領が安倍首相とゴルフをし、プロゴルファーの青木功さんも同伴する方向で、政府が調整を進めていることがわかった。

「FNNニュース」より :リンク切れ

トランプ氏、日本滞在初日に大相撲観戦 土俵上がる案も

[ 2019年4月16日 05:30 ]

 トランプ氏は日本滞在初日の5月26日に大相撲夏場所千秋楽を両国国技館(東京都墨田区)の正面升席で安倍首相と並んで観戦する方向。セレモニーでトランプ氏が土俵に上がる案も出ている。要人警護の担当者用の席を確保する必要があるなど警備上の問題で関係者は神経を張り巡らせている。

「スポニチ」より

この記事は5月末って話になっているわけだが、実は5月末の予定とは、冒頭の記事は別件であるようだ。しかし、よく考えてみたら、何れに祖手も御代替わりの行事が目白押しの時期である。警備の人が足りないとか大騒ぎになりそうだな。

ただまあ、この辺りの御代替わりのスケジュールも、トランプ氏の訪日に影響する可能性はあると思う。

そうした事情はあるのだろうが、その辺りに目を向けないように、こんなワガママを言ってニュースを提供する辺り、駆け引き上手だとは思う。

ただ、偽らざる本音の可能性も高いのが、このトランプ氏の凄いところであり、えげつないところでもある。

トランプ氏は、5月と6月に日本を訪問する予定で、4月の会談が実現すれば、3カ月連続で首脳会談を行う、異例の対応になる。

「FNN PRIME」より

とはいえ、4月末に本当に来るかどうか行くかどうかは、まだハッキリ決まっていないようではある。

訪日の目的は?

で、この手のトランプ氏のワガママはともかく、アメリカの大統領がわざわざ日本に来る理由の1つはこれだろう。

日米通商交渉、為替・自動車数量制限は16日に話す=茂木担当相

2019年4月16日 / 09:55 /

[ワシントン 15日 ロイター] – 茂木敏充経済財政担当相は15日、日米通商交渉の初会合後に記者会見し、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と昨年9月の日米首脳会談での共同声明に沿って、交渉を進めるという基本方針を再確認したと述べた。その上で為替条項や自動車の数量制限など米側が要求するとみられる項目については、2日目の交渉終了後に説明するとした。

「ロイター」より

良くも悪くも貿易に関しては、トランプ氏の政策の核になっている部分があり、それが支那との貿易戦争にも大きく影響している。

当然ながら日本に対しても大きな要求を突きつけてくることは間違いの無い話である。

ただ、日本としては「じゃあTPP入ったら?」という話を出来る分だけ、強みはある。何しろ、巨大な経済圏を形成すれば、アメリカにとっても大きなメリットが得られる。

もちろん、トランプ氏にも事情があり、大統領選挙で「TPPは離脱だ!」とぶち上げた事もあるので、なかなかこれを覆すことは出来ないし、しないだろう。

トランプ氏は、非常に単純明快に、選挙公約として掲げた内容は忠実に実行し、そこを評価されている。だからこそ、そこは譲らないと思われるのだ。

日本としてはTAG交渉と主張し、あくまでもサービスを含まない物の貿易に関する協定を結びたいという意向を見せているが、アメリカ側はあくまでFTA交渉だと主張し、サービスも含んだ話にしたい。特に手を突っ込みたいのは保険の分野だろう。

しかし裏の目的は対支那対応の連係

もちろん、貿易交渉がメインではあるのだろうが、トランプ氏としては4月、5月、6月と頻繁に日本に来るようなと話し合わねばならないような話にはならないだろう。

日中外相会談、6月の習主席訪日に向け調整へ  2019年4月15日 18時26分  中国を訪問していた河野外務大臣は、王毅外相と会談し、今年6月の習近平国家主席の訪日に向け、調整を進めることで一致しました。

 「習近平国家主席の出席も予定されるG20大阪サミットの成功に向けて、お互いに協力していこうと確認をした」(河野太郎外相)

「TBS NEWS」より

一つはこれ。

結局、トランプ氏のメインターゲットは支那との貿易であり、日本との貿易不均衡というのは、まだ話ができる相手なので後回しで良いのである。

そして、支那が日本に擦り寄ろうとしているのが現状なのである。

日中協力強化を確認=河野外相、李首相と会談

2019年04月15日13時22分

【北京時事】日中ハイレベル経済対話のため中国を訪問した河野太郎外相らは15日午前、北京の中南海で李克強首相と会談し、協力の強化を確認した。この後、河野外相は王毅国務委員兼外相と会談。6月末に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた習近平国家主席の初訪日実現に向けて意見交換する。

