おお、スゴイネ。
ファーウェイがAndroidに代わるスマホOSを開発中、米国との緊張激化に備え
2019年3月15日
米国とファーウェイの緊張関係は和らぐ気配がない。先週この巨大電子製品企業は、同社製品の使用禁止は憲法違反として米政府を訴訟した。一方、今週初めに米国は、ドイツがファーウェイの5G製品を使うことに関して同国の諜報機関を威嚇した。
「techcrunch」より
AndroidがスマホのOSとして世界的に広まった背景には、アメリカの技術力もあったと思うけれども、真っ先に市場に出したという事が大きいと思う。googleの世界戦略の一端を担っていた事も大きいと思う。
Androidよりも先にiOSの方がブレイクした感じはあるが、結局シェアはAndroidが獲得してしまった。日本においてはiOSのシェアはかなり高いみたいだけど。
さておき、ファーウェイの判断は正しいだろう。
当然ながら同社は、関係のさらなる悪化に備えて、Androidに代わるモバイルオペレーティングシステムを内製しはじめた。同社が独自のモバイルOSを作っているという噂は1年前からあったが、今回は同社モバイル部門のトップRichard Yu(余承東氏)が、その新しい予備システムに言及した。
「独自のオペレーティングシステムを準備した。Androidを使えなくなったら、それに代わるB案がすでにある」とこの役員は言った。
そして、多分その実力もある。
「Mate 20 Proの独自EMUIは単なるUIではなくOSだ」
2018年11月30日, 午後06:30
同社の端末にはこれまで、継続的に「EMUI」が搭載されてきました。Androidをカスタマイズしたメーカー製UIの一種ですが、この開発をリードしているのはソフトウェアエンジニアリング部門の社長、Wang Chenglu氏。
~~略~~
Wang氏「ファーウェイにとっての強みは、ハードウェアとソフトウェアを密に連携できるところです。それができるのは、ハイシリコンのチップを搭載しているからでもあります。EMUIは名前こそUIですが、実際には完全なOSと言えます。ドライバだけでなく、Linuxのカーネルや抽象化層まで、(Androidに)最適化と修正をほどこしています。
もちろん、Androidベースで弄くったシステムが提供できることと、OSをいちから設計することは違う。
しかし、巨額を投じて全世界から技術者を集めているのだから、独自OSを作る事も時間の問題なのだろうと思う。
実際に、モバイルOSはAndroidやiOS以外にも、殆ど使われていないBlackBerry OS、Firefox OS、Symbian OS、Windows Mobile、Tizenなんかが存在する。
そして、導入が頓挫してしまったTizenにはサムスンが一枚噛んでいて、サムスン自身は以前にも独自にbadaというOSを出して、搭載機を販売していた。サムスンですらやれるのだから、ファーウェイにだって出来る。
ただ、世界的に利用されるようになるのかどうか?という点は、色々な状況が絡んでいるので、支那国内で使えるだけの端末になる可能性が高そうである。
そうすると、ファーウェイはいよいよ追い詰められる。そうなる前に世界的に配るという対応が出来れば、Androidを追い落とすことが可能かも知れない。案外、アンチgoogleのユーザーもいるからね。
これも一つの情報戦の形といえよう。何しろ、ファーウェイのバックには支那共産党がついているのだから。
コメント
僕のスマホもAndroidなんですが、ファーウェイやサムソンは元より支那・南朝鮮製は今後も絶対に使いたくないですね。
とはいえ、今やスマホの利便性は欠かせない生活環境なんで、スマホ生産国とOS提供国が絡み合い安く便利な機種が提供されても飛びつかない自覚と自己防衛意識が必要かな?
その為にもGoogleにはAndroidⅡを早く開発し市場に投入して欲しいし、南朝鮮・支那製のスマホ(PC関係や周辺機器も含む)の排除を期待しています。
でも、知らない人達もたくさんいるわけでスマホ契約で安さに釣られ(自由主義経済の選択の自由ですから仕方ない)、いつの間にかOSも本体も敵国製となって巷に溢れるのが嫌なんですけどねェ~。
一番大きなリスクは開発費&人材を含め巨額な投資を可能にする、支那共産党の何でもやれる覇権体制なんで、アメリカの仕掛けた貿易戦争が世界の自由主義国家の戦略として、「支那封鎖」まで高まるかがポイントかなァ~。
先日の記事の様に、すでにイタリアなんかが切り崩しにあっていますから、色んな意味で心配のタネは尽きませんね。
まっ、力のない僕としては個人レベルでの意地を張り、ささやかな抵抗を続けていしかないかな?
本当はこういう嫌悪感からの不買なんて動機は幼稚でつまらないんですけどね...。
そうですが、僕はお恥ずかしい話ですが、ファーウェイ製のタブレットを1つ持っています。
なんかこう、Docomoのキャンペーンでお安く配っていたのですよ。
結果的には失敗だったかなぁと……、不具合続出なんですよね。単に運が悪かっただけかも知れませんが。
さておき、ファーウェイの戦略自体は正しくて、数の力で押していけば覇権がとれる……、可能性はあるんですが、googleの牙城を崩すには色々と足りないので、直ぐには難しいでしょうね。
バイドゥと連係した支那国内限定のOSというのであれば成立する可能性はありますが、なんとも。
僕個人としても出来るだけ特亜製品は避けているのですが、どうにも避けきれないケースも出てきちゃっているんですよね。タブレットも出来れば別のにしたいのですけれど(汗