「時事通信」より

河野氏が、現在、支那に行って会談をして「関係強化しよう」というような報道がなされているが、AIIBへの参加も、一帯一路への参加も、日本側は断っている。

中台緊張!は「アメリカのせいだ」

2019年4月2日 13:30

<中国軍が台湾に対して軍事力を誇示しているのは「手を引けというアメリカへのメッセージだ」>

中国軍の戦闘機が中国本土と台湾を隔てる台湾海峡の実質的な停戦ラインとされている「中間線」を越え、国際社会が身構えるなか、中国共産党機関紙の人民日報系のタブロイド紙である環球時報は4月1日、中国側は確信犯的な声明を発表した。

3月31日、中国空軍の戦闘機「殲11」2機が中間線を越えて、一時台湾本島側の空域に入り、10分間ほど飛び続けた。台湾側からも戦闘機数機が緊急発進をかけ、一時海峡は緊張に包まれた。台湾側は中国が「無謀で挑発的な行動」だと非難し、「地域の安全と安定に重大な影響を及ぼす」ものだと警告した。

「exeiteニュース」より

今、アメリカは台湾との関係を強化している。

これは、対支那戦略の裏返しではあるのだが、太平洋に出ようとしている支那の軍事的な勢いを止めるというのも、アメリカの利益に繋がる話なので積極的に行っている。

このラインの一端を担うのは日本であり、アメリカは寧ろ日本の自衛隊に積極的に日本のシーレーンを守るような行動をするように働きかけをしている。

日本には憲法9条の足枷があって、この上手く動けないでいるどころか、先日はこんな話もあった。

「弾薬保管 だましうち」 住民ら式典に怒号 宮古島市の陸上自衛隊

2019年4月8日 08:00

 沖縄県宮古島への陸自配備に反対する市民団体でつくる「4・7抗議行動実行委員会」は7日、宮古島駐屯地前で抗議集会を開いた。約60人の市民が参加し「だましてミサイルを持ち込むな」「祝賀式典は私たちには全くめでたくない」と抗議の声を上げた。

「沖縄タイムス」より

ミサイル基地を置くのに、何故そこに武器弾薬を置いてはダメなのか、何のための基地なのか、という。

ともかくこうした日本の防衛政策の弛みに関して、注文を付けるというのも日本訪問頻繁に日米首脳会談をする目標だったのだろう。

北朝鮮問題は動き出す

潜水艦新造計画?

そして、先日行われた米朝首脳会談の結果を受けて、アメリカは日本との連係を確認する積もりだと思われる。

これは、延いては支那との対応ということなので、北朝鮮の話はおまけ程度の話ではあるのだが、この話は動き出していると見るべきかも知れない。

北朝鮮、新型潜水艦の建造を継続か 米分析サイト

2019/4/13 11:50

【ワシントン=永沢毅】米国の北朝鮮研究サイト「38ノース」は12日、北朝鮮が弾道ミサイルを搭載できる新型潜水艦の建造を続けている可能性があると指摘した。3月23日に北朝鮮東部の新浦(シンポ)の造船所を撮影した商業衛星写真で船体に使われるとみられる物体が確認されたが、4月5日にはなくなっていたという。

「日本経済新聞」より

北朝鮮に「新型弾道ミサイル潜水艦」建造の動き! ミサイル発射実験再開以上の脅威!

2019年4月13日 09:00

 4月5日、韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、北朝鮮が新浦の造船所で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載可能な新型3000トン級潜水艦の建造へ本格的に乗り出したと報じた。

「exciteニュース」より

こうしたニュースが出ていたが、特定の筋からのリークだと思われる。

これが本当の話かはよく分からないが、イラク戦争の前にイエローケーキが発見されたというニュースが流れたことがあった。しかし、いざ戦争を始めたら、大量破壊兵器や毒ガス兵器は見当たらなかったという話がある。

真実は何かよく分からないが……、そうした仕込みの可能性はあるように思う。

コメント

  1. マスメディア反乱軍 より:

    木霊さん、おはようございます。

    トランプ大統領の子供並みのオネダリはご愛嬌でいいんですが、目的は日米貿易是正がメインなので油断は禁物ですよね。
    文クンをあれほど冷遇しコケにしたんですが、唯一の社交辞令は「たくさんの買い物=兵器を買ってくれる。」って抜け抜けと言い放つくらいですからねェ~。

    安倍ちゃんの戦略カードは判りませんが、押し返す度胸と知恵が試されるんじゃないでしょうか。
    ご指摘の様に幸いトランプ大統領のメインターゲットは支那なんで、今は日本と変に拗れるとマズいと思わせられるか...?

    ゴルフもいいし大相撲観戦でもいいし、ここは文クンとの待遇の決定的な差を、意図的に演出するくらいしていいんじゃないかな?(笑)

    約1年近くかかる皇室行事による新天皇陛下への謁見は無理だと思いますが、4・5・6月続けて日米首脳が会談するとも考えにくいし(やれるうちにやる方がいいけどね)、結果はどうなるんでしょうねェ~? 楽しみでもあり貿易交渉への不安もあり僕としては期待半々ですね。

    • 木霊 より:

      貿易関連のニュースは本日のメニューに載せさせて頂きました。
      ちょっと切り口は別なんですけどね。

      会談がどのように行われるかは、僕も注目していきたいと思います。

  2. マスメディア反乱軍 より:

    日米首脳会談の内容なんですが、当然北朝鮮情勢と緊張化する台湾vs支那情勢への日本の姿勢を問われるかもですね。

    北朝鮮に対しては経済制裁が効きトランプ大統領はどっしりと構える余裕があるのですから、ニコニコ笑って「金豚クン最高!!」と持ち上げつつ、当然ですがレベル毎の軍事オプションは裏で維持しているでしょう。
    北朝鮮が核開発を続けミサイル施設の修復をするのは、アメリカにとっては想定内のはずですが、万一金豚クンが挑発行動をとればそれでトランプ大統領との蜜月(演出された)もオジャンとなりますから、そこまで無謀な自己破滅を選ぶとも思えない。

    でも、日本としてはスカッドER&ノドンの短距離弾道ミサイルの脅威は残ったまま...、このリスクを最小限に留める折衝が安倍ちゃんの使命じゃないかな?
    だって、アメリカ本土攻撃阻止>ハワイ・グアムのアメリカ領土攻撃阻止>日本攻撃阻止が、アメリカファーストの基準のはずですからね。

    究極で共通の敵である支那については東シナ海防衛を根拠に、日米安保に元ずく集団的自衛権の発動を求められる(強要かな?)可能性があると考えています。
    まあ、いずれ近い将来厳しい決断しなきゃいけない事案なんで、日本も覚悟を決める心構えは必要なんですけどね。

    台湾も民進党は分裂選挙必至・鴻海の郭台銘董事長(会長)も国民党から出馬を検討中とか?
    選挙結果次第では台湾が大きくブレる可能性も出てきました。
    国民党の大統領となれば日米の対支那&対台湾政策に大きな影響が及ぶでしょう。

    支那も台湾には内政干渉&暗躍で必死で揺さぶりを掛けてきていますから、アメリカに続いて日本も強力な台湾支持(民進党政権への)を否が応でも発信しなきゃならなくなるかも。
    事なかれ主義の中途半端な対応が一番マズいんじゃないかな?

  3. 名無し より:

    本稿内で何度かトランプ氏が4月に訪日するのか?との言及がありましたので
    気になっていたのですが、

    冒頭の引用記事にもありましたが、4月末には安倍首相が訪米するのであって、
    トランプ氏は4月中に日本に訪問はしないはずです。

    ただ5月、6月は確実に来日するでしょうし
    アメリカ大統領が同国を2ヶ月連続で訪問することはかなり珍しい状況だといえます。

    • SNOW より:

      まあムン君との記者会議で会談そっちのけで
      タイガー優勝の話題で盛り上がっていたから
      かの全米オープンで帝王ニクラスと死闘を繰り広げた
      レジェンドの青木氏とゴルフできるのは
      トランプ氏にとってこれ以上ないご褒美かとおもいますが。

      ゴルフ外交って相当効果あると思いますよ

    • 木霊 より:

      ご指摘通り、おかしいですよね。
      どうやら記事を書いているうちに勘違いが発生したらしく、正しくない情報でした。

      修正させて頂きました。
      ありがとうございます。

  4. あばお より:

    ただ習近平は6月に来ても国賓にはならないんですね。
    次の国賓は年末のローマ法王で決まっていますから
    日本は原則国賓は年に2人って決まっていますから

    • 木霊 より:

      ならないようですねぇ。
      今のローマ法王に敬意を払うのはちょっと……、と感じる様な報道を見かけるので、何とも複雑なんですが。

      トランプ氏を機嫌良くさせておくために国賓扱いというやり方もアリかもしれませんが、まあ、トランプ氏にはまだ機会があると言うことで。

      • あばお より:

        ただローマ法王は日本の皇室経歴に順ずる歴史を持っているから
        無碍にはできない部分があるので

        設立100年にも満たないどこぞの愚民国家と同列にするなっていうことですね